宮崎県高齢者保健福祉計画
第 八 次 宮 崎 県 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画
第七期宮崎県介護保険事業支援計画
御
挨
拶
我 が 国 で は 、 世 界 に 例 の な い 速 い ス ピ ー ド で 高 齢 化 が 進 ん で お り 、 他 の ど の 国 も
経 験 し た こ と の な い 本 格 的 な 超 高 齢 社 会 を 迎 え て お り ま す 。
さ ら に 、 本 県 の 高 齢 化 率 は 、 平 成 2 9 年 1 0 月 現 在 で 3 1 . 0 % と 、 全 国 平 均 ( 2 7 . 7 % ) よ
り も 速 い ペ ー ス で 高 齢 化 が 進 ん で い ま す 。
平 成 1 2 ( 2 0 0 0 ) 年 4 月 に 創 設 さ れ た 介 護 保 険 制 度 は 、 高 齢 者 の 介 護 を 支 え る 基 幹 的
な シ ス テ ム と し て 定 着 し て い る と こ ろ で す が 、 平 成 2 9 ( 2 0 1 7 ) 年 6 月 に 「 地 域 包 括 ケ
ア シ ス テ ム の 強 化 の た め の 介 護 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 」 が 公 布 さ れ 、 地 域
包 括 ケ ア シ ス テ ム の 深 化 ・ 推 進 に よ り 、 高 齢 者 の 自 立 支 援 と 要 介 護 状 態 の 重 度 化 防
止 や 医 療 ・ 介 護 の 連 携 、 さ ら に は 地 域 共 生 社 会 の 実 現 を 図 る と と も に 、 介 護 保 険 制
度 の 持 続 可 能 性 の 確 保 や サ ー ビ ス を 必 要 と す る 方 に 必 要 な サ ー ビ ス が 提 供 さ れ る よ
う に す る こ と が 求 め ら れ て お り ま す 。
こ の よ う な 状 況 を 踏 ま え 、 本 県 で は 、 平 成 3 0 ( 2 0 1 8 ) 年 度 か ら 3 か 年 の 高 齢 者 保 健
福 祉 施 策 の 指 針 で あ り 、 2 0 2 5 年 を 見 据 え た 高 齢 者 施 策 の 方 向 性 を 示 す 新 た な 計 画 と
し て 、
「 宮 崎 県 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 ( 第 八 次 宮 崎 県 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 ・ 第 七 期 宮
崎 県 介 護 保 険 事 業 支 援 計 画 )
」 を 策 定 し ま し た 。
本 計 画 で は 、 基 本 目 標 で あ る 「 高 齢 者 が い つ ま で も 住 み 慣 れ た 地 域 で 、 安 心 し て
自 分 ら し く 暮 ら し 続 け ら れ る 社 会 づ く り を め ざ し て ~ 地 域 包 括 ケ ア シ ス テ ム の 深 化
・ 推 進 ~ 」 を 実 現 す る た め 、
「 高 齢 者 が 活 躍 す る 社 会 の 推 進 」
、
「 自 立 支 援 に 向 け た
取 組 の 推 進 」
、
「 認 知 症 高 齢 者 支 援 策 の 充 実 」
、
「 介 護 サ ー ビ ス 基 盤 の 充 実 」
、
「 人 材
の 育 成 及 び 確 保 」 を 施 策 の 柱 と 位 置 づ け 、 具 体 的 な 取 組 を 展 開 す る こ と と し て お り
ま す 。
今 後 と も 、 市 町 村 及 び 関 係 団 体 と の 連 携 を さ ら に 深 め な が ら 、 こ の 計 画 を 着 実 に
推 進 し 、 宮 崎 県 総 合 計 画 の 基 本 目 標 で あ る 「 未 来 を 築 く 新 し い 「 ゆ た か さ 」 へ の 挑
戦 」 を 目 指 し て 「 安 全 ・ 安 心 で 心 ゆ た か に 暮 ら せ る 社 会 」 づ く り を 進 め て ま い り ま
す の で 、 県 民 の 皆 様 の 一 層 の 御 理 解 と 御 協 力 を 賜 り ま す よ う お 願 い 申 し 上 げ ま す 。
最 後 に 、 こ の 計 画 の 策 定 に 当 た り 、 貴 重 な 御 意 見 を い た だ き ま し た 宮 崎 県 高 齢 者
サ ー ビ ス 総 合 調 整 推 進 会 議 の 委 員 の 皆 様 を は じ め 、 関 係 の 皆 様 に 心 か ら 感 謝 申 し 上
げ ま す 。
目
次
Ⅰ
総
論
第1章
計画策定に当たって
1第1節 計画策定の理由 1
第2節 計画の性格、位置づけ 2
1 法令上の根拠 2
2 市町村計画との関係 2
3 関係する計画との調和 2
4 医療計画との整合性 3
5 地域共生社会の実現に向けて 3
第3節 計画の期間 4
第4節 計画の背景 5
第5節 計画の策定体制 6
第6節 高齢者保健福祉圏域の設定 7
第2章
高齢化等の状況
8第1節 県全体の状況 8
1 高齢者人口等 8
(1) 総人口と高齢者人口の推移 8
(2) 高齢化率の推移 9
(3) 人口構造の推移 10
(4) 市町村別高齢化の推移 10
2 世帯の状況 12
3 要支援者及び要介護者等の状況 13
(1) 第1号被保険者 13
(2) 要支援・要介護認定者 13
(3) 介護サービス利用者 15
(4) 介護保険給付費 16
第2節 各圏域の現況 17
(1) 宮崎東諸県圏域 17
(2) 日南串間圏域 17
(3) 都城北諸県圏域 18
(4) 西諸圏域 19
(5) 西都児湯圏域 19
(6) 日向入郷圏域 20
(7) 延岡圏域 21
(8) 西臼杵圏域 21
第3章
計画の基本的な考え方
24第1節 計画の基本目標 24
Ⅱ
各
論
第1章
高齢者が活躍する社会の推進
28第1節 シニアパワーの活用と多様な社会参加の促進 28
第2節 生きがいづくりの支援 30
第3節 生涯学習、生涯スポーツの支援 31
1 生涯学習・文化活動 31
2 生涯スポーツ 33
第4節 就業の促進 34
第2章
自立支援に向けた取組の推進
37第1節 自立支援、介護予防・重度化防止の推進 39
1 市町村への支援 39
第2節 在宅医療と介護の連携 40
1 地域における在宅医療・介護連携体制の構築 40
2 在宅医療・介護提供体制の構築 40
(1) 医療・介護サービスの切れ目のない提供 40
(2) 在宅医療・介護サービスの充実 41
3 在宅医療・介護を支える人材の育成 41
第3節 地域ケア会議の推進 42
第4節 介護予防・健康づくりの推進 43
1 介護予防の推進 43
2 生活習慣病等の予防の推進 44
(1) 健康教育 45
(2) 健康相談 45
(3) 健康診査 46
① 特定健康診査等 46
② 歯周疾患検診及び骨粗鬆症検診 46
③ 肝炎ウイルス検診 47
(4) 訪問指導 47
(5) がん検診 48
3 口腔ケアの推進 48
4 栄養・食生活の改善 49
第5節 生活支援の体制整備 50
1 生活支援サービスの充実 50
2 高齢者を地域で支える活動の支援 51
3 高齢者虐待防止対策の推進 53
4 権利擁護の推進 54
5 安心できる暮らしの確保 56
(1) 消費生活の支援 56
(2) 交通安全対策の推進 57
第6節 快適に暮らせる住まいとまちづくり 59
1 高齢者の住まいの整備 59
2 人にやさしいまちづくりの推進 61
第3章
認知症高齢者支援策の充実
63第1節 予防対策の推進 63
