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平成16年3月期 決算短信 (連結) 決算短信|IRライブラリー|株主・投資家情報|コクヨ

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(1)

平成 16年 3月期 決算短信 (連結)

平成 16年 4月 27日

上 場 会 社 名 コ ク ヨ 株式会社

上場取引所東 大 名

コード番号 7984 本社所在都道府県

(UR L  http:/ / www.kokuyo.c o.jp) 大阪府 代表者 代表取締役社長 黒田 章裕

問合せ先責任者 経理部長 吉本 悦章 T EL (06) 6976 - 1221

決算取締役会開催日 平成 16年 4月 27日 米国会計基準採用の有無

1. 16年 3月期の連結業績(平成15年4月 1日 ∼ 平成 16年 3月 31日)

(1)連結経営成績 (金額表示:百万円未満切捨)

    売 上 高      営 業 利 益     経 常 利 益

百万円 百万円 百万円

16年 3月期 273,462 0.5 8,865 77.4 8,875 61.3 15年 3月期 272,199 △ 1.6 4,998 541.3 5,501 152.8

当期純利益

株 当 た り 当期純利益

潜在株式調整 後1株当たり 当期純利益

株 主 資 本

当期純利益率

総 資 本

経常利益率

売 上 高

経常利益率

百万円 円  円 

16年 3月期 1,949 742.5 15.38 − 1.1 3.1 3.2 15年 3月期 231 − 1.51 − 0.1 1.9 2.0

(注)①持分法投資損益 16年 3月期 156百万円 15年 3月期 146百万円 ②期中平均株式数(連結)16年 3月期 122,617,679株 15年 3月期 122,842,677株

③会計処理の方法の変更

④売上高、営業利益、経常利益、当期純利益におけるパーセント表示は、対前期増減率 (2)連結財政状態

 総 資 産  株 主 資 本 株主資本比率  1株当たり株主資本

百万円 百万円 円 

16年 3月期 289,193 185,141 64.0 1,506.80 15年 3月期 285,789 181,429 63.5 1,483.73

(注)期末発行済株式数(連結)16年 3月期 122,828,057株 15年 3月期 122,248,885株 (3)連結キャッシュ・フローの状況

   営業活動による     投資活動による    財務活動による 現金及び現金同等物    キャッシュ・フロー     キャッシュ・フロー    キャッシュ・フロー   期 末 残 高

百万円 百万円 百万円 百万円

16年 3月期 7,457 △ 7,111 △ 4,586 16,261 15年 3月期 18,148 △ 9,789 △ 10,353 20,023 (4)連結範囲及び持分法の適用に関する事項

連結子会社数 19社 持分法適用非連結子会社数  0社 持分法適用関連会社数  2社 (5)連結範囲及び持分法の適用の異動状況

連結(新規) 2社 (除外) 0社 持分法(新規) 0社 (除外)  0社 2. 17年 3月期の連結業績予想(平成16年4月 1日 ∼ 平成 17年 3月 31日)

     売  上  高      経 常 利 益   当 期 純 利 益

百万円 百万円 百万円

中間期 132,000 4,200 2,200 通  期 285,000 12,500 7,000

(参考)1株当たり予想当期純利益(通期) 56円 99銭

※ 上記の予想は本資料の発表現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資料発表日現在に おける仮定を前提とています。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。

業績予想の前提となる仮定及び業績予想の御利用にあたっての注意事項等につきましては、付属資料のページ7を参照してください。

(2)

1.企業集団の状況

当社の企業集団は、当社、子会社53社及び関連会社18社で構成され、その事業はステーショナリー用品及びフ ァニチャー用品の製造販売を主な内容とし、さらに各事業に関連する物流、研究、その他サービスの事業活動を展開 しております。

当グループの事業に係わる位置付けは次のとおりであります。

ステーショナリー関連事業は、連結子会社コクヨ事務用品工業㈱、㈱コクヨ工業滋賀、非連結子会社石見紙工業㈱ 他計2社及び関連会社コクヨヘンケル㈱他計2社より製品の仕入を行っております。

ファニチャー関連事業は、当社が製造するほか、連結子会社コクヨ(マレーシア)、非連結子会社ウィルクハーン・ ジャパン㈱及び関連会社タカノ㈱他計2社より製品の仕入を行っております。

ステーショナリー関連事業及びファニチャー関連事業に係わる製品は当社が販売するほか、連結子会社コクヨオフ ィスシステム㈱、コクヨ近畿販売㈱他計11社、非連結子会社コクヨインターナショナル(アジア)他計3社及び関 連会社コクヨ北海道販売㈱他計10社を通じて行っております。

ステーショナリー関連事業及びファニチャー関連事業に係わるその他の事業活動については、当グループの物流・ 配送業務を行う連結子会社㈱コクヨロジテム、非連結子会社近畿オフィスサプライロジスティクス㈱他計7社、金融・ 保険業務を行う連結子会社コクヨファイナンス㈱及びその他のサービスを行う連結子会社コクヨビジネスサービス㈱ 他計3社、非連結子会社21社、関連会社4社があります。

事業の系統図は次のとおりであります。

物流・配送

得 意 先

子会社)

㈱コジテム 近畿オ フ ィス サ フ ゚ラ イ ロ シ ゙ス テ ィク ス ㈱ 東京オ フ ィス サ フ ゚ラ イ

ロ シ ゙ス テ ィク ス ㈱ 関東オ フ ィス サ フ ゚ラ イ

ロ シ ゙ス テ ィク ス ㈱ 他4 計8

子会社)

東京販売㈱ 西関東販売㈱ 埼玉販売㈱ 中部販売㈱ 近畿販売㈱ 中国販売㈱ 九州販売㈱ ㈱カウネッ オフィシステム㈱ ㈱ネッコク

㈱アーベル

コ ク ヨ イ ン タ ー ナ シ ョナ ル (アジア) コ ク ヨ イ ン タ ー ナ シ ョナ ル (マレーシア)

国誉貿易(上海)有限公司 計1

関連会社) 北海道販売㈱ 東北販売㈱ 北関東販売㈱ 北陸販売㈱ 沖縄販売㈱ 他5 計1

子会社)

