資料シリーズNo12 全文 資料シリーズ No12 2005年度 労働力需給の推計｜労働政策研究・研修機構（JILPT）

JILPT _{資料シリーズ}

独立行政法人 労働政策研究・研修機構

The Japan Institute for Labour Policy and Training

２００５ 年度 労働力需給の推計

６年 月

Ｎｏ．

6 年 月

2005 年度 労働力需給の推計

独立行政法人 労働政策研究・研修機構

The Japan Institute for Labour Policy and Training

ま え

わ が 国 人 口 の 減 少 が 始 ま た と 見 ら れ る 。 人 口 構 成 の 変 化 や 経 済 構 造 の 変 化 な 就 業 ・ 雇 用 構 造 と り わ け 産 業 別 就 業 構 造 と 職 業 別 就 業 構 造 の 変 化 を も た ら し 労 働 市 場 に 変 化 を 引 起 こ す 。

産 業 別 就 業 構 造 の 将 来 に い ₂₀₀₅ 年 ₈ 月 に 労 働 力 需 給 の 推 計 － 労 働 力 需 給 モ デ ル ₂₀₀₄年 版 に よ る 将 来 推 計 － と し 予 測 を 行 た と こ ろ あ る 。

今 回 職 業 別 就 業 構 造 の 変 化 を 数 的 に 把 握 す る こ と を 目 的 と し 上 記 推 計 の 結 果 を 基 に₂₀₃₀年 ま の 職 業 別 就 業 者 数 の 将 来 予 測 を 行 た 。

ま た 上 記 労 働 力 需 給 の 推 計 全 国 計 の も の あ た が 地 方 分 権 が 推 進 さ れ る 状 況 地 域 の 雇 用 対 策 が 展 開 さ れ る こ と や ニ ー ズ の 高 ま り に 鑑 地 域 別 の 労 働 力 需 給 の 推 計 を 行

た 。

今 回 の 推 計 が 雇 用 政 策 を 立 る の 一 助 と な り 雇 用 の プ ス マ ッ チ が 解 消 さ れ 人 々 の 働 く 意 欲 と 能 力 が 活 さ れ る 社 会 の 実 現 に わ も 近 け れ ば 幸 い あ る 。

2006^年3^月

独 立 行 政 法 人 労 働 政 策 研 究 ・ 研 修 機 構 理 事 長 小 旭

執筆担当者

氏 名 所 属 ₂₀₀₆ 年₃月 ₁日 現 在

秋

あ

山

や ま

恵

け い

一

い ち

独立行政法人労働政策研究・研修機構情報解析部情報解析課長

労 働 力 需 給 推 計 研 究 会 委 員 名 簿 ₂₀₀₆年₃月₁日 現 在 五 十 音 順

阿

あ

部

べ

正

ま さ

浩

ひ ろ

獨 協 大 学 経 済 学 部 助 教 授 大 石

い し

亜

あ

希 子

こ

国 立 社 会 保 障 ・ 人 口 問 題 研 究 所 社 会 保 障 基 礎 理 論 研 究 部 第 室 長 荻

の

百

ゆ

合 子

こ

菱 総 合 研 究 所 産 業 ・ 市 場 戦 略 研 究 本 部 労 働 市 場 研 究 チ ー ム 専 門 研 究 員

木 村 文

ふ

勝

つ

菱 総 合 研 究 所 産 業 ・ 市 場 戦 略 研 究 本 部 労 働 市 場 研 究 チ ー ム 研 究 部 長

谷

た に

直 紀 座 長 神 戸 大 学 大 学 院 経 済 学 研 究 科 教 授

目 次

ま え が

序 章 ... 1

第 節 目 的 ... 1

第 節 推 計 方 法 の 概 要 に い ... 1

第 章 地 域 別 労 働 力 需 給 に い ... 2

第 節 労 働 市 場 の 現 状 ... 2

第 節 推 計 結 果 の 概 要 ... 4

第 節 推 計 方 法 ... 11

第 章 職 業 別 就 業 者 数 の 推 計 に い ... 20

第 節 現 状 ... 20

第 節 推 計 結 果 の 概 要 ... 23

第 節 推 計 方 法 ... 25

第 節 特 定 分 に 関 す る 推 計 ... 33

看 護 分 に 関 す る 推 計 ... 33

1 看 護 に 関 す る 就 業 者 数 に い の 試 算 ... 33

2 ^{そ の 他} ... 35

護 分 に 関 す る 推 計 ... 35

1 護 に 関 す る 就 業 者 数 に い の 試 算 ... 35

2 ^{そ の 他} ... 36

最 後 に ... 37

付 属 資 料 資 料 地 域 別 労 働 力 需 給 の 推 計 結 果 ... 39

資 料 職 業 別 就 業 者 数 の 推 計 結 果 ... 151

参 考 第 六 次 看 護 職 員 需 給 見 通 し 策 定 方 針 ... 351

参 考 潜 在 看 護 職 員 数 の 推 計 に い ... 358

－1－

序 章

第 1節 目 的

今 後 わ が 国 人 口 の 減 少 が 続 く と 見 込 ま れ る こ と ら 人 口 構 成 の 変 化 や 経 済 構 造 の 変 化 な が 見 込 ま れ る 。

こ れ ら の 変 化 就 業 ・ 雇 用 構 造 と り わ け 産 業 別 就 業 構 造 と 職 業 別 就 業 構 造 の 変 化 を も た ら す な 労 働 市 場 に 変 化 を 引 起 こ す こ と が 予 想 さ れ る 。

産 業 別 就 業 構 造 の 将 来 の 変 化 に い ₂₀₀₅年 ₈月 に 労 働 力 需 給 の 推 計 － 労 働 力 需 給 モ デ ル ₂₀₀₄ 年 版 に よ る 将 来 推 計 － 以 ₂₀₀₄ 年 推 計 と い う 。 と し 産 業 別 就 業 者 数 の 将 来 予 測 を 行 た と こ ろ あ る 。

今 回 職 業 別 就 業 構 造 の 変 化 を 数 的 に 把 握 す る こ と を 目 的 と し 上 記 労 働 力 需 給 の 推 計 の 結 果 を 基 に₂₀₃₀年 ま の 職 業 別 就 業 者 数 の 将 来 予 測 を 行 た 。