第2節 相談体制の整備 64
第3節 専門医療の提供体制の充実 65
第4節 介護人材の育成 65
第5節 地域の支援体制の整備 66
第6節 若年性認知症施策の推進 67
第4章
介護サービス基盤の充実
69第1節 介護サービス基盤の整備 69
1 介護サービスの種類とサービス量の見込み 69
(1) 介護サービスの種類 69
① 介護給付対象サービス 69
② 予防給付対象サービス 69
(2) 介護保険対象サービスの量を見込むに当たっての基本的な考え方 70
① 居宅サービス及び地域密着型サービス 70
② 施設サービス 70
③ 地域包括支援センター 70
(3) 介護給付対象サービスの概要とサービス量の見込み 71
① 居宅サービス等 71
ア 居宅サービス 71
ア-1 訪問介護(ホームヘルプサービス) 71
ア-2 訪問入浴介護 71
ア-3 訪問看護 72
ア-4 訪問リハビリテーション 73
ア-5 居宅療養管理指導 73
ア-6 通所介護(デイサービス) 74
ア-7 通所リハビリテーション(デイケア) 74
ア-8 短期入所生活介護(ショートステイ) 75
ア-9 短期入所療養介護(ショートステイ) 75
ア-10 特定施設入居者生活介護 76
ア-11 福祉用具貸与 77
ア-12 特定福祉用具販売 77
ア-13 居宅介護住宅改修費 78
イ 居宅介護支援 78
② 地域密着型サービス 79
ア-1 定期巡回・随時対応型訪問介護看護
(定期巡回・随時対応サービス) 79
ア-2 夜間対応型訪問介護(夜間対応型ホームヘルプサービス) 80
ア-3 地域密着型通所介護 80
ア-4 認知症対応型通所介護(認知症対応型デイサービス) 81
ア-5 小規模多機能型居宅介護 82
ア-6 認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム) 82
③ 施設サービス 85
ア-1 介護老人福祉施設 85
ア-2 介護老人保健施設 86
ア-3 介護療養型医療施設 86
ア-4 介護医療院 86
(4) 予防給付対象サービスの概要とサービス量の見込み 88
① 介護予防サービス等 88
ア 介護予防サービス 88
ア-1 介護予防訪問入浴介護 88
ア-2 介護予防訪問看護 88
ア-3 介護予防訪問リハビリテーション 89
ア-4 介護予防居宅療養管理指導 89
ア-5 介護予防通所リハビリテーション(介護予防デイケア) 90 ア-6 介護予防短期入所生活介護(介護予防ショートステイ) 90 ア-7 介護予防短期入所療養介護(介護予防ショートステイ) 91
ア-8 介護予防特定施設入居者生活介護 91
ア-9 介護予防福祉用具貸与 92
ア-10 特定介護予防福祉用具販売 92
ア-11 介護予防住宅改修費 93
イ 介護予防支援 93
② 地域密着型介護予防サービス 94
ア-1 介護予防認知症対応型通所介護
(介護予防認知症対応型デイサービス) 94
ア-2 介護予防小規模多機能型居宅介護 94
ア- 3 介 護予防 認知症 対応型 共同生 活介護
(介護予防認知症高齢者グループホーム) 95 ◆介護給付対象サービスのサービス量の見込み(県全体) 96 ◆予防給付対象サービスのサービス量の見込み(県全体) 97 ◆施設・居住系サービスの必要入所(利用)定員総数 98
(5) 地域支援事業 100
① 介護予防・日常生活支援総合事業 100
② 包括的支援事業 100
③ 任意事業 100
(6) 地域包括支援センター 101
(7) 要支援・要介護認定の適切な実施 103
2 介護保険対象外サービス 104
① 養護老人ホーム 104
② 軽費老人ホーム(A型、B型、ケアハウス) 104 ③ 生活支援ハウス(高齢者生活福祉センター) 105
④ 有料老人ホーム 105
⑤ サービス付き高齢者向け住宅 106
⑥ お泊まりデイサービス 107
⑦ 在宅介護支援センター 108
⑧ 老人福祉センター 108
⑨ 市町村保健センター 108
第2節 介護サービスに係る相談・情報提供体制の充実 109
1 相談体制の充実 109
① 地域包括支援センター 109
② 在宅介護支援センター 109
③ 介護相談員 109
2 サービス情報の提供及び苦情処理 111
① サービス情報の提供 111
② 介護サービス情報の公表 112
③ 介護保険の苦情処理 112
第3節 介護給付適正化の推進 114
第5章
人材の育成及び確保
115第1節 人材の育成及び確保の必要性 115
第2節 福祉人材センター等での人材育成及び確保 116
第3節 専門職の人材育成及び確保 118
① 介護支援専門員(ケアマネジャー)・
主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー) 118
② 介護職員初任者研修修了者 119
③ 社会福祉士・介護福祉士 119
④ たんの吸引等を実施する介護職員等 120
⑤ 保健師 121
⑥ 看護師・准看護師 121
⑦ 歯科衛生士 123
⑧ 管理栄養士・栄養士 123
⑨ 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・視能訓練士 124
第4節 「介護の日」の取組 124
第6章
計画の推進
125第1節 県の推進体制 125
第2節 関係機関・団体等との連携 125
第3節 進行管理と評価 125
【計画目標】 126
【 圏 域 編 ( 8 圏 域 )】 128
宮崎東諸県圏域 128
日南串間圏域 131
都城北諸県圏域 134
西諸圏域 137
西都児湯圏域 140
日向入郷圏域 143
延岡圏域 146
西臼杵圏域 149
Ⅲ
資
料
Ⅰ
総
論
第1章
計画策定に当たって
第1節
計画策定の理由
○
我が国は、世界に例をみない速さで高齢化が進行しており、平成27(2015)年
10月の国勢調査における高齢化率(総人口に占める65歳以上の高齢者人口の割
合)は、26.6%に達しました。今後も高齢化率は上昇を続け、平成37(2025)年
には30%に達し、国民の約3人に1人が65歳以上の高齢者というこれまでに経
験したことのない社会の到来が見込まれています。
○
宮崎県は、全国平均よりも速いペースで高齢化が進んでいます。本県におけ
る高齢化率は、平成13(2001)年には21%を超え、平成29(2017)年10月には31.0
%に達しています。本県の総人口は平成9年以降減少しており、今後ますます
高齢化が進んでいく中で、いかに地域社会の活力を維持し、高めていくかが重
要な課題となっています。
○
平成7(1995)年には、高齢社会対策を総合的に推進するため、高齢社会対策
基 本 法
( * 1 )
が 制 定 され ま し た 。 そし て 平 成 12 (2 00 0) 年 4月 に は 介 護 保険 制 度 が
創設され、本県においても高齢者を支える重要な制度となっています。
介護保険制度は、創設以降、高齢者の尊厳を支えるケアの確立、介護事業運
営の適正化、地域包括ケアシステムの実現などの改革が行われてきました。
○
本県では、宮崎県高齢者対策推進会議を通じて、高齢者対策の効率的推進と
総合調整を図るとともに、平成30(2018)年の高齢者介護のあるべき姿を念頭に、
介護サービスをはじめとした保健福祉サービスを含む高齢者の政策全般にわた
る3 か年計 画と して、
「第七次宮崎 県高齢者保健福 祉計画・第六期宮崎県 介護
保 険 事 業 支 援 計 画 」
( 以 下 「 現 行 計 画 」 と い い ま す 。
) を 平 成 27 ( 2 0 1 5 ) 年 3 月
に策定し、その着実な実行に努めてきました。
○