東京販売㈱ 西関東販売㈱ 埼玉販売㈱ 中部販売㈱ 近畿販売㈱ 中国販売㈱ 九州販売㈱ ㈱カウネッ オフィシステム㈱ ㈱ネッコク

㈱アーベル

コ ク ヨ イ ン タ ー ナ シ ョナ ル (アジア) コ ク ヨ イ ン タ ー ナ シ ョナ ル (マレーシア)

国誉貿易(上海)有限公司 計1

関連会社) 北海道販売㈱ 東北販売㈱ 北関東販売㈱ 北陸販売㈱ 沖縄販売㈱ 他5 計1

(子会社) 事務用品工業㈱

㈱コ工業滋賀 石見紙工業㈱

イランド 計4

(関連会社) ヘンケル㈱

㈱ニッカン

計2

(関連会社) カノ 豊国工業㈱

計2

(子会社) ルクハーン・ジャパン㈱ マレーシア)

計2

子会社) コクファナンス㈱

計1

製品

金融・保険

子会社) コクビジネスサービス コクエンジニアリング㈱ コクーベル㈱

コクショールームサービス㈱ コクKハート

㈱コカスタマーサービス コクU.S.A.I.

他1 計2

関連会社) スペースジェ

他3 計4

その他サービス

子会社) コクビジネスサービス コクエンジニアリング㈱ コクーベル㈱

コクショールームサービス㈱ コクKハート

㈱コカスタマーサービス コクU.S.A.I.

他1 計2

関連会社) スペースジェ

他3 計4

その他サービス

製品

製品 製品製品 製品製品 製品製品

製品 製品

コ ク ヨ 株 式 会 社

ステーショナリー関連事業 ファニチャー関連事業

製品

製品 製品製品

製品 製品

(3)

2.経 営 方 針

(1) 経営の基本方針

当社では、「商品を通して社会に貢献する」ことを基本理念として、事業を営んでまいりました。

2005 年に創業 100 周年という節目を迎えるにあたり、100 周年を目指した戦略の遂行と顧客起点での業務遂行に 徹底して取り組むためにビジョンを策定しております。Always Innovating FOR YOUR KNOWLEDGE を基本テー マに掲げ、“ 常に顧客の知的活動(ナレッジ)の進化をリードしながら、自らも進化することにより、「創造性(ひら めき)・効率性(はかどり)・快適性(ここちよさ)」を提供し続ける企業” を目指し、株主価値の増大に努めてまいり ます。

(2) 利益配分に関する基本方針

安定的な配当の継続を基本として、1973 年以降、年間配当金 15 円を継続するとともに、事業展開にお けるエポックの記念と業績を勘案しながら記念配当を実施してまいりました。当期におきましては、この 方針を念頭におき、年間配当金15 円を実施させていただく予定であります。

内部留保につきましては、安定供給体制拡充のための資金需要に備えるとともに、経営基盤や競争力の 強化のために活用し、事業拡大に努めてまいります。

(3) 中長期的な会社の経営戦略

①株主価値重視の経営

経営指標としてROEやKVA(KOKUYO Value Added)を導入し、事業の撤退・再編も含めた経営資源の

「選択と集中」を進めることで資本効率の向上に努め、株主価値の増大を目指します。

②メーカーとしてのモノ作りの原点回帰

メーカー起点ではなく顧客起点の考え方を徹底するために、マーケティング機能、研究開発機能を強化・整備いた します。

ステーショナリー関連事業におきましては、ネットビジネスを更に推進し利便性の向上に努めるとともに、多様な 顧客のニーズに対応した商品・サービスの提供を行います。ファニチャー関連事業におきましては、オフィスのコン セプト提案からオフィスの管理・運営までのファシリティ・マネジメントを提供できる機能を強化することで、付加 価値提案型営業を推進してまいります。

③新規事業の推進

新規事業におきましては、当社が持つ既存技術とIT技術との融合を進め、それを核として既存の事業領域にこだ わらない新たなビジネスを模索・具現化してまいります。

④構造改革プランの推進

スピードを上げて事業戦略を実現し、V字型回復を目指すため構造改革プランを策定し、物流体制の見直しや希望 退職の実施などにより、経費の削減を図っております。また、海外調達比率を高めるとともに国内工場の再編を実施 し、大幅なコストダウンを推進して低コスト体質への転換を実現します。さらに、持株会社を視野に置いたカンパニ ー制を導入し、権限の大幅な委譲による自己責任体制を強化することで意思決定のスピードを早めるとともに、資産 効率を高め、機動的な経営を目指します。

(4)

(4)コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方及びその施策の実施状況

当社のコーポレート・ガバナンスは「透明性、スピード、公平性」を重視しており、十分なコーポレート・ガバナ ンスが実施できる体制を構築しております。

当社の経営組織その他コーポレート・ガバナンス体制の概要は次のとおりであります。

(コーポレート・ガバナンスに関する施策の実施状況)

(1) 会社の経営上の意思決定、執行及び監督に係る経営管理組織その他コーポレート・ガバナンス体制の状況

① 委員会等設置会社であるか監査役制度採用会社であるかの別 監査役制度を採用しております。

② 社外取締役・社外監査役の選任の状況(人数等)

社外取締役は取締役10 人中0人、社外監査役は監査役4人中2人であります。

③ 各種委員会(報酬、指名、コンプライアンス等)の概要 危機管理委員会を設置しております。

④ 社外監査役の専従スタッフの配置状況(人数、体制等) 監査役スタッフとして1名が専従しております。

⑤ 弁護士・会計監査人等その他第三者の状況(会社のコーポレート・ガバナンス体制への関与状況) 顧問契約を締結している弁護士は6 名であり、必要に応じてアドバイスを受けております。

会計監査人であるあずさ監査法人とは、商法監査と証券取引法監査について監査契約を締結しておりま す。

(2) 会社と会社の社外取締役及び社外監査役の人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係の概要 該当事項はありません。

(3) 会社のコーポレート・ガバナンスの充実に向けた取組みの最近1年間における実施状況

カンパニー制の導入により、本社機能と各カンパニーとの役割分担を明確にし、コーポレート・ ガバナンスおよびコンプライアンス体制の強化を図りました。また、各カンパニーにおいて は、自己監査制度を導入、定着化を図り、監査機能を強化させました。

