巻頭言
目に見える法整備支援へ 法務総合研究所総務企画部長 小島 吉晴 1
特集
財団法人国際民商事法センター 5
財団法人国際民商事法センター創立のころの思い出
公証人(元検事)本江 威憙 6 財団法人国際民商事法センター設立の経緯及び運営体制
財団法人国際民商事法センター 前事務局長 金子 浩之 12 国際民商事法センター(ICCLC)の役割と今後の課題
財団法人国際民商事法センター理事長 原田 明夫 19 唇歯輔車の関係∼器(うつわ)を整える∼
水戸地方検察庁次席検事 山下 輝年 23
国際研修
第28回ベトナム法整備支援研修・第29回ベトナム法整備支援研修・
第4回カンボジア法曹養成支援研修・第1回「中央アジア比較法制研究セミナー」 32
国際研究
ベトナム最高人民検察院クアッ・ヴァン・ガー次長検事講演録
国際協力部教官 森永 太郎 70 講演 ベトナム最高人民検察院次長検事 クアッ・ヴァン・ガー
「ベトナム司法改革における検察院制度改変に関する諸問題」 71
「ベトナム刑事訴訟制度に関する最近の重要論点」 84
中国民事訴訟法制紹介 国際協力部教官 亀卦川健一 97
「中央アジア比較法制研究セミナー」 特別案件調査団
国際協力部教官 杉山 典子 155
国際協力の現場から
カンボジア・モンゴルにおける法整備支援
独立行政法人国際協力機構公共政策部 琴浦 容子 169 ベトナム滞在記 法務総合研究所主任国際協力専門官 稲元 能生 174
活動報告
大学などに対する国際協力部教官の派遣授業について
国際協力部教官 亀卦川健一 180
国際協力部活動報告 190
お知らせ
本の紹介 「法務通訳翻訳という仕事」
信州大学経済学部専任講師 丸橋昌太郎 191
E∼MAIL 69,178
掲載記事索引(34号∼37号) 194
取 ICD NEWS取 第ア8号 ァ009.ア 取 1取
~ 巻頭言 ~
取
目に見える法整備支援へ
取
取
法務総合研究所総務企画部長取
小 取 島 取
取 晴取
取
取
取 法務総合研究所 法整備支援を行うように た 成 6 年 ら ,今年 15
年目 節目を迎えよう い 。こ 15 年間 間に , 成 1ア 年 4 月に法整備支援事
業を担当 る部 新たに国際協力部を設置 ,法務省 法整備支援体勢 整備さ
れ,さらに,最高裁判所,日本弁護士連合会等 法関係機関,独立行政法人国際協力機構,
財団法人国際民商事法センター等 関係機関,数多く 学者,法 実務家 協力を得 ,
支援対象国 次第に拡大 る け く,支援内容も一層拡充深化 ,目を見張るよう
い成果を挙 き い 。今後 ,前々号 黒川法務省大臣官 審議官 巻頭言に
あるように,政府全体 ,法整備支援事業を,より積極的に推進 いく体制を整備
る もに,より一層力を入れ 実施 いく方向に き い 。 た,これら 体
制整備や支援内容 充実 もに,今後 在り方に い も,前号 稲葉前国際協力部長
巻頭言にあるように,様々 観点 ら 検討 より必要に くるこ 思い 。取
取 ころ ,私 ,昨年 4 月に東京地方検察庁 ら法務総合研究所総務企画部長に異動
き た ,異動前 ,法務総合研究所 中に国際協力部 あり,大阪に置 れ い ,そ
こ 中心 法整備支援を実施 いるこ ,いわ 一般的 知識 知 い
た。 , こ 国に, よう 内容 法整備支援を, よう 方法 実施 ,
よう 成果を挙 いる 等 具体的 内容に い , 恥 い話 ,カン
ボジアに い ,民法,民事訴訟法 制定を支援 たくらい 本当に概括的 こ 知り
せん た。検察庁に勤務 いる者 ,法整備支援に い 多少 り も 知識を持
いる者 あ も, そらく,私 同程度 知識 暼 い た い 思
い ,検察庁以外 法務省関係機関に勤務 いる者に い も,ほ 同 よう 状態
た 思い 。法務省関係機関に勤務 いる者 中に ,ひょ る ,
法整備支援 いう言葉 ら聞いたこ い者 いる も れ せん。法務省関係者 さえ,
こ よう 状況 ら,一般国民に , さら,法整備支援 いう言葉さえ,あ
り聞いたこ いよう 状況 い ょう 。取
取 ,総務企画部長に就任後,国際協力部 業務内容 説明を受ける もに,長期専
門家 派遣され いた人や法整備支援を専門 いる学者 話を 聞き , た,
ァ取
等を通 ,次第に,法整備支援事業 り 規模に り, ら い成果を挙
いる いうこ 判 き た。 同時に,こ よう ら い成果 挙 いる
法整備支援 内容に い , う ,検察庁を始 る法務省関係機関に勤務され い
る方々 も より,一般国民に広く周知され い い ,非常に残念に思うようにも り
た。これ 法整備支援 ,言葉 悪い も れ せん ,外 ら 何をや い
る ,あ り目に見え た状態 たように思い 。取
取 そ 理由 ,一 ,こ 法整備支援 ,既に 15 年 いう年月を経 いる も,
未 15 年 経過 い い いうこ あろう 思い 。特に,法務総合研究所 ,
国際連合研修協力部 ,国連 国 間に締結された協定に基 き設立された国連アジ
ア極東犯罪防 研修所 いわゆる アジ研 を昭和 アウ 年以降運営 り,既に 50 年近く
歴史を暼 ,そ 知名度ン認知度 も,法務省内 ら ,ブケコプ等 関係者 間
も, り高く いるこ 対比 ,法整備支援 ,未 15 年 歴史 暼
ら ,そ 知名度ン認知度 低いこ 致 方 いこ ように思われ 。取
取 次に考えられる理由 ,法整備支援に関係 る職員 範囲 り いこ 挙
られよう 思い 。これも,アジ研 対比 考え ,アジ研 実施される国際研
修に , 国 検察庁,裁判所,矯 ,保護等 関係部局 ら研修員 参加 り,法
務総合研究所 職員 ら ,これら研修に参加された職員を通 ,アジ研に ける活
動内容 広く法務省関係 職員 方々に伝わ きた 思われ 。これに対 ,国際協
力部に ける法整備支援事業 ,支援対象国 方々 国に ける研修に ,アジ研に
ける研修 異 り,関係 る法務省各部局 方々 研修員 参加 るこ ,あ
りあり せん。 た ,法整備支援関係 国に い 研修を行 いる いうこ
自体 ,アジ研に ける研修 異 り,研修員を通 広く知られる いうこ いよ
うに思われ 。こ ように,法整備支援関係 研修に ,アジ研に ける研修 異 り,
法整備支援関係 業務に従事 いる者 関係 い いうこ も,法務省内 認知度
やや低い理由 一 に いるように思われ 。取
取 た,法整備支援 ,いわゆる ODA 技術協力 一環 実施され い ,前号
稲葉前国際協力部長 巻頭言にもあるように,法整備支援によ ,制度改善,実務改善,
人材育成 いう結果 生 れるも ,他 一般的 ODA,例え ,建造物 建設等 異
り,そ 結果 目に見える形 客観的 姿,数値に ら い いうこ も,原因に
いるように思い 。加え ,法整備支援 ,そ 成果 出る に, り 長期間
り , た,い 支援事業を行え 終了 る , きり いこ も挙
られるように思い 。比較的短期間 ,目に見えるも きる あれ ,誰に も,
そ 姿を見せる け 理解 もらえる ,法整備支援 ,客観的に目に見えるも
,例え ,法 制定等 結果 生 るこ ,それほ 多いこ く,さらに,こ
よう 法 制定 け 本当 法整備支援 成果を得られた 言い難く,実際に運用
され実務に定着 る に , り 長期間 る ころ,こ よう こ を理解
取 ICD NEWS取 第ア8号 ァ009.ア 取 ア取 取 さらに,これ 最も大き 理由 も れ せん ,法整備支援 実際に よう
こ を行 き いた ,そ 広報活動 これ やや不十分 た も れ せん。
もちろん,これ にも,例え ,法務省 広報 ある あ れん やビームヒージに,
法整備支援 内容 を紹 る記事を随時掲載 , た, 赤れん り ,法務総
合研究所 ブーケに,法整備支援関係 パネル等を掲示 ,来場された方に,国際協力部
職員 説明を る き い 。さらに,国際協力部 ,本 あるICD NEWSを