ま た 上 記 労 働 力 需 給 の 推 計 全 国 計 の も の あ た が 地 方 分 権 が 推 進 さ れ る 状 況 地 域 の 雇 用 対 策 が 展 開 さ れ る こ と や ニ ー ズ の 高 ま り に 鑑 地 域 別 の 労 働 力 需 給 の 推 計 も 併 行 た 。

な お 本 研 究 厚 生 労 働 省 職 業 安 定 局 雇 用 政 策 課 ら の 要 請 に 基 実 施 し た も の あ る 。

第 2節 推 計 方 法 の 概 要 に つ い て

今 回 行 た 地 域 別 及 び 職 業 別 の 将 来 推 計 ₂₀₀₄ 年 推 計 と 様 に ₂₀₃₀ 年 ま の 推 計 と し た 。

地 域 別 労 働 力 需 給 の 推 計 方 法 の 概 要

2004 ^{年 の 地 域 別1} 10 ^{区 分} の 実 績 値 を 足 元 と し 全 国 推 計 あ る ₂₀₀₄ 年 推 計 の 結 果 を 基 礎 と し 各 地 域 の 労 働 力 需 給 を 推 計 し た 。

推 計 に あ た 供 給 ・ 需 要 と も 性 ・ 年 齢 階 級 別 に 記 の 手 順 に よ り 推 計 し た 。 労 働 力 供 給 に い 性 ・ 年 齢 階 級 別 に た 地 域 別 の 労 働 力 率 が ₂₀₀₄ 年 推 計 の 全 国 の 値 と 変 化 率 推 移 す る と 仮 定 す る 求 た 労 働 力 率 に 国 立 社 会 保 障 ・ 人 口 問 題 研 究 所 の 都 道 府 別 将 来 推 計 人 口 ₂₀₀₂ 年 に よ る 地 域 別 人 口 を 乗

仮 の 労 働 力 人 口 を 求 る 地 域 別 の 労 働 力 人 口 の 合 計 が ₂₀₀₄ 年 推 計 の 値 全 国 と 一 す る よ う に 地 域 別 の 数 値 を 調 整 す る と い う 手 順 地 域 別 の 性 ・ 年 齢 階 級 別 労 働

1 各 地 域 の 構 成 都 道 府 総 務 省 統 計 局 労 働 力 調 査 と 様 と し た 。₁₂ヒ ー グ 参 照 。

－平－

労 働 力 需 要 に い ₂₀₀₄ 年 推 計 に よ る 産 業 別 就 業 者 の 変 化 率 と 直 近 の 産 業 別 に た 全 国 と 地 域 別 の 就 業 者 の 変 化 率 よ り 求 た 弾 性 値 を 用 い 地 域 別 に 産 業 別 の 就 業 者 数 暫 定 値 を 求 る 地 域 別 の 有 効 求 人 倍 率 な ら 地 域 別 に 性 ・ 年 齢 階 級 別 の 失 業 率 関 数 を 求 性 ・ 年 齢 階 級 別 の 失 業 者 数 暫 定 値 を 求 る 及 び の 数 値 の 合 計 が ₂₀₀₄年 推 計 の 値 と 一 す る よ う に 地 域 別 の 数 値 を 調 整 す る と い う 手 順

地 域 別 の 性 ・ 年 齢 階 級 別 の 就 業 者 数 ・ 失 業 者 数 を 推 計 し た 。

な お 労 働 力 人 口 の 推 計 に あ た 上 記 に 加 え や や 極 端 な 仮 定 も し れ な い が 各 地 域 の 労 働 力 の 供 給 構 成 が 将 来 一 様 に な る と し た 場 合 す な わ 各 地 域 の 性 ・ 年 齢 階 級 別 労 働 力 率 が 全 国 の 対 応 す る 労 働 力 率 と 一 に 近 く 場 合 の 労 働 力 人 口 に い

も 計 算 し た 。

職 業 別 就 業 者 数 の 推 計 方 法 の 概 要

2002 年 改 訂 の 日 本 標 準 産 業 分 類 の 新 産 業 分 類 に 対 応 す る た ₁₉₈₅～₂₀₀₄ 年 の 労 働 力 調 査 に よ る 産 業・職 業 別 就 業 者 数 を 基 に ₁₉₈₅～₂₀₀₀年 の 国 勢 調 査 結 果 を 用 い 新 産 業 分 類 に よ る₁₉₈₅～₂₀₀₄年 の 労 働 力 調 査 に よ る 産 業・職 業 別 就 業 者 数 を 推 計 す る

1985^～2004 年 の 国 内 生 産 の デ ー タ 推 定 し た 要 素 制 約 型 の 労 働 投 入 関 数 と の 推 計 値 を 用 い ₂₀₃₀年 ま の 産 業 別・就 業 者 数 暫 定 値 を 推 計 す る 産 業 別 就 業 者 数 が₂₀₀₄年 推 計 の 値 と 一 す る よ う に 職 業 別 の 数 値 を 調 整 す る と い う 手 順 産 業 ・ 職 業 別 就 業 者 数 を 推 計 し た 。

第 1 章 地 域 別 労 働 力 需 給 に つ い て

第 1節 労 働 市 場 の 現 状

地 域 別 に 有 効 求 人 倍 率 の 推 移 を る と 東 海 北 関 東・甲 信 中 国 高 く 北 海 道 九 州 東 北 く な い る 。 地 域 別 労 働 力 人 口 や 地 域 別 就 業 者 数 の 推 移 を る と 関 東 増 加 傾 向 に あ り 九 州 が ば い の ほ す べ 減 少 傾 向 と な い る 。 地 域 別 労 働 力 率 や 地 域 別 就 業 率 の 推 移 を る と 東 海 北 関 東 ・ 甲 信 北 陸 全 国 均 よ り も 高 く 北 海 道 近 畿 四 国 く な い る 第 ₁－₁－₁～₅ 表 。

－年－

第1 － 1 － 1表 地 域 別 有 効 求 人 倍 率 の 推 移

単 位 ： 倍 年 全 国 北 海 道 東 北 関 東

北 関 東

・ 甲 信

北 陸 東 海 近 畿 中 国 四 国 九 州 成₁₂ 2000 0.59 0.46 0.59 0.55 0.86 0.70 0.77 0.48 0.72 0.66 0.46

