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本編(全て) 宮崎市津波防災地域づくり推進計画 宮崎市 0all

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(1)

宮 崎 市 津 波 防 災 地 域 づ く り 推 進 計 画

~ な ん と し て も 人 命 を 守 る 安 全 ・ 安 心 を 未 来 に つ な ぐ 緑 と 調 和 し た ま ち づ く り ~

1

平 成 2 7 年 3 月

宮 崎 市

( 大 淀 川 河 口 か ら 市 街 地 を 望 む )

日 向 灘 ( 太 平 洋 ) 大

淀 川

(2)

宮 崎 市 津 波 防 災 地 域 づ く り 推 進 計 画

1

目 次

は じ め に ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1

序 章 推 進 計 画 作 成 に あ た っ て

( 1 ) 計 画 作 成 の 背 景 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 ( 2 ) 計 画 の 目 的 ・ 役 割 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 ( 3 ) 推 進 計 画 作 成 の 流 れ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5

第 1 章 宮 崎 市 の 現 状 と こ れ ま で の 取 り 組 み

1 - 1 宮 崎 市 の 現 状 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 ( 1 ) 人 口 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 ( 2 ) 土 地 利 用 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8 ( 3 ) 建 物 分 布 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 9 ( 4 ) 標 高 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 0 ( 5 ) 宮 崎 市 都 市 計 画 マ ス タ ー プ ラ ン ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 1 ( 6 ) 緊 急 輸 送 道 路 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 4 1 - 2 宮 崎 市 の こ れ ま で の 取 組 み ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 5

第 2 章 地 震 ・ 津 波 被 害 想 定

(3)

第 3 章 津 波 防 災 地 域 づ く り の 課 題

3 - 1 課 題 の 整 理 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 6 ( 1 ) 課 題 の 抽 出 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 6 ( 2 ) 課 題 の ま と め ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 9

第 4 章 推 進 計 画 区 域

4 - 1 本 市 に お け る 推 進 計 画 区 域 の 設 定 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 1

第 5 章 津 波 防 災 地 域 づ く り の 総 合 的 な 推 進 に 関 す る 基 本 方 針

5 - 1 基 本 方 針 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 2 5 - 2 実 現 に 向 け た 取 り 組 み 方 針 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 3 5 - 3 土 地 利 用 及 び 警 戒 避 難 体 制 の 整 備 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 4 ( 1 ) 土 地 利 用 に 関 す る 方 針 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 4 ( 2 ) 警 戒 避 難 体 制 に 関 す る 方 針 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 4

第 6 章 津 波 防 災 地 域 づ く り の た め に 行 う 事 業 又 は 事 務

6 - 1 事 業 又 は 事 務 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 5 ( 1 ) 早 期 避 難 の た め の 環 境 を 整 備 す る ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 7 ( 2 ) 津 波 の 防 護 ラ イ ン を 強 化 す る ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5 1 ( 3 ) 救 援 ・ 復 旧 ・ 復 興 を 支 え る 道 路 機 能 を 強 化 す る ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5 2 ( 4 ) 災 害 対 応 力 を 高 め る ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5 4 ( 5 ) 広 域 連 携 基 盤 を 強 化 す る ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5 5 6 - 2 事 業 又 は 事 務 の ま と め ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5 6

第 7 章 今 後 の 推 進 計 画 の 進 め 方

(4)

はじめに

平成23年3月に発生した東日本大震災は、死者・行方 不明者が1万8千人を超えるなど、甚大な被害をもたらし ま し た が 、 そ の ほ と ん ど が 津 波 に よ る も の で 、 日 向 灘 に 面 し た 長 い 海 岸 線 を 有 す る 我 々 宮 崎 市 民 に と り ま し て も 大変大きな衝撃でした。

本市では、東日本大震災での貴重な教訓を踏まえ、平成 2 5 年 度 か ら 「 市 民 の 命 を 守 る 事 業 」 と し て 、 ハ ー ド ・ ソフトを組み合わせた地震・津波等に対する防災対策に重 点的に取り組んでおり、平成25年度にはハード対策の基

本的な考え方を取りまとめた「宮崎市地震津波対策インフラ構想」を策定しました。 こ う し た 中 、 本 市 は 、 人 口 減 少 社 会 に 対 応 し た 「 地 方 創 生 」 の 取 り 組 み を 積 極 的 に 行っており、平成26年12月に「地方中枢拠点都市宣言」を行いました。

産 業 や 都 市 機 能 が 集 積 し て い る 本 市 は 、 宮 崎 都 市 圏 の エ ン ジ ン と な っ て 地 域 経 済 を 力 強 く け ん 引 し 、 人 口 減 少 の ス ピ ー ド を 抑 え て 圏 域 全 体 の 活 性 化 を 図 る と い う 大 き な 責 務 が あ り 、 こ の た め に は 、 広 域 連 携 の 視 点 も 踏 ま え た 災 害 に 強 い 安 全 ・ 安 心 な ま ち づくりが求められています。

このような状況を踏まえ、このたび、学識経験者、住民代表、国・県・市の関係者に よ る 「 宮 崎 市 津 波 防 災 地 域 づ く り 推 進 計 画 協 議 会 」 を 設 置 し 、 「 宮 崎 市 地 震 津 波 対 策 イ ン フ ラ 構 想 」 を ベ ー ス と し て 、 津 波 防 災 地 域 づ く り に 関 す る 法 律 に 基 づ く 「 宮 崎 市 津波防災地域づくり推進計画」を策定しました。

こ の 計 画 は 、 国 ・ 県 ・ 市 が 一 体 と な っ て 津 波 災 害 に 強 い 地 域 づ く り を 進 め 、 本 市 の 「防災力」の強化につなげようとするものです。

今 後 は 、 こ の 計 画 の 着 実 な 実 施 ・ 検 証 ・ 改 善 ・ 更 新 を 継 続 的 に 行 う こ と で 、 安 全 ・ 安心なまちづくりを目指していきます。

平成27年3月

宮崎市長

(5)

序章

推進計画作成にあたって

(1) 計画作成の背景

平成 23(2011)年 3 月 11 日に発生した東北地方太平洋沖地震(※以下、「東日本大震 災」という。)では、これまでの想定をはるかに超えた巨大な地震・津波が発生し、東北・ 関東地方の太平洋沿岸部に甚大な被害をもたらしました。

東日本大震災を受け、国は南海トラフ巨大地震の想定地震・津波を見直すため、内閣府 に「南海トラフの巨大地震モデル検討会」(以下、「内閣府モデル検討会」という。)を 立上げて検討に着手し、次いで平成 23 年 12 月には「津波防災地域づくりに関する法律」 (以下「法」という。)を制定し、発生すれば甚大な被害をもたらす最大クラスの津波に 関しては、多種多様なハードとソフト施策の組み合わせによる「多重防御による減災」に 重きを置き、地域づくり・まちづくりの視点も踏まえた対策に取り組んでいくこととされ ました。

その後、平成24年 8 月には内閣府モデル検討会が南海トラフ巨大地震による浸水予測 を、更に平成25 年2 月には法に基づき、宮崎県が南海トラフ巨大地震の津波浸水想定を 公表しましたが、自治体単位で本市はいずれも全国最大クラスの浸水域になることが想定 されています。

これを受けて本市では、平成25年10月に市独自の構想として、「宮崎市地震津波対 策インフラ構想」(以下、「インフラ構想」という。)を策定し、本市の地震津波対策に 資するインフラ整備の方向についてまとめました。

一方、平成 26年3 月に、本市が「南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する 特別措置法」に基づく「推進地域」及び「特別強化地域」に指定されたことを受け、平成 26年5月に宮崎市地域防災計画の改訂を行い、南海トラフ地震発生時の避難対策等の計 画を定め、避難施設の整備等を進めています。

さらに、平成26年3月には、九州地方整備局及び宮崎県が事務局となって設立された 「宮崎県沿岸津波防災地域づくりに関する推進計画策定連絡会」により、法に基づく推進 計画作成のためのガイドラインが策定されました。

こうした状況を踏まえ、今回、インフラ構想をベースとして法に基づく「推進計画」を 作成し、国・県・市が一体となった津波対策を推進することで、南海トラフ巨大地震等に 伴う津波被害の軽減につなげようとするものです。

(6)
(7)

(2) 計画の目的・役割

宮崎市津波防災地域づくり推進計画(以下、「本計画」という。)は、法第10条第1 項に示すように、国が定めた津波防災地域づくりの推進に関する基本的な指針(以下、「基 本指針」という。)に基づき、かつ、津波浸水想定を踏まえて作成するもので、津波から 市民の生命・財産及び産業基盤を守り、安心して暮らすことのできる魅力あるまちを目指 すため、ハード・ソフト施策を組み合わせた津波防災地域づくりの総合ビジョンを示す計 画です。

これにより、大規模な津波災害に対する防災・減災対策を効率的かつ効果的に図りなが ら、地域の発展を展望できる津波防災地域づくりを実現しようとするものです。

なお、計画作成に当たっては、地域のあるべき市街地像、地域の都市生活、経済活動を 支える諸施設の計画等を総合的に定めている市町村の都市計画に関する基本的な方針(以 下、「都市計画マスタープラン」という。)など既存のまちづくりに関する方針と調和・ 整合を保ちながら、住民の生活の安定や地域経済の活性化など既存のまちづくりに関する 方針との整合を図る必要があります。