平成30(2018)年度からの第七期介護保険事業計画期間の開始に合わせ、現行
計画の見直しを行い、平成37(2025)年を見据えた上で、期間中におけるサービ
ス量などの目標とともに、その実現に必要な具体的施策を明らかにするため、
「宮崎県高齢者保健福祉計画(第八次宮崎県高齢者保健福祉計画・第七期宮崎
県介護保険事業支援計画)
」を策定しました。
-
2
-第2節
計画の性格、位置づけ
1
法令上の根拠
○
「高齢者保健福祉計画」は、老人福祉法(第20条の9)に基づいて策定する
ものです。
○
「介護 保険事業支援計 画」は、介護保険法 (第118条)に基づいて策定する
ものです。
○
高齢者保健福祉計画と介護保険事業支援計画は、老人福祉法第20条の9第5
項及 び介護 保険 法第118条第5項に 、一体のものと して作成されなければ なら
ない とされ てい ること から、
「第八 次宮崎県高齢者 保健福祉計画」と「第 七期
宮崎 県介護 保険 事業支 援計画」を 一体化し、
「宮崎 県高齢者保健福祉計画 」と
しました。
・ 高齢者保健福祉計画は、全ての高齢者を視野に入れており、介護保険の対象と
されていない高齢者保健福祉サービスはもとより、その他の関連施策についても
計画に盛り込んでいます。
・ 介護保険事業支援計画は、市町村が行う介護保険事業における保険給付の円滑
な 実 施 の 支 援 に 関 す る 計 画 で あ り 、 介 護 給 付 等 対 象 サ ー ビ ス の 量 の 見 込 み や 、
そのサービスを提供するために必要な事項を定めています。
2
市町村計画との関係
○
市町村においては、平成37(2025)年の高齢者介護のあるべき姿を念頭に、高
齢化の状況や介護サービス基盤の整備目標、サービス量、保険料のあり方等の
見込み、さらに地域包括ケアシステムの構築のための取組などを含めた第七期
介護保険事業計画を作成しています。
一方、本計画は、介護保険の保険者である市町村の第七期介護保険事業計画
を十分に尊重しつつ、広域的な観点から、施設整備や人材の養成・確保など、
サービスの円滑な提供を図るために必要な体制の整備について定めているもの
です。
○
本計画の推進に当たり、県は広域的な見地から市町村の取組に対し助言・調
整を図ってまいります。
3
関係する計画との調和
4
医療計画との整合性
○
国は、平成26(2014)年9月に地域における効率的かつ質の高い医療提供体制
の構築とともに、地域包括ケアシステムの構築を通じ、地域における医療及び
介護の総合的な確保を推進するため、総合確保方針
(*2)
を示しました。
総合確保方針では、都道府県介護保険事業支援計画と都道府県医療計画(医
療法 第30条の4 )及び地域医療介 護総合確保基金に 係る都道府県計画(
「地域
にお ける医 療及 び介護 の総合的な 確保の促進に関す る法律」
(以下「医療 介護
総 合 確 保 促 進 法 」 と い う 。
) 第 4 条 第 1 項 に 規 定 。
) と の 整 合 性 を 確 保 す る 必
要があるとしています。
○
第七次医療計画及び第七期介護保険事業支援計画については、病床機能の分
化及び連携の推進による効率的で質の高い医療提供体制の構築並びに在宅医療
・介護の充実等の地域包括ケアシステムの構築を一体的に行うため、各計画の
進捗状況に合わせて、これらの整合性の確保を図っていくこととしています。
(26ページ概念図参照)
○
今後、地域医療構想の具体化に当たっては、平成37(2025)年を見据えた介護
施設・在宅医療等の追加的な需要が生じることが想定されますが、本県では現
在議論が行われている地域医療構想調整会議を経て、病床の機能分化・連携を
進めることとしているため、本計画では追加的需要のうち、医療機関への意向
調査等を踏まえ、現時点で療養病床から介護医療院等への転換が見込まれるも
ののみ反映しています。今後、地域医療構想調整会議の議論の結果を踏まえ、
第七次医療計画の中間見直し及び第八期介護保険事業支援計画の策定において、
地域医療構想の具体化に伴い生じる追加的な需要の受け皿整備を推進していき
ます。
5
地域共生社会の実現に向けて
○
地域共生社会の実現に向けては、高齢者、障がい者、子ども等全ての地域住
民が抱える様々な分野にわたる生活課題を解決するための包括的支援体制の構
築や、高齢者と障がい児・者といった制度や分野が異なる方々が同一の事業所
でサービスを受けられやすくするための共生型サービスなどが求められていま
す。
このため、個人や世帯の抱える複合的な課題や人口減少社会に対応する総合
的 サ ー ビ ス の 提 供 を 進 め る た め 、 公 的 支 援 の あ り 方 を 「 縦 割 り 」 か ら 「 丸 ご
と」へ転換するとともに、住民の主体的な支え合いを育み、地域の資源を活か
して「我が事・丸ごと」の地域づくりを育む仕組みを創出していきます。
-
4
-第3節
計画の期間
○
平成30(2018)年度から平成32(2020)年度までの3か年とします。
計画の期間
○
平成12(2000)年に介護保険法が施行され、平成18(2006)年の介護保険法改正
以降、3年ごとに計画を見直してきました。
○
平成30(2018)年度から3年間を期間とする今回の計画は、団塊世代が後期高
齢者となる平成37(2025)年を見据えた上で、平成32(2020)年度末までの目標を
達成しつつ、地域包括ケアシステムの深化・推進のための取組を一層強化して
いくものとして位置づけています。
27年度 (2015)
28年度 (2016)
29年度 (2017)
30年度 (2018)
31年度 (2019)
32年度 (2020)
33年度 (2021)
34年度 (2022)
35年度 (2023) 平成6(1994)年度~平成26(2014)年度
第六期 介護保険事業運営期間 第一次~第六次宮崎県高齢者保健福祉計画
第一期~第五期介護保険事業支援計画
第七次・ 第六期計画
次 期 計 画 見直し
第七期 介護保険事業運営期間
見直し 本 計 画 (第八次・第七期計画) 見直し
第4節
計画の背景
○
我が国の高齢社会対策の基本的枠組みは、高齢社会対策基本法に基づいてい
ます。この法律では、政府が推進すべき高齢社会対策の指針として高齢社会対
策 大 綱
( * 3 )
の 策 定 を 義 務 づ け て お り 、 国 に お い て は 、 大 綱 で 示 さ れ た 目 的 や 基
本的考え方を踏まえ、就業・年金等分野、健康・介護・医療等分野、社会参加
・学習等分野、生活環境等分野、高齢社会に対応した市場の活性化と調査研究
推進、全世代が参画する超高齢社会に対応した基盤構築の6つの分野別の基本
的施策に関する指針などに沿って施策の展開を図ることとなっています。
○
また、国において、平成26(2014)年6月に「地域における医療及び介護の総
合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律」が公布され、高
齢者が住み慣れた地域で生活を継続できるようにするため、医療・介護・予防
・生活支援・住まいを一体的に提供する地域包括ケアシステムの一層の推進を
図っていくこととされました。
○
さらに、国において、平成29(2017)年6月に「地域包括ケアシステムの強化
のための介護保険法等の一部を改正する法律」が公布され、高齢者の自立支援
と要介護状態の重度化防止、地域共生社会の実現を図るとともに、介護保険制
度の持続可能性を確保することに配慮し、サービスを必要とする方に必要なサ
ービスが提供されるようにすることとされました。
〇
これに応じて、国において、平成29(2017)年7月に「介護保険事業に係る保