13 2001 0.59 0.48 0.49 0.63 0.79 0.64 0.80 0.49 0.70 0.65 0.45 14 2002 0.54 0.47 0.44 0.56 0.64 0.58 0.74 0.45 0.66 0.61 0.41 15 2003 0.64 0.49 0.54 0.67 0.78 0.69 0.90 0.57 0.78 0.66 0.49 16

17

2004 2005

0.83 0.95

0.54 0.57

0.64 0.68

0.91 1.11

1.02 1.09

0.87 1.06

1.22 1.41

0.78 0.92

0.96 1.10

0.78 0.84

0.59 0.67 資 料 出 所 ： 厚 生 労 働 省 職 業 安 定 業 務 統 計

第 1 － 1 － 2表 地 域 別 労 働 力 人 口 の 推 移

単 位 ： 万 人 年 全 国 北 海 道 東 北 関 東

北 関 東

・ 甲 信

北 陸 東 海 近 畿 中 国 四 国 九 州 成_{12 2000} 6766 289 517 1821 560 309 828 1075 408 218 740

13 2001 6752 289 516 1826 555 306 822 1071 408 215 744 14 2002 6689 284 510 1839 541 299 808 1061 398 210 741 15 2003 6666 284 502 1840 540 297 807 1050 397 207 742 16 2004 6642 281 498 1840 540 298 805 1040 394 206 740 17 2005 6650 281 498 1840 541 299 811 1041 395 207 738 資 料 出 所 ： 総 務 省 統 計 局 労 働 力 調 査

第1 － 1 － 3表 地 域 別 労 働 力 率 の 推 移

単 位 ： ％ 年 全 国 北 海 道 東 北 関 東

北 関 東

・ 甲 信

北 陸 東 海 近 畿 中 国 四 国 九 州 成₁₂ 2000 62.4 59.0 61.9 63.4 64.9 64.2 65.9 60.6 61.6 61.1 59.3

13 2001 62.0 58.7 61.6 63.2 63.9 63.5 65.1 60.2 61.5 60.1 59.3 14 2002 61.2 57.8 60.9 62.9 62.6 62.3 63.9 59.2 60.1 58.8 59.1 15 2003 60.8 57.8 60.0 62.4 62.4 61.9 63.5 58.5 60.0 58.0 59.0 16 2004 60.4 57.1 59.5 62.1 62.2 62.1 63.1 57.9 59.5 57.9 58.7 17 2005 60.4 57.2 59.7 61.7 62.3 62.3 63.4 58.0 59.7 58.3 58.5 資 料 出 所 ： 総 務 省 統 計 局 労 働 力 調 査

第1 － 1 － 4表 地 域 別 就 業 者 数 の 推 移

単 位 ： 万 人 年 全 国 北 海 道 東 北 関 東

北 関 東

・ 甲 信

北 陸 東 海 近 畿 中 国 四 国 九 州 成_{12 2000} 6446 273 494 1733 539 298 796 1012 392 209 700

13 2001 6412 272 491 1736 533 294 788 1003 390 204 702 14 2002 6330 267 480 1740 517 286 774 990 380 200 695 15 2003 6316 266 474 1747 516 284 775 981 380 196 697 16 2004 6329 265 471 1756 519 286 777 982 377 196 700 17 2005 6356 266 473 1760 521 288 784 987 380 198 699 資 料 出 所 ： 総 務 省 統 計 局 労 働 力 調 査

－4－

単 位 ： ％ 年 全 国 北 海 道 東 北 関 東

北 関 東

・ 甲 信

北 陸 東 海 近 畿 中 国 四 国 九 州 成₁₂ 2000 59.5 55.7 59.2 60.4 62.5 62.0 63.4 57.0 59.2 58.5 56.1

13 2001 58.9 55.3 58.6 60.1 61.4 61.0 62.4 56.4 58.8 57.0 56.0 14 2002 57.9 54.4 57.3 59.5 59.8 59.6 61.2 55.2 57.4 56.0 55.4 15 2003 57.6 54.2 56.6 59.3 59.6 59.2 61.0 54.7 57.4 54.9 55.4 16 2004 57.6 53.9 56.3 59.2 59.8 59.6 60.9 54.7 56.9 55.1 55.6 17 2005 57.7 54.2 56.7 59.1 60.0 60.0 61.3 55.0 57.4 55.8 55.4 資 料 出 所 ： 総 務 省 統 計 局 労 働 力 調 査

第 2 節 推 計 結 果 の 概 要

2

労 働 力 人 口 の 推 移 第 ₁－₂－₁ 第 ₁－₂－₂表

[労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い 場 合 経 済 成 長 率 人 口 ₁人 当 た り₁％ _]

2004^{年 推 計 労 働 力 人 口} 2004^年 6,728^{万 人 と 比 べ} 2015^{年 に}491^万 人 減 少 ₂₀₃₀年 に お い _1,131万 人 減 少 と な る こ と が 見 込 ま れ た 。

こ れ を 地 域 別 に る と 関 東 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 ₇₁万 人 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀ 年 ₁₉₅ 万 人 減 近 畿 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 ₇₅万 人 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 ₁₇₁万 人 減 東 海 ₂₀₀₄→₂₀₁₅ 年 ₅₃万 人 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 ₁₂₉万 人 減 に お い 減 少 の 程 度 が 大 い 見 込 と な た 。

第 － － 図 地域別労働力需給推計 労働力人口

1

実績 1 年 年 1 年 年

万人

北海道 東北

関東 北関東 甲信 北陸 東海 近畿 中国 四国 九州

労働市場への参加 進ま いケ ス

労働市場への参加 進 ケ ス

2

労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い ケ ー ス と 性・年 齢 別 の 労 働 力 率 が₂₀₀₄年 と 水 準 推 移 す る と 仮 定 し た も の あ り こ こ 経 済 成 長 率 を ₁ 人 当 た り ₁％ と 見 込 ん い る 。 こ の 場 合 に 対 し 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 む ケ ー ス と あ る 施 策 を 講 る こ と に よ り 若 者 女 性 高 年 齢 者 等 に お い 多 く の 者 が 働 く こ と が 可 能 と な る た 労 働 力 供 給 が 増 加 加 え 人 々 の 能 力 の 向 上 や 活 用 が 進 む こ と に よ る 労 働 生 産 性 の 上 昇 を 期 待 す る と し た 場 合 の こ と あ り こ こ 経 済 成 長 率 を ₁ 人 当 た り ₂％ と 見 込 ん