図0-2 推進計画と関連する計画・方針等との関係図 【参考】津波防災地域づくりに関する法律より抜粋

(基本方針)

第3条 国土交通大臣は、津波防災地域づくりの推進に関する基本的な指針(以下「基本指針」 という。)を定めなければならない。

(推進計画)

(8)

(3) 推進計画作成の流れ

本計画の作成に当たっては、法第11条の規定に基づく協議会「宮崎市津波防災地域 づくり推進計画協議会」を設置し、平成26年7月から3回にわたり、本計画の区域や 課題・施策等について審議いただきました。

また、平成27年2月から1ヶ月間に渡りパブリックコメントを行いました。

≪協議会開催≫

○第1回協議会 平成26年7月 4日 ○第2回協議会 平成27年1月15日 ○第3回協議会 平成27年3月23日

≪パブリックコメント実施≫

(9)

第1章

宮崎市の現状とこれまでの取り組み

1-1 宮崎市の現状

(1)人口

①人口推計

第四次宮崎市総合計画において、本市の人口は、平成24年の約40.2万人から、平成

34 年には約 39.6 万人(減少率 1.5%)に減少すると予測されています。

要配慮者となる可能性が高い老年人口(65歳以上の人口)は、平成24年の約8.9万

人から、平成 34 年には約 11.6 万人(増加率 29.8%)に増加する見込みです。また、災

害時において、救援・救護活動に参加することが望まれる生産年齢人口(15歳以上~65

歳未満の人口)については、平成 24 年の約 25.5万人から、平成 34年には約 22.7 万人

(減少率 10.8%)に、更に年少人口(15歳未満の人口)も、平成 24 年の約 5.9 万人か

ら、平成 34 年には約 5.4 万人(減少率 8.6%)に減少する見込みです。

以上により、本市の地震・津波対策においては、要配慮者となる可能性の高い老年人口

の人口構成割合が増加する傾向にあるとともに、現在及び将来にわたり救援・救護活動に

参加することが望まれる生産年齢人口及び年少人口が減少する傾向にあることに留意する

必要があります。

表 1-1 宮崎市の人口推計

単位:人

備考:基準人口を平成 24 年 10 月 1 日現在の現住人口とし、同時点の住民基本台帳人口(5歳階級別人口)、国立社会保障・ 人口問題研究所発表資料等を基にコーホート要因法により推計。

平成 24 年の区分別人口は、同年 10 月 1 日現在の現住人口と住民基本台帳人口の総数の比率を、住民基本台帳人口の区 分別人口に乗じて推計。

年次 H24 年

増減 H24→H29

H29年 (推計)

増減 H29→H34

H34 年 (推計)

増減 H24→H34 総 数 402,436 -0.3% 401,280 -1.2% 396,438 -1.5%

(10)

②人口分布

本市の人口(100mメッシュ)の分布状況は図1-1のとおりです。

本市においては大淀川沿いに居住人口が集中していることがわかります。

大淀川以北では、国道10号沿線の佐土原町から住吉、花ヶ島地区にかけて、また、

宮崎神宮や県総合文化公園が立地する平地周辺に比較的居住人口が多くなっています。

また、大淀川以南では、宮崎空港周辺及び国道220号西側に比較的居住人口が多く

なっています。

清 武 川 か ら 加 江 田 川 に

おいては、学園木花台を中

心 に 比 較 的 居 住 人 口 が 多

くなっています。

加江田川以南では、日向

灘 沿 岸 部 に 比 較 的 居 住 人

口が少なくなっており、青

島・こどものくに周辺では

比較的居住人口が多く、青

島 以 南 に お い て は 日 向 灘

沿 岸 部 に 比 較 的 居 住 人 口

の 少 な い 地 区 が 分 散 し て

います。

津 波 に よ る 浸 水 が 想 定

さ れ て い る 地 域 で 人 口 分

布 が 多 い の は 、 大 淀 川 河

口・宮崎港周辺、八重川周

辺、青島の一部となってい

ます。

宮崎神宮

一ツ瀬川

石崎川

大淀川

清武川

加江田川

青島 宮崎空港

宮崎港

(11)

(2)土地利用

本市には、宮崎広域都市計画区域(線引き)及び田野都市計画区域(非線引き)の2つ

の都市計画区域が設定されており、市中心部から同心円状に拡大した市街化区域と、合併

前の旧市町村の中心地に飛び地状の市街化区域が設定されています。

沿岸部周辺の土地利用の状況を見ると、大淀川沿い、石崎川沿い、清武川沿いの南側、

国道10号沿線に住宅用地を中心とした市街地が広がっており、さらに加江田川から青島

周辺にかけて住宅用地が広がっています。また、青島以南においては、旧漁村集落と考え

られる住宅用地が分布しています。

商業用地は、主に橘通り周辺、国道10号沿線、青島周辺に分布しており、宮崎港近辺

には大規模商業施設が立地しています。

工業用地については、宮崎港・

宮 崎 空 港 と い っ た 重 要 物 流 拠 点

周辺に分布しています。

宮崎港周辺を除く、日向灘沿岸

部においては、松林を中心とした

保安林が連続しており、宮崎市ら

しい景観を形成しています。

津 波 に よ る 浸 水 が 想 定 さ れ て

いる区域の主な農地については、

一ツ瀬川右岸、宮崎空港南の国道

220号沿線、加江田 川左岸等が

あります。

津 波 に よ る 浸 水 が 想 定 さ れ て

い る 地 域 で 都 市 的 土 地 利 用 が 多

いのは、大淀川河口・宮崎港周辺、

八重川周辺、青島周辺となってお

り、その他の海岸付近は山林・農

地等となっています。

(12)

図1-3 建物の分布(無壁舎を除く)

一ツ瀬川

石崎川

大淀川

清武川

加江田川

青島 宮崎空港

宮崎港 宮崎神宮

(3)建物分布

本市の建物分布状況は図1-3のとおりです。

分布状況を見ると、大淀川周辺、石崎川周辺、住吉地区、花ヶ島地区などの国道10号

沿線や、宮崎神宮・県総合文化公園周辺に多く分布しています。

また、大淀川以南では、宮崎空港北側、県道中村木崎線沿線西側に建物が多く、木花地

区については、JR木花駅周辺や学園都市、青島地区では青島漁港周辺が多くなっています。

津波による浸水

が想定されている

地域で建物が多い

のは、人口分布と

同 様 、 大 淀 川 河

口・宮崎港周辺、

八重川周辺、青島

の一部となってい

ます。

(13)

(4)標高

本市の標高は、沿岸部周辺及び日向灘に直流する河川の河口周辺は低く、西側に行く程

高くなっており、市街地の中心部は概ね3~10mとなっています。

特に標高が低いのは、一ツ瀬川・大淀川河口(右岸)、宮崎港西側、国道220号南バ

イパス周辺(本郷南方、郡司分)、県総合運動公園周辺で3m未満となっています。石崎

浜から一ツ葉海岸にかけて、また、赤江海岸周辺は概ね10m以下の帯状の丘陵地となっ

ています。佐土原町石崎浜から一ツ葉海岸のうち、一ツ葉有料道路の北側から山崎町にか

けては、前記丘陵地の背後に沿う

ように10~20m以下、所によ

っては20m超の丘陵が連なって

おり、また、同様に佐土原町市街

地の東側にも、帯状の10~20

m以下の丘陵地があり、津波防災

上極めて重要な地形を有していま

す。

その他の海岸部については、青

島市街地が3~5m以下となって

います。

日南海岸沿いは、そのほとんど

が海岸線から急勾配に迫り上がっ

た20m超の山地となっており、

平地は少ないものの、人家が立地

している平地は5m以下が多くな

っています。

一ツ瀬川

宮崎空港

清武川

加江田川 大淀川

宮崎港 石崎川

1-4

(14)

(5)宮崎市都市計画マスタープラン

宮崎市都市計画マスタープランは、住民にわかりやすい形で、あらかじめ長期的な視点

に立った都市の将来像を明らかにし、土地利用をはじめ、交通施設、生活環境施設、公共

空地の整備などに関する基本的な方針を定め、その実現に向けての大きな道筋を明らかに

するもので、都市計画(まちづくり)の根本となるものです。

この都市計画マスタープランでは、まちづくりの基本的な方向を、

1.既存ストック(現に有る、都市を支えるさまざまな蓄積)を有効に活用しながら、

原則として郊外においては本市の都市構造に大きな影響を与える新たな都市機能

の立地を抑制します。

2.多様な都市機能を都心部並びに合併四町の中心部、及びそれらの周辺にコンパク

トに集約させながら、都心部と各地域の都市拠点間を連携させる交通軸である都

市軸を強化します。

3.大規模自然災害に備え、「なんとしても人命を守る」まちづくりを目指します。

としており、「都市機能集約の効果が、新市一体となって発揮されるコンパクトシティ」

(15)

この基本的な方向に基づき、まちづくりの基本目標、整備・誘導方針を設定しています。

(16)

その上で、都市計画マスタープランにおいては、将来の都市構造に防災拠点や防災支援

拠点といった防災上の役割を担う拠点など、様々な機能を担う拠点を位置づけ、津波災害

をはじめとした全ての災害に強いまちづくりを目指しています。

図1-5 将来都市構造図

出典:宮崎市都市計画マスタープラン 防災支援拠点

(17)