険給付の円滑な実施を確保するための基本的な指針」の改正案が示され、都道
府県・市町村が策定する第七期介護保険事業(支援)計画以後の計画は、平成
37(2025)年を見据え、これまでに取り組んできた地域包括ケアシステムの深化
・推進のため、自立支援・重度化防止に向けた取組や医療・介護の連携を推進
していくものとしています。
○
県では、宮崎県総合計画「未来みやざき創造プラン」において、平成42(2030)
年 ま で の 基 本 目 標 ・ 目 指 す 将 来 像 を 、 そ れ ぞ れ 「 未 来 を 築 く 新 し い 「 ゆ た か
さ」への挑戦」
、
「安全・安心で心ゆたかに暮らせる社会」を掲げるとともに、
戦略 目標を 「健 康寿命
男女とも 日本一」として示 し、
「生き生きと暮ら せる
健康・福祉の社会」への取組を推進することとしています。
-
6
-第5節
計画の策定体制
○
介護保険の保険者である市町村との会議やヒアリング等を重ね、これまでの
実績に対する評価・検討を行いました。
○
庁内組織である「宮崎県高齢者対策推進会議」及び「宮崎県高齢者対策推進
会議幹事会」においても、関係する各セクションとの協議・検討を行いました。
○
保健・医療・福祉の関係者や市長会・町村会等で構成する「宮崎県高齢者サ
ービス総合調整推進会議」で協議を行うとともに、パブリック・コメントを実
施し、策定しました。
計画の策定体制
宮崎県
宮崎県高齢者サービス 総合調整推進会議
宮崎県高齢者対策推進会議 (会長:副知事)
宮崎県高齢者対策推進会議 幹事会
(幹事長:福祉保健部次長(福祉担当)) 事務局
市町村計画策定委員会
市町村(保険者)
第6節
高齢者保健福祉圏域の設定
○
保健・医療・福祉の連携を図り、均衡のとれた施設の整備と広域的かつ効率
的なサー ビスの提供を図 るため、
「高齢者保 健福祉圏域」を設定し ています。
○
圏域は、
「宮崎東諸県」
、
「日南串間」
、
「都城北諸県」
、
「西諸」
、
「西都児湯」
、
「日向入郷」
、
「延岡」
、
「西臼杵」の8つです。
宮崎東諸県
(1市2町)
西都児湯
(1市5町1村)
日向入郷
(1市2町2村)
延岡
日南串間
(2市)
都城北諸県
(1市1町)
西諸
(2市1町)
西臼杵
(3町)
高齢者保健福祉圏域
(26市町村:9市14町3村)
都農町
木城町
西米良村
西都市
川南町
高鍋町
新富町
綾町
日南市
串間市
延岡市
高千穂町
五ヶ瀬町
日之影町
美郷町
日向市
門川町
諸塚村
椎葉村
都城市
三股町
国富町
小林市
えびの市
高原町
-
8
-第2章
高齢化等の状況
第1節
県全体の状況
1
高齢者人口等
(1)
総人口と高齢者人口の推移
○
本県の人口は、平成8(1996)年をピークに緩やかな減少傾向にあり、平成29
(2017)年10月現在、108万8,044人
(*4)
となっています。
○
平成29(2017)年10月現在の本県の64歳以下の人口は74.4万人で、65歳以上の
高齢者人口は、33.5万人となっております。
○
本県の高齢者人口は年々増加を続けており、平成37(2025)年をピークに、そ
の後転じて減少するものと見込まれています。
総人口と高齢者人口の推移
*4 宮崎県統計調査課「宮崎県の推計人口」の「年齢別人口構成表」による。
100.4
96.2 98.2
103.1 103.5 100.1 97.2 92.8 88.2 83.9 77.2
74.4 72.4 67.9 64.2 60.9 7.7 8.9 10.3 12.1 14.1 16.7 20.4 24.2 27.1 29.1 32.3 33.5 34.9 35.5 34.9 33.9 0 20 40 60 80 100 120
S40 45 50 55 60 H 2 7 12 17 22 27 29 32 37 42 47 (万人)
(年)
0~64歳人口 高齢者人口
108.1
実績値 推計値
105.1 108.5
115.2 117.6
116.9117.6 117.0 115.3 113.5 110.4 108.8 107.3 103.4 99.1 94.7
(2)
高齢化率の推移
○
平成29(2017)年10月現在の本県の総人口に占める高齢化率は31.0%、後期高
齢化率は16.2%となっております。
○
高齢者人口は、平成37(2025)年をピークに減少に転じますが、高齢化率、後
期高齢化率とも高く推移すると見込まれています。
高齢化率の推移
5.3 6.1 6.7 7.6
8.6 9.9
12.3 14.0 14.0 13.5
15.4 16.0 16.7 15.0
13.0 11.8 2.4 2.8
3.5 4.4 5.4
6.7 8.1
10.1 13.0 15.7
16.9
17.5 18.2 20.5 21.9 22.1
2.2% 2.7% 3.3%
3.8% 4.6% 5.7% 6.9% 8.7% 11.3% 13.9% 15.5% 16.2% 16.9% 19.8% 22.1%23.3% 7.1% 8.4% 9.5% 10.5% 12.0% 14.2% 17.4% 20.7% 23.5% 25.8% 29.5%31.0% 32.5% 34.3% 35.2% 35.7% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 0 5 10 15 20 25 30 35 40
S40 45 50 55 60 H2 7 12 17 22 27 29 32 37 42 47
65~74歳人口( 前期高齢者) 75歳以上人口( 後期高齢者) 後期高齢化率 高齢化率 推計値
実績値 (万人)
資料: 平成27(2015)年までは総務省「国勢調査」、平成29(2017)年は宮崎県統計調査課「年齢別人口構成 表平成29年10月1日現在」、 平成32(2020)年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域 別将来推計人口(平成25年3月推計)」
-
1 0
-(3)
人口構造の推移
○
本県の人口を年齢区分別に見ると、高齢者人口が年々増加する一方で、年少
人口(0~14歳)は年々 減少しており、 平成8(1996)年以降は高齢者人口が年少
人口を上回る状況にあります。
○
生産年齢人口(15~64歳)は、平成元(1989)年をピークに減少に転じ、今後も
その傾向が続くと予想されます。
人口構造の推移
(
4)
市町村別高齢化の推移
○
高齢化の状況を市町村別にみると、中山間地域において高齢化率が高くなっ
ており、宮崎市周辺において低くなっています。
○
平成29(2017)年10月現在、26市町村全てで高齢化率が26%を超えており、後
期高齢化率(総人口に占める後期高齢者の割合)が15%を超えている市町村は
23となっています。
○
平成37(2025)年には26市町村全てで高齢化率が30%を超えることが見込まれ
ています。
0 20 40 60 80 10 0 12 0 14 0 S50 (1975) 55 (80 ) 60 (85) H2 (90) 7 (95 ) 12 (2000) 17 (05 ) 22 (10) 27 (15 ) 29 (17 ) 32 (20 ) 37 (25) 42 (30) 47 (35 ) (万人)
( 年) 生産年齢人口
高齢者人口
年少人口
推計値 実績値
市町村別高齢化の推移
資料:平成29(2017)年は宮崎県統計調査課「宮崎県の推計人口」
平成37(2025)年は国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」(平成25年3月推計)
延岡市 日之影町
高千穂町
五ヶ瀬町 諸塚村 椎葉村
西米良村