い る 。

－5－

第 1 － 2 － 2表 地 域 別 労 働 力 需 給 推 計 結 果 の 概 要

＜ 労 働 力 人 口 ＞ 単 位 ： 万 人

実 績

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ケ ス 2004^年 2015^年 2030^年 2015^年 2030^年 全 国 労 働 力

率 に 近

全 国 _{6,728 6,237 5,597} 6,535 6,109 6,109 2004^{年 の 差 - -}491 ^-1,131 ^-192 ^-618 ^-619

- - - 299 512 512

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 ₍₀₎

北 海 道 281 250 206 262 226 238

2004^{年 の 差 - -}31 ^-75 ^-19 ^-55 ^-43

- - - _{0 20 32}

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 ₍

-₁₂₎

東 北 498 467 404 490 440 433

2004^{年 の 差 - -}31 ^-94 ^-8 ^-58 ^-65

- - - _{23 36 29}

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 ₍₇₎

関 東 _{1,840 1,769 1,645} 1,848 1,794 1,809

2004^{年 の 差 - -}71 ^-195 8 ^-46 ^-31

- - - 79 149 164

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 ₍

-₁₅₎

北 関 東 甲 信 540 514 458 538 497 475

2004^{年 の 差 - -}26 ^-82 ^-2 ^-43 ^-65

- - - _{24 39 17}

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 ₍₂₂₎

北 陸 298 273 236 285 254 242

2004^{年 の 差 - -}25 ^-62 ^-13 ^-44 ^-56

- - - _{12 18 6}

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 ₍₁₂₎

東 海 805 752 676 788 738 713

2004^{年 の 差 - -}53 ^-129 ^-17 ^-67 ^-92

- - - _{36 62 37}

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 ₍₂₅₎

近 畿 1,040 965 869 1,011 950 1,003

2004^{年 の 差 - -}75 ^-171 ^-29 ^-90 ^-37

- - - _{46 81 134}

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 ₍

-₅₃₎

中 国 394 362 315 380 344 334

2004^{年 の 差 - -}32 ^-79 ^-14 ^-50 ^-60

- - - _{18 29 19}

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 ₍₁₀₎

四 国 206 185 159 195 175 175

2004^{年 の 差 - -}21 ^-47 ^-11 ^-31 ^-31

- - - _{9 15 16}

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 ₍₀₎

九 州 740 699 627 738 690 686

2004^{年 の 差 - -}41 ^-113 ^-2 ^-50 ^-54

- - - _{39 63 59}

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 ₍₄₎

(^{注 括 弧 内} 全 国 の 労 働 力 率 に 近 し た 場 合 の 差 あ る

－6－

2004^{年 推 計} 2004^{年 と 比 べ} 2015^{年 に} 192^{万 人 減 少} 2030^{年 に} 618^{万 人 減} 少 と な り 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い 場 合 と 比 べ 減 少 幅 が 小 さ く な る こ と が 見 込 ま れ た 。

こ れ を 地 域 別 に る と 関 東 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 ₈ 万 人 増 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 ₄₆万 人 減 近 畿 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 ₂₉万 人 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 ₉₀ 万 人 減 東 海 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 ₁₇ 万 人 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 ₆₇万 人 減 と な る な す べ の 地 域 に お い 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い 場 合 と 比 べ 減 少 幅 が 小 さ く な る 見 込 と な た 。

ま た 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 む 場 合 を 各 地 域 の 労 働 力 率 が 全 国 の 数 値 と 一 に 近 く と し た 場 合 と 比 較 す る と 近 畿 －₅₃ 万 人 北 海 道 －₁₂ 万 人 関 東 －₁₅ 万 人 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 む 場 合 の 方 が 少 な く 東 海 ＋₂₅ 万 人 北 関 東 ・ 甲 信 ＋₂₂ 万 人 北 陸 ＋₁₂万 人 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 む 場 合 の 方 が 多 い 見 込

と な た 。

労 働 力 率 の 推 移 第 ₁－₂－₃表

[労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い 場 合 経 済 成 長 率 人 口 ₁人 当 た り₁％ _]

2004^{年 推 計 労 働 力 率} 2004^年 61.2^{％ と 比 べ} 2015^{年 に} 4.6^{％ フ イ ン ダ} 減 少 ₂₀₃₀年 に _7.6％ フ イ ン ダ 減 少 と な る こ と が 見 込 ま れ た 。

こ れ を 地 域 別 に る と 北 海 道 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 _4.8％ フ イ ン ダ 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 _9.0％ フ イ ン ダ 減 東 海 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 _4.3％ フ イ ン ダ 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 _7.3％ フ イ ン ダ 減

関 東 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 _4.0％ フ イ ン ダ 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 _7.1％ フ イ ン ダ 減 に お い 減 少 の 程 度 が 大 い 見 込 と な た 。

[労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 む 場 合 経 済 成 長 率 人 口 ₁人 当 た り ₂％ _]

2004^{年 推 計} 2004^{年 と 比 べ} 2015^{年 に} 1.8％ フ イ ン ダ 減 少 ₂₀₃₀年 に _2.7％ フ イ ン ダ 減 少 し 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い 場 合 と 比 べ 減 少 幅 が 小 さ く な る こ と が 見 込 ま れ た 。

こ れ を 地 域 別 に る と 北 海 道 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 _2.2％ フ イ ン ダ 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 _4.3％ フ イ ン ダ 減 東 海 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 _1.5％ フ イ ン ダ 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 _2.2％ フ イ ン ダ 減

関 東 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 _1.4％ フ イ ン ダ 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 _2.2％ フ イ ン ダ 減 な す べ の 地 域 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い 場 合 と 比 べ 減 少 幅 が 小 さ く な る 見 込 と な た 。

－可－

第 1 － 2 － 3表 地 域 別 労 働 力 需 給 推 計 結 果 の 概 要

＜ 労 働 力 率 ＞ 単 位 ： 万 人

実 績

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ケ ス 2004^年 2015^年 2030^年 2015^年 2030^年 全 国 労 働 力