代表取締役社長 会計監査人

選任・監督

選任・解任 選任・解任

業務監査

会計監査

グループ本社 各カンパニー

ーポレートガバナンス

ンプラアンス機能

監査役会・監査役 取締役会・取締役

ニチャーカンパニー 他計6

株主総会

(5)

3.経営成績及び財政状態

(1) 経営成績

(連結業績) (単位:百万円)

当期 前期 増減率

平成 16 年 3 月期 平成 15 年 3 月期 (%)

売上高 273, 462 272, 199 0. 5%

営業利益 8, 865 4, 998 77. 4%

経常利益 8, 875 5, 501 61. 3%

当期純利益 1, 949 231 742. 5%

当期におけるわが国経済は、企業業績や設備投資の改善を足がかりに緩やかな回復基調となりましたが、 長期にわたる景気減速の影響により本格的な回復には至りませんでした。

このような経営環境のもと、コクヨグループは、平成14 年9月 27 日に発表した「構造改革プラン」の 実行に注力してまいりました。

昨年4月より「カンパニー制」を導入し、権限の大幅委譲による自己責任体制の強化、組織の活性化、 意思決定のスピード化を推進し、各事業の特性に応じた顧客対応力とコスト競争力の強化に努めました。 さらに、徹底したコストダウンと経費削減に取り組み、ステーショナリーの主力工場である八尾工場を 滋賀工場に統合、また、建材の生産拠点である岡山工場を芝山工場に統合する生産体制の再編を行いまし た。販売面では、顧客に密着した営業力の向上を図るため、流通体制の根本的な再編に取り組み、全国に 41 社ある当社製品の専門代理店「総括店」の広域統合を推進して販社化による新しい流通体制に移行しま した。物流面では、オフィス用品に特化した物流センターとしては業界最大級の規模を誇る、首都圏にお ける新しい物流拠点「コクヨ首都圏IDC(Integrated Distribution Center)」が本格稼動しました。

一方、海外では、中国のオフィス関連市場でNo.1の販売力を誇り、販売・生産両面で魅力的なパート ナーとなるオーロラ社と、また、オーストリアのオフィス家具メーカーとしては最大のベネ社とそれぞれ 業務提携いたしました。

以上の諸施策を積極的に展開し、業績の向上に努めました結果、売上高は2,734億円(前期比0.5% 増)と増収になり、利益面におきましても、構造改革プランの推進による経費削減とコストダウンにより 経常利益は88億円(前期比61.3%増)、当期純利益は19億円(前期比742.5%増)と大幅な増 益となりました。

セグメントの状況

(ステーショナリー関連事業)

(連結業績) (単位:百万円)

当期 前期 増減率

平成 16 年 3 月期 平成 15 年 3 月期 (%)

売上高 137, 691 138, 185 △ 0. 4%

営業利益 5, 430 2, 632 106. 3%

ステーショナリー部門では、全般的には市場価格の下落傾向、需要の減退等の影響を受けましたが、I T化の浸透により、LBP用紙やインクジェット用紙の売上は好調に推移し、前期並の売上を確保するこ

(6)

とができました。

新製品としてユニバーサルデザインの消しゴム「カドケシ」、素材に合成ポリマーを配合した新技術に より速乾性を高めた強化タイプのスティックのり「パワープリット」、IT関連商品として、机の上で書 いた文字や絵をリアルタイムでデータ化してパソコンに取り込める「mimioPersonal(ミミ オパーソナル)」、パソコンのマウスの形状を徹底的に追求し、優れた操作性を実現した光学式ワイヤレ スマウス「ザ・フィットマウス<手の匠>」等を上市し商品の拡充と新規需要の開拓に努めました。

一方、オフィス用品通販事業を行う(株)カウネットは、商品やサービスの拡充を図りました結果、売 上高は287億円(前期比32.9%増)となり、設立3年目で単年度黒字を達成することができました。 具体的な取り組みとしましては、昨年9月に発刊した6号カタログおよび今年2月に発刊した7号カタ ログにおいて、SOHOユーザーを意識したオフィス家具の拡充、医療関連・店舗関連といった専門用品 及びプライベートブランド(PB)商品の充実を行うと共に、オフィス用品通販としては初となる酒類の 販売を開始するなどして「カウネットらしさ」を実現する品揃えに努めました。

以上の結果、ステーショナリー関連事業の売上高は1,376億円(前期比0.4%減)となり、営業利 益は54億円(前期比106.3%増)となりました。

(ファニチャー関連事業)

(連結業績) (単位:百万円)

当期 前期 増減率

平成 16 年 3 月期 平成 15 年 3 月期 (%)

売上高 135, 771 134, 014 1. 3%

営業利益 3, 435 2, 366 45. 2%

ファニチャー部門では、首都圏再開発のオフィス家具関連需要がピークを超え、さらに市場競争が激化 するなか、新デスクシステム「ALIOS(アリオス)」やオフィスチェアー「TRENZA(トレンザ)」、 ローパーティション「Inthesis(インテシス)」など変化するオフィス環境やワークスタイルを的 確に捉えた商品の拡販に努めるとともに、首都圏再開発市場の受注シェア拡大等により、売上は順調に推 移しました。

新製品といたしましては、用途に応じてフレキシブルに使用することができ、コストパフォーマンスに 優れたデスクシステム「WORKGATE(ワークゲート)」、左右から腰を包み込むフィット感を簡単 に調節できる「サイドサポート機能」を業界で初めて採用したオフィスチェアー「Colado(コラー ド)」、機能やデザインなどあらゆる面から「使いやすさ」を徹底的に追求し、業界初のユニバーサルデ ザインの引き手を採用した収納システム「uniflex(ユニフレックス)」等を上市し、商品の拡充 に努めました。さらに、常に最新のワークプレースを提案するコクヨオフィスシステム(株)では、今年 2 月に大規模無線LANやIP携帯電話など、最先端のITツールを導入し高度なワイヤレス・オフィス 化を実現した「霞ヶ関オフィス」(霞ヶ関ビル18階 オフィス面積2,722㎡)をオープンし、本社オ フィスとして使用するだけでなく一般のユーザーにも公開してオフィスの次世代ワークスタイルを提案し 新規需要の開拓に努めました。

また、店舗用什器につきましても、流通小売業の積極的な新店出店や既存店改装に加え、従来の業種・ 業態のボーダーレス化にともなう新規出店の需要に対して積極的な営業活動を展開し、売上は堅調に推移 しました。