えびの市 小林市
高原町 都城市
三股町 日南市
串間市 宮崎市 綾町
国富町 西都市
新富町 高鍋町 川南町 都農町 日向市 木城町 美郷町
門川町
延岡市 日之影町
高千穂町
五ヶ瀬町 諸塚村 椎葉村
西米良村
えびの市 小林市
高原町 都城市
三股町 日南市
串間市 宮崎市 綾町
国富町 西都市
新富町 高鍋町 川南町 都農町 日向市 木城町 美郷町
門川町
平成
37
年
(2025)
平成
29
年
(2017)
高 齢 化 率
市 町 村 数 平成29年
(2017) (26市町村)
-
1 2
-2
世帯の状況
○
本県の一般世帯
(*5)
の数は、昭和60(1985)年には37万5,218世帯でしたが、平
成27(2015)年には46万1,389世帯に増加しています。
○
高齢世帯(世帯主の年齢が65歳以上である一般世帯)の数は、昭和60(1985)
年には6万1,373世帯でしたが、平成27(2015)年には18万3,338世帯と3倍に増
加しており、一般世帯に占める割合は39.7%となっています。
○
高 齢 世 帯 の 内 訳 を み ま す と 、 夫 婦 の み の 世 帯 の 数 は 、 昭 和 6 0 ( 1 9 8 5 ) 年 の
2万3,994世帯が平成27(2015)年には6万6,652世帯と2.8倍に、単独世帯の数
は 、 昭 和 60 ( 19 8 5 )年 の 1 万 8 , 39 8 世 帯 が 平成 27 (2 01 5) 年に は 6 万2 ,5 24 世帯 と
3.4倍に増加しており、この傾向は今後も続くものと予測されています。
一般世帯数(高齢世帯数)の推移
高齢世帯の家族類型別の推移
*5 一般世帯:学校の寮や病院、社会施設等以外の世帯。
18 24
32
40 47 53
63 69 72 73
24 31 41 51 57 60 67
69 68 64
9 11 15 21 27 32 38 41 42 41 10 10 12 14 15 16 16 17 15 13 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 60 (85) H 2 (90) 7 (95) 12 (2000) 17 (05) 22 (10) 27 (15) 32 (20) 37 (25) 42 (30)
(千世帯)
(年)
単独 夫婦のみ 親と子 その他
資料:平成27(2015)年までは総務省「国勢調査」、平成32(2020)年以降は国立社会保障・人口問題研究所 「日本の世帯数の将来推計」(平成26年4月推計)
推計値 実績値
6 1 7 6
1 0 1
1 2 6
1 4 6 1 6 1
1 8 3 1 9 5 1 9 7 1 9 2 3 1 4
3 1 5
3 2 0
3 1 2
3 0 3
2 9 8
2 7 8 2 5 9 2 4 5
2 3 5
0 5 0 1 00 1 50 2 00 2 50 3 00 3 50 4 00 4 50 5 00 6 0 ( 85 )
H 2 ( 90 )
7 ( 95 )
1 2 ( 20 00 )
1 7 ( 05 )
2 2 ( 10 )
2 7 ( 15 )
3 2 ( 20 )
3 7 ( 25 )
4 2 ( 30 ) ( 千世帯)
( 年)
高齢世帯数 高齢世帯数を除いた一般世帯数
推計値 実績値
資料: 平成2 7 (2 0 1 5 )年ま では総務省「 国勢調査」 、 平成3 2 (2 0 2 0 )年以降は国立社会保障・ 人口問題研究所
「 日本の世帯数の将来推計」 ( 平成2 6 年4 月推計) ※千世帯未 満 を四捨五 入してい るた め、 合 計数と 一致しな い部分 があ る。 3 7 5
3 9 1
4 2 0
4 3 7 4 4 9
4 5 9 4 6 1
4 5 4
4 4 2
3
要支援者及び要介護者等の状況
(1)
第1号被保険者
〇
本県の第1号被保険者
(*6)
は、平成29(2017)年8月31日現在、33万7,392人と
なっています。
〇
平成32(2020)年度には、34万9,744人になると推計されます。
第1号被保険者の将来推計
(2)
要支援・要介護認定者
○
要 支 援 又 は 要 介 護 認 定 を 受 け て い る 人 は 、 平 成 2 9 ( 2 0 1 7 ) 年 8 月 31 日 現 在 、
5万9,139人(うち第1号被保険者5万7,972人)となっており、第1号被保険
者に占める認定者(第1号被保険者)の割合(認定率)は17.2%です。
○
平 成 3 2 ( 2 0 2 0 ) 年 度 に 要 支 援 又 は 要 介 護 認 定 を 受 け て い る 人 は 6 万 1 , 7 6 2 人
(うち第1号被保険者6万569人)で、認定率は17.3%になると推計されます。
*6 第1号被保険者:市町村の区域内に住所を有する65歳以上の者をいい、介護保険法第9条第1号に定められている。
なお、 同条第 2号に おいて 、市町 村の区 域内に住 所を有 する40歳以上 65歳 未満の 医療保 険加入 者は第2 号被保険者と定め られている。
161,520 163,580 166,172 168,981 152,379 175,872 177,343 179,195 180,763 203,210
0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 350,000 400,000
平成29年 (2017)
8月末
30年度 (2018)
31年度 (2019)
32年度 (2020)
37年度 (2025) 参考推計
後期高齢者
前期高齢者 (人)
資料:平成29年(2017)8月末は「介護保険事業状況報告」、30年度以降は市町村が推計した数値の集計。
337,392 340,923 345,367
-
1 4
-要支援・要介護認定者の将来推計
第1号被保険者に占める認定者(第1号被保険者)の割合の将来推計
6,013 5,758 5,834 5,962 6,448 7,368 7,179 7,342 7,515 8,270 13,041 13,269 13,421 13,624 14,770 10,032 10,168 10,370 10,566
11,141 8,441 8,550 8,769 8,974
9,898 7,574 7,774 8,012 8,266
9,340 6,670 6,683 6,773 6,855
7,264 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000
平成29年 (2017)
8月末
30年度 (2018)
31年度 (2019)
32年度 (2020)
37年度 (2025) 参考推計
要介護5 要介護4 要介護3 要介護2 要介護1 要支援2 要支援1 (人)
資料:平成29年(2017)8月末は「介護保険事業状況報告」、30年度以降は市町村が推計した数値の集計。
59,139 59,381 60,521
67,131 61,762
17.2%
17.1%
17.2%
17.3%
18.5%
16% 17% 18% 19%
平成29年 (2017)
8月末
30年度 (2018)
31年度 (2019)
32年度 (2020)
(3)
介護サービス利用者
○
介護サービスの利用者は、平成29(2017)年8月において、居宅サービス利用
者が3万7,021人、地域密着型サービス利用者が8,035人、施設サービス利用者
が9,402人の計5万4,458人となっています。
○
平成32(2020)年度には、居宅サービス利用者が3万8,358人、地域密着型サ
ービス利用者が9,518人、施設サービス利用者が9,888人の計5万7,764人になる
