KSEG
数理科学研究科D2 黄 欣馳
KSEGについて
• 種別: 対話式幾何学ソフトウェア
• 開発者: Ilya Baran
• 対応OS: Linux, Windows, Mac OS X, etc.
• ホームページ:
www.mit.edu/ ibaran/kseg.html
KSEGの歴史
DOS (SEG)
Windows (SEG)
Linux (KSEG) (KSEG=KDE+SEG)
基本的な使い方
• 右クリックで点を追加
• 左クリックで点や線などを選択
(shiftキーを用いた複数選択も可能)
• 必要な点や線を選択後、メニュー或はボタンで 図形を作成
実例
• 多角形
• 楕円
• コッホ曲線(再帰的構築)
例1:多角形
1. shiftキーを押しながら、右クリックで点を順に描画
2. 「線分」というボタンを使うか或はalt+Sで多角形作成
例2:楕円
1. 焦点A,Bと線分CDを描画 2. 線分CD上の駆動点Pを追加
3. alt+Sで線分CPとDPを作成 4. 焦点Aと線分CPを選択
例2:楕円(つづき)
5. alt+Cで円心A,半径CPの円を描き、同様右上の円を作成
6. 二つの円を選択,alt+Iで交点 7. 駆動点Pと交点Gを選択
例2:楕円(つづき)
8. alt+Oで軌跡を作成、同様に下のカーブが描ける
例3:コッホ曲線
• 再帰的構築の実演
まとめ
• 図形の作成は直感かつ簡単
• 距離などの計測及び計算が可能だが、具体的に 長さ指定が不可能
• 平行移動、回転などの変換が使える
• 再帰的構築により、一部のフラクタルが簡易に 描ける