以上の結果、ファニチャー関連事業の売上高は1,357億円(前期比1.3%増)となり、営業利益は 34億円(前期比45.2%増)となりました。

(7)

次期の見通し

(連結業績) (単位:百万円)

次期の見通し 当期 増減率

平成 17 年 3 月期 平成 16 年 3 月期 (%)

売上高 285, 000 273, 462 4. 2%

経常利益 12, 500 8, 875 40. 8%

当期純利益 7, 000 1, 949 259. 2%

今後のわが国経済は、民間設備投資や好調な輸出に支えられ、回復基調で推移するものと見込まれます。

このような経営環境のなか、コクヨグループは、変革のスピードを緩めることなく、更なる発展、進化を続けてい くための「成長戦略」を策定し、実行します。お客様の“ 真の声” に耳を傾け、商品・サービスの提供の幅を拡充さ せ、お客様から圧倒的な評価をいただく「顧客フロント」ビジネスモデルを構築します。また、事業領域の拡大及 びその領域に捉われない新しい商品・サービス・事業を創出させる「成長事業創出」に努めてまいります。 同時に、「構造改革プラン」の最終年度として、事業構造の変革及びコスト構造の改善の諸施策を実現し てまいります。

なお、今年10 月には、事業環境によりスピードをあげて対応し、株主価値の極大化に進めるため「持株会社制」 へ移行する予定です。

次期の連結業績につきましては、売上高は2,850億円、経常利益は125億円、当期純利益は70億円を見込ん でおります。

(2) 財政状態

(単位:百万円) 当期 前期

平成 16 年 3 月期 平成 15 年 3 月期

増減額

営業活動によるキャッシュ・フロー 7, 457 18, 148 △ 10, 691 投資活動によるキャッシュ・フロー △ 7, 111 △ 9, 789 2, 678 財務活動によるキャッシュ・フロー △ 4, 586 △ 10, 353 5, 767 現金及び現金同等物の期末残高 16, 261 20, 023 △ 3, 762

当期における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は税金等調整前当期純利益が 26億円増加したものの、前期に調達した債権流動化資金の返済や、有形固定資産の取得による支出等に より、当期末には162億円(前期比18.8%減)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当期における営業活動により獲得した資金は74億円であり、前年同期に比べ、106億円(前期比 58.9%減)減少しました。これは、主として、前期に調達した債権流動化資金76億円の返済を行っ たこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当期における投資活動により使用した資金は71億円であり、前期に比べ、26億円(前期比27.4% 減)減少しました。これは、主として固定資産の取得による支出が30億円増加したものの、投資有価証

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券取得による支出39億円減少し、売却による収入が30億円増加したこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当期における財務活動により使用した資金は45億円であり、前期に比べ57億円(前期比55.7% 減)減少しました。これは、主として自己株式の取得による支出が57億円減少したこと等によるもので あります。

なお、企業集団のキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。

平成 13 年 3 月期 平成 14 年 3 月期 平成 15 年 3 月期 平成 16 年 3 月期

自己資本比率 60. 8% 62. 0% 63. 5% 64. 0%

時価ベースの自己資本比率 59. 1% 46. 4% 40. 9% 56. 1%

債務償還年数 2. 9 2. 1 1. 3 2. 8

ンタカバレジ・シオ 14. 2 18. 5 30. 2 14. 1

(注)自己資本比率:自己資本/総資産

時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 債務償還年数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー

インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い

* 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。

* 株式時価総額は、期末株価終値× 期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。

* 営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用 しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての 負債を対象にしております。また、利払いについては、連結キャッシュフロー計算書の利息の支払額を使 用しております。

(9)

4.連結財務諸表等

(1)連結貸借対照表

( 単位:百万円、単位未満切捨)

当連結会計年度 前連結会計年度 増 減

平成16年3月31日現在 平成15年3月31日現在

金 額 構成比 金 額 構成比 金 額

( 資 産 の 部) % %

Ⅰ 流 動 資 産 128, 655 44. 5 123, 881 43. 3 4, 774 現 金 及 び 預 金 11, 084 11, 864 △ 780 受 取 手 形 及 び 売 掛 金 79, 990 70, 446 9, 544

有 価 証 券 5, 176 8, 439 △ 3, 263

た な 卸 資 産 22, 747 24, 363 △ 1, 616

繰 延 税 金 資 産 3, 005 2, 099 906

そ の 他 6, 998 7, 090 △ 92

貸 倒 引 当 金 △ 348 △ 423 75

Ⅱ 固 定 資 産 160, 538 55. 5 161, 907 56. 7 △ 1, 369 1.有形固定資産

97, 134 ( 33. 6) 98, 482 ( 34. 5) △ 1, 348 建 物 及 び 構 築 物 37, 794 34, 875 2, 919 機 械 装 置 及 び 運 搬 具 5, 533 6, 064 △ 531

土 地 48, 306 49, 575 △ 1, 269

そ の 他 5, 499 7, 966 △ 2, 467

2.無形固定資産 8, 637 ( 3. 0) 8, 268 ( 2. 9) 369

ソ フ ト ウ ェ ア 7, 713 7, 161 552

連 結 調 整 勘 定 486 648 △ 162

そ の 他 437 458 △ 21

3.投資その他の資産 54, 766 ( 18. 9) 55, 156 ( 19. 3) △ 390 投 資 有 価 証 券 39, 010 35, 117 3, 893

長 期 貸 付 金 1, 919 2, 391 △ 472

繰 延 税 金 資 産 8, 444 10, 889 △ 2, 445

そ の 他 6, 983 7, 838 △ 855

貸 倒 引 当 金 △ 1, 591 △ 1, 080 △ 511 資 産 合 計 289, 193 100. 0 285, 789 100. 0 3, 404

科 目

期 別

(10)

( 単位:百万円、単位未満切捨)