定期的に発行 る け く, 成 1ァ 年 ら ,法整備支援事業に関係 る機関 方々や学
者,法 実務家 に 集 りいた い ,法整備支援連絡会を毎年 1 回開催 き り
。昨年春に ,カンボジア 長期派遣専門家を終えた検事に積極的にブケコプ 取材
に対応 もらう いうこ も行 い 。こ よう 様々 広報活動を通 ,法整備
支援 認知ン周知度 ,次第に上 き いる 思われ ,未 十分 言え
いように思われ 。取
取 法整備支援事業 ,前述 たように,今後,政府全体 ,より積極的に推進 いく
体制を整備 ,より一層充実拡充 実施 いく方向に き いる ら,これ
よりも,より一層 目に見える も に ,法務省関係者 もちろん,広く一般国民に
理解 もらう必要 あり 。そ た にも,これ に行 きた広報活動等を引き続
き実施 るこ も より,さらに様々 努力を ,法整備支援 周知度を上 ,理解を
いた くように く り せん。取
取 法務省内に ける周知度を上 るた に ,法務総合研究所 ,法務省関係職員 研修
も実施 いるこ ら,今後 ,これら研修 場を通 法整備支援 概要を説明 る
いきたい 考え い ,既に,実施 いるも もあり 。 た,これら研修
ら ,例え ,長期派遣専門家を終えた者 報告会を行う ,随時,適 企画を
考え,広く法務省関係職員 参加を募るよう こ も行 いきたい 思 い 。法整
備支援対象国 職員 方々 国に ける研修に関 ,法務省内 関連 る部局 職
員 方々に積極的に参加 いた くように,研修方法や内容を検討 る必要もあるように
も思い 。こ よう こ を通 法務省内 周知度を上 る け く,さらに,一
般 方々へ 広報関係 ,例え , 赤れん り に ける展示等を一層充実 る
こ 考えられ , た,法整備支援事業 長期間を要 る も,一定 成果 得
られた節目節目に,より積極的にブケコプ等へ 広報活動を行いたい 思い 。さらに,
これ 実施 きた法整備支援連絡会 法整備支援事業に関係 いる方々を中心に行
き いた に対 ,こ よう 法整備支援事業 関係者 ら ,法整備支援に関心
を持 いる企業関係者,一般 方々,社会人 ら 法科大学院や大学 学生等にも幅
広く参加 いた き,法整備支援 現状 紹 や今後 展望等に い 意見交換を行う
シンフジウム よう も を開催 る計画も立 り 。 た,法整備支援 対
象 る法 分野 幅広くあり ,これら関係 る法 学会等に い ,法整備支
援関係 紹 を行う いうよう こ も考えられ 。さらに,これら シンフジウムに参
4取
る法整備支援関係 ニューケ配信等も検討 いくこ り 。こ ほ にも,広
報活動 ,様々 方法を検討 ,可能 も ら随時実施 いきたい 思 り
。取
取 法務総合研究所 ,法整備支援事業 ,これ 以上に 目に見えるも に る
ように,関係 る方々 知恵を 借り , た, 協力を得 ら,これら 活動を実施
いきたい 考え り , た,そ た にも,これ 以上に,充実 た法整備
支援事業を実施 い けれ り せん。充実 た法整備支援事業を着実に行い,
り た成果を挙 るこ こそ ,何よりも 目に見える も る大前提 ,
引き続き,関係者 皆様 協力 支援を心 ら 願いいた 。取
~ 特集 ~
取
財団法人国際民商事法センター
取
取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 法務総合研究所国際協力部取
取
取 法務省法務総合研究所国際協力部 行うほ ん 研修及び研究活動 ,財団法人国際民
商事法センターに御協力いた き,実施 り 。取
取 日 ろ ら協力 いた い いる国際民商事法センター ,過去 ICD NEWSを見
第 ァ0 号 ァ005 年 ア 月発刊 一度,特集を掲載させ いた いた け た。取
取 そこ ,共に研修業務を行 いる国際民商事法センター 活動内容を皆様に紹 させ
いた きたく,以 4 名 方に執筆を 願い た。取
取 財団法人国際民商事法センター 設立当時 様子や当部 関わり等を読 や く書い
いた い り ,是非 読 く さい。取
取
取
.取 本取 江取 威取 憙取 取 元 法 務 省 法 務 総 合 研 究 所 総 務 企 画 部 長取
取
.取 金取 子取 浩取 之取 取 前財団法人国際民商事法センター事務局長取
取
.取 原取 田取 明取 夫取 取 現財団法人国際民商事法センター理事長取
取
.取 山取 取 輝取 年取 取 元法務省法務総合研究所国際協力部教官取 (現水戸地方検察庁取次席検事 取 取
取
取
取
財団法人国際民商事法センター創立のころの思い出
取
取 公証人
元検事
取
本取 江取 威取 憙取
取
取 財団法人国際民商事法センター 草創期 状況を語れ いう要請を受け た。私
当時法務省法務総合研究所総務企画部長 ,こ センター 設立に関 た ら
思い,そ 設立経緯を記 くこ も意義 あるこ 考え 筆を取り た。記
憶に基 い ,そ 多少 自分 手帳や日記 確認 ら書くこ に 。取
取 アジア 発展途上国 民法ン民事訴訟法 民事法 法整備を日本国 本格的に支援
るこ に た ,私 成 ウ 年 1995 年 4 月に法総研総務企画部長に就任 た
直後 こ た。総務企画部長 新 いフケト た ,国際民商事法センターを設
立 るた に作 た く,私 そ 前年度に法総研 研修第一部長 た きに,
法総研に 所長に次 次長格 フケト 必要 いうこ 立ち上 たも た。
さ 私 就任 る 思 もい せん た。就任 間も く ころ,当時 法務
省 原田明夫官 長 後 検事総長,現財団法人国際民商事法センター理事長 ら呼
出 を受け, 部屋に伺う ,早速 り出された ,日本 アジア 発展途上国に民
法 制定を支援 る機関を創りたい ,法総研 引き受け くれ い ろう ,
いうこ た。当時 ベトナム 社会主義諸国 ,次々に以前 社会主義 計画
経済 ら自由主義経済を取り入れ いる き ,それら アジア 国々 ,日本に対
,民法を教え ほ い 要請 き いる こ た。 ,法務省 こ
フケトも多 人手 足り い いうこ 面 ら引き受け くれ ,年に 1 間程
度,民事局 検事 ベトナムやペンガルに出張 民事法 講義を る いう程度 済
せ いる こ た。私 原田官 長にさらに尋 る ,大阪高地検 建物 老
朽化 ,大阪市内 中之島地区に新たに建設 たい ,そ 地域 国際地区に指
定され い ,国際機関以外 建設 き い いう ,大阪高地検 建物を建 る
ら,それ もに,そ 建物に国際機関を設け けれ ら い, いうこ た。
原田さん ,以前 らアジア諸国 民事法 法整備支援を日本 行うこ 必要性を感
られた 思い 。そ ,大阪 上記 要請 生 た きに,こ を
合体 る構想を打ち立 られ ,法総研に持ち け こられた 思い 。私 ,
大阪高地検 庁舎を建 るた に,国際的 活動を る拠点を作る いう 変 感
,何 く不純 も を感 た ,それよりも自由主義経済を取り入れ 民
事法制定 必要性を感 いるアジア諸国 法整備に日本 献 る いうこ 自体に,
心 湧き上 るよう 魅力を感 た。瞬間的にボアソナーチ 頭に浮 び た。
明治 文明開化 黎明期 れい いき に,フランケ パモ大学 ボアソナーチ教授
わ わ 日本にや き ,近代的 法 基礎 ある民法,刑法,そ それ れ
訴訟法 を教授 くれ,先進国フランケ 法 を 受 るこ によ 日本 近代
法 基礎を築くこ 出来たこ を,私たち 知 い 。そ ,以来 100 年 過
も,私たち日本人 ,そ ボアソナーチに対 ,深甚 る敬意 謝意 気持ちを持
い 。私 ,若い きにフランケに ァ 年間留学 る機会を えられ た ,カル
テ゛エンラタン パンテアン前にあるパモ大学Ⅱ 校舎 廊 に ボアソナーチ教授
胸像 あり た。フランケ人に聞い もほ ん 知 いる人 い いこ ら,こ