率 に 近

全 国 61.2 56.7 53.6 59.4 58.5 58.5

2004^{年 の 差 - -}4.6 ^-7.6 ^-1.8 ^-2.7 ^-2.7

- - - 2.7 4.9 4.9

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 _(0.0)

北 海 道 57.1 52.3 48.1 54.9 52.8 55.6

2004^{年 の 差 - -}4.8 ^-9.0 ^-2.2 ^-4.3 ^-1.5

- - - 2.6 4.7 7.5

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 ₍

-_2.8)

東 北 59.5 56.6 53.2 59.4 57.9 57.0

2004^{年 の 差 - -}2.9 ^-6.3 ^-0.1 ^-1.6 ^-2.5

- - - 2.8 4.7 3.8

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 _(0.9)

関 東 62.1 58.1 54.9 60.7 59.9 60.4

2004^{年 の 差 - -}4.0 ^-7.1 ^-1.4 ^-2.2 ^-1.7

- - - 2.6 5.0 5.5

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 ₍

-_0.5)

北 関 東 甲 信 62.2 59.2 55.8 61.9 60.5 57.8

2004^{年 の 差 - -}3.0 ^-6.5 ^-0.3 ^-1.7 ^-4.4

- - - _{2.8 4.7} -_2.0

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 _(2.7)

北 陸 62.1 58.5 55.5 61.1 59.7 57.0

2004^{年 の 差 - -}3.6 ^-6.6 ^-1.0 ^-2.4 ^-5.1

- - - 2.6 4.2 1.5

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 _(2.7)

東 海 63.1 58.8 55.9 61.6 61.0 58.9

2004^{年 の 差 - -}4.3 ^-7.3 ^-1.5 ^-2.2 ^-4.2

- - - 2.8 5.1 3.0

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 _(2.1)

近 畿 57.9 53.7 51.2 56.2 56.0 59.0

2004^{年 の 差 - -}4.2 ^-6.7 ^-1.7 ^-2.0 1.1

- - - 2.5 4.8 7.8

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 ₍

-_3.0)

中 国 59.5 56.3 53.7 59.0 58.6 56.9

2004^{年 の 差 - -}3.2 ^-5.8 ^-0.5 ^-0.9 ^-2.6

- - - 2.7 4.9 3.2

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 _(1.7)

四 国 57.9 53.8 51.0 56.5 55.9 56.2

2004^{年 の 差 - -}4.1 ^-6.8 ^-1.4 ^-2.0 1.7

- - - 2.7 4.9 5.2

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 ₍

-_0.3)

九 州 58.7 55.6 52.4 58.7 57.7 57.4

2004^{年 の 差 - -}3.1 ^-6.3 0.0 ^-1.0 ^-1.3

- - - 3.1 5.3 5.0

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

の 差 ₍

-_0.3) (^{注 括 弧 内} 全 国 の 労 働 力 率 に 近 し た 場 合 の 差 あ る

－8－

く と し た 場 合 と 比 較 す る と 北 海 道 －_2.8％ フ イ ン ダ 近 畿 －_3.0％ フ イ ン ダ

労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 む 場 合 の 方 が 小 さ く 北 関 東・甲 信 ＋_2.7％ フ イ ン ダ 北 陸 ＋ 2.7^{％ フ イ ン ダ 東 海 ＋}2.1^{％ フ イ ン ダ} 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 む 場 合 の 方 が 多 い 見 込 と な た 。

就 業 者 数 の 推 移 第 ₁－₂－₄ 第 ₁－₂－₅表

[労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い 場 合 経 済 成 長 率 人 口 ₁人 当 た り₁％ _]

2004^{年 推 計 3就 業 者 数} 2004^年 6,329^{万 人 と 比 べ} 2015^{年 に} 317^{万 人} 減 少 ₂₀₃₀年 に _1,005万 人 減 少 と な る こ と が 見 込 ま れ た 。

こ れ を 地 域 別 に る と 関 東 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 ₄₃万 人 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀ 年 ₁₉₆ 万 人 減 近 畿 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 ₅₃万 人 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 ₁₆₃万 人 減 東 海 ₂₀₀₄→₂₀₁₅ 年 ₄₅万 人 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 ₁₂₈万 人 減 に お い 減 少 の 程 度 が 大 い 見 込 と な た 。

[労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 む 場 合 経 済 成 長 率 人 口 ₁人 当 た り ₂％ _]

2004 ^{年 推 計} 2004^{年 と 比 べ} 2015^{年 に 万 人 減 少} 2030 ^{年 に} 470 ^{万 人 減 少} し 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い 場 合 と 比 べ 減 少 幅 が 小 さ く な る こ と が 見 込 ま れ た 。