当連結会計年度 前連結会計年度 増 減

平成16年3月31日現在 平成15年3月31日現在

金 額 構成比 金 額 構成比 金 額

( 負 債 の 部) % %

Ⅰ 流 動 負 債 70, 865 ( 24. 5) 69, 639 ( 24. 4) 1, 226

支 払 手 形 及 び 買 掛 金 51, 621 49, 759 1, 862

短 期 借 入 金 5, 564 6, 599 △ 1, 035

一 年 以 内 に 返 済 予 定 の 長 期 借 入 金 961 1, 016 △ 55

未 払 金 3, 723 4, 946 △ 1, 223

未 払 法 人 税 等 1, 950 1, 076 874

未 払 費 用 1, 548 1, 116 432

賞 与 引 当 金 2, 194 1, 716 478

そ の 他 3, 301 3, 406 △ 105

Ⅱ 固 定 負 債 32, 826 ( 11. 4) 34, 273 ( 12. 0) △ 1, 447

社 債 10, 000 10, 000 −

長 期 借 入 金 1, 251 2, 571 △ 1, 320

預 り 保 証 金 3, 427 3, 700 △ 273

退 職 給 付 引 当 金 17, 056 16, 844 212

役 員 退 職 慰 労 引 当 金 1, 089 1, 130 △ 41

繰 延 税 金 負 債 2 26 △ 24

負 債 合 計 103, 692 35. 9 103, 912 36. 4 △ 220

(少数株主持分)

少 数 株 主 持 分 359 0. 1 446 0. 1 △ 87

(資 本 の 部)

Ⅰ 資 本 金 15, 847 ( 5. 5) 15, 847 ( 5. 5) −

Ⅱ 資 本 剰 余 金 19, 066 ( 6. 6) 19, 089 ( 6. 7) △ 23

Ⅲ 利 益 剰 余 金 154, 696 ( 53. 5) 154, 543 ( 54. 1) 153

Ⅳ そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 3, 042 ( 1. 0) △ 124 ( 0. 0) 3, 166

Ⅴ 為 替 換 算 調 整 勘 定 △ 502 ( △ 0. 2) △ 331 ( △ 0. 1) △ 171

Ⅵ 自 己 株 式 △ 7, 010 ( △ 2. 4) △ 7, 594 ( △ 2. 7) 584

資 本 合 計 185, 141 64. 0 181, 429 63. 5 3, 712

負債、少数株主持分及び資本合計 289, 193 100. 0 285, 789 100. 0 3, 404 科 目

期 別

(11)

(2)連結損益計算書

( 単位:百万円、単位未満切捨)

期  別   当連結会計年度 前連結会計年度

自 平成15年4月 1日 自 平成14年4月 1日

科  目 至 平成16年3月31日 至 平成15年3月31日

金 額 百分比 金 額 百分比 金 額

% %

Ⅰ 売 上 高 273, 462 100. 0 272, 199 100. 0 1, 263

Ⅱ 売  上   原  価 181, 279 66. 3 184, 799 67. 9 △3, 520 売 上 総 利 益 92, 183 33. 7 87, 399 32. 1 4, 784

Ⅲ 販売費及び一般管理費 83, 317 30. 5 82, 401 30. 3 916

営 業 利 益 8, 865 3. 2 4, 998 1. 8 3, 867

Ⅳ 営 業 外 収 益 3, 455 1. 3 2, 977 1. 1 478

受 取 利 息 357 277 80

受 取 配 当 金 297 367 △ 70

不 動 産 賃 貸 料 1, 638 1, 346 292

持 分 法 に よ る 投 資 利 益 156 146 10

そ の 他 1, 005 839 166

Ⅴ 営 業 外 費 用 3, 445 1. 3 2, 474 0. 9 971

支 払 利 息 524 580 △ 56

賃 貸 不 動 産 費 用 422 370 52

そ の 他 2, 498 1, 523 975

経 常 利 益 8, 875 3. 2 5, 501 2. 0 3, 374

Ⅵ 特 別 利 益 1, 056 0. 4 4, 750 1. 7 △3, 694

固 定 資 産 売 却 益 285 483 △ 198

厚 生 年 金 基 金 代 行 返 上 益 − 4, 266 △4, 266

投 資 有 価 証 券 売 却 益 770 − 770

Ⅶ 特 別 損 失 5, 520 2. 0 8, 534 3. 1 △3, 014

固 定 資 産 除 売 却 損 606 249 357

投 資 有 価 証 券 売 却 損 239 − 239

投 資 有 価 証 券 評 価 損 1, 026 3, 658 △2, 632

関 係 会 社 等 整 理 損 2, 121 − 2, 121

早 期 退 職 特 別 加 算 金 1, 525 4, 627 △3, 102

税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益 4, 412 1. 6 1, 716 0. 6 2, 696

法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税 2, 986 2, 905 81

法 人 税 等 調 整 額 △ 727 △ 1, 213 486

少 数 株 主 損 失 203 △ 206 409

当 期 純 利 益 1, 949 0. 7 231 0. 1 1, 718

増減

(12)

(3)連結剰余金計算書

( 単位:百万円、単位未満切捨)

自 平成15年4月 1日 自 平成14年4月 1日 至 平成16年3月31日 至 平成15年3月31日

金 額 金 額

( 資本剰余金の部)

Ⅰ 19, 089 19, 083

Ⅱ − 6

自 己 株 式 処 分 差 益 − 6

Ⅲ 22 −

自 己 株 式 処 分 差 損 22 −

Ⅲ 19, 066 19, 089

( 利益剰余金の部)

Ⅰ 154, 543 157, 232

Ⅱ 2, 167 231

当 期 純 利 益 1, 949 231

連 結 子 会 社 増 加 に 伴 う 増 加 高 218

Ⅲ 2, 013 2, 920

配 当 金 1, 838 1, 870

役 員 賞 与 46 40

連 結 子 会 社 増 加 に 伴 う 減 少 高 − 1, 009

そ の 他 減 少 高 129 −

Ⅳ 利 益 剰 余 金 期 末 残 高 154, 696 154, 543

資 本 剰 余 金 増 加 高

資 本 剰 余 金 期 末 残 高

利 益 剰 余 金 期 首 残 高

利 益 剰 余 金 増 加 高

資 本 剰 余 金 減 少 高

当連結会計年度 前連結会計年度

資 本 剰 余 金 期 首 残 高

利 益 剰 余 金 減 少 高

科 目

期 別

(13)

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

( 単位:百万円、単位未満切捨)