と推計されます。
介護サービス利用者の将来推計
37,021 36,712 37,496 38,358 41,774 8,035 8,606 9,191 9,518
10,735 9,402 9,800 9,856 9,888
10,183
0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000
平成29年 (2017)
8月末
30年度 (2018)
31年度 (2019)
32年度 (2020)
37年度 (2025)
参考推計
施設サービス利用者
地域密着型サービス 利用者
居宅サービス利用者 (人)
資料:平成29年(2017)8月末は「介護保険事業状況報告」、30年度以降は市町村が推計した数値の集計。
54,458 55,118 56,543
-
1 6
-(4)
介護保険給付費
○
介 護 保 険 事 業 の 給 付 費 は 、 平 成 2 8 ( 2 0 1 6 ) 年 度 に は 、 居 宅 サ ー ビ ス が
4 8 0 億 4 , 5 4 9 万 円 、 地 域 密 着 型 サ ー ビ ス が 1 4 2 億 9 , 5 4 1 万 円 、 施 設 サ ー ビ ス が
284億4,705万円の計907億8,795万円となっています。
○
平成32(2020)年度には、居宅サービスが523億4,710万円、地域密着型サービス
が 18 2 億 8 ,2 4 0万 円 、 施 設 サ ー ビ ス が 3 01 億 1 ,87 9万 円 の 計1 ,0 07 億4 ,8 29 万円 に
なると推計されます。
介護保険給付費の将来推計
480.45 495.02 494.49 510.13 523.47 600.04 142.95 155.30 160.72 174.38
182.82
218.95 284.47 290.34 298.48
300.24 301.19
310.2
0 200 400 600 800 1000 1200
28年度 (2016)
29年度 (2017)
30年度 (2018)
31年度 (2019)
32年度 (2020)
37年度 (2025) 参考推計
施設サービス
地域密着型 サービス
居宅サービス (億円)
資料:平成28年度(2016)は「介護保険事業状況報告」、29年度以降は市町村が推計した数値の集計。
※百万円未満を四捨五入しているため、必ずしも合計額とは一致しない。
907.88 940.67
953.69 984.74 1007.48
第2節
各圏域の現況
(1)
宮崎東諸県圏域
○
この圏域は、宮崎市及び東諸県郡(国富町、綾町)の1市2町で構成され
ています。
○
県全体に占める割合は、平成29(2017)年10月現在、面積で11.3%、人口で
39.1%となっており、県人口の4割弱が集中しています。
高齢 者人口は11万5,129人で、高齢化率は27.4%となっています。高齢化
率は過去10年間で7.0ポイント上昇しています。
○
居宅サービスの利用者は、平成29(2017)年8月現在、要支援・要介護認定
者1万9,542人のうち1万2,987人で、その割合は66.5%となっており、県平均
(62.6%)を3.9ポイント上回っています。
居宅 サービスのうち 、最も多く利用され ているものは福祉 用具貸与(居宅
サービス利用者の 19.1%)で、次いで通所介護(15.1%)、訪問介 護(11.8%)
の順となっています。
○
地域密着型サービスの利用者は、平成29(2017)年8月現在、2,729人とな
っています。
地域密着型サービスのうち最も利用されているサービスは、地域密着型通
所介護(地域密着型サービス利用者の43.7%)で、次いで認知症対応型共同
生活介護(27.0%)の順となっています。
○
施設サービスは、平成30(2018)年3月末(平成29(2017)年12月末現在の見
込み)で、特 別養護老人ホーム が27施設、 定員1,676人、介護老人保健 施設
が14施設、定員1,127人、介護療養型医療施設が12施設、定員252人、介護保
険施設の合計では53施設、定員3,055人となっています。
(2)
日南串間圏域
○
この圏域は、日南市及び串間市の2市で構成されています。
○
県全体に占める割合は、平成29(2017)年10月現在、面積で10.7%、人口で
6.5%となっています。
高齢者人口は2万6,383人で、高齢化率は37.6%となっています。高齢化
率は西 臼杵圏 域に次い で高くなっており、 過去10年間 で6.2ポイント上 昇し
ています。
○
居宅サービスの利用者は、平成29(2017)年8月現在、要支援・要介護認定
-
1 8
-(62.6%)を4.9ポイント下回っています。
居宅サービスのうち、最も多く利用されているものは福祉用具貸与(居宅
サービス利用者の17.6%)で、次いで通所介護(15.3%)、訪問介護(11.0%)
の順となっています。
○
地域密着型サービスの利用者は、平成29(2017)年8月現在、547人となっ
ています。
地域密着型サービスのうち最も利用されているサービスは、地域密着型通
所介護(地域密着型サービス利用者の69.9%)で、次いで認知症対応型共同
生活介護(18.3%)の順となっています。
○
施設サービスは、平成30(2018)年3月末(平成29(2017)年12月末現在の見
込み) で、特 別養護 老人 ホームが 8施設、定員463人、介護老人保健施 設が
5施設、定員347人、介護療養型医療施設が3施設、定員178人、介護保険施
設の合計では16施設、定員988人となっています。
(3)
都城北諸県圏域
○
この圏域は、都城市及び北諸県郡(三股町)の1市1町で構成されていま
す。
○
県全体に 占める割合は、平成29(2017)年10月現在、面 積で9.9%、人口で
17.3%となっています。
高齢者人口 は5万5,867人で、高齢化率は29.8%となっています。高齢化
率は過去10年間で4.7ポイント上昇しています。
○
居宅サービスの利用者は、平成29(2017)年8月現在、要支援・要介護認定
者 1 万 6 1 9 人 の う ち 6 , 7 4 2 人 で 、 そ の 割 合 は 6 3 . 5 % と な っ て お り 、 県 平 均
(62.6%)を0.9ポイント上回っています。
居宅サービ スのうち、最も多く 利用されているものは福祉用具貸与(居宅
サービス利用者の22.1%)で、次いで通所介護(16.5%)、訪問介護(9.6%)の
順となっています。
○
地域密着型サービスの利用者は、平成29(2017)年8月現在、1,321人とな
っています。
地域密着型サービスのうち最も利用されているサービスは、地域密着型通
所介護(地域密着型サービス利用者の51.0%)で、次いで認知症対応型共同
生活介護(32.3%)の順となっています。
○
施設サービスは、平成30(2018)年3月末(平成29(2017)年12月末現在の見
が6施 設、定 員463人 、介護療養型医療施 設が3施設、 定員22人、介護 保険
施設の合計では30施設、定員1,546人となっています。
(4)
西諸圏域
○
この圏域は、小林市、えびの市及び西諸県郡(高原町)の2市1町で構成
されています。
○
県全体に占める割合は、平成29(2017)年10月現在、面積で12.0%、人口で
6.7%となっています。
高齢者人口は2万6,888人で、高齢化率は37.1%となっています。高齢化
率は過去10年間で6.3ポイント上昇しています。
○
居宅サービスの利用者は、平成29(2017)年8月現在、要支援・要介護認定