胸像 後に日本人 寄贈 たも い 勝手に想像 い ,それ もそ
胸像 前に立 い も感謝 気持ち 沸々 湧き上 くる た。一国 法
整備に 献 る いうこ ,そ 国に も 献 る側に も,極 暼意義
こ 。そういうわけ ,私 一も も くそ 提案を引き受け 帰 き た。
法総研 総務企画部 これを担当 るこ に た 。取
取 ,実際に発展途上国に対 る法整備支援事業を立ち上 るこ ,そ た 組
織を創設 るに ,いろいろ困難を伴い 。 人 金 。人 ,相手国 法
家 立法担当者 を日本に迎えた ,教授 を ように構成 る いうこ
。検察庁にいる検事連中 ,こ 民事法 いうこ に る 教壇に立 こ を嫌
う ょう。法務省民事局に 裁判官出身 民事法専門 検事たち たくさんい ,
く も教壇に立 くれそうもあり せん。それ ,仕方 く,現職 民事
裁判官 英語 講義 きる人 ,全国 大学 民事法 教授 こ 企画に協力 く
れる人を結集 よう いうこ に り た。私 ,直ちに最高裁人事局長に会 要
請 た。当時 ,今最高裁判事 あられる堀籠幸男さん 人事局長 ,こ 方 法
務省 構想にいたく賛同され,直ちに民事 裁判官を講義に差 向ける 言 く さ
い た。私 ,実 予算 く,そ 講義に対 る報酬 全く払え い
申 上 も意に さ ,こ 構想を進 るよう御支援を頂き た。相当抵抗 ある
思 いた私 ,拍子抜け るありさ ,本当に感謝 い 。大学 先生方
を動員 るこ に い ,私 当時総務企画部副部長 あ た幕田英雄さん 法総研
各部 教官 ,全国 ほ ん 暼名大学をひ ひ 訪問 ,民法,民訴法,商法
教授 方々に会 直接要請 た。驚いたこ に,無報酬 分 い も,
法務省 乗り出 こ ら全面的に協力 る 次々に手を挙 く さい た。私た
ち ,後にこ 教授 方々に財団法人国際民商事法センター 学術評議員を委嘱 協
力を得るこ に り 。取
取 次に 金 。 ,発展途上国 民事法立法担当者たちを日本に招聘 るた
旅費 日本に ける滞在費 。法務省に そ よう 予算 全くあり せん ら,私
,法総研 国連アジア極東犯罪防 研修所 いわゆるアジ研 ら紹 もら
,アジ研 連携を保 いる国際協力事業団 現取 独立行政法人国際協力機構
JICA 王子国際研修センターを訪問 ,所長 戸井田冝雄さんに会 法務省 こ
構想を 話 ,旅費 滞在費 支援を要請 た。 ころ ,私 全く予想
たこ ,所長さん ,直ちに や 法務省も重い腰を上 くれ た 。
出 よ。 た 。私 そう低い金 い ,相当抵抗される
も 思 いた ,所長さん 言による ,当時日本 国際 献 国際的にも,
た日本国内 声 も大きく いた こ 。ここ も思い 外容易に関
門を通るこ き ,いよいよ始動 る いうこ に り た。取
取 私たち ,こ 法整備支援事業を具体的に検討 ,立案 る過程 ,相手国 立法担
当者を日本に招聘 滞在 るた 予算 けを手当 も,それ け も足り
いこ 分 り た。当時 既に行政機関を次々に整理縮小 いく いう 政
府 方針 た , 新 い機関を創設 る いうこ 論外 いう雰囲気
た ら,仮に本当にこ 機関 創設 実現 るこ に た も, 式に立ち
上 る に ,少 く も数年間 法務省自体に 人も予算も いこ 明ら
た。 た,そ 後も多様 資金 必要 こ も分 り た。そこ 私たち 相談
た結果,こ 法整備支援事業を財政的に支援 くれる財団を作ろう いうこ に
り た。財団を創る いうこ ,企業 ら基金を拠出 いた く いうこ
,私たち検事 通常 そ よう 願い きるよう 経済界 方々に知己 あり
せん。私 ,考えた挙 ,前田宏元検事総長に 願いに行き た。前田さん ,私
若いころ璶府地検検事 勤務 いた き 検事 あり,私 いわゆるロケ疑
惑事件 主任検事を務 た き ,東京高検検事長 私 主任検事 ,何
も検挙 たい いう思いを理解 く さ た,いわ 恩師 あり,そ 後も親
くさせ いた い い ,私 敬申 上 いる方 あ ,当時住 商事株式会社
監査役を勤 られた 。私に ,財団創り 手懸 り 経済界
りを得る窓 ,前田さん た 。単身 銀 前田さん 事務所
に 邪魔 ,そ 願いをいた た。前田さん ,こ 必要性を直ちに理解され,
返事 了解され,そ 数日後に私を住 商事 伊藤 相談役 部屋に連れ 行
く さい た。伊藤さん ,住 商事 社長,会長を合わせ 1ァ 年間勤 られ,相談
役に退 れた り き た。後に,そ 相談役に られた , 成 ウ 年 6 月曒
知り た ,私 願いに行 た ,や り ウ 月ころ い 思い 。
私もそ き伊藤さんに対 一生懸 に 話申 上 懇請 た 思い ,基
本的に 前田さん 事前に話 い く さ た ら 思い 。伊藤さん ,ニ
コニコ ら黙 真剣に話を聞い く さい た。そ ,そ 場 了解を
く さ た 。了解 く さ た 私 思 た ,実 そ 後伊藤さん
あるインタビューに答え られる ころによる ,伊藤さん ,私 話を聞いた後,
こ 構想を進 る う 当時経団連会長 た豊田章一郎さん ころに行 相談
され,豊田さん ら激励され これを進 るこ を決断 た 述べ られ 。 そ
らく,そ き伊藤さん御自身 こ 計画を推進 るこ に賛同 あるも ,
た 余りに大き 事業 資金を要 るこ 慎重を期された 思い 。取
取 間も く伊藤さん ,住 商事 中川英彦取締役 金子浩之さん 相澤繁昌さん ア
人を,こ 財団立ち上 準備組織 要員 ,法総研に送り込ん く さい た。
私たち ,あ 法総研 赤煉瓦 建物 ア 階にこ た 準備室を確保 ,ここ 準
備作業に取り掛 り た。私 当時 手帳を見る ,そ 年 9 月 ら 成 8 年初
に け ,法総研所長 日野 晴さん 部屋 ,中川さんたちを交え 繁に会議をも
い 。そこに ,官 ら木藤繁夫総務審議官や後に 古川元晴総務審議官 加わ
く さい た。法務省全体 も本格的 企画に いた 思い 。取
取 最後に問題に た ,拠出を受ける財産を幾らに る いうこ 。以前 ,
財団 いう ,拠出財産を銀行に預け,そ 利息 毎年事業を遂行 る いうも
た ,トブル け,利息 既に 1 パーセント以 時代に入 い た ら,
莫大 財産を集 けれ ら い状況 た。そこ ,利子 運用 事業を進 る
いう構想を諦 ,小さく生ん 大きく育 る いうケローイン に,当初 財産を
5古000 万 会員を募 財団を立ち上 ,そ 上各会員 ら毎年 1 ァ0 万 を拠
出 もらうこ に た。住 商事 5 ,役員法人会員 ァ ,一般法人会員
1 いうこ に ,会員に いた くよう募集を始 た 。そ 方法 ,
伊藤さん 日本 暼名企業 社長 方々に直接電話そ 他 要請 ,それを受け 中川
取締役や金子さんたち 直接企業に赴い 説得 る いう方法 た 聞い い 。
トブル けた不況 時代 た ら大変御苦労をされた 思い ,そ よう
中 それ も暼名企業 り ァ5 社を集 く さい た。これ 中 役員法人
ん ん大きく い た 。取
取 財団 名称 , 財団法人国際民商事法センター るこ 決 り,財団 会長
伊藤さん 務 く さるこ に り た。そ ,前田宏さん 御推挙によ 元
検事総長 岡曪泰孝さんに理事長を要請 ,快諾を頂き た。取
取 そ うちにも全国各地 大学を訪問 る作業を続け り た ,東京大学名誉教
授 ヶ月章先生に特別顧問に就任 いた こう いうこ に り た。私 ,大
学時代に ヶ月先生 民事訴訟法 講義を受け た ら,私 恩師 いうこ に り
,覚え られる も く,私 当然 こ ら,法務省 朋を掲
願いに行き,これ た直ちに快諾 く さい た。これ 国際民商事法センター
首脳 重厚 布 固 り た。ち に,後に知 たこ ,伊藤さん 第
一高等学校時代 ら ヶ月先生 親 い間柄 た いうこ 。取
取 当時私たち ,こ 発展途上国 法整備支援に協力 財産を拠出 く さる企業に