Ⅰ.営業活動によるキャッシュ・フロー

税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益 4, 412 1, 716

減 価 償 却 費 6, 197 6, 721

連 結 調 整 勘 定 償 却 額 135 160

貸 倒 引 当 金 の 増 減 額 422 △ 1, 149

退 職 給 付 引 当 金 の 増 減 額 34 △ 5, 047

受 取 利 息 及 び 配 当 金 △ 654 △ 645

支 払 利 息 524 580

持 分 法 に よ る 投 資 利 益 △ 156 △ 146

有 形 固 定 資 産 売 却 損 益 △ 121 △ 234

投 資 有 価 証 券 売 却 損 益 △ 557 △ 66

投 資 有 価 証 券 評 価 損 1, 026 3, 658

売 上 債 権 の 増 減 額 △ 6, 728 20, 699

た な 卸 資 産 の 減 少 額 2, 150 1, 101

仕 入 債 務 の 増 減 額 1, 157 △ 7, 325

そ の 他 1, 563 2, 692

小 計 9, 405 22, 717

利 息 及 び 配 当 金 の 受 取 額 655 651

利 息 の 支 払 額 △ 529 △ 600

法 人 税 等 の 支 払 額 △ 2, 074 △ 4, 619

営業活動によるキャッシュ・フロー 7, 457 18, 148

Ⅱ.投資活動によるキャッシュ・フロー

有 形 固 定 資 産 の 取 得 に よ る 支 出 △ 7, 329 △ 4, 274

有 形 固 定 資 産 の 売 却 に よ る 収 入 2, 153 1, 433

投 資 有 価 証 券 の 取 得 に よ る 支 出 △ 3, 504 △ 7, 482

投 資 有 価 証 券 の 売 却 に よ る 収 入 5, 334 2, 321

短 期 貸 付 金 の 増 減 額 △ 1, 858 △ 189

長 期 貸 付 け に よ る 支 出 △ 154 △ 997

長 期 貸 付 金 の 回 収 に よ る 収 入 726 948

そ の 他 △ 2, 479 △ 1, 548

投資活動によるキャッシュ・フロー △ 7, 111 △ 9, 789

Ⅲ.財務活動によるキャッシュ・フロー

短 期 借 入 金 の 増 減 額 △ 1, 204 △ 546

長 期 借 入 れ に よ る 収 入 − 450

長 期 借 入 金 の 返 済 に よ る 支 出 △ 1, 529 △ 2, 643

自 己 株 式 の 取 得 に よ る 支 出 △ 10 △ 5, 800

自 己 株 式 の 売 却 に よ る 収 入 − 56

配 当 金 の 支 払 額 △ 1, 842 △ 1, 870

財務活動によるキャッシュ・フロー △ 4, 586 △ 10, 353

Ⅳ.現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 10 △ 25

Ⅴ.現金及び現金同等物の減少額 △ 4, 250 △ 2, 019

Ⅵ.現金及び現金同等物の期首残高 20, 023 21, 200

Ⅶ.連結子会社増加に伴う現金及び現金同等物の増加高 488 843

Ⅷ.現金及び現金同等物の期末残高 16, 261 20, 023

(注)現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

  現金及び預金勘定 11, 084 11, 864

有価証券勘定 5, 176 8, 439

計 16, 261 20, 303

1年以内償還満期保有有価証券 − △ 280

現金及び現金同等物 16, 261 20, 023

項 目

期  別 前連結会計年度

至 平成15年3月31日 自 平成14年4月 1日 当連結会計年度

至 平成16年3月31日 平成15年4月 1日

(14)

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項

1.連結の範囲に関する事項 連結子会社 19社

新 規: ㈱コクヨ工業滋賀、㈱アーベル

㈱コクヨ工業滋賀、㈱アーベルについては重要性が増加したことにより、当連結会計年度から 連結の範囲に含めることとした。

主要な非連結子会社名 石見紙工業㈱、コクヨIKタイランド

非連結子会社は、いずれも小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純損益( 持分に見合う額) 及び利益剰余金 ( 持分に見合う額) 等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、連結範囲から除外している。 2.持分法の適用に関する事項

持分法適用関連会社 2社 

持分法非適用会社は、当期純損益( 持分に見合う額) 及び利益剰余金( 持分に見合う額) 等に及ぼす影響が 軽微であり、かつ、全体として重要性がないため、持分法の適用範囲から除外している。

3.連結子会社の事業年度に関する事項

連結子会社のうち、㈱アーベルの決算日は2月29日、コクヨ(マレーシア)の決算日は12月31日であり、連結 財務諸表の作成に当っては、同日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、 連結上必要な調整を行っている。

4.会計処理基準に関する事項

(イ)重要な資産の評価基準及び評価方法 ( 1) 有価証券

満期保有目的の債券 償却原価法によっている。

その他有価証券 時価のあるもの 決算期末日の市場価格等に基づく時価法によっている。

(評価差額は全部資本直入法により処理し、 売却原価は移動平均法により算定) 時価のないもの 移動平均法による原価法によっている。 ( 2) デリバティブ 時価法によっている。

( 3) 運用目的の金銭の信託 時価法によっている。

( 4) たな卸資産 主として先入先出法による原価法によっている。

(ロ)重要な固定資産の減価償却の方法 ( 1) 有形固定資産

在外連結子会社を除き、定率法によっている。ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(建物付属設備は 除く)については定額法によっている。

( 2) 無形固定資産

定額法によっている。なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(主として5年) に基づく定額法によっている。

(ハ)重要な引当金の計上基準 ( 1) 貸倒引当金

債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定 の債権については個別に債権の回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上している。

( 2) 賞与引当金

従業員賞与の支給に充てるため、前回支給実績額を基にして見積もった支給見込額のうち 当連結会計年度負担分を計上している。

( 3) 退職給付引当金

従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に 基づき計上している。

過去勤務債務は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(15年)に よる按分額を費用処理している。

数理計算上の差異は、各連結会計年度の従業員の平均残存勤務期間以内(主として15年)による 按分額を定額法により、それぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理することとしている。 ( 4) 役員退職慰労引当金

役員の退職慰労金の支出に備えるため、役員退職慰労金規則に基づいて計算した当連結会計年度末 要支給額を計上している。(但し、一部の連結子会社は計上していない)

(ニ)リース取引の処理方法

(15)