(6)緊急輸送道路

緊急輸送道路は、地震防災対策特別措置法に位置づけられた地震災害時の「緊急輸送を

確保するための必要な道路」で、災害発生時の救助・救急・医療・消火活動及び緊急物資

供給等に必要な人員及び物資等の輸送を担うものとされています。

平成8年度に県内の緊急輸送道路ネットワーク計画が定められ、道路の整備や橋梁の耐

震化などが優先して進められています。平成24年には東九州自動車道などの県内幹線道

路の整備の進捗や東日本大震災を踏まえ、緊急輸送道路ネットワーク計画の見直しが行わ

れています。

図1-6 宮崎市における緊急輸送道路ネットワーク計画図

(18)

1-2 宮崎市のこれまでの取組み

平成26年度現在で、東日本大震災を踏まえた平成23年度以降の本市地震・津波対策

の主なものは表1-2のとおりです。

写真1-1 避難訓練の様子 資料1-1 津波ハザードマップ

(1)地域防災計画 地域防災計画改訂

(2)推進計画等

津波避難計画策定

南海トラフ地震対策計画策定

(1)啓発 津波ハザードマップの作成

(2)訓練 総合防災訓練の実施

(1)市民への情報伝達 同報系防災行政無線の設置

(2)行政内の情報伝達 デジタルMCA無線の設置

(1)要配慮者対策 要配慮者防災行動マニュアルの改訂

(2)自主防災組織の充実 自主防災組織への支援等

(3)耐震化の推進 木造住宅耐震診断・改修補助

(1)避難所の確保 津波避難ビルの協定締結

(2)一時避難所の確保・整備

避難困難地区の抽出及び避難対策の検討・実施 公園の整備

(3)避難路の整備 津波避難経路等の整備支援

(4)備蓄品の確保 備蓄品(食料等)の見直し

(1)構想・推進計画策定 地震津波対策インフラ構想の策定

(2)水門等の整備

旭雨水幹線水門整備 田吉樋管整備

(3)ライフラインの確保 幹線配水管路等更新、耐震化

(4)危険箇所の整備・点検 急傾斜地の点検

青島地域複合型防災施設整備

小・中学校屋内運動場天井落下防止対策

(1)復旧体制の整備 業務継続計画(BCP)の策定

(2)市民への対応体制整備 災害時の医療体制整備

7 復旧・復興対策

(5)公の施設の整備

1 防災に関する  計画の策定

2 防災意識醸成

3 情報伝達

5 避難所・場所の  整備

6 災害に備えた  施設等整備 4 地域で取り組む  防災対策

(19)

第 2 章

地 震 ・ 津 波 被 害 想 定

本 章 で は 、 本 市 に お け る 過 去 の 地 震 ・ 津 波 、 現 在 想 定 さ れ て い る 最 大 級 の 津 波 に よ る 浸 水 想 定 と そ の 被 害 に つ い て 示 し ま す 。

2 - 1 過 去 の 地 震 津 波 記 録

県 内 及 び 本 市 に お け る 主 な 地 震・津 波 に 関 す る 主 な 記 録 は 表 2-1 の と お り で す 。 表 2-1 県 内 及 び 本 市 に お け る 地 震 津 波 一 覧 ( 出 典 : 宮 崎 市 地 域 防 災 計 画 )

年 月 日 ・ 時 刻 震 源 地

震 度 及 び

規 模

被 害 概 況

寛 文 2年 9月2 0日

( 1 6 6 2・1 0・3 1 )

(外 所 地 震)

日 向 ・ 大 隅

(日 向 灘)

北 緯 3 1 . 7°

東 経 1 3 2 . 0°

M = 7 . 6

宮 崎 下 別 府 の 湊 に 泊 せ し 船 舶1 0隻 破 損 、

汐 入 と な り し 麦2 2 0俵 余 、 米5 0 0俵 余 、

堤 防 破 損1 3ヶ 所6 7 0間 、そ の 他 道 路 、橋 の 崩 壊

し て 通 行 な り 難 き 所 又 多 し 、 倒 家1 , 3 0 0余 軒 、

半 壊5 1 0軒 、 死 亡5人( 5 0 0人? )

(日 本 震 災 凶 饉 録 よ り)

明 和 6年 7月2 8日

( 1 7 6 9 . 8 . 2 9 )

日 向 ・ 豊 後 、 肥 後

(豊 後 水 道)

北 緯 3 2 . 3°

東 経 1 3 2 . 0°

M = 7 . 4

七 ッ 時 大 地 震 、 村 角 町 、 北 中4軒 程 崩 れ

る 。南 中2軒 、其 外 北 中 稍 々 く ず れ 、村 角 に て

前 代 未 聞 と 沙 汰 す 。 (日 向 雑 記 よ り)

明 治3 2年 3月2 4日

( 1 8 9 9年)

宮 崎 県 南 部

北 緯 3 1 . 8°

東 経 1 3 1 . 1°

M = 7 . 2 家 屋 の 壁 剥 落 、 器 物 落 下 に よ る 被 害 が

若 干 あ り 。

明 治3 2年1 1月2 5日

( 1 8 8 9年)

3時4 3分

宮 崎 県 沖

北 緯 3 1 . 9°

東 経 1 3 2 . 0°

M = 7 . 6

同 日3時5 5分 に もM = 7 . 5の 地 震 。2回 の 地 震 で 、

宮 崎 市 で 家 屋 の 破 損 、 瓦 ・ 壁 土 の 落 下

他の地 方 で も 石 垣 の 崩 壊 、家 屋 ・ 土 蔵 の 破 損 あ

り 。 津 波 あ り ・ ・ ・ 細 島 で 波 高3 2㎝

明 治3 2年1 1月2 5日

( 1 8 9 9年)

3時5 5分

宮 崎 県 沖

北 緯 3 1 . 9°

東 経 1 3 2 . 3°

M = 7 . 5 被 害 は 前 の 地 震 と 重 複

明 治3 6年1 0月1 1日

( 1 9 0 3年)

1時4 1分

宮 崎 県 沖

北 緯 3 1 . 8°

東 経 1 3 2 . 0°

M = 6 . 3

宮 崎 県 鞍 崎 灯 台 で 微 小 被 害 。

日 向 ・ 大 隅 地 方 で 震 度5

明 治4 2年1 1月1 0日

( 1 9 0 9年)

宮 崎 県 西 部

北 緯 3 2 . 3°

東 経 1 3 1 . 1°

M = 7 . 6

煙 突 の 倒 壊 、 壁 の 崩 壊 剥 落 ま た 屋 根 瓦 の

墜 落 な ど 多 く 、 海 岸 地 方 に お い て 地 盤 に 亀 裂

を 生 じ た と こ ろ も あ り 、 半 壊 家 屋 も あ り

明 治4 4年 2月1 8日

( 1 9 1 1年)

5時1 4分

宮 崎 県 東 岸

北 緯 3 1 . 9°

東 経 1 3 1 . 5°

M = 6 . 1

宮 崎 付 近 で 震 動 最 も 強 く 、 宮 崎 市 及 び 付 近 で

壁 の 亀 裂 、 煉 瓦 煙 突 の 倒 壊 、 家 屋 の 小 破 損 な

(20)

年 月 日 ・ 時 刻 震 源 地

震 度 及 び

規 模

被 害 概 況

大 正 2年 4月1 3日

( 1 9 1 3年)

1 5時4 0分

宮 崎 県 沖

北 緯 3 2 . 0°

東 経 1 3 2 . 0°

4

M = 7 . 1

宮 崎 市 で 壁 亀 裂 な ど の 軽 被 害

最 大 地 震 Ⅳ:熊 本

昭 和 4年 5月2 2日

( 1 9 2 9年)

1時3 5分

宮 崎 県 沖

北 緯 3 1°4 0 '

東 経 1 3 2°0 5 '

深 さ 2 0㎞

5

M = 6 . 9

煉 瓦 、 煙 突 、 墓 石 倒 壊 多 数 、 ガ ラ ス 窓 破

損 、 土 壁 亀 裂 あ り な ど 。

昭 和 6年1 1月 2日

( 1 9 3 1年)

1 9時0 3分

足 摺 岬 沖

北 緯 3 2°1 5 '

東 経 1 3 2°3 8 '

深 さ 4 0 k m

5

M = 7 . 1

市 内 の 電 灯 は 同 時 に 消 灯 。 工 事 煉 瓦 煙 突

倒 壊 。 鳥 居 、 石 灯 籠 、 墓 石 の 倒 壊 多 数 。

大 淀 川 鉄 橋 一 部 沈 下 し 列 車 運 転 に 支 障 あ

り 。

海 岸 沿 線 地 区 の 家 屋 で は 無 被 害 の 家 屋 は

ほ と ん ど な か っ た 。

昭 和1 4年 3月2 0日

( 1 9 3 9年)

1 2時2 2分

宮 崎 県 沖

北 緯 3 2°1 7 '

東 経 1 3 2°5 8 '

深 さ 2 0 k m

4

M = 6 . 5

家 屋 の 壁 に 割 れ 目 が 入 り 、ガ ラ ス 戸 の 破 損 、

煙 突 の 倒 壊 な ど あ り 。

昭 和1 6年1 1月1 9日

( 1 9 4 1年)