対 ,何 役に立 るこ い , いうこ を協議 た。そ 結果,今後各
発展途上国に法整備支援を行 いけ ,法総研 財団 き そ 国々 民事法 成
立状況を把握 きる あろう ら,それら 国々 立法担当者を日本に招聘 る都度,
それら 国 法 事情に い 情報を持 き もらい,それを べ 財団に保存 ,
財団 資金 それを日本語に翻 備蓄 ,協力企業 必要 る きに,財団に来
いた けれ ,い も各国 法整備状況 情報を提供 きるよう 態勢を整える
いうこ に た。現在 ,各企業 わ わ 財団 事務所 来 いた く
も,定期的に法総研国際協力部 発刊 いる ICD NEWS 財団 発行 いる
ICCLC いう機関 を会員企業に送付 るように い ,こ 機関 集積 アジ
ア諸国 時々刻々 法整備状況を示 貴重 資料 い 。誠に喜 い限り
。取
取 こ 財団 , 成 8 年 ア 月 ァ8 日に法曹会館 設立発起人会 開 れ 発足 た。
私 そ 直後 ア 月 ア0 日に金沢地検検事 を拝 東京を離れ た。 ,そ
後間も く,私 石川 経済界 人たちに接触 ,石川 暼力紙 ある 國新聞社
強力 御支援を得 , 内暼力企業 ア5 社に集 もらい,同 目的を持 た石川国
際民商事法センターを設立 るこ に り た。金沢 ,小さい璼 ,歴史 伝
統 ある,そ 金沢城 兼 園を抱える 豊 璼 あり,外国 人を案内 るに
格好 璼 考えた ら 。こ センター 全国規模 財団法人国際民商事法センタ
ー 協力 ら,そ 後一貫 活動を続け くれ いるこ に い も大変うれ
く思 い 。取
取 私たち ,以上 り,財団創設 作業を進 る もに,他方 実際に法整備支
援事業を開始 た。 成 ウ 年 夏ころ ら年曒に け ,ベトナムに対 ,日本
ら ア 回にわたり,教授 を派遣 ,デノイ 法省 大会議室 民事法 講義を行い
た。そ ア 回目に,日野法総研所長 ら,日本 ら団長格 行 けれ いけ い
言われ た。私 当然英語 講義 きる人 いう枠 人選を進 いた ,
見付 ら 困 り た ころ,そ うち日野所長 ベトナム らフラン
ケ語 も通 ら,あ た 行き さい 言われ,私 行く に い
た。私 民事法に い 講義 るほ も を持 いる あり せん ら困
い た。仕方 く日本 権分立 歴史 実情 いうよう テーブ ,フラン
ケ語 講義 たこ を覚え い 。 権分立を実際に実行 る る い に厳 い
状況に る を,具体的 歴史的事実に基 い 話 たも ら,執行権 単一政
党 べ 権力を掌握 いる社会主義国 法 家たちに 大変衝撃的 あ
たよう 。取
取 そ , 成 ウ 年 10 月 16 日,私たち ,ベトナム 法省 検事たち 10 人を迎え入
れ た。これ 外国 ら立法担当者を迎え入れ 研修 た最初 も た。そ グ
ループ ,ベトナム 法省 国際協力局長を団長 い た ,初 こ も
あり,そ 10 人を 法省事務次官 率い 日本にや こられ た。そ 11 月 ァ
日に終了式を行 ,夜 別れパーテ゛ーを た際,団長以 皆さん 目に涙を浮 べ
感謝 挨拶をされた きに ,法整備支援 両国 法 家同 心を強く も
あるこ を知り,本当に感動 た。取
取 今 ,支援 る相手国 数も増え,支援 内容も,例え カンボジアに対 ,
民法,民事訴訟法 法典 起案 ら ,それら 法 条文 解釈に い コンベ
ンタール 作成に 協力 ,さらにそ 法 成立後そ 国 裁判官らを日本に招聘
,そ 法 を具体的に適用 る実務家を養成 るこ 行 られ 。私た
ち 当初考え いた構想を遥 に超え 日本 法整備支援 内容 充実 , た私たち
思い い いた以上 ケヌーチ ,こ 構想 発展 いるこ に,私 ,こ 事業
を推進 られる法務総合研究所国際協力部 皆さん,こ 事業を単に財政的に支え
る いう以上にこ 事業 推進 内容そ も 在り方に い 深く関 く さ
いる住 商事株式会社 宮原賢次相談役 同財団 方々,こ 財団 会員
経済的支援を惜 い会員 企業 方々,そ こ 事業に献身的に協力 く
さ いる全国 先生方に対 ,深甚 る敬意 謝意を表 ,今後こ 事業
発展 ,日本 国際的に各国 法整備支援に 献 ,国際社会 和 経済的発展に大
い る 献を成 遂 られるこ を心 ら祈念 ,こ 草創期 紹 を終わりたい
思い 。取
取
取
財団法人国際民商事法センター設立の経緯及び運営体制
取
取 取 取 取 取 取 取 取 取 財団法人国際民商事法センター取 前事務局長取
金取 子取 浩取 之取 取
取こ 度 ICD NEWSに い 当財団 特集を企画 いた き たこ ,当財団に
い 広く御理解を頂く機会 るも 厚く感謝申 上 。取
取
私 財団 設立準備 ら ァ005 年 5 月 約 9 年半に渡り事務局長を務 た ,
財団設立 経緯及び運営体制 に い 事実関係を中心に報告させ いた き 。取
取
<財団設立の経緯>
(1)取財団設立に向け 動き 1995 年 ウ 月~1ァ 月 取
1990 年代に入り,市場経済に移行を始 たベトナム,カンボジア,ウゲベゥケタン
等 ら国際化に対応 るた 自国 法制度基 整備に い ,日本政府に対 人材
育成,専門家 派遣等 協力要請 増加 ,法務省に れ これに積極的に取り
組 方針 基に専任組織 立ち上 検討され い た。これに並行 ,アジア諸
国 貿易や事業を直接推進 いる経済界に い もこ 活動に民間 協力支援
る組織 構築 望 れる ころ り た。取
1995 年 ウ 月に住 商事監査役 前田宏元検事総長 ら住 商事伊藤 相談役に協力
方打診 あり,伊藤相談役 豊田章一郎経団連会長を始 各経済界企業 トップ
方々に 声を けた ころそ 趣旨に い 極 高い評価を得たこ により,協力
組織 財団を設立 る世話役を引き受けられ た。取
伊藤相談役 9 月に入り住 商事内に中川英彦取締役 総務ン法務担当 を中心
る担当チームを立ち上 ,財団設立 具体化に い 法務省関係部署を始 経団連
社会 献部,公益法人協会等 検討ン打合せを開始 た。取
当時参加いた いた法務省 主要ベントー 原田明夫官 長 に次 方々 た。取
取 取 取
取 取 取 古川元晴取 取 取 法務省官 総務審議官取
取 取 取 山崎取 潮取 取 取 法務省官 審議官取 民事局担当取
取 取 取 勝丸充啓取 取 取 法務省官 秘書課取 企画室課長取
取 取 取 日野 晴取 取 取 法務総合研究所長取
取 取 取 本江威憙取 取 取 法務総合研究所総務企画部長取
取 取 取 幕田英雄取 取 取 法務総合研究所総務企画部取 部付検事取
取 取 取 西川克行取 取 取 法務綜合研究所総務企画部取 部付検事取
取
1ァ 月 に行われた何回 にわたる検討打合せ会 中 設立 る財団 基本骨格
次 通り確認された。取
取
財団 性格取 取 取
イ取 民間主 取
ロ取 公益財団法人 極力早期に寄附金免税措置 認可取得 取
デ取 役員 無報酬取
取
財団 目的 設立趣意書 骨子 取
イ取 対象国をアジア及びそ 周辺諸国 る取
ロ取 市場経済化ン国際化を進 る国々 法制度基 整備,そ 運用ノウデウ,人材
育成へ 支援協力取
デ取 関係諸国 法制度に い 相互理解を深 ,より良い国際経済取引 法的仕組
求取
取
主要役員候補 就任内諾 取
会長取 取 取 取 取 取 伊藤 住 商事相談役取
理事長取 取 取 取 取 岡曪泰孝弁護士取
特別顧問取 取 取 取 豊田章一郎トムタ自動車会長取
特別顧問取 取 取 取 ヶ月章東大名誉教授取
取
財政基 取
イ取 基本財産 理事を引き受ける企業 寄附拠出金による トブル崩壊後 金利情
勢より当初 基本財産 小規模 る 取
ロ取 運転資金 会員企業 賛助会費をベーケ る取
取
事務局取
イ取 住 商事 ら専任者 事務局長外 1 名 ァ 名を出向させる取
ロ取 事務所 ,設立準備段階 法務総合研究所 赤ヤンイ棟 ァ 階小会議室を一時
的に使わせ もらい,財団認可取得後 虎ノ門近辺に財団事務所を賃借 る取