(ホ)重要なヘッジ会計の方法 ( 1) ヘッジ会計の方法

繰延ヘッジ処理によっている。 ( 2) ヘッジ手段とヘッジ対象

当連結会計年度にヘッジ会計を適用したヘッジ手段とヘッジ対象は以下のとおりである。

ヘッジ手段 ヘッジ対象

為替予約 製品輸入による外貨建仕入債務

金利スワップ 国債・社債

( 3) ヘッジ方針

デリバティブ取引に関する権限規程及び取引限度額等を定めた内部規程に基づき、ヘッジ対象に係る 為替相場変動リスク及び金利変動リスクを一定の範囲でヘッジしている。

( 4) ヘッジの有効性評価の方法

ヘッジ対象のキャッシュ・フロー変動の累計又は相場変動とヘッジ手段のキャッシュ・フロー変動の 累計又は相場変動を半期毎に比較し、両者の変動額等を基礎にしてヘッジの有効性を評価している。 為替予約については、原則的に将来の購入額に基づくものであり、実行可能性が極めて高いため、 有効性の評価を省略している。

(ヘ)消費税等の処理方法 税抜方式によっている。 5.連結子会社の資産及び負債の評価

連結子会社の資産及び負債の評価方法は、全面時価評価法によっている。 6.連結調整勘定の償却

連結調整勘定は、発生年度より5年以内で定額法により償却している。 7.利益処分項目等の取扱い

連結会社の利益処分については、連結会計期間において確定した利益処分を基礎として連結決算を行う方法に よっている。

8.連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、随時引き出し可能な現金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか 負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっている。

注記事項

(連結貸借対照表関係) ( 当連結会計年度 ) ( 前連結会計年度 )

( 1) 有形固定資産の減価償却累計額 102, 956百万円 106, 444百万円

( 2) 保 証 債 務 1, 029百万円 1, 140百万円

(16)

①セグメント情報

(1)事業の種類別セグメント情報

当連結会計年度(自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日) (単位:百万円)

テーショナリ フ ァニ チ ャー

連 結

関 連 事 業 関 連 事 業 全 社

Ⅰ.売上高及び営業損益

売 上 高

(1)外 部 顧 客 に 対 す る

売 上 高 137, 691 135, 771 273, 462 − 273, 462

(2)セ グ メン ト 間 の

内部売上高又は振替高 − − − (−) −

計 137, 691 135, 771 273, 462 (−) 273, 462

営 業 費 用 132, 261 132, 336 264, 597 (−) 264, 597 営 業 利 益 5, 430 3, 435 8, 865 (−) 8, 865

前連結会計年度(自 平成14年4月1日 至 平成15年3月31日) (単位:百万円)

テーショナリ フ ァニ チ ャー

連 結

関 連 事 業 関 連 事 業 全 社

Ⅰ.売上高及び営業損益

売 上 高

(1)外 部 顧 客 に 対 す る

売 上 高 138, 185 134, 014 272, 199 − 272, 199

(2)セ グ メン ト 間 の

内部売上高又は振替高 − − − (−) −

計 138, 185 134, 014 272, 199 (−) 272, 199

営 業 費 用 135, 553 131, 648 267, 201 (−) 267, 201 営 業 利 益 2, 632 2, 366 4, 998 (−) 4, 998

(注)1.事業区分の方法

事業区分は、製品・サービスの種類・性質等の類似性によっている。 各事業区分の主要製品

事 業 区 分 主 要 製 品

伝票、複写簿、帳簿、ーフ、領収証、バインダー、ファル、ファング用品、 ヤーブッ用紙、連続伝票、感熱紙、ンクジェプリンタ用紙、 テーショナリー関連事業 ーザープリンタ用紙、ベル、関連用品、機器、機器関連用品、

製図デザイン用品、ートポート原稿用紙、ケッチブッ便箋、モ用紙、 アルバム、接着剤、額縁、金属文具、筆記用具、粘着テープ、製品、 ビジネスバッグ 

デステーブル、回転イ会議用イ折りたたみイ応接イ役員室用 家具、キャビネッ保管庫、カー、壁面収納庫、黒板、床材、間仕切、 天井材、棚、店舗用什器、書架、耐火製品、展示ケースホール用イ学校用 家具、図書館用家具、高齢者用家具、オフィアクセサリー、新入学関連家具、 HO対応家具 等

(2)所在地別セグメント情報

全セグメントの売上高の合計及び全セグメントの資産の金額の合計に占める本邦」の割合がいずれも90%を 超えているため、記載を省略している

ファニチャー関連事業

(17)

②リース取引

EDI NET による開示を行うため記載を省略している。

③関連当事者との取引

当連結会計年度(自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)  1.役員及び個人主要株主等

単位:百万円)

役員の 兼任等

事業上 の関係

役員

黒田 暲之助

兵庫県 芦屋市

当社代表 取締役会長

被所有) 直接2.2%

土地・建物 の賃借

47

 2.子会社等

単位:百万円)

役員の 兼任等

事業上 の関係

関連 会社

カノ

長野県 上伊那郡

2, 015

家具・機器等の 製造・販売

所有) 直接15.2% 間接 1. 0%

兼任1名

当社製品 の製造

当社製品 の製造

8, 663 買掛金 3, 575

注)金額基準に基づいて開示している 属性

会社等の 名称

住所

資本金 又は 出資金

事業の内容 又は職業

議決権等の所有

被所有)割合

取引金額 取引の

内容

科目 期末残高 関係内容

属性

会社等の 名称

住所

資本金 又は 出資金

事業の内容 又は職業

議決権等の所有

被所有)割合

関係内容

取引の 内容

取引金額 科目 期末残高

④税効果会計

繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 (単位:百万円)

当連結会計年度 前連結会計年度

(平成16年3月31日現在) (平成15年3月31日現在) 繰延税金資産

賞与引当金 788 478

未払事業税 237 116

投資有価証券評価損 1, 208 1, 859

未払奨励金 109 176

退職給付引当金 6, 536 6, 048

貸倒引当金 404 248

繰越欠損金 7, 800 8, 082

その他 780 493

繰延税金資産小計 17, 865 17, 503

評価性引当金 △ 2, 795 △ 3, 069

繰延税金資産合計 15, 070 14, 434

繰延税金負債

その他有価証券評価差額金 △ 2, 205 △ 26

固定資産圧縮積立金 △ 1, 416 △ 1, 444

繰延税金負債の合計 △ 3, 622 △ 1, 470

繰延税金資産の純額 11, 448 12, 963

(18)