1時4 6分

(日 向 灘 地 震)

宮 崎 県 沖

北 緯 3 2°0 1 '

東 経 1 3 2°0 5 '

深 さ 0 k m

5

M = 7 . 2

青 島 の 煉 瓦 煙 突 の 倒 壊 あ り 。 大 部 分 の 家

屋 の 壁 に 亀 裂 剥 落 あ り 。全 振 幅 約1m の 津 波

が あ り 、 青 島 で は3 4隻 の 漁 船 が 転 覆 。

昭 和3 6年 2月2 7日

( 1 9 6 1年)

3時1 0分

宮 崎 県 沖

北 緯 3 1°3 6 '

東 経 1 3 1°5 1 '

深 さ 4 0 k m

5

M = 7 . 0

約5分 間 に わ た っ て 人 体 に 大 き く 感 じ ら れ

た 。 土 壁 、 屋 根 瓦 の 剥 落 、 タ ン ス 、 テ レ ビ

受 信 機 な ど の 比 較 的 安 定 度 の 大 き い も の ま

で 倒 れ た 。

負 傷 者3、 全 半 倒 住 家2、 一 部 破 損3、

非 住 家 被 害5、 道 路 破 壊2、 橋 梁 損 壊1、

堤 防 決 壊4、 山 が け く ず れ1、 鉄 道 被 害2、

船 舶 被 害1 (宮 崎 署 管 内)

昭 和4 5年 7月2 6日

( 1 9 7 0年)

7時4 1分

宮 崎 県 沖

北 緯 3 2°0 4 '

東 経 1 3 2°0 2 '

深 さ 1 0 k m

5

M = 6 . 7

西 日 本 一 帯 で 人 体 に 感 ず る 強 い 地 震 が 起 こ

り 、 特 に 宮 崎 市 で 震 度 が 強 く 、 震 度5。 起 こ

っ た の が 日 曜 日 の 朝 で あ っ た た め 、 家 に い

る 人 が 多 く 、 戸 外 に 飛 び 出 す 際 に 転 倒 す る

な ど の 負 傷 者1 2、 道 路 決 壊1、

山 が け く ず れ1。 (宮 崎 署 管 内)

昭 和6 2年 3月1 8日

( 1 9 8 7年)

1 2時3 6分

日 向 灘

北 緯 3 1°5 8 '

東 経 1 3 2°0 4 '

深 さ 4 8 k m

5

M = 6 . 6

死 者1名 、 負 傷 者6名 、 住 家 一 部 破 損8 1、

非 住 家 被 害1、 道 路 損 壊4、 鉄 軌 道1、

(21)

年 月 日 ・ 時 刻 震 源 地

震 度 及 び

規 模

被 害 概 況

平 成 8年1 0月1 9日

( 1 9 9 6年)

2 3時4 4分

日 向 灘

北 緯 3 1°4 8 '

東 経 1 3 2°0 1 '

深 さ 3 4 k m

5 弱

M = 6 . 6

被 害 記 録 は な い 。

死 者 ・ 負 傷 者 な し 。

平 成 8年1 2月 3日

( 1 9 9 6年)

7時1 8分

日 向 灘

北 緯 3 1°4 7 '

東 経 1 3 1°3 8 '

深 さ 3 5 k m

5 弱

M = 6 . 6

被 害 記 録 は な い 。

死 者 ・ 負 傷 者 な し 。

(22)

2 - 2 宮 崎 市 に お け る 津 波 想 定 ( 1 ) 浸 水 域

平 成 2 4 年 3 月 に 内 閣 府 が 公 表 し た 南 海 ト ラ フ 巨 大 地 震 に よ る 地 震・津 波 想 定 に 、日 向 灘 で 発 生 す る 地 震 を 加 味 し た 宮 崎 県 に よ る 想 定 で は 、浸 水 面 積 は 表 2-2 の と お り 、 自 治 体 単 位 で は 全 国 最 大 ク ラ ス の 4 , 0 1 0 h a ( 内 閣 府 想 定

で は 3 , 7 1 0 h a ) と な っ て い ま す 。

表 2-2 県 内 の 津 波 浸 水 想 定 面 積

出 典 : 宮 崎 県 地 震 ・ 津 波 及 び 被 害 の 想 定 に つ い て ( 平 成 2 5 年 1 0 月 )

浸 水 想 定 の 概 況 と し て は 、図 2-1 の と お り 、人 口 や 各 種 都 市 機 能 が 集 積 し て い る 大 淀 川 河 口 周 辺 は 、 概 ね 2 ~ 5 m の 浸 水 が 想 定 さ れ て い ま す 。

(23)

◎市役所 ●県庁

◎●

一ツ瀬川

石崎川

大淀川

清武川

加江田川 青島 宮崎空港

宮崎港

2-1

(24)

また、平成25年度に宮崎市がインフラ構想を策定するに当たって、県と同様の実施 条件により津波想定の再現シミュレーションを実施しており、浸水面積については同じ 結果となっています。

(2)沿岸部における最大津波高

宮崎県による想定では、最大津波高は表2-3に示すとおり、16mとなっています。

表2-3 津波の最大津波高

(25)

本市による再現シミュレーションでは、図2-2に示すとおり、概ね最大津波高が11 m未満となる想定結果となり、宮崎県公表の最大津波高16mは白浜地区のみとなる結 果となっています。また、宮崎港内の一部では3~6mとなっています。

図2-2 沿岸部の最大津波高

出典:宮崎市地震津波対策インフラ構想(平成25年10月)

宮崎空港 宮崎港

加江田川 清武川

石崎川

大淀川

一ツ瀬川

(26)

(3)沿岸部における津波到達時間

宮崎県による想定では、津波到達時間の最短値は表2-4のとおり18分です。

表2-4 津波到達時間

(27)

本市による再現シミュレーションでは、図2-3に示すとおり、沿岸部における最大津 波の到達時間は、概ね22分~25分となる想定結果となり、宮崎県公表の最短津波到 達時間である約18分は小内海地区沿岸と想定されました。

一ツ瀬川

約22分

石崎川

約23分

大淀川

宮崎港

清武川

約25分

宮崎空港

加江田川 青島

約25分

約22分

約18分

図2-3 沿岸部の津波到達時間

(28)

2-3 地震・津波による被害予測

平成25年度に宮崎市が南海トラフ巨大地震を想定対象地震として実施した宮崎市防災ア セスメント(地震・津波被害想定)調査によると、本市における全壊・焼失棟数は、住宅、 飲食店などで火気使用が最も多くなる冬18時が最も多く、29,000棟と想定されてい ま す 。 震 度 6 弱 以 上 と な る 宮 崎 市 で は 、 揺 れ に よ る 全 壊 が 6 6 % と 最 も 多 く 、 次 い で 津 波 (17%)となっています。

図2-4 全壊・焼失建物の内訳(冬18時/宮崎市) 出典:宮崎市防災アセスメント(平成26年3月)

また、死者数の想定は3,000人であり、そのうち約半数の1,400人が津波による 死者となっています。

(29)

第 3 章

津 波 防 災 地 域 づ く り の 課 題

本 章 で は 、本 市 に お け る 津 波 防 災 地 域 づ く り を 進 め る 上 で の 課 題 を 、既 存 の 調 査

等 か ら 抽 出 し 、 整 理 し ま し た 。

3 - 1 課 題 の 整 理

( 1 ) 課 題 の 抽 出

イ ン フ ラ 構 想 に お い て 整 理 さ れ た 課 題 を ベ ー ス と し て 、 津 波 に 強 い ま ち づ く り

の 推 進 に 向 け て 本 市 が 抱 え て い る 課 題 を 次 の と お り 抽 出 し ま す 。

◆ 課 題 1 : 津 波 か ら の 早 期 避 難 が 困 難 な 地 区 が あ る

平 成 2 5 年 度 に 宮 崎 市 が 実 施 し た 宮 崎 市 津 波 避 難 困 難 地 区 対 策 調 査 に お い て 、

安 全 な 地 域 へ の 避 難 が 困 難 で 、 か つ 、 一 時 避 難 所 や ビ ル 等 が 存 在 し な い 地 域 ま

た は 地 区 を 「 特 定 避 難 困 難 地 域 に 相 当 す る 地 域 」 と し 、 ま た 、 地 域 内 に 高 台 が

存 在 す る が 、 災 害 危 険 箇 所 の 指 定 に よ り 緊 急 避 難 時 の 安 全 確 保 が 困 難 な 地 域 を

「 特 段 の 配 慮 を 要 す る 地 域 」 と し て 、 そ れ ら の 地 域 の 抽 出 を 行 い ま し た 。

「 特 定 避 難 困 難 地 域 に 相 当 す る 地 域 」に 分 類 さ れ た 居 住 地 域 は 、表 3 - 1 の 網

掛 け の と お り 、 「 1 ) 佐 土 原 町 二 ツ 立 地 区 」 、 「 4 ) 大 字 郡 司 分 蛎 原 地 区 」 、

「 5 ) 大 字 熊 野 島 山 地 区 」 の 3 箇 所 と な り 、 居 住 地 域 の 以 外 の 地 区 は 、 「 2 )