取
(ァ)取財団設立準備委員会 1996 年 1 月 16 日発足 取
取 記構成により設立準備委員会 ケタート た 法務総合研究所内部 ァ001
年に開設予定 大阪国際センター 設立準備室 担当組織 立ち上 られた。。取
取 取 取 事務局長取 取 取 取 金子浩之 住 商事 ら出向 取
取 取 取 事務局次長取 取 取 相澤繁昌 住 商事 ら出向 取
取 取 取 法務総合研究所取 西川克行取 総務企画部検事 非常勤 取
取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 小島取 透取 総務企画部企画第 係長 非常勤 取
取 取 取 法務省取 取 取 取 取 古谷剛 取 法務省官 企画室法務事務官 非常勤 取
取 準備委員会事務局 上記構成 ,業務推進に当た 住 商事側 伊藤
相談役及び中川取締役 全面的に指 関 ,法務省 らも前記検討打合せ会主要ベ
ントー ほ ,関係部署 方々 御指 御協力を頂いた。取
取
準備委員会 行 た主要業務取
イ取 役員及び学術評議員候補 就任内諾 取得取
理事 ア6 名,監事 ァ 名,特別顧問 ァ 名取
取 以上 ア 月 ァ8 日開催 設立発起人会 議決される 取
評議員 ア4 名,学術評議員 ァ0 名前後取
以上 5 月 ァァ 日開催 第 1 回理事会 議決されるも 候補者全員 最終確
定 4 月曒 た 取
ロ取 諸企業 一般法人会員 勧誘 ,関係諸団体ン機関に対 る財団設立趣意説
明資料 作成,協力要請を開始取
デ取 寄附行為,財団内部諸規則文案作成取
ニ取 事業計画 第 1 年度~ァ 年度 作成取
ビ取 事務局設立 た 諸準備取
取
(ア)取設立発起人会 開催 1996 年 ア 月 ァ8 日取 取 法曹会館高砂 間 取
設立発起人に ヶ月章東大名誉教授,岡曪泰孝弁護士及び企業代表者 理事就任
内諾企業 ァ5 名に いた き,委任状出席を含 ァウ 名全員 出席 も ,互選に
より発起人会議長に ヶ月章氏 選任され,以 事項 議決された。取
イ取 設立趣意書及び寄附行為取
ロ取 設立当初 理事,監事,特別顧問 任期 1998 年 ア 月曒迄 取
理事取 ア6 名 企業代表 ァ5 名,諸団体及び個人 11 名 取
取 内,会長伊藤 住 商事相談役,理事長岡曪泰孝弁護士,事務局長金子
浩之取
取 法務総合研究所 ら 日野 晴所長 理事に就任,以後代々所長に理事
を引き い いた い いる。取
監事取 ァ 名 木曪榮作弁護士,中川英彦住 商事取締役 取
特別顧問取ァ 名 豊田章一郎トムタ自動車会長, ヶ月章東大名誉教授 取
デ取 寄附 申込 ン設立時財産目録取
基本財産取 企業 ァ5 社寄附金 1 社 ァ 百万 5古000 万 取
普通財産取 同上 ァ5 社初年度賛助会費取 取 合計 1古060 万 取
ニ取 初年度及び次年度事業計画書ン収支予算書取
ビ取 設立代表者に伊藤 住 商事相談役を選任取
取
(4)取財団設立許可 取得 認可日取 1996 年 4 月 16 日:財団設立日 取
取 取 法務大臣による公益財団法人 認可を取得 ,東京法務局港出張所に 記取
取
(5)取第 1 回理事会ン設立記念式典取 1996 年 5 月 ァァ 日取 取 灘 ビール 取
第 1 回理事会 開催され以 事項 決議され た。取
イ取 評議員取 ア4 名 企業代表 ァウ 名,諸団体及び個人 ウ 名 取
法務総合研究所 ら 小木曽国隆総務企画部長 評議員に就任 以後総務企画
部長及び国際協力部発足後 同部長にも代々評議員を引き い いた い い
る。 取
ロ取 学術評議員取 19 名 大学教授,弁護士,公証人等 取
デ取 財団管理諸規則制定 会員及び会費に関 る規則,事務処理規則,財産管理及
び会計処理規則,旅費規則,就業規則 取
取
設立記念式典取
取 取式典挨拶取 取 開会 辞取 伊藤取 取 会長取
取 取 取 取 取 取 取 取挨拶取 取 取 ヶ月章取 特別顧問取
取 取 取 取 取 取 取 取来賓 辞取 長 立子取 法務大臣取
取 取 取 取 取 取 取 取取 取 取 取 取 木島輝夫取 国際協力事業団理事取
取 取 取 取 取 取 取 河曪法務政務次官,則定法務事務次官も来賓 御出席 取
取
(6)取設立以降 特記事項取
特定公益増進法人 認可取得 1998 年 ウ 月 16 日 取
1996~199ウ 年度 事業実績,決算書類等を付 法務省に申請,法務省 ら大蔵
省 当時 に手続,そ 承認を得 特定公益増進法人 認可を取得 ,以後 ァ 年
に申請 認可 更改され い 。 当財団設立に際 法務総合研究所総務企
画部及び官 秘書課企画室 直接 窓 あ たこ より本件手続も総務企画部経
由同企画室 担当され た ,ァ008 年申請に際 国際協力部ン民事局商事課
ルートに 行われ た。 取
取
インターネットビームヒージ 開設 ァ001 年 1ァ 月 取
URL:http://www.icclc.or.jp
取
設立 10 周年記念式典ン記念講演会 ァ00ウ 年 1 月 ァァ 日取 取 灘 ビール 取
取 取 式典挨拶取 取 開会 辞取 宮原賢次取 財団会長取
取 取 取 取 取 取 取 取 挨拶取 取 取 松永榮 取 法務総合研究所長取
取 取 取 取 取 取 取 取 来賓 辞取 長勢甚遠取 法務大臣取
取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 松岡和久取 国際協力機構理事取
取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 塚本取 弘取 日本貿易振興機構副理事長取
取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 伊藤誠一取 日本弁護士連合会副会長取
取 取 記念講演会取 講師取 取 取 アンンレアンワッタナ取 カンボジア 法大臣取
取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 ナーンソヌア取 カンボジア 法省次官取
取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 竹 守夫取 駿河大学大学長ンカンボジア民事訴訟法
作業部会長取
<財団の運営体制>
(1)取事務局取
事務所 理事会社 日本興業銀行 紹 により興和不動産 株 所暼アフ゛ケビル
約 ア0 坪を賃借 ,1996 年 5 月 ら入居 契約更改を続け 現在に至 いる。取
現在 事務局 常勤ケタッフ 住 商事 ら 出向 事務局長,事務局次長
他 人材派遣会社 ら 事務職 5 名,大阪連絡員 1 名 構成 いる。取
取
(ァ)取JICA受 事業取
本邦 研修や国別 法制度整備プロジゟクト等独立行政法人国際協力機構 JICA
ら 受 事業に い ,そ 実施プロペーター る国際協力部 協議 上,プ
ロジゟクト に年度ベーケ,又 ケフットベーケに 事業計画,予算書を提出,個
別に受 契約を締結 ,事業終了後 実施結果,決算書類を報告 いる。取
本邦研修 国別一般研修ンプロジゟクト関係者特別研修及び複数国 ら 研修員を
対象 た国際民商事法研修1 に 財団役員,学術評議員,法整備関係プロジゟクト
各部会,会員企業専門部署 ら 講師 派遣 国際民商事法研修に 日本側共同研修
員 会員企業 ら毎回 1~ア 名参加 ,財団主催 歓迎会,見学ゼアー等を行い,
研修 滑 推進,並びに研修員 日本側関係者 好増進に協力 いる。 た,
国際民商事法研修員 毎回,研修 一環 金沢市を訪問 ,石川国際民商事法セ
ンター主催 シンフジウムに参加 いた ,こ 受入れに 石川国際民商事法セン
ター 地元企業による当財団へ 支援団体 協力を頂いた。 ,同センター主催
シンフジウムに 当財団 ら講師を派遣 いる。取
国別 法制度整備事業に い ,各国プロジゟクト 中 個別分野ンテーブ