者 5 , 2 3 3 人 の う ち 3 , 2 0 1 人 で 、 そ の 割 合 は 6 1 . 2 % と な っ て お り 、 県 平 均
(62.6%)を1.4ポイント下回っています。
居宅サービ スのうち、最も多く 利用されているものは福祉用具貸与(居宅
サービス利用者の 17.9%)で 、次いで通所 介護(16.1%)、通所リハビリテー
ション(9.6%)の順となっています。
○
地域密着型サービスの利用者は、平成29(2017)年8月現在、717人となっ
ています。
地域密着型サービスのうち最も利用されているサービスは、認知症対応型
共同生活介護(地域密着型サービス利用者の49.6%)で、次いで地域密着型
通所介護(36.3%)の順となっています。
○
施設サービスは、平成30(2018)年3月末(平成29(2017)年12月末現在の見
込み) で、特 別養護老 人ホームが11施設、定員544人、介護老人保健施 設が
5施設、定員280人、介護療養型医療施設が5施設、定員132人、介護保険施
設の合計では21施設、定員956人となっています。
(5)
西都児湯圏域
○
この圏域は、西都市及び児湯郡(高鍋町・新富町・西米良村・木城町・川
南町・都農町)の1市5町1村で構成されています。
○
県全体に占める割合は、平成29(2017)年10月現在、面積で14.9%、人口で
9.2%となっています。
高齢者人口は3万3,444人で、高 齢化率は33.6%となっています。高齢化
率は過去10年間で7.6ポイント上昇しています。
-
2 0
-者 5 , 1 7 6 人 の う ち 3 , 0 7 4 人 で 、 そ の 割 合 は 5 9 . 4 % と な っ て お り 、 県 平 均
(62.6%)を3.2ポイント下回っています。
居宅サービ スのうち、最も多く 利用されているものは福祉用具貸与(居宅
サービス利用者の20.0%)で、次いで通所介護(17.3%)、訪問介護(8.2%)の
順となっています。
○
地域密着型サービスの利用者は、平成29(2017)年8月現在、725人となっ
ています。
地域密着型サービスのうち最も利用されているサービスは、地域密着型通
所介護 (地域 密着型サービ ス利用者の47.7%)
、 次いで認知症対応型共 同生
活介護(32.2%)の順となっています。
○
施設サービスは、平成30(2018)年3月末(平成29(2017)年12月末現在の見
込み) で、特 別養護老 人ホームが14施設、定員697人、介護老人保健施 設が
4施設 、定員 307人、 介護療養型医療施設 が3施設、定 員52人、介護保 険施
設の合計では21施設、定員1,056人となっています。
(6)
日向入郷圏域
○
この圏域は、日向市及び東臼杵郡(門川町・諸塚村・椎葉村・美郷町)の
1市2町2村で構成されています。
○
県全体に占める割合は、平成29(2017)年10月現在、面積で21.1%、人口で
8.1%となっており、最も面積の広い圏域です。
高齢者人口は2万9,009人で、高齢化率は32.9%となっています。高齢化
率は過去10年間で6.9ポイント上昇しています。
○
居宅サービスの利用者は、平成29(2017)年8月現在、要支援・要介護認定
者 4 , 4 1 7 人 の う ち 2 , 5 1 3 人 で 、 そ の 割 合 は 5 6 . 9 % と な っ て お り 、 県 平 均
(62.6%)を5.7ポイント下回り、西臼杵圏域に次いで2番目に低い圏域とな
っています。
居宅サービ スのうち、最も多く 利用されているものは福祉用具貸与(居宅
サービス利用者の23.2%)で、次いで通所介護(14.3%)、訪問介護(9.4%)
の順となっています。
○
地域密着型サービスの利用者は、平成29(2017)年8月現在、654人となっ
ています。
地域密着型サービスのうち最も利用されているサービスは、地域密着型通
所介護 (地域 密着型サービ ス利用者の49.3%)
、 次いで認知症対応型共 同生
○
施設サービスは、平成30(2018)年3月末(平成29(2017)年12月末現在の見
込み) で、特 別養護老 人ホームが11施設、定員611人、介護老人保健施 設が
3施設 、定員 216人、 介護療養型医療施設 が2施設、定 員92人、介護保 険施
設の合計では16施設、定員919人となっています。
(7)
延岡圏域
○
この圏域は、延岡市をその区域としています。
○
県全体に占める割合は、平成29(2017)年10月現在、面積で11.2%、人口で
11.2%となっています。
高齢者人口 は4万166人で、高齢化率は32.9%となっています。高齢化率
は過去10年間で6.8ポイント上昇しています。
○
居宅サービスの利用者は、平成29(2017)年8月現在、要支援・要介護認定
者 7 , 9 7 3 人 の う ち 5 , 0 3 3 人 で 、 そ の 割 合 は 6 3 . 1 % と な っ て お り 、 県 平 均
(62.6%)を0.5ポイント上回っています。
居宅 サービスのうち 、最も多く利用され ているものは福祉 用具貸与(居宅
サービス利用者の 21.1%)で、次いで通所介護(14.4%)、訪問介 護(11.3%)
の順となっています。
○
地域密着型サービスの利用者は、平成29(2017)年8月現在、1,206人とな
っています。
地域密着型サービスのうち最も利用されているサービスは、地域密着型通
所介護 (地域 密着型サービ ス利用者の54.8%)
、 次いで認知症対応型共 同生
活介護(19.5%)の順となっています。
○
施設サービスは、平成30(2018)年3月末(平成29(2017)年12月末現在の見
込み) で、特 別養護老 人ホームが12施設、定員696人、介護老人保健施 設が
7施設 、定員 535人、 介護療養型医療施設 が3施設、定 員96人、介護保 険施
設の合計では22施設、定員1,327人となっています。
(8)
西臼杵圏域
○
この圏域は、西臼杵郡(高千穂町・日之影町・五ヶ瀬町)の3町で構成さ
れています。
○
県全体に 占める割合は、平成29(2017)年10月現在、面 積で8.9%、人口で
1.8%となっています。
高齢者人口は8,164人で、高齢化率は41.0%と8圏域の中で、最も高くな
-
2 2
-○
居宅サービスの利用者は、平成29(2017)年8月現在、要支援・要介護認定
者1,259人のうち630人で、その割合は50.0%となっており、県平均(62.6%)
を12.6ポイント下回り、最も低い圏域となっております。
居宅サービ スのうち、最も多く 利用されているものは福祉用具貸与(居宅
サービス利用者の21.7%)で、次いで通所介護(19.4%)、訪問介護(8.5%)の
順となっています。
○
地域密着型サービスの利用者は、平成29(2017)年8月現在、136人となっ
ています。
地域密着型サービスのうち最も利用されているサービスは、地域密着型通
所介護 (地域 密着型サービ ス利用者の67.6%)
、 次いで認知症対応型共 同生
活介護(32.4%)の順となっています。
○
施設サービスは、平成30(2018)年3月末(平成29(2017)年12月末現在の見
込み) で、特 別養護 老人 ホームが 3施設、定員170人、介護老人保健施 設が
1施設 、定員 80人、介護療
養型医療施設 が1施設、定 員18人、介護保 険施
設の合計では5施設、定員268人となっています。
各高齢者保健福祉圏域の面積比
各高齢者保健福祉圏域の人口比
宮崎東諸県 39.1%
日南串間 6.5% 都城北諸県
17.3% 西諸 6.7% 西都児湯
9.2% 日向入郷
8.1%
延岡 11.2%
西臼杵 1.8%