み や ざ き 臨 海 公 園 地 区 」 、 「 3 ) 宮 崎 港 地 区 」 、 「 6 ) 青 島 地 区 」 の 3 地 区 と

さ れ て い ま す 。

津 波 避 難 の 検 討 に 際 し て は 、 こ れ ら の 地 域 や 施 設 に お い て 、 垂 直 避 難 ( 高 い

所 に 逃 げ る ) 、 水 平 避 難 ( 遠 く へ 逃 げ る ) を 容 易 に す る た め の 環 境 整 備 が 必 要

で す 。

課 題 1 : 津 波 か ら の 早 期 避 難 が 困 難 な 地 区 が あ る

課 題 2 : 津 波 を 防 ぐ た め の 施 設 強 化 が 必 要 で あ る

課 題 3 : 救 援 ・ 復 旧 ・ 復 興 の た め の 道 路 が 確 保 で き な い 恐 れ が あ る

課 題 4 : 重 要 公 共 施 設 等 が 機 能 し な く な る 恐 れ が あ る

(30)

表 3-1 特 定 避 難 困 難 地 域 に 相 当 す る 地 域 ・ 地 区 を 含 む 大 字 ・ 町 丁 目 一 覧

出 典 : 宮 崎 市 津 波 避 難 困 難 地 区 対 策 調 査 業 務 検 討 結 果 報 告 書

写 真 3-1 特 定 避 難 困 難 地 域 に 相 当 す る 地 域 の 二 ツ 立 地 区 ( 写 真 中 央 )

日 向 灘

新 富 町

ツ 瀬

大 字 ・ 町 丁 目 地 区 名 特 性

1 佐 土 原 町 下 富 田

1 ) 二 ツ 立 地 区 居 住 地 域

2 佐 土 原 町 下 田 島 ( 東 )

3 新 別 府 町 2 ) み や ざ き 臨 海 公 園 地 区 公 園

4 ・ 5 港 2 ~ 3 丁 目

3 ) 宮 崎 港 地 区 港 湾

6 - 8 港 東 1 ~ 3 丁 目

9 大 字 郡 司 分 4 ) 蛎 原 地 区 居 住 地 域

1 0 大 字 熊 野 5 ) 島 山 地 区 居 住 地 域

(31)

ま た 、「 特 段 の 配 慮 を 要 す る 地 域 」と さ れ た「 1 ) 白 浜 地 区 」「 2 )内 海 地 区 」

の 2 箇 所 に つ い て は 、地 域 内 に 高 台 等 の 緊 急 避 難 場 所 は 存 在 し ま す が 、急 傾 斜

地 の た め 土 砂 災 害 の 発 生 等 の 危 険 性 が 高 い と さ れ て い ま す 。 本 市 の 中 で も 、 想

定 津 波 の 到 達 時 間 が 早 く 、 ま た 津 波 高 や 浸 水 深 さ も 顕 著 な た め 、 今 後 、 特 段 の

配 慮 や 対 策 の 検 討 が 必 要 な 地 域 ・ 地 区 と さ れ て い ま す 。

表 3-2 特 段 の 配 慮 を 要 す る 地 域 に 相 当 す る 地 域 ・ 地 区 を 含 む 大 字 ・ 町 丁 目 一 覧

出 典 : 宮 崎 市 津 波 避 難 困 難 地 区 対 策 調 査 業 務 検 討 結 果 報 告 書

大 字 ・ 町 丁 目 地 区 名 特 性

1 大 字 折 生 迫 1 ) 白 浜 地 区 居 住 ・ 観 光

(32)

図 3-1 避 難 が 困 難 な 地 区 ◎ 市 役 所

● 県 庁

◎●

一 ツ 瀬 川

石 崎 川

清 武 川

加 江 田 川

青 島

二 ツ 立 地 区

み や ざ き 臨 海 公 園 地 区

宮 崎 港 地 区

島 山 地 区 蛎 原 地 区

内 海 地 区 白 浜 地 区

(33)

ま た 、「 特 定 避 難 困 難 地 域 に 相 当 す る 地 域 」及 び「 特 段 の 配 慮 を 要 す る 地 域 」

以 外 の 津 波 浸 水 想 定 区 域 に お い て も 、 よ り 遠 く に 逃 げ る た め 、 宮 崎 市 地 域 防 災

計 画 に 掲 載 さ れ て い る 避 難 路 や 、未 整 備 の 都 市 計 画 道 路 な ど の 計 画 的 な 整 備 が

必 要 で す 。

(34)

◆ 課 題 2 : 津 波 を 防 ぐ た め の 施 設 強 化 が 必 要 で あ る

宮 崎 県 は 平 成 2 5 年 1 2 月 4 日 に 、 海 岸 堤 防 等 の 整 備 の 目 安 と な る 「 設 計 津

波 ( L 1 津 波 ) の 水 位 」 を 設 定 し ま し た 。 海 岸 堤 防 等 に お い て は 、 L 1 津 波 を

防 ぐ 対 策 が 必 要 で あ り 、 L 1 津 波 高 を 超 え た 場 合 で も 、 施 設 の 効 果 が 粘 り 強 く

発 揮 で き る よ う な 構 造 物 ( 粘 り 強 い 構 造 ) と な る よ う 検 討 が 必 要 で す 。

宮 崎 市 内 に あ る 海 岸 堤 防 等 で は 、 表 3-3 の と お り 住 吉 海 岸 、 宮 崎 港 海 岸 な ど 9 海 岸 が 、 ま た 、 一 ツ 瀬 川 、 清 武 川 な ど 1 5 河 川 が 、 対 策 が 必 要 な 「 要 対 策 箇

所 」 や 詳 細 な 点 検 が 必 要 な 「 詳 細 点 検 箇 所 」 と さ れ て い ま す 。

な お 、「 要 対 策 箇 所 」は 家 屋 等 の 浸 水 が 予 想 さ れ る 箇 所 で 、「 詳 細 点 検 箇 所 」

は 、 家 屋 等 の 浸 水 は 想 定 さ れ て い な い も の の 、 原 野 等 の 浸 水 が 想 定 さ れ る 箇 所

や 、 堤 防 や 地 盤 が 設 定 し た 必 要 堤 防 高 よ り 低 い 箇 所 と さ れ て い ま す 。

表 3-3 L 1 津 波 要 対 策 の 海 岸 ・ 河 川

宮 崎 県 沿 岸 に お け る レ ベ ル 1 津 波 要 対 策 箇 所 図 よ り 作 成

分 類 名 称 内 容

海 岸 住 吉 海 岸 詳 細 点 検 箇 所

宮 崎 港 海 岸 詳 細 点 検 箇 所

熊 野 地 区 海 岸 詳 細 点 検 箇 所

青 島 漁 港 海 岸 要 対 策 箇 所

内 海 港 海 岸 要 対 策 箇 所

野 島 漁 港 海 岸

野 島 地 区 農 地 海 岸

要 対 策 箇 所

野 島 漁 港 海 岸 詳 細 点 検 箇 所

小 内 海 地 区 農 地 海 岸 詳 細 点 検 箇 所

河 川 一 ツ 瀬 川 要 対 策 箇 所

石 崎 川 詳 細 点 検 箇 所

新 別 府 川 、 江 田 川 要 対 策 箇 所

津 屋 原 沼 詳 細 点 検 箇 所

清 武 川 、 蠣 原 川 要 対 策 箇 所

加 江 田 川 、 深 田 川 要 対 策 箇 所

知 福 川 詳 細 点 検 箇 所

突 浪 川 要 対 策 箇 所

内 海 川 、 大 丸 川 要 対 策 箇 所

野 島 川 要 対 策 箇 所

(35)

図 3-3 要 対 策 箇 所 図 ( 1 )

(36)

図 3-4 要 対 策 箇 所 図 ( 2 )

(37)

突 浪 川

図 3-5 要 対 策 箇 所 図 ( 3 )

(38)

図 3-6 要 対 策 箇 所 図 ( 4 )

(39)

◆ 課 題 3 : 救 援 ・ 復 旧 ・ 復 興 の た め の 道 路 が 確 保 で き な い 恐 れ が あ る

被 災 時 ・ 被 災 後 の 早 期 救 援 ・ 復 旧 ・ 復 興 に は 、 道 路 ネ ッ ト ワ ー ク の 構 築 が 不

可 欠 で す 。

特 に 、 地 震 災 害 時 の 「 緊 急 輸 送 を 確 保 す る た め 必 要 な 道 路 」 で あ る 「 緊 急 輸

送 道 路 」 に つ い て は 、 災 害 発 生 時 の 救 助 ・ 救 急 ・ 医 療 ・ 消 火 活 動 及 び 緊 急 物 資

供 給 等 に 必 要 な 人 員 及 び 物 資 の 輸 送 を 担 う 大 変 重 要 な 役 割 が あ り ま す 。

宮 崎 県 が 定 め た 「 緊 急 輸 送 道 路 ネ ッ ト ワ ー ク 計 画 」 に 基 づ き 、 道 路 管 理 者 に

お い て 道 路 整 備 や 橋 梁 の 耐 震 化 等 が 進 め ら れ お り 、 今 後 と も 計 画 的 に 緊 急 輸 送

道 路 ネ ッ ト ワ ー ク の 構 築 を 進 め る 必 要 が あ り ま す 。

ま た 、 緊 急 輸 送 道 路 ネ ッ ト ワ ー ク を 補 完 す る 都 市 計 画 道 路 等 そ の 他 の 幹 線 道

路 網 に つ い て も 、 早 期 救 援 ・ 復 旧 ・ 復 興 の た め 、 未 整 備 区 間 の 計 画 的 な 道 路 整

備 や 橋 梁 の 耐 震 化 な ど の 対 策 が 必 要 で す 。

(40)