第 － －４図 地域別労働力需給推計 就業者数

1

年 1 年 年 1 年 年

万人

北海道 東北

関東 北関東 甲信 北陸 東海 近畿 中国 四国 九州

労働市場への参加 進ま いケ ス

労働市場への参加 進 ケ ス 実績

3

参 考 ： 就 業 状 態 の 区 分

労 働 力 人 口 非労働力人口 1 歳以上人口

就 業 者 完全失業者

－9－

第 1 － 2 － 5表 地 域 別 労 働 力 需 給 推 計 結 果 の 概 要

＜ 就 業 者 数 ＞ 単 位 ： 万 人

実 績

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ケ ス

2004 2015 2030 2015 2030

全 国 _{6,329 6,012} 5,324 6,326 5,859

2004^{年 の 差 - -}317 ^-1,005 ^-3 ^-470

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス の 差 - - - ₃₁₄ -₄₆₇

北 海 道 265 237 194 250 215

2004^{年 の 差 - -}28 ^-71 ^-15 ^-50

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス の 差 - - - ₁₃ -₃₅

東 北 471 445 384 469 422

2004^{年 の 差 - -}26 ^-87 ^-2 ^-49

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス の 差 - - - ₂₄ -₄₇

関 東 _{1,756 1,713} 1,560 1,797 1,715

2004^{年 の 差 - -}43 ^-196 41 ^-41

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス の 差 - - - ₈₄ -₈₂

北 関 東 甲 信 519 499 441 524 482

2004^{年 の 差 - -}20 ^-78 5 ^-37

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス の 差 - - - ₂₅ -₄₂

北 陸 286 264 227 277 247

2004^{年 の 差 - -}22 ^-59 ^-9 ^-39

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス の 差 - - - ₁₃ -₃₀

東 海 777 732 649 770 714

2004^{年 の 差 - -}45 ^-128 ^-7 ^-63

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス の 差 - - - ₃₈ -₅₆

近 畿 982 929 819 977 904

2004^{年 の 差 - -}53 ^-163 ^-5 ^-78

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス の 差 - - - ₄₈ -₇₃

中 国 377 350 303 369 332

2004^{年 の 差 - -}27 ^-74 ^-8 ^-45

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス の 差 - - - ₁₉ -₃₇

四 国 196 178 152 187 168

2004^{年 の 差 - -}18 ^-44 ^-9 ^-28

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス の 差 - - - ₉ -₁₉

九 州 700 666 595 706 660

2004^{年 の 差 - -}34 ^-105 6 ^-40

労 働 市 場 へ の 参 加 進 ま い ケ ス の 差 - - - ₄₀ -₄₆

こ れ を 地 域 別 に る と 関 東 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 ₄₁万 人 増 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 ₄₁万 人 減 近 畿 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 ₅ 万 人 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 ₇₈ 万 人 減 東 海 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 ７ 万 人 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 ₆₃万 人 減 な す べ の 地 域 に お い 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い 場 合 と 比 べ 減 少 幅 が 小 さ く な る 見 込 と な た 。

就 業 率 の 推 移 第 ₁－₂－₆表

[労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い 場 合 経 済 成 長 率 人 口 ₁人 当 た り₁％ _]

2004 ^{年 推 計 就 業 率} 2004 ^年 57.6^{％ と 比 べ} 2015 ^{年 に} 3.0^{％ フ イ ン ダ}

－10－

こ れ を 地 域 別 に る と 北 海 道 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 _4.2％ フ イ ン ダ 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 _8.6％ フ イ ン ダ 減 東 海 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 _3.7％ フ イ ン ダ 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 _7.3％ フ イ ン ダ 減

関 東 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 _3.0％ フ イ ン ダ 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 _7.1％ フ イ ン ダ 減 に お い 減 少 の 程 度 が 大 い 見 込 と な た 。

第 1 － 2 － 6表 地 域 別 労 働 力 需 給 推 計 結 果 の 概 要

＜ 就 業 率 ＞ 単 位 ： ％

実 績

労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い ケ ー ス

労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 む ケ ー ス 2004 2015 2030 2015 2030

全 国 _{57.6 54.6 51.0 57.5 56.1}

2004^{年 と の 差 - -}3.0 ^-6.6 ^-0.1 ^-1.4 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い ケ ー ス と の 差 - - - ₃ -_1.3

北 海 道 53.9 49.6 45.3 52.3 50.2

2004^{年 と の 差 - -}4.2 ^-8.6 ^-1.5 ^-3.7 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い ケ ー ス と の 差 - - - ₃ -_2.2

東 北 56.3 54.0 50.5 56.9 55.5

2004^{年 と の 差 - -}2.3 ^-5.8 0.6 ^-0.8

労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い ケ ー ス と の 差 - - - ₃ -_1.4

関 東 59.2 56.2 52.1 59.0 57.2

2004^{年 と の 差 - -}3.0 ^-7.1 ^-0.2 ^-2.0 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い ケ ー ス と の 差 - - - ₃ -_1.7

北 関 東 ・ 甲 信 59.8 57.4 53.7 60.3 58.7

2004^{年 と の 差 - -}2.3 ^-6.1 0.5 ^-1.1

労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い ケ ー ス と の 差 - - - ₃ -_1.6

北 陸 59.6 56.6 53.4 59.3 58.1

2004^{年 と の 差 - -}3.0 ^-6.2 ^-0.2 ^-1.5 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い ケ ー ス と の 差 - - - ₃ -_1.3

東 海 60.9 57.2 53.6 60.2 59.0

2004^{年 と の 差 - -}3.7 ^-7.3 ^-0.7 ^-1.9 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い ケ ー ス と の 差 - - - ₃ -_1.2

近 畿 54.7 51.6 48.2 54.3 53.2

2004^{年 と の 差 - -}3.0 ^-6.4 ^-0.4 ^-1.4 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い ケ ー ス と の 差 - - - ₃ -_1.1

中 国 56.9 54.4 51.6 57.4 56.5

2004^{年 と の 差 - -}2.5 ^-5.4 0.4 ^-0.4

労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い ケ ー ス と の 差 - - - ₃ -_0.8

四 国 55.1 51.6 48.7 54.3 53.8

2004^{年 と の 差 - -}3.4 ^-6.4 ^-0.8 ^-1.2 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い ケ ー ス と の 差 - - - ₃ -_0.4

九 州 55.6 52.9 49.8 56.1 55.2

2004^{年 と の 差 - -}2.6 ^-5.8 0.6 ^-0.3

労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い ケ ー ス と の 差 - - - ₃ -_0.9

－11－

[労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 む 場 合 経 済 成 長 率 人 口 ₁人 当 た り ₂％ _]

2004^{年 推 計} 2004^{年 と 比 べ} 2015^{年 に} 0.1％ フ イ ン ダ 減 少 ₂₀₃₀年 に _1.4％ フ イ ン ダ 減 少 と な る こ と が 見 込 ま れ た 。

こ れ を 地 域 別 に る と 北 海 道 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 _1.5％ フ イ ン ダ 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 _3.7％ フ イ ン ダ 減 東 海 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 _0.7％ フ イ ン ダ 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 _1.9％ フ イ ン ダ 減

関 東 ₂₀₀₄→₂₀₁₅年 _0.2％ フ イ ン ダ 減 ₂₀₀₄→₂₀₃₀年 _2.0％ フ イ ン ダ 減 な す べ の 地 域 に お い 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い 場 合 と 比 べ 減 少 幅 が 小 さ く な る 見 込 と な た 。