に委員会,作業部会,研究会等 組成され,国際協力部 プロペーター 中心 り,
取取取取取取取取取取取取取取取取取取取取取取取取取取取取
1取国際民商事法研修 ,一定地域 カンボジア,ラアケ,プャンブー,ベトナム及び日本 法 家を集
,相互 法制度ン運用実態を比較検討させるこ により, 国を対象 る国別研修 気付きにく
い自国 法制度 特徴や問題点を理解 るこ を目的 た研修 あ た。ァ00ウ 年度をも 終了。取
当財団 事務局業務を担当 いる ,各部会等内部 諸連絡調整,議事録ほ 関係
資料作成等 補助業務を行うた 法 知識 ある大学院生を当財団 起用 業務契約
上,各組織に配置 いる。取
ベトナム,カンボジアに JICA ら長期専門家 弁護士,検事ン国際協力部教官,
裁判官 派遣され いる ,現地 法当局や現地側実行委員会 衝,現地セプ
ナー開催等に い 日本側担当組織 連絡調整や資料送付に当財団も協力 いる。取
法整備支援事業 節目に際 法案 内容を現地関係者に広く理解 もらう
もに,当該国 協力関係 進 た 日本 ら関係者プッションを派遣 現地記念
セプナーをデノイ(1999 年 11 月),プノンヒン(ァ00ァ 年 10 月)に 開催 ,当財団
プッション事務局 全面的に協力 た 本セプナー JICA受 事業 別に,
JICA,法務総合研究所及び財団 共催事業 実施 。取
取
(ア)取受 事業以外 主要事業取
取 日中民商事法セプナー取
本セプナー 財団設立後間も く中国を訪問された伊藤会長 国務院国家経済
体制改革委員会 体改委 李鉄映主任 間 協力合意 され,第 1 回セプナ
ーを 1996 年 11 月東京,大阪 開催 ,以後両国に 交互に開催を続け いる。取
中国側 ァ00ア 年 ア 月組織改革により国家発展改革委員会に引き れ,同年 11
月 第 8 回セプナーに先立ち同委員会張暁強秘書長 宮原賢次会長 間 方
協力 好増進に き改 協議書 締結された。取
各年 セプナー開催 4~5 月くらい前に あら 財団 部や関係者 御
意向を確認 財団事務局 京に出張 ,テーブン講師 選定,通 ン講演原
稿翻 手配,プログラム骨子,会場やプッションロジケテ゛ックケ等詳細にわ
たり先方委員会 法規 ,外事 交浟 ,これに基 き 方具体的に準備を
り進 いる。取
ァ00ァ 年第 ウ 回セプナー ら法務総合研究所に 従来 後援 立場 ら共催に格
上 いた き,大阪セプナー 大阪中之島合同庁舎内国際会議室 使用を含
多大 る御支援を頂い いる。 た,ァ00ア 年第 8 回セプナー ら JETROも共催
者 加わり,東京 セプナー会場 便宜提供を始 セプナー運営に協力い
た い いる。取
取
取 日韓パートナーシップ研修取
本研修プロジゟクト 最終交浟 た 1999 年 ア 月法務総合研究所栃木 太郎総
務企画部長,同部亀田哲研究官,財団理事小杉 夫弁護士,事務局 ら小職 ソ
ウルを訪問 ,大法院関係部署 基本計画に き合意を得 ,エンイン大法院長
小杉弁護士 知 を表敬訪問 た。取
1999 年 9 月~10 月に第 1 回研修 東京セッション,ソウルセッション各 5~6
日 実施され,当財団 日本側共催者 旅費,懇談会等 実費支弁を含
協力 いる。取
,韓国大法院 ルート きたこ により,大法院 ら専門講師 派遣
を得 ァ001 年 日韓 記制度 ,ァ00ァ 年 日韓不動産 記制度比較 ァ00ア 年 日
韓知的財産訴訟 をテーブに東京 講演会を開催 た 法務総合研究所,財団共
催 。取
取
取 アジアン太 洋諸国法制度調査研究及び同シンフジウム取
財団設立第 1 年度より法務総合研究所,当財団 共同事業 関西 学者ン法
曹関係者をベントー る研究会を構成 ,アジアン太 洋諸国 民商事法制度
に い 調査研究を委 ,そ 成果 対象国 らも専門家を招聘
シンフジウムを開催 き り,ほ ァ 年 に新 いテーブに取り組 長
期 続事業 確立 いる。取
取 取
各研究会 長 中心 り,国際協力部 プロペーター り進 り,
当財団 研究会 事務的業務,企業 ら 研究員参加,海外調査アヤンジ,シンフ
ジウム運営協力,歓迎パーテ゛ー,成果 出版等を主体に協力 いる。取
取
以上,本稿 財団設立 経緯 主要事業 運営体制 概略を主体に述べ た ,
事業全体 詳細 最近 新規事業も含 ,財団 ビームヒージ 又 機関紙“ICCLC”
各決算事業報告書等 を御参照いた き,当財団 活動 事務局 取組に対 関
係各位 一層 御理解 御支援を 願い る次第 。取
取
取
取
国際民商事法センター
ICCLC
の役割と今後の課題
取
財団法人国際民商事法センター理事長取
原取 田取 明取 夫
取 取財団法人国際民商事法センター ICCLC の設立趣旨
ICCLC ,1996 年 成 8 年 4 月に,当時 国際協力事業団 JICA 発展途
上国に対 る国際経済援助 ODA 無償援助 一環 ,市場経済に移行
あるアジア諸国 民商事法を中心 る基本法 整備支援を行うに当たり,そ
支援事業 委 を受ける目的 ,法務省を始 政府 緊密 連携を り ,
経済界ン法 学者ン法曹界 協力を得 設立された。取
取 わち,アジア 目覚 い発展を遂 ある国々 も,経済活動に必要
民商事法を中心 る法制 整備 遅れ, た,それを運用 る人材 不足 い
るた 法制度 十分機能 い いこ 懸念され, 国に対 法制度基 整
備 た 支援ン協力 求 られ,これに応える動き あ た。取
こ よう 要請に応 るこ , 国 アジア諸国 経済関係を発展させ,
一般的 国際関係 好増進に繋 る 期待された ある。取
取
ICCLC 事業の進展
(1)取法整備支援 進展取
取 取 当初,ベトナム,カンボジアに対 る民法,民事訴訟法 整備支援 先行 た ,
次第に対象国 ラアケ,ウゲベゥケタン,インチネシア,プャンブー,中国 に
拡大 る もに,そ 内容も,倒産法制,和解ン調停法制 個別特定 分野
に進展 ある。 た,法 整備に ら ,人材 育成 を念頭に,問
題点を絞 た国際研修や相互研究 開催 協力 在り方ン方法に い も多様
化ン多面化 ある 現状 ある。取
(ァ)取関連事業 展開取
取 取 取 ICCLC 事業 特筆 べき ,次 ある。い れもJICA ODA事業
法整備支援 い ,関係団体 連携による重要 活動 展開 考え
られる。取
取 取 取 日中民商事法セプナー取
こ セプナー ,ICCLC発足直後 ら,中国 国務院直属 国家発展改革委員
会 法務省,JETRO 共催 る形 ,隔年 に,日本 京 交互に開催され,
昨年 10 月に 京 第 1ア 回目 セプナーを行 た。取
そ 内容も,そ 時々 方 関心事を取り上 ,昨年 ,中国 施行された
り 独占禁 法 実施ン運用に関 る問題点をテーブ た。取
取 取 取 日韓パートナーシップ研修取
こ 研修 ,韓国 大法院 日本 法務省及び最高裁判所 不動産及び商業
記ン供 制度ン戸籍制度ン民事執行制度関係者 相互に交流 研修 るも
,既に昨年に 10 回目 研修を実施 ,両国 民商事 権利保全関係実務 問
題点に い 相互理解を深 ら研修 る得難い機会に いる。取
取 取 取 アジアン太 洋諸国法制度調査研究ンシンフジウム取
こ 研究ンシンフジウム ,法務省 ICCLC JETRO,関西を中心 る各大
学 会社法関係 学者 弁護士 協力を得 ,中国,シンイフール,フ゛モヌン,
タイ アジア諸国に進出 る日本企業に関わる会社法上 諸問題をテーブ
研究 いる。取
取
現状の問題点と将来への展望
取 先日 ァ009 年 1 月 16 日,法務省法総研ンJICA共催 第 10 回法整備支援連絡会
大阪ン東京 開催された。私 ,こ 会議に後援団体 一 あるICCLC を代表
出席 た。こ 連絡会 ,法総研国際協力部 実質的に企画 開催され きたも
,従来 ら, 国 法整備支援 活動 主体 JICA ODA 無償援助