図 3-8 津 波 浸 水 想 定 区 域 内 の 計 画 的 な 整 備 が 必 要 な 幹 線 市 道 等

◆ 課 題 4 : 重 要 公 共 施 設 等 が 機 能 し な く な る 恐 れ が あ る

市 民 生 活 に 直 結 す る 下 水 処 理 場 や 浄 水 場 及 び 被 災 時 の 救 援 や 物 資 輸 送 等 の 拠

点 と な る 港 湾 な ど の 重 要 公 共 施 設 に つ い て は 、 被 災 し て も 早 期 回 復 を 可 能 と す

る よ う な 整 備 が 必 要 で す 。

ま た 、 被 災 時 の 指 揮 命 令 、 情 報 の 収 集 ・ 発 信 な ど の 機 能 を 担 う 行 政 機 関 の 庁

舎 等 に つ い て は 、 計 画 的 に 施 設 の 耐 震 化 等 を 進 め て い ま す が 、 津 波 浸 水 想 定 区

域 内 の 施 設 も あ る こ と か ら 、 津 波 に よ る 浸 水 に も 対 応 で き る よ う な 備 え が 必 要

で す 。

さ ら に 、 津 波 災 害 に 対 す る 早 期 救 援 ・ 復 旧 ・ 復 興 を 行 う た め に は 、 県 の 地 域

防 災 計 画 で 後 方 支 援 拠 点 に 位 置 づ け ら れ た 公 園 や 、 都 市 計 画 マ ス タ ー プ ラ ン で

位 置 づ け て い る 「 防 災 拠 点 」 や 「 防 災 支 援 拠 点 」 に つ い て 、 求 め ら れ る 機 能 や

(41)
(42)

◆ 課 題 5 : 行 政 区 域 の 垣 根 を 越 え た 備 え が 必 要 で あ る

東 日 本 大 震 災 の よ う な 、 同 時 多 発 的 な 大 規 模 自 然 災 害 が 発 生 す る と 、 被 災 自

治 体 単 独 で の 速 や か な 救 援 ・ 復 旧 は 困 難 と な り ま す 。

こ の た め 、 近 隣 自 治 体 等 か ら の 救 援 活 動 や 、 物 資 の 供 給 な ど の 支 援 の 受 け 皿

と な る 基 盤 整 備 が 必 要 で す 。

( 2 ) 課 題 の ま と め

津 波 防 災 上 の 課 題 を 次 の と お り ま と め ま す 。

(43)

図 3-10 課 題 の イ メ ー ジ

(44)

第 4 章

推 進 計 画 区 域

本 章 で は 、 本 計 画 が 対 象 と す る 区 域 の 設 定 に つ い て 示 し ま す 。

4 - 1 本 市 に お け る 推 進 計 画 区 域 の 設 定

推 進 計 画 区 域 は 、 法 に お い て 必 ず 定 め る こ と と さ れ て お り 、 本 計 画 に 定 め る 事 業

又 は 事 務 の 範 囲 が す べ て 含 ま れ る よ う に す る 必 要 が あ り ま す 。

区 域 の 設 定 に 当 た っ て は 、 津 波 被 害 を 最 小 限 に 抑 え る た め の 海 岸 ・ 河 川 な ど の 水

際 施 設 の 強 化 や 浸 水 区 域 内 の 避 難 環 境 の 整 備 だ け で は な く 、 高 速 道 路 を は じ め と す

る 幹 線 道 路 網 を 利 用 し た 被 災 地 へ の 救 助 活 動 や 物 資 輸 送 、 高 速 道 路 イ ン タ ー チ ェ ン

ジ 等 の 広 域 的 交 通 結 節 点 に あ る 「 防 災 支 援 拠 点 」 を 活 か し た 災 害 医 療 活 動 な ど 、 浸

水 想 定 区 域 外 に お け る 展 開 に つ い て も 考 慮 が 必 要 で す 。

以 上 の こ と か ら 、 本 計 画 の 対 象 区 域 は 、 津 波 浸 水 想 定 区 域 だ け で は な く 、 市 域 全

域 と し ま す 。

※ 赤 い 区 域 は 津 波 浸 水 想 定 区 域

(45)

第 5 章

津 波 防 災 地 域 づ く り の 総 合 的 な 推 進 に 関 す る

基 本 方 針

本 章 で は 、 宮 崎 市 の 現 状 や 地 震 ・ 津 波 災 害 の 想 定 を 踏 ま え 、 地 域 特 性 を 反 映 し た

津 波 防 災 地 域 づ く り の 方 針 を 示 し ま す 。

5 - 1 基 本 方 針

本 市 は 日 向 灘 に 面 し 、 白 砂 青 松 の 広 が る 長 い 海 岸 線 や 、 一 級 河 川 大 淀 川 を は じ め

と す る 複 数 の 河 川 を 有 し て お り 、 河 川 に 沿 っ て 市 街 地 を 形 成 し 発 展 し て き ま し た 。

し か し 、 一 方 で 、 南 海 ト ラ フ 巨 大 地 震 が 発 生 し た 場 合 は 、 沿 岸 部 に お い て 津 波 被

害 が 想 定 さ れ て い ま す 。

こ の た め 、 都 市 計 画 マ ス タ ー プ ラ ン に お い て 、 「 都 市 機 能 集 約 の 効 果 が 、 新 市 一

体 と な っ て 発 揮 さ れ る コ ン パ ク ト シ テ ィ を 目 指 す 」 と し た 基 本 的 な 方 向 の も と 、 巨

大 地 震 等 の 大 規 模 自 然 災 害 に 対 し て は 、 「 な ん と し て も 人 命 を 守 る 」 ま ち づ く り を

目 指 す こ と と し て い ま す 。

ま た 、 イ ン フ ラ 構 想 に お い て は 、 「 安 心 ・ 安 全 を 未 来 に つ な ぐ 、 緑 と 大 地 の ス ク

ラ ム 構 想 」と し て 、「 で き る だ け 自 然 を 活 か し た 地 震 津 波 防 災 の あ り 方 を 追 求 す る 。」

と し て い ま す 。

以 上 の こ と か ら 、 「 な ん と し て も 人 命 を 守 る 安 全 ・ 安 心 を 未 来 に つ な ぐ 緑 と

調 和 し た ま ち づ く り 」 を 本 計 画 の 基 本 方 針 と し て 位 置 づ け ま す 。 な ん と し て も 人 命 を 守 る

(46)

5 - 2 実 現 に 向 け た 取 り 組 み 方 針

津 波 防 災 地 域 づ く り の 実 現 に 向 け て 、第 3 章 に お い て 抽 出 さ れ た 課 題 に 対 す る 取

り 組 み 方 針 を 設 定 し ま す 。 ま た 、 宮 崎 市 地 域 防 災 計 画 と の 連 携 を 図 り な が ら 、 公 助

だ け で は な く 、自 助 や 共 助 と 組 み 合 わ せ た 取 組 み を 行 う こ と で 、市 全 体 と し て の 防

災 力 の 向 上 を 図 る も の と し ま す 。

( 1 ) 早 期 避 難 の た め の 環 境 を 整 備 す る

最 大 ク ラ ス の 津 波 浸 水 想 定 区 域 に お い て は 、垂 直 避 難( 高 い と こ ろ に 逃 げ る )