資料:宮崎県統計調査課「宮崎県の推計人口」(平成29年10月1日現在) 宮崎東諸県
11.3%
日南串間 10.7%
都城北諸県 9.9%
西諸 12.0% 西都児湯
14.9% 日向入郷
21.1% 延岡 11.2%
西臼杵 8.9%
各高齢者保健福祉圏域の人口の推移
各高齢者保健福祉圏域の高齢化率の推移
8.7 11.5
2.5 2.6 4.9 5.6 2.5 2.7 2.8 3.3 2.4 2.9 3.5 4.0
0.8 0.8 34.0 31.1
5.5 4.4
14.5 13.3
5.7 4.6 8.1 6.6 6.9 5.9
9.8 8.2 1.5 1.2 42.7 42.6 8.1 7.1 19.4 18.8 8.2 7.3 11.0 10.0 9.4 8.8 13.3 12.2 2.4 2.0 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45
H19 H29 H19 H29 H19 H29 H19 H29 H19 H29 H19 H29 H19 H29 H19 H29
宮崎東諸県 日南串間 都城北諸県 西諸 西都児湯 日向入郷 延岡 西臼杵
高齢者(65歳以上)人口
資料:宮崎県統計調査課「宮崎県の推計人口」(各年10月1日現在)
(万人)
その他(65歳未満)人口
20.4 27.4 31.4 37.6 25.1 29.8 30.8 37.1 26.0 33.6 26.0 32.9 26.1 32.9 35.1 41.0 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45
H19 H29 H19 H29 H19 H29 H19 H29 H19 H29 H19 H29 H19 H29 H19 H29
宮崎東諸県 日南串間 都城北諸県 西諸 西都児湯 日向入郷 延岡 西臼杵
資料:宮崎県統計調査課「宮崎県の推計人口」(各年10月1日現在)
-
2 4
-第3章
計画の基本的な考え方
第1節
基本目標
前期計画では、団塊の世代が全て後期高齢者になる平成37(2025)年に向けて、医
療、介護、介護予防、生活支援、住まいが一体的に提供される「地域包括ケアシス
テムの構築」を推進してきましたが、今回の計画では、地域包括ケアシステムの深
化
・推進をめざし、次のとおりとします。
高齢者がいつまでも住み慣れた地域で、
安心して自分らしく暮らし続けられる社会づくりをめざして
~地域包括ケアシステムの深化・推進~
この基本目標を実現するため、次の5つの施策の柱に基づき、具体的な施策を展
開していきます。
第2節
施策の体系
1.高齢者が活躍する社会の推進
高齢者が、目標や生きがいを持ち、活力に満ちた長寿社会づくりを進めていく
ためには、高齢者が持てる能力を十分に発揮し、地域を支える一員として生き生
きと活躍することが重要です。
県では、高齢者が活躍する場づくりや、社会参加のきっかけづくりを提供し、
高齢者自身が地域社会の活力を維持・増進する担い手としてシニアパワーを十分
発揮し、生き生きと活躍する社会づくりに取り組みます。
2.自立支援に向けた取組の推進
高齢 化が進 展する 中で 、地域包括 ケアシステムを 推進するとともに、介 護保
険制度の持続可能性を確保するためには、保険者である市町村が地域の課題を分
析して、高齢者が自立した生活を送れるための取組を進めていくことが必要です。
県では、市町村が保険者機能を発揮して、リハビリテーション専門職等と連携
した効果的な介護予防の実施や、多職種が参加する自立支援型の地域ケア個別会
議を活用した適切なケアマネジメントの推進が図られるよう、研修会等を通じて
3.認知症高齢者支援策の充実
認知症高齢 者の数は、全国で 平成24(2012)年に462万人と推計されており、平
成37(2025)年には約700万人、65歳以上の高齢者の約5人に1人に達することが
見込まれています。国では、平成27(2015)年1月、関係府省庁と共同で「認知症
施策 推進 総合戦略 ~認知症高齢者等 にやさしい地域づ くりに向けて~」
( 新オレ
ンジプラン)を策定しました。
県においても、新オレンジプランに則り、認知症の人の意思が尊重され、でき
る限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の
実現を目指して、市町村のみならず、医療・介護・地域といった各分野が連携し
た施策に取り組みます。
4.介護サービス基盤の充実
高齢者が介護を要する状態になっても、できる限り住み慣れた地域や家庭で、
自らが選択したサービスを利用し、自立した生活を送ることができるようにする
ため、居宅サービスや地域密着型サービスの充実等により地域包括ケアシステム
を推進するとともに、介護する家族等の負担軽減を図ります。
また、居宅では介護の困難な重度の要介護者の増加やニーズの多様化への対応
として、各市町村計画を基に、施設・居住系サービス基盤の計画的な整備を促進
するよう努めます。
5.人材の育成及び確保
介護サービスの質の向上や多様化するニーズへの対応のため、サービスの担い
手である介護職や地域包括ケアシステムを推進する上で不可欠な看護師や保健師、
歯科衛生士、栄養士などの専門職等の人材の確保及び養成に関する効果的な対策
を講じていく必要があるため、具体的かつ実効性のある取組について検討を進め、
人材の確保に努めます。
また、介護分野への人材参入を促進するため、介護の魅力ややりがいを発信す
-
2 6
-◆計画の概念図
宮崎県高齢者保健福祉計画
宮崎県医療計画
地域医療構想
市町村高齢者保健福祉計画・
介護保険事業計画
医療介護総合確保促進法に
基づく県計画
宮崎県地域福祉支援計画
宮崎県高齢者居住
安定確保計画
宮崎県住生活基本計画
宮崎県障がい者計画
宮崎県医療費適正化計画
健康みやざき行動計画
21
整
合
性
宮崎県総合計画「未来みやざき創造プラン」
生き生きと暮らせる健康・福祉の社会
安全・安心で心ゆたかに暮らせる社会
未来を築く新しい「ゆたかさ」への挑戦
基本目標
平成
42
年
(
2030
年)
目指す
将来像
分野別施策
施策の基本的
方向性
調
和
2. 自立支援に向けた
取組の推進
5. 人材の育成
及び確保
1. 高齢者が活躍する
社会の推進
3. 認知症高齢者
支援策の充実
4. 介護サービス
基盤の充実
高齢者がいつまでも住み慣れた地域で、
安心して自分らしく暮らし続けられる社会づくりをめざして
~地域包括ケアシステムの深化・推進~
◆
体系図
施策の柱 施策の方向
高齢者がいつまでも住み慣れた地域で、
安心して自分らしく暮らし続けられる社会づくりをめざして
~地域包括ケアシステムの深化・推進~
計画の目標
1 シニアパワーの活用と多様な社会参加の促進 2 生きがいづくりの支援
3 生涯学習、生涯スポーツの支援 4 就業の促進
1. 高齢者が活躍する社会の推進
1 自立支援、介護予防・重度化防止の推進 2 在宅医療と介護の連携
3 地域ケア会議の推進
4 介護予防・健康づくりの推進 5 生活支援の体制整備
6 快適に暮らせる住まいとまちづくり 2. 自立支援に向けた取組の推進
1 予防対策の推進 2 相談体制の整備
3 専門医療の提供体制の充実 4 介護人材の育成
5 地域の支援体制の整備 6 若年性認知症施策の推進 3. 認知症高齢者支援策の充実
1 介護サービス基盤の整備
2 介護サービスに係る相談・情報提供体制の充実 3 介護給付適正化の推進
4. 介護サービス基盤の充実
1 人材の育成及び確保の必要性
2 福祉人材センター等での人材育成及び確保 3 専門職の人材育成及び確保
4「介護の日」の取組 5. 人材の育成及び確保
1 県の推進体制
2 関係機関・団体等との連携 3 進行管理と評価