に係るも あ も,各大学 ほ ,弁護士会そ 他各種団体等 独自 プログラ
ム 実施 きたも もある ,そ 情報交換を目的に開催され きた。取
取 今回 連絡会 ,国連開発計画 UNDP ベトナム事務所政策アチトイギー あ
るニコラケンブーケ氏 開発途上国へ 法整備支援 題 る特別講演を行い,日
本 法整備支援 在り方を評価 ,国連 立場 ら今後に ける支援関係国間
相互協力ン調整 必要性を述べた。取
取 日本政府 ,ァ006 年 成 18 年 ,内 に関係 僚による 海外経済協力会
議 設けられ,そ 重要 課題 一 法整備支援 を戦略的に進 るべき
旨 合意され,関係省庁間 基本計画 を策定中 , 国 国際 献ン国際協力
法整備支援 を一層充実 よう いう気運 高 いる こ あり,
そ 中 ,アジアに ける法 支配 法アクセケ拡大に向けた法務省や日弁連 取
組 紹 され, た,慶応義塾大学大学院法務研究科 松 弘教授 ら,法整備支援
に関 良い統治 法 支配 意味 けを理論的ン戦略的により詳細に検討 べ
きこ 提言された。取
取 こ よう 論議を通 ,私 ICCLC 立場 ら,法整備支援を含 国 国際
協力 在り方に い 感 た問題点 ,次 り ある。取
取
(1)取取国 政策 国際協力に関 る総合的視点 必要性取
安全保 会議 別に,内 に 海外経済協力会議 設置され,言わ ソ
フトパワー による国際関係 調整に い ,より広い意味 国益実現 安全確
保を るた に,各種政策を立案 る 塔的役割を果たそう いるこ を高
く評価 たい。そ 一端 ,一国内及び国際的 紛争を 和的手段によ 防
解決 るた に, 法による 和 観念 改 理解され,実現されるこ
望 い。そ た にこそ 法整備支援 概念 ,より積極的に,国際経済協力
枠内 展開され,定着 るよう努力 ほ い。取
取 そ 活動へ 参加者 ,国家機関 ら ,大学,日弁連,日本法 家
協会 非政府機関,社会的責任(CSR) 観点 ら参加 る民間企業ン個人をも
含 総合的 幅広い人々 協働 必要に る。取
取
(ァ)取取法整備支援参加者 育成 支援取
従来 ら大学関係者,弁護士,そ 他 ボランテ゛ア 立場 法整備支援
様々 分野 協力され きた多く 先 意見を聞く ,これに参画 たこ によ
る 成感 自己満足 も よりある ,政府を含 た社会全般 目 ら見た評価
意味 け 行われる ,より積極的に参加 る人々へ インセンテ゛ブに る
い 指摘され いる。取
最近 ,大学 各種講義 中 ,国際協力 分野 法整備支援 意味
けに多く 学生 ら高い関心 寄せられ いる, こ ある。 国 国際
的プヤゴンケ 近年 少 く り ある 内向き傾向 指摘される中 ,
若い世代 人々に将来 国際的活動 分野に向け 夢 希望を えるこ きる
よう 夫 るこ 望 い。 た,こ 分野 活動に ,若い世代 活力 大
ある ,それら 若い人々 真に暼効 支援活動に参加 きるた に ,経験
を積ん 人々 ら 育成へ 支援 必要 考えられる。取
取
(ア)取海外開発援助 ODA 援助 国際協働 新た 展開
取 取 取 先に見た日中民商事法セプナー よう 展開 ,従来 OECD 定義 る一方的
開発援助 範囲 ら 捉えきれ い意味を持 いる。 わち援助対象国
ら卒業 た国々 間 統治制度 そ 運用 に関 る相互研究ン協力 面
を持 ソフト面 協働 暼用性を理解 るこ 必要 ある。こ 面 ,ODA
を包括的に担当 るた 組織を改 た新生JICA 新 い事業 可能性 他,
ODA 対象国を卒業 た国々 間 国際協働 新た 分野も想定される。取
取 取 取 こ ように考え くる ,ICCLC も,従来 ODA 一環 法整備
支援 委 を受ける立場 事業を行い ,NGO 立場 ら,国 ソフ
トパワーを補完 る 統治機能 強化を支援 る海外協力 一端を担う組織
活動 きるよう るに う たらよい , いう見地 ら検討を進 る必
要 ある。今回 法整備支援連絡会 ,ICCLC 理事小杉 夫弁護士 ,こ
よう 観点 ら,政府 支援活動,それを支える民間企業等 理解 支援,さらに
ローエイシア1
The Law Association for Asia and the Pacific よう 草 根 国
際的 法 家 国際交流 協働も必要 あるこ を長い経験に基 い 総括されたこ
誠に貴重 視点 感 た。今後 も,こ 観点 らもICCLC 役割 評価され
るよう努力 たい。取
取
取取取取取取取取取取取取取取取取取取取取取取取取取取取取
1取アーケトラモアに本部を く,アジアン太 洋地域 ァ4 国 法 家 任意団体取
取 ICD NEWS取 第ア8号 ァ009.ア 取 ァア取
唇歯輔車
関係
~器 うつわ を整える~
取
水戸地方検察庁取
次席検事取 山取
取 輝取 年取
取取
取
取
取
取
静かなる始動取
ァ000 年 4 月 1 日,法務総合研究所 総務企画部付教官 着任 た。検事任官 1ウ 年目
春 こ 。場所 法務省 中 も由緒ある赤煉瓦棟。1895 年建築 それ ,外観 赤
煉瓦,階段を上 玄関 ある造作,中 高い天井に,湾曲 ゆ たり た階段を暼
いる。明治時代に不 等条約 解消に 西洋 法制度 入 必要 た。最も容易
, 器 を真似るこ ,即ち西洋風 外観 法省を建 るこ ,次に法 を翻 作
るこ ,最も困難 法曹を育 るこ あ た ヶ月章著 法学入門 。そ 動機
う あれ,赤煉瓦棟 ,今 人 心を落ち着 せる雰囲気を醸 出 いる。や り,
これ 歴史 重 ょう。取
着任当時 法総研所長 ,そ 赤煉瓦 静 佇 いを象徴 るよう 安健 所長 19
期 。ナントー 栃木 太郎総務企画部長 ァ5 期 ,燃える炎 赤 を体現 る 人柄。そ
に,行動力果敢 齊藤雄彦副部長 ア5 期 に,冷静沈着 榊原一夫部付教官 ア6 期 ,
人柄抜群 黒川裕 部付教官,そ 私 合計 4 名 あ た。仕事 内容 , 法整備支援 ,
民商事法分野に ける国際協力 ある。総務企画部 仕事 ら れ 数ある業務 一部に過
い ,部付教官 ア 名に 専従業務 ある。前年度 ら 残留者 榊原部付教官一人 ,
後 ア 人 新参者 ある。取
時 も,中央省庁等改革 省庁再編 時期 ,翌 ァ001 年 1 月 6 日 ら 1 府 1ァ 省庁
元 府 ァァ 省庁 ケタート るこ に いた。各省庁 設置法や規則 見直 作
業 盛ん。基本 自助努力にケクラップンアンチンビルチ あり,削るこ 容易 も増や
難 い。そん 時期に,法総研 ,翌 ァ001 年 4 月を目途に,研究部 ァ 部を 1 部に
減ら 一方,新た 部 設置に向け 作業を続け いる。そ 新 い部 今 国際協力部 。 唇歯輔車 ん ほ ,中国 諺 輔車相拠り,唇滅ぶれ 歯寒 に由来
る四 熟語。車 両側を挟 木 車 一緒に 物を運び,唇 歯 別物
り離 こ き い, いう意味。輔車 輔 を 骨, 車 を 骨 意味
今を き く 法制度改革論議 ,議論 始 1 年足ら ,そ 中間報告も出 い
い時期 こ ある。取
取
春 兆し取
着任 た きに ,既に路線 引 れ いた。御存知 り,1994 年に初 ベトナム
法関係者を日本に招いた 法整備支援 始 り ,早くも 1996 年 4 月に 財団法人国
際民商事法センター ICCLC 設立され いる。法整備支援事業や調査研究を主たる目的
る民間組織 あり,後に特定公益増進法人 認定を受け い 。重要 こ ,国際
協力部創設 5 年前 いう時期にICCLC いう 器 誕生を いるこ 。急に誕生 る
く,そ 前 段階 ら動き あ たに違い い。そ 時期 ,法整備支援 う
る 皆目分 ら い状態 。もちろん,自然に誕生 たわけ も い ょう。ベトナ
ム民法制定直前に関 た森島昭夫名誉教授による外務省ンJICAン法務省 関係機関へ
働き け,法整備支援 重要性に気付いた法務省ン法総研 部,それを民間 受け た良
き理解者 ヶ月章法学博士,(故)伊藤 会長 ,多数 関係者 協力 努力によるも