の た め の 建 物 や 、 水 平 避 難 ( 遠 く に 逃 げ る ) を 容 易 に す る た め の 避 難 路 と い っ

た 逃 げ る た め の 施 設 整 備 を 進 め ま す 。

ま た 、 早 期 避 難 を 促 す た め の 情 報 提 供 施 設 の 整 備 と と も に 、 避 難 体 制 の 整 備

を 進 め ま す 。

( 2 ) 津 波 の 防 護 ラ イ ン を 強 化 す る

海 岸 、 河 川 等 の 海 岸 保 全 施 設 に よ っ て L 1 津 波 を 防 護 す る と と も に 、 海 岸 保

全 施 設 等 に お い て 設 計 対 象 の 津 波 高 を 超 え た 場 合 で も 、 施 設 の 効 果 が 粘 り 強 く

発 揮 で き る よ う な 整 備 を 進 め ま す 。

( 3 ) 救 援 ・ 復 旧 ・ 復 興 を 支 え る 道 路 機 能 を 強 化 す る

高 速 道 路 を 軸 に 、 緊 急 輸 送 道 路 や そ の 他 の 主 要 幹 線 道 路 と 連 携 し て 、 「 人 ・

物 が 移 動 で き る 機 能 の 確 保 」 を 目 標 と し て 、 早 期 の 啓 開 を 含 む 救 援 、 復 旧 ・ 復

興 を 可 能 と す る 緊 急 輸 送 道 路 ネ ッ ト ワ ー ク の 構 築 及 び そ の 他 の 幹 線 道 路 の 整 備

を 進 め ま す 。

( 4 ) 災 害 対 応 力 を 高 め る

最 大 ク ラ ス の 地 震 ・ 津 波 に 対 し 、 指 揮 命 令 、 情 報 の 収 集 ・ 発 信 な ど 中 枢 拠 点

と な る 行 政 機 能 等 の 強 化 を 進 め ま す 。

ま た 、 市 民 生 活 に 直 結 す る 下 水 処 理 場 や 浄 水 場 及 び 被 災 時 の 救 援 や 物 資 輸 送

等 の 拠 点 と な る 港 湾 な ど の 重 要 施 設 に つ い て は 、 被 災 し て も 早 期 機 能 回 復 を 可

能 と す る よ う な 整 備 を す る と と も に 、 救 援 ・ 救 護 等 の 支 援 の 受 け 入 れ な ど の 後

方 支 援 機 能 の 強 化 を 進 め ま す 。

課 題 取 り 組 み 方 針

( 1 ) 津 波 か ら の 早 期 避 難 が 困 難 な 地 区

が あ る

( 1 ) 早 期 避 難 の た め の 環 境 を 整 備 す る

( 2 ) 津 波 を 防 ぐ た め の 施 設 強 化 が 必 要

で あ る

( 2 ) 津 波 の 防 護 ラ イ ン を 強 化 す る

( 3 ) 救 援 ・ 復 旧 ・ 復 興 の た め の 道 路 が

確 保 で き な い 恐 れ が あ る

( 3 ) 救 援 ・ 復 旧 ・ 復 興 を 支 え る 道 路 機

能 を 強 化 す る

( 4 ) 重 要 公 共 施 設 等 が 機 能 し な く な る

恐 れ が あ る

( 4 ) 災 害 対 応 力 を 高 め る

( 5 ) 行 政 区 域 の 垣 根 を 越 え た 備 え が 必

要 で あ る

(47)

( 5 ) 広 域 連 携 基 盤 を 強 化 す る

同 時 多 発 的 な 大 規 模 自 然 災 害 発 生 時 の 早 期 救 援 ・ 復 旧 を 図 る た め 、 行 政 区 域

の 垣 根 を 越 え た 、 救 援 ・ 復 旧 等 の 支 援 の 受 け 入 れ な ど 、 広 域 連 携 基 盤 の 強 化 を

進 め ま す 。

図 5-1 取 り 組 み 方 針 の イ メ ー ジ 図

5 - 3 土 地 利 用 及 び 警 戒 避 難 体 制 の 整 備

( 1 ) 土 地 利 用 に 関 す る 方 針

本 市 で は 、 歴 史 的 に 河 口 周 辺 に 市 街 地 が 形 成 さ れ て き た た め 、 津 波 浸 水 想 定 区

域 に は 多 く の 市 民 が 生 活 し て い ま す 。ま た 、市 民 の 日 常 に 欠 か せ な い 公 共 施 設 や 、

現 在 都 市 基 盤 整 備 を 進 め て い る 区 域 も 含 ま れ て お り 、 市 民 生 活 や 本 市 の 産 業 ・ 経

済 、 文 化 等 の 活 動 を 支 え て い ま す 。

現 在 の 土 地 利 用 は 、 長 年 の 歴 史 の 中 で 形 づ く ら れ た も の で 、 宮 崎 市 都 市 計 画 マ

ス タ ー プ ラ ン に お い て 目 指 し て い る 将 来 都 市 構 造 を 急 激 に 変 更 す る こ と は 望 ま し

い こ と で は あ り ま せ ん 。

こ の こ と か ら 、 現 在 の 土 地 利 用 方 針 を ベ ー ス に 地 域 づ く り を 進 め な が ら 、 津 波

被 害 の 軽 減 を 図 る た め の 取 り 組 み を 推 進 す る こ と を 基 本 と し ま す 。

な お 、 都 市 計 画 マ ス タ ー プ ラ ン の 基 本 的 な 方 向 で あ る コ ン パ ク ト シ テ ィ を 目 指

す た め に 、 原 則 と し て 郊 外 に お け る 新 た な 都 市 機 能 の 立 地 を 抑 制 す る こ と と し 、

津 波 被 害 を 未 然 に 低 減 さ せ る 観 点 や 防 災 対 策 を 取 り 巻 く 状 況 変 化 を 考 慮 し な が ら 、

将 来 の 土 地 利 用 に 関 す る 見 直 し の 必 要 性 に つ い て 検 討 を 行 い ま す 。

( 2 ) 警 戒 避 難 体 制 に 関 す る 方 針

避 難 路 や 避 難 施 設 の 整 備 、 さ ら に は 避 難 情 報 伝 達 な ど 、 警 戒 避 難 体 制 に つ い て

は 、 宮 崎 市 地 域 防 災 計 画 の 中 の 南 海 ト ラ フ 地 震 防 災 対 策 推 進 計 画 編 に お い て 定 め

ら れ た 避 難 対 策 の 基 本 方 針 に 基 づ く も の と し ま す 。

な お 、今 後 、県 に よ り 法 に 基 づ く 津 波 災 害 警 戒 区 域 等 の 指 定 が さ れ た 場 合 に は 、

(48)

第 6 章

津 波 防 災 地 域 づ く り の た め に 行 う 事 業 又 は 事 務

本 章 で は 、「 第 5 章 津 波 防 災 地 域 づ く り の 総 合 的 な 推 進 計 画 に 関 す る 方 針 」に 示 し た 今 後 の 津 波 防 災 地 域 づ く り の 方 針 に 基 づ き 津 波 に 強 い ま ち づ く り を 進 め て い く た め 、 推 進 計 画 区 域 内 に お い て 実 施 す る 施 策 を 掲 載 し ま す 。

な お 、現 段 階 で 関 係 機 関 と 調 整 が 整 っ た 施 策 を 、4 7 ペ ー ジ 以 降 に 記 載 し て い ま す 。 こ の た め 、 今 後 随 時 見 直 し を 行 い 、 関 係 機 関 と 調 整 が 整 っ た 事 業 又 は 事 務 は 追 加 し ま す 。

6 - 1 事 業 又 は 事 務

津 波 防 災 地 域 づ く り を 進 め る た め の 取 り 組 み 方 針 に 対 応 す る 施 策 を 次 の よ う に 整 理 し ま す 。

(1)早期避難のための環境を整備する

Ⅰ.早期避難を促すための情報提供施設の整備

Ⅱ.都市計画道路・その他の幹線道路等避難路の整備

Ⅲ.避難施設の整備

Ⅳ.避難体制の整備

(2)津波の防護ラインを強化する

Ⅰ.海岸・河川の堤防等の整備

(3)救援・復旧・復興を支える道路機能を強化する

Ⅰ.緊急輸送道路や幹線道路の未整備区間の整備

Ⅱ.緊急輸送道路や幹線道路の橋梁の耐震化

Ⅲ.緊急輸送道路や幹線道路の埋設管等の破損・浮き上がり防止

(4)災害対応力を高める

Ⅰ.港湾・漁港の防波堤等の整備

Ⅱ.上下水道施設の耐震化等の整備

Ⅲ.行政庁舎の防災機能の向上のための整備

Ⅳ.防災支援拠点等の整備

Ⅴ.地籍調査の実施

(5)広域連携基盤を強化する

(49)

各 施 策 の 期 間 に つ い て は 平 成 2 7 年 度 を 基 準 と し て 、 予 定 期 間 を 平 成 3 1 年 度 ま で の 5 年 間 を 短 期 、 平 成 3 6 年 度 ま で の 1 0 年 間 を 中 期 、 1 0 年 以 上 と な る 平 成 3 7年 度 を 超 え る も の を 長 期 と し て 記 載 し ま す 。 な お 、 平 成 2 6 年 度 ま で に 完 了 予 定 の 事 業 又 は 事 務 に 関 し て は 掲 載 し て お り ま せ ん 。

ま た 、 下 表 は 法 に 基 づ く 事 業 又 は 事 務 を 示 し た も の で 、 各 施 策 ご と に 法 律 上 の 分 類 を 、 4 7 ペ ー ジ 以 降 の 表 の 右 欄 に 記 載 し ま す 。

短期(5年以内)

中期(10年以内)

長期(10年超)

平成27年度 平成31年度 平成36年度

イ : 海 岸 保 全 施 設 、 港 湾 施 設 、 漁 港 施 設 及 び 河 川 管 理 施 設 等 に 係 る 施 設 の 整 備

ロ : 津 波 防 災 施 設 の 整 備

ハ : 一 団 地 の 津 波 防 災 拠 点 市 街 地 形 成 施 設 の 整 備 、 土 地 区 画 整 理 事 業 等 の 市 街 地 の 整 備 改 善

二 : 避 難 路 、 避 難 施 設 、 地 域 防 災 拠 点 施 設 等 、 円 滑 な 避 難 確 保 の た め の 施 設 の 整 備

ホ : 集 団 移 転 促 進 事 業 に 関 す る 事 項 へ : 地 籍 調 査 の 実 施 に 関 す る 事 項

ト : 民 間 資 金 、 経 営 能 力 及 び 技 術 的 能 力 の 活 用 の 促 進

(50)

( 1 ) 早 期 避 難 の た め の 環 境 を 整 備 す る

写 真 6-1 津 波 情 報 提 供 シ ス テ ム 情 報 板 ( 県 道 大 久 保 木 崎 線 )