第 3 節 推 計 方 法

4

地 域 別 労 働 力 需 給 の 推 計 に 当 た て の 設 定 に つ い て

労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い ケ ー ス 経 済 成 長 率 人 口₁ 人 当 た り₁％ 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 む ケ ー ス 経 済 成 長 率 人 口₁ 人 当 た り₂％ の ₂通 り の 推 計 を 行 た 。

労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い ケ ー ス

労 働 力 率 の 将 来 推 計 に し 性 年 齢 別 の 労 働 力 率 が 現 在 ₂₀₀₄年 と 水 準 推 移 す る と 仮 定 し た ケ ー ス 。

労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 む ケ ー ス

各 種 施 策 を 講 る 記 の ケ ー ス Ａ を 全 織 り 込 む こ と に よ り よ り 多 く の 者 が 働 く こ と が 可 能 と な た と 仮 定 し た ケ ー ス 。

1 ^{ケ ー ス Ａ} 高 年 齢 者 の 雇 用 機 会 が 高 ま る ケ ー ス

現 状 の 施 策 に 加 え 定 年 ま た 続 雇 用 制 度 に よ 少 な く と も ₆₅歳 ま 働 け る 場 を 確 保 す る 企 業 の 割 合 が ₂₀₃₀ 年 に 現 在 の ₆₀ 歳 定 年 制 度 を 実 施 し い る 企 業 の 割 合 に ま 上 昇 す る と し た ケ ー ス 。

2 ^{ケ ー ス} 女 性 の 能 力 活 用 事 と 生 活 の 両 立 が 進 む ケ ー ス

現 状 の 施 策 に 加 え 男 女 間 の 賃 金 格 差 が₂₀₃₀年 に 解 消 し ま た 管 理 職 に 占 る 女 性 の 割 合 が ₂₀₃₀年 に ダ ヤ ン チ 予 測 値 の 倍 ま 上 昇 し

保 育 所 在 所 児 童 比 率 が 現 在 ま の 伸 び 今 後 推 移 し ま た ₂₀₃₀年 に 要 護 定 者

4

こ の 地 域 別 労 働 力 需 給 平 0 0 4年 推 計 の 結 果 を 基 に し 行 た が デ ー タ 等 の 制 約 の た 特 に 労 働 需 要 の 推 計 弾 性 値 を 用 い た と こ ろ を 始 十 分 に 検 討 し れ な た 面 が あ る こ と に 留 意 い た た い 。

－1平－

女 性 能 力 活 用 に よ 増 加 す る 働 く 女 性 が ネ ル タ イ ム 働 く と 考 え る と 短 時 間 雇 用 者 比 率 す る こ と に も な る が 事 と 生 活 の 両 立 が 進 短 時 間 労 働 働 く 女 性 も 労 働 市 場 に 参 加 す る こ と に よ 差 し 引 短 時 間 雇 用 者 比 率 が 上 昇

と な る ケ ー ス 。

3 ^{ケ ー ス} 若 年 の 就 業 が 進 む ケ ー ス

若 年 無 業 者 割 合 が し 若 年 と そ れ 以 外 の 層 と の 賃 金 格 差 が 縮 小 す る ケ ー ス 。

推 計 方 法 に つ い て 1． 地 域 区 分

地 域 区 分 に い 労 働 力 調 査 に よ る 以 の ₁₀区 分 を 用 い た 。

＜ 地 域 名 ＞ ＜ 構 成 都 道 府 ＞

北 海 道 北 海 道

東 北 青 森 岩 手 宮 城 秋 田 山 形 福 島

関 東 埼 玉 千 葉 東 京 神 奈

北 関 東 ・ 甲 信 茨 城 栃 木 群 馬 山 梨 長

北 陸 新 潟 富 山 石 福 井

東 海 岐 阜 静 岡 愛 知 重

近 畿 滋 賀 京 都 大 阪 兵 庫 奈 良 和 歌 山

中 国 鳥 取 島 根 岡 山 広 島 山 口

四 国 徳 島 香 愛 媛 高 知

九 州 福 岡 佐 賀 長 崎 熊 本 大 分 宮 崎 鹿 児 島 沖 縄

2． 労 働 力 人 口 の 推 計 方 法

2^．1． 性 ・ 年 齢 階 級 別 労 働 力 人 口 ・ 労 働 力 率 の 推 計

2004年 推 計 に お い 将 来 推 計 結 果 と し 得 ら れ い る 全 国 の 性 ・年 齢 階 級 別 労 働 力 率 の 経 年 の 変 化 率 を 用 い そ れ と 変 化 率 各 地 域 の 性 ・ 年 齢 階 級 別 労 働 力 率 が 変 化 す る と 想 定 し 暫 定 的 な 労 働 力 率 を 計 算 し た 。

た し 労 働 力 率 が ₁₀₀％ 以 上 の 数 値 に な た 場 合 ₁₀₀％ と し た 。ま た 実 績 値 が 100％ の 性 ・ 年 齢 階 級 に い 将 来 も そ の ま ま ₁₀₀％ 推 移 す る と し た 。

そ の よ う に し 求 た 労 働 力 率 に 国 立 社 会 保 障 ・ 人 口 問 題 研 究 所 都 道 府 別 将 来 推 計 人 口 ₂₀₀₂ 年 ら 求 た 地 域 別 人 口 を 乗 性 ・ 年 齢 階 級 別 の 労 働 力 人 口 を 求 た 。求 た 労 働 力 人 口 暫 定 値 性 ・ 年 齢 階 級 別 の 全 国 計 の 数 値 が₂₀₀₄年 推 計 の

－1年－

全 国 の 労 働 力 人 口 と 一 し な い た 性 ・ 年 齢 階 級 別 に 全 国 値 を 集 計 し 両 者 が 一 す る よ う に 地 域 別 の 性 ・ 年 齢 階 級 別 の 労 働 力 人 口 暫 定 値 に 調 整 を 施 し 各 地 域 の 労 働 力 人 口 を 推 計 し た 。 こ れ を も と に 事 後 的 に 各 地 域 の 性 ・ 年 齢 階 級 別 労 働 力 率 を 求 た 。 2^．2． 各 地 域 の 性 ・ 年 齢 階 級 別 労 働 力 率 が 対 応 す る 全 国 の 労 働 力 率 に 近 く と し た 場 合

2030^{年 に い} 全 国 の 性 ・ 年 齢 階 級 別 労 働 力 率 に の 地 域 も 近 く と し た 場 合 に い 労 働 力 人 口 を 推 計 し た 。