。そ 事業に意義を感 けれ ,そ 時点 器 誕生 る あり せん。
そこに 度量 もいうべき 人間 器 存在 たに違い い 。取
当時,法総研に 器 存在せ ,ある 人 労力 ,それも他 業務を持ち
ら 僅 人数 あ た。年 1 回程度 ヒーケ 細々 研修を続け いる分に ,それ
も対応 きた。 ,そ 間 を徐々に広 ,ベトナムンカンボジアンラアケを対象
る本邦研修 国別研修 ,それにペンガルやプャンブーを加えた国際民商事法研修 多国間
研修 続くように る。本邦研修 り い。現地セプナーに専門家を派遣 る
もちろん,ベトナム 民法改 支援,カンボジア 民法ン民事訴訟法 起草支援 始 た
も 1999 年 らに り 。民事訴訟法支援に い 竹 守夫法学博士ほ 名 たる民
事訴訟法学者ン実務家 集 いた。民法起草支援 同 。現地セプナーに法 専門家を
定期的に派遣 けれ ら い。記録も資料も整える必要 あり 。そ ,ァ000 年 4
月 り私 着任時に ,ベトナムンデノイに検事 弁護士 派遣され,そ ウ 月に 裁判
官を派遣 る予定に いた。加え ,アジア開発銀行 ADB 連携 た研修 5 月
連休明け ら予定され いた。10 間 研修 ,資金 ADB,労力 法総研 いう分担
ある。JICA 無関係 研修 あるた ,法総研職員 自ら渡航や宿泊先,日常生活 世話
を けれ り せん。参加国 ,中国ンインチンネパールンパゥケタンンフ゛モヌンン
タイ 合計 1ァ 名 ,日本人 ア 名 加わり,そ 1 名 現在 森永太郎教官 。これを部
付教官数名 企画課職員数名 やりくり いた ら驚き 。取
それ 可能 た もICCLC 支え あ た ら 。 らこそ,タイトル 唇歯輔
車 ,こ 言葉 今 あ り知られ い い。用例 , や い ころ ,
日本 国連加盟受諾演説に 場 る。私 誕生日 ア 日前 1956 年 1ァ 月 18 日,時 重光葵外
務大臣 行 た演説 ,憲法 精神 ら説き起こ ,新渡戸稲造も使 た 東西 架け橋
いう言葉 締 括 たこ 暼名 ある。そ 途中 第 4 段落 日本 アジア諸国 ,
政治上 もちろん経済上に い も唇歯輔車 関係にあり, ,不可分 運 にあ
,これら諸国 向上発展に大 る期待を け いるも あり 述べ いる。法整
備支援 精神 表れ いる もちろん ,法務省ン法総研 国際協力部 ICCLC
関係を表 にも最適 思 い 。取
取
大阪 縁取
もう一 れ ら い背景 あり 。それ ,大阪 地に建物 いう 器 一部
を造ろう いた件 ,要 るに大阪中之島合同庁舎 こ 。大阪市西天満 大阪地
方検察庁 庁舎 手 に り,法務省 堂島 住居表示 福島区 にある大阪大学付属
病院跡地 獲得に動い いた。そ 際, 大阪 国際都市を目指 。中之島 一等地にチベケ
テ゛ック 法機関 不要 言われた経緯 ある こ 。そこ ,法務省に 国際機関
あり, 説明 るこ に り 。国連旗 た く UNAFEI 国連アジア極東犯罪防 研
修所 ,そ 民商事法分野 法整備支援 こ 。こ 合同庁舎に国際協力部や国際会議
場 ある ,ここに由来 ある 。 器 一部 表現 た ,主要部分 検察庁
ある ら ,そ 庁舎 ァ001 年に 完成予定 あ た。取
,そういう形式的 背景 け い。大阪 昔 ら商業都市 。後 大塚清明
法総研所長 ァア 期 ,大阪地検ン高検 次席検事当時 1996 年,ァ000 年 ら,訪れた
アジア 研修生に説明 いたように,堂島 地に 米会所 あり,商品先物取引発祥 地
幕府 公許 1ウア0 年 。本邦研修 たび披露された伝統ある 大阪締 皆 覚え
いるこ ょう。そ ,アジア諸国 交流 いう点 東京よりも歴史 長く深い。
これほ 民商事法分野 法整備支援を拠点 るに相応 い地 い。一方,合同庁舎 暼
形 器 ら,無形 知恵 器 も言うべきも 大阪に誕生 いた。ICCLCそ も
いも , ヶ月博士 呼び掛けに応 在阪 研究者ン弁護士 呼応 ,1996 年に 関
西アジア民商事法研究会 きた 。勝手に法整備支援を応援 る いう意味 ,自
称 勝手連 。海外研修生 ビームビジットに協力 く さる ,そ 献度 大 あ
た 。取
こういう経緯もあ ,実 ,法総研 総務企画部 UNAFEIに ,そ 前年 ら関西
検察事務官 ら選 れた人材 国際協力専門官 配置され いた。い れ大阪 法整備
支援 拠点 る以上,大阪出身者に国際協力を体験 もらう必要 あ た ら 。取
取
拡張路線取
,大阪に施設 いう 器 完成予定 ら新 い部 当然認 られる, いうほ
現実 甘く い。何 さ い も,実績 必要,需要 必要,途上国 要望 必要
あ た。取
こ アジア 国 ら 要請 も受ける。研修 も現地セプナー も何 も引き受ける。
消極姿勢 論外, ん んやろう 取
それ 当時 方針 あ た ,それ 国際協力部を立ち上 るた た。そう言う 語
弊 あるも ,国際協力部 きれ 知的支援 目玉 ,法整備支援 いう価値ある
国際協力 可能に り 。 べ そ た 。法整備支援に少 も関係 る ら,
私法学会,大学 シンフジウム,他 省庁主催 研究会 ,国内外を問わ に積極的に参
加 ,パネモケト 参加 る。人脈拡大 優先 ,さ ら公務員 不慣れ 営業活動 様
相を呈 いたほ 。取
着任 た私 何を いた 言う ,ADB研修 ,内 法制局 講師 突如都合
,代わりに立法過程に き講義を る。法総研 浦安 宿泊施設に外国人を宿泊させる
初 あり,何 生 る不都合ン不具合に対処 る。そう 思え ,ァ000 年 6 月
に ラアケに派遣予定 講師 事情により ァ 間前にゥャンセル り,再び突如,ラアケ
に赴き,英語 刑事 法 セプナーを る。翌 ウ 月に ジャカルタ 開催されるAPEC経済
法制度 強化に関 るシンフジウムに出席 ,帰途にベトナムを訪問 ,現地専門家 共
に関係 法機関を表敬訪問 る いう る さ あ た。取
取
ICCLC 支え取
実績作り いう点 も,ICCLCに足を向け 寝られ せん。当時 国際民商事法セプナー
多国間研修 に 日本人研修員も参加 いた ,公務員 ほ 民間 企業法務部 専門
家も参加 る実にマニーク 構成 。40 年 歴史を誇るUNAFEI も日本 民間人 参加
たこ い ょう。民商事法分野 研修に,経済 最前線にいる民間 参加 い
ら,益 少 い ら 。それ 可能に た ,ICCLC 尽力により企業に協力を 願
い ,派遣 くれた ら 。 た,ICCLC独自 活動 ,日中民商事法セプナー
毎年開催され り,法総研 法整備支援に携わるベントーも出席 ,時に パネモケト
法務省 らも出席 いた。市場経済化を推進 る中国 民商事法分野に ける動向
分 るセプナー ,貴重 も 。取
そ ,日韓パートナーシップ研修 研究 ,ICCLC く 実現不可能 あ た。
JICA 開発途上国支援 あり,そ 枠組 外 ら支援 不可能 る。 ,途上国 い
も途上国 く,い れ自立 。自立 たら法整備支援 く る ょう
。支援 言う らそういう印象を受け ,法整備支援 民商事法分野 国際協力 あ
り, 協力 く ら い ょう。 方 対等 立場 激 合 更に発展 る いう
国際協力ン交流 イベージ 。韓国 既に途上国を脱 いる。歴史的経緯 ら日本
法制度 も似 い ,独自に発展 た部分も多く,日本も再 激を受けるこ 間違い
。距離 近く文化も似 り,ここも唇歯輔車 関係にあり 。 ,国家予算 制
約上,そ 支出に 制約 あり 。法務省ン法総研 出せる部分 日本人研修員 国内分
。韓国 自分 出 。予算 制約 出せ い部分 ICCLC 独自に 献 る。自費
負担 も日本 交流 たい 声を上 る外国 手を携える いう 理想形 あり,将
来を見通 たも 。取
た,アジアン太 洋諸国 比較研究を 続的に実施 いたほ ,ベトナムンデノイ
日越共同 記念セプナーを主催 る ,重要 行事に 積極的に関 い た。取