写 真 6-2 同 報 系 防 災 行 政 無 線 ( 大 淀 処 理 場 )

Ⅰ.早期避難を促すための情報提供施設の整備

施設名 事業名 概要 場所

事業 主体

予定 期間

法律上 の分類

情報提 供施設

津波情報提供システ ム情報板

N=9基 宮崎市内 県 短期 二

同報系防災行政無線 設置事業

長距離用スピーカーを搭載した 拡声支局を設置する。 N=数 基

宮崎市内 市 短期 二

(51)

写 真 6-3 小 戸 之 橋 の 橋 梁 架 け 替 え

Ⅱ.都市計画道路・その他の幹線道路など避難路の整備

施設名 事業名 概要 場所

事業 主体

予定 期間

法律上 の分類

都市計 画道路

都市計画道路吉村通 線整備事業

道路改良事業 L=700m W=19m

檍地区 市 短期 二

都市計画道路宮崎駅 東通線整備事業

道路改良事業 L=570m W=27m

檍地区 市 短期 二

都市計画道路昭和通 線整備事業

(小戸之橋架替え)

道路改良事業

L=1,048m W=16m (橋梁架え)

L=506mW=16~19m

檍地区 赤江地区

市 中期 二

幹線道 路

市道吉村通線道路改 良事業

道路改良事業(2工区) ・W=12m

・L=1,500m

檍地区 市 短期 二

市道吉村通線道路改 良事業

道路改良事業(3工区) ・W=16m

・L=360m(総延長710m)

檍地区 市 短期 二

市道木花駅東通線道 路改良事業

道路改良事業

・W=10.5m、L=230m ・東口駅前広場 A=約1,600㎡

木花地区 市 短期 二

区画整 理

宮崎広域都市計画事 業東部第二土地区画 整理事業

良好な都市環境と防災性に優れ た住環境の創出を目指す。

(52)

図 6-1 避 難 タ ワ ー の イ メ ー ジ ( 蛎 原 地 区 )

Ⅲ.避難施設の整備

施設名 事業名 概要 場所

事業 主体

予定 期間

法律上 の分類 避難施

国道220号緊急避 難階段整備事業

国道220号への避難が有効な 地区に避難階段を整備する。

220号 沿線

国 短期 ニ

津波緊急避難施設整 備事業

【社会資本整備総合 交付金事業(防災安 全)】

平成26年3月に策定した宮崎 港津波避難計画に基づき、避難 施設を計画。平成26年度は調 査設計を実施する。

(盛土高台)東地区  2箇所       一ツ葉地区1箇所

宮崎港 県 短期 二

青島地域複合型防災 施設整備事業

複数の公共施設が津波により大 きな被害を受ける見込みである ため、複合型防災施設を整備す る。

青島地区 市 短期 二

津波避難困難地区対 策事業

極めて津波からの避難が困難な 地区に、垂直避難ができる避難 タワーや複合型施設を整備す る。

二ツ立地 区 蛎原地区 島山地区

市 短期 二

下水道 下水道総合地震対策 事業

主要な避難所等のマンホールト イレシステムを整備する。

市総合体 育館、主 要な小中 学校体育 館、市本 庁舎、各 総合支所 等 33箇 所予定

(53)

Ⅳ.避難体制の整備

項目 事業名 概要 場所

事業 主体

予定 期間

法律上 の分類 計画 津波避難行動計画策定

事業

浸水区域内の全自治会毎の津波避 難行動計画を策定する。

浸水区域内 の全自治会

市 短期 チ

啓発 防災情報啓発番組制作 事業 等

防災情報啓発ビデオを作製し、出 前講座等で啓発を図るとともに、 ケーブルテレビで放送する。 また、防災教育、防災訓練、広報 誌、ハザードマップ等による地震 発生時における避難の啓発や、 ホームページ等で津波避難ビルの 周知を行う。

市内全域 市 短期 チ

情報伝 達

市防災メールの登録拡 大

出前講座、防災訓練等あらゆる機 会を通じて、登録の拡大を図る。

市内全域 市 短期 チ

訓練 総合防災訓練事業 防災関係機関相互の協力体制の確 立と、市民の防災意識の高揚を図 るため、住民及び関係機関の連携 による総合防災訓練を実施する。

市内全域 市 短期 チ

避難所 確保

津波避難ビル等の協定 締結

防災アセスメント(地震・津波被 害想定)に基づき民間の施設を含 めて津波避難ビル等を確保する。

(54)

( 2 ) 津 波 の 防 護 ラ イ ン を 強 化 す る

Ⅰ.海岸・河川の堤防等の整備

施設名 事業名 概要 場所

事業 主体

予定 期間

法律上 の分類 海岸 宮崎海岸直轄海岸保全

施設整備事業

海岸侵食を防止し、砂丘を保全す る。

佐土原地区 住吉地区

国 長期 イ

河川 津波・高潮対策河川事 業

無堤部区間における堤防、樋門等 の施設を計画配置する。

津屋原沼 国 短期 イ

広域 河川 改修 事業 (一 ツ瀬川)

堤防の嵩上げ、護岸工 佐土原地区 県 中期 イ

津波 ・高 潮・ 耐震 対策 河川事業(新別府川)

樋門の自動閉鎖化

江田川樋門、前田川樋門の耐震化

檍地区 県 中期 イ

津波 ・高 潮・ 耐震 対策 河川事業(清武川)

樋 門 の 自 動 閉 鎖 化 ・ 堤 防 の 嵩 上 げ・液状化対策

蠣原川樋門の耐震化

木花地区 県 中期 イ

津波 ・高 潮・ 耐震 対策 河川事業(加江田川)

樋 門 の 自 動 閉 鎖 化 ・ 堤 防 の 嵩 上 げ・液状化対策

深田川水門の新設

木花地区 県 中期 イ

L1 津 波 に よ る 浸 水 被 害 を 防 ぐ た め に 樋 門 の 自 動 閉 鎖 化 、 河 川 堤 防 の 嵩

(55)

( 3 ) 救 援 ・ 復 旧 ・ 復 興 を 支 え る 道 路 機 能 を 強 化 す る

Ⅰ.緊急輸送道路や幹線道路の未整備区間の整備

施設名 事業名 概要 場所

事業 主体

予定 期間

法律上 の分類 緊急輸

送道路

国道219号(広瀬 工区)交通円滑化事 業

道路改良事業

L=3200m、W=18.25m

佐土原地 区

県 短期 チ

県道宮崎西環状線 (古城工区)社会資 本整備総合交付金事 業

道路改良事業

L=1200m、W=24.0m

大淀地区 県 中期 チ

県道学園木花台本郷 北方線(山下工区) 社会資本整備総合交 付金事業

道路改良事業

L=1200m、W=16m

木花地区 県 中期 チ

(再掲)

都市計画道路宮崎駅 東通線整備事業

道路改良事業 L=570m W=27m

檍地区 市 短期 チ

幹線道 路

(再掲)

都市計画道路昭和通 線整備事業

(小戸之橋架替え)

道路改良事業

L=1,048m W=16m (橋梁架え)

L=506mW=16~19m

檍地区 赤江地区

市 中期 チ

(再掲)

都市計画道路吉村通 線整備事業

道路改良事業 L=700m W=19m

檍地区 市 短期 チ

(再掲)

市道吉村通線道路改 良事業

道路改良事業(2工区) ・W=12m

・L=1,500m

檍地区 市 短期 チ

(再掲)

市道吉村通線道路改 良事業

道路改良事業(3工区) ・W=16m

・L=360m(総延長710m)

檍地区 市 短期 チ

(再掲)

市道木花駅東通線道 路改良事業

道路改良事業

・W=10.5m、L=230m ・東口駅前広場 A=約1,600㎡

木花地区 市 短期 チ 救 援 ・ 復 旧 ・ 復 興 を 支 え る 緊 急 輸 送 道 路 の ネ ッ ト ワ ー ク 構 築 や 、緊 急 輸

図 0-1 計画作成の背景
図 1-3 建物の分布(無壁舎を除く) 一ツ瀬川 石崎川大淀川清武川加江田川青島 宮崎空港宮崎港宮崎神宮(3)建物分布本市の建物分布状況は図 1-3 のとおりです。 分布状況を見ると、大淀川周辺、石崎川周辺、住吉地区、花ヶ島地区などの国道10号沿線や、宮崎神宮・県総合文化公園周辺に多く分布しています。また、大淀川以南では、宮崎空港北側、県道中村木崎線沿線西側に建物が多く、木花地区については、JR木花駅周辺や学園都市、 青島地区では青島漁港周辺が多くなっています。津波による浸水が想定されている地域で建物が多い
表 2-4 津波到達時間
表 3-1 特 定 避 難 困 難 地 域 に 相 当 す る 地 域 ・ 地 区 を 含 む 大 字 ・ 町 丁 目 一 覧 出 典 : 宮 崎 市 津 波 避 難 困 難 地 区 対 策 調 査 業 務 検 討 結 果 報 告 書 写 真 3-1 特 定 避 難 困 難 地 域 に 相 当 す る 地 域 の 二 ツ 立 地 区 ( 写 真 中 央 )一日 向 灘新 富 町ツ瀬川大 字 ・ 町 丁 目地 区 名特 性1佐 土 原 町 下 富 田1 ) 二 ツ 立 地 区 居 住 地 域2佐 土 原 町
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