3． 労 働 力 需 要 の 推 計 方 法

3^．1． 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い 場 合 の 産 業 別 労 働 力 需 要 の 推 計

労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い ケ ー ス 人 口 ₁ 人 当 た り ₁％ 成 長 ケ ー ス に い

各 地 域 の 産 業 別 就 業 者 数 の 変 化 率 と 全 国 の 対 応 す る 産 業 の 就 業 者 数 の 変 化 率 と の 弾 性 値 を 求 ₂₀₀₃年 ら ₂₀₀₄年 に け こ れ を 用 い 全 国 将 来 推 計 を 行 た 産 業 別 就 業 者 数 の 変 化 率 を 基 に 各 地 域 の 暫 定 的 な 産 業 別 就 業 者 数 を 計 算 し た 。 そ の 上 そ の 地 域 別 就 業 者 数 を 産 業 別 に 集 計 し 全 国 値 と 一 す る よ う に 合 計 調 整 を 行 各 地 域 の 産 業 別 就 業 者 数 を 求 た 。

な お 調 整 の 観 点 ら 全 国 の 増 減 率 と 地 域 別 の 増 減 率 に よ り 弾 性 値 記 の 表 に よ り 求 た 。

第1 － 3 － 1表 産 業 別 の 就 業 者 数 の 全 国 と 地 域 の 増 減 弾 性 値 全 国 の 増 減 率

増 減

増

計 算 さ れ た 弾 性 値

1 地 域 の 増 減 率

減 _{0 1}

3^．2． 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 む 場 合 の 産 業 別 労 働 力 需 要 の 推 計

労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 む ケ ー ス 人 口 ₁ 人 当 た り ₂％ 成 長 ケ ー ス に い 全 国 の 産 業 別 に 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い ケ ー ス ら 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 む ケ ー ス と な た 場 合 の 労 働 力 人 口 の 増 加 分 を 求 お こ の 増 加 分 を も と も と の 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い ケ ー ス に お け る 各 産 業 の 就 業 者 数 の 地 域 別 構 成 に 対 し 地 域 の 産 業 振 興 策 を 案 し 増 加 さ た も の 地 域 に 配 分 し こ れ を 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 ま な い ケ ー ス に 加 算 し 労 働 市 場 へ の 参 加 が 進 む ケ ー ス の 就 業 者 数 と し た 。

産 業 振 興 策⁵の 効 果 に よ る 加 算 の 時 期 ₂₀₁₀年 と 想 定 し た 。

5

産 業 振 興 策 経 済 産 業 省 産 業 ク メ ス タ ー 計 画 を 参 考 に し た 。

参 照 先 ： 経 済 産 業 省_HP http://www.meti.go.jp/topic/data/e20308aj.html)

－14－

上 記 ま の 推 計 作 業 プ ロ コ ス に お け る 各 地 域 の 労 働 力 人 口 と 労 働 力 需 要 ら 地 域 に お け る 労 働 力 の 需 給 状 況 が 決 ま る と 考 え ら れ る 。 し し 実 に 性 ・ 年 齢 階 級 別 の 需 給 調 整 の 易 度 に よ 構 造 的 な 失 業 が 発 生 す る こ と ら 単 純 に 上 記 の 労 働 力 需 給 状 況 が そ の ま ま 失 業 状 態 に 反 映 す る と 限 ら な い 。

こ の た 全 国 の 労 働 力 需 給 推 計 モ デ ル 用 い た 性 ・ 年 齢 階 級 別 失 業 を 規 定 す る 失 業 率 関 数 を 用 い 地 域 別 の 性 ・ 年 齢 階 級 別 失 業 率 を 決 定 す る こ と と し た 。

具 体 的 に 各 地 域 に い 労 働 力 需 要 を 労 働 力 人 口 除 し た 労 働 力 需 給 倍 率 ら 有 効 求 人 倍 率 を 求 こ れ を も と に 年 齢 階 級 別 有 効 求 人 倍 率 を 計 算 し こ の 有 効 求 人 倍 率 と₅₀歳 以 上 労 働 力 人 口 比 率 ら 性・年 齢 階 級 別 失 業 率 を 求 る と い う プ ロ コ ス を 経 暫 定 的 な 各 地 域 の 性 ・ 年 齢 階 級 別 失 業 率 を 求 た 。 た し 上 記 の プ ロ コ ス

有 効 求 人 倍 率 関 数 年 齢 階 級 別 有 効 求 人 倍 率 関 数 性 ・ 年 齢 階 級 別 失 業 率 関 数 の パ メ ベ ー タ 全 国 値 の デ ー タ 計 算 し た も の を 用 い 最 終 的 な 性 ・ 年 齢 階 級 別 失 業 率 の 結 果 に

い ₂₀₀₄年 の 実 績 値 足 元 調 整 を 行 た 。

用 い た 諸 関 数 原 則 的 に ₂₀₀₄ 年 度 全 国 の 労 働 力 需 給 推 計 に お い 用 い た 関 数 と あ り 性・年 齢 階 級 別 失 業 率 関 数 の 説 明 変 数 ら 前 期 値 を 除 い た も の を 設 定 し た 。 使 用 し い る 関 数 以 の 通 り あ る 。

第1 － 3 － 2表 マ ク 有 効 求 人 倍 率 関 数 log YKOt) = a+b log (^{労 働 需 要 労 働 供 給}

片 需 給 倍 率 決 定 係 数

0.468593 21.5239 0.496705

(4.4)

第1 － 3 － 3表 有 効 求 人 倍 率 関 数 log(YKOk) = a+b log (YKOt)

片 有 効 求 人 倍 率 決 定 係 数 15^-19 1.129580 0.906344

(12.9)

0.833211 20^-24 0.038306 0.675173

(12.1)

0.815687 25^-29 0.136013 0.911020

(18.5)

0.911402 30^-34 0.442295 1.046200

(16.6)

0.893137 35^-39 0.425731 0.863685

(11.3)

0.794397 40^-44 0.246751 0.827684

(13.0)

0.836142 45^-49 ^-0.076515 1.130430

(18.1)

0.908597 50^-54 ^-0.423857 1.236520

(15.8)

0.883446