⑤ 有 価 証 券

当連結会計年度(平成16年3月31日現在) 1.その他有価証券で時価のあるもの

(単位:百万円)

(1) 株 式 7, 954 14, 568 6, 613

 連結貸借対照表計上額が (2) 債  券 − − −

 取得原価を超えるもの (3) その他 456 477 20

小 計 8, 411 15, 045 6, 634

(1) 株 式 3, 122 2, 315 △ 807  連結貸借対照表計上額が (2) 債  券 7, 065 6, 786 △ 278

 取得原価を超えないもの (3) その他 1, 344 1, 204 △ 139

小 計 11, 532 10, 306 △ 1, 225

合 計 19, 943 25, 352 5, 408

   

2.当連結会計年度中に売却したその他有価証券

(単位:百万円) 売却額

2, 130

3.その他有価証券で時価のないもの

(単位:百万円)

非上場株式(店頭売買株式を除く) 309

マ ネ ー ・マ ネ シ ゙メン ト・フ ァン ド 3, 155   フ リー ・フ ァイ ナ ン シ ャル ・フ ァン ド 2, 020 5, 485

4.その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の今後の償還予定額

(単位:百万円)

満期保有目的の債券

債 券 − 1, 219 100 2, 295

小 計 − 1, 219 100 2, 295

その他有価証券

(1)債 券 − 2, 019 4, 766 −

(2)そ の 他 − 474 351 127

小 計 − 2, 494 5, 118 127

合 計 − 3, 714 5, 218 2, 423

売却益の合計額 売却損の合計額

805 3

差 額

1年以内 1年超5年以内

連結貸借対照表 計 上 額 取 得 原 価 種 類

合 計

連結貸借対照表 計 上 額

5年超10年以内 10年超

(19)

前連結会計年度(平成15年3月31日現在) 1.その他有価証券で時価のあるもの

(単位:百万円)

(1) 株 式 5, 478 7, 286 1, 808

 連結貸借対照表計上額が (2) 債  券 5, 025 5, 046 20

 取得原価を超えるもの (3) その他 − − −

小 計 10, 504 12, 333 1, 829  連結貸借対照表計上額が (1) 株 式 6, 602 4, 935 △ 1, 667  取得原価を超えないもの (2) その他 1, 521 1, 187 △ 333 小 計 8, 124 6, 122 △ 2, 001

合 計 18, 629 18, 456 △ 172

表中の「取得原価」は減損処理後の帳簿価額である。なお、当連結会計年度において減損処理を行い、投資有価 証券評価損3, 658百万円を計上している。

   

2.当連結会計年度中に売却したその他有価証券

(単位:百万円) 売却額

813

3.その他有価証券で時価のないもの

(単位:百万円)

非上場株式(店頭売買株式を除く) 555

マ ネ ー ・マ ネ シ ゙メン ト・フ ァン ド 6, 907   フ リー ・フ ァイ ナ ン シ ャル ・フ ァン ド 1, 200 8, 663

4.その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の今後の償還予定額

(単位:百万円)

満期保有目的の債券

債 券 280 855 2, 100 1, 921

小 計 280 855 2, 100 1, 921

その他有価証券

(1)債 券 − − 5, 046 −

(2)そ の 他 − 489 134 124

小 計 − 489 5, 181 124

合 計 280 1, 345 7, 281 2, 046

売却益の合計額 売却損の合計額

160 93

差 額

1年以内 1年超5年以内

連結貸借対照表 計 上 額 取 得 原 価 種 類

合 計

連結貸借対照表 計 上 額

5年超10年以内 10年超

(20)

⑥デリバディブ取引

(単位:百万円) 当連結会計年度 ( 平成16年3月31日現在 )前連結会計年度 ( 平成15年3月31日現在 ) 区分 種 類 契 約 額  時  評価損益 契 約 額  時  評価損益

ち1年超 ち1年超

金利スワップ取引

  受取固定・支払変動 7, 000 6, 000 24 24 7, 000 6, 000 82 82

  受取変動・支払固定 5, 000 5, 000 233 233

通貨スワップ取引

  受取米ドル・支払円 5, 037 4, 432 285 285 5, 641 5, 037 190 190 その他

  クレジット契約取引 1, 000 1, 000 8 8 1, 000 1, 000 37 37 合     計 18, 037 16, 432 19 19 13, 641 12, 037 310 310 (注)時価の算定方法は、デリバティブ取引契約を締結している取引金融機関から提示された価格によっている ヘッジ会計を適用しているデリバティブ取引は除いている

⑦ 退 職 給 付

1.採用している退職給付制度の概要

当社及び国内連結子会社は、確定給付型の制度として、厚生年金基金制度、適格退職年金制度及び 退職一時金制度を設けている。

当社は退職給付制度の見直しを行い、平成16年4月よりキャッシュバランスプラン型年金(市場金利 連動型年金)、確定拠出年金及び退職一時金制度を中心とした新制度へ移行する。

2.退職給付債務に関する事項 (単位:百万円)

当連結会計年度 前連結会計年度

(平成16年3月31日現在) (平成15年3月31日現在)

①退職給付債務 26, 170 27, 214

②年金資産 2, 711 2, 803

③未積立退職給付債務(①+②) 23, 459 24, 410

④未認識過去勤務債務 1, 417 1, 526

⑤未認識数理計算上の差異 7, 820 9, 093

⑥退職給付引当金(③+④+⑤) 17, 056 16, 844 当連結会計年度

(平成16年3月31日現在)

(注)1. 一部の連結子会社は、退職給付債務の算定に   あたり、簡便法を採用している。

   2. −    2. 確定給付企業年金法に従い、厚生年金基金の

    代行部分について、平成15年2月25日に厚生     労働大臣から将来部分支給義務免除の認可     を受けた。当社は「退職給付会計に関する     実務指針(中間報告)」(日本公認会計士     協会会計制度委員会報告第13号)第47- 2項に     定める経過措置を適用し、当該認可の日に     おいて代行部分に係る退職給付債務と返還     相当額の年金資産を消滅したものとみなして     処理している。

    なお、この処理に伴い、特別利益として厚生     年金基金代行返上益4, 266百万円を計上している

前連結会計年度

(平成15年3月31日現在)

(注)1. 同左

参照

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