2016.5.23. 出題:加藤賢悟 数理統計 宿題 6 (提出不要)
問題
記号は講義で用いたものに従うとする.以下,(Ω, F, P )を確率空間とする.
1. µ ∈ R, τ > 0に対して,N (µ, τ )のフィッシャー情報行列I(µ, τ )を計算せよ.
2. fをコーシー分布の密度関数とする.このとき,分布族{σ−1f ((·−µ)/σ) : µ ∈ R, σ > 0} に対して,フィッシャー情報行列I(µ, σ)を計算せよ.
3. (デルタ法). Ynをr.v.’sとし,あるθ ∈ Rとσ2> 0に対して,√n(Yn− θ)→ N(0, σd 2) とする.また,g : R → Rをθで微分可能な関数とする.このとき,√n(g(Yn)−g(θ))→d N (0, g′(θ)2σ2)を示せ.
4. µ ∈ R, σ2 > 0に対して,X1, . . . , Xn∼ N(µ, σ2) i.i.d.とする.このとき,σ =√σ2の MLE bσに対して,√n(bσ − σ)のn → ∞のときの漸近分布を導出せよ.
5. θ > 0に対して,[0, θ]上の一様分布をU [0, θ]と表す.X1, . . . , Xn∼ U[0, θ] i.i.d.に対
して,MLEがθ = Xb (n)で与えられることを確認せよ.また,n → ∞のとき,
n(θ − X(n))
→ Ex(1/θ)d
を示せ.従って,この例に対しては,MLEの漸近正規性は成り立たない.
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