からす座の神話
中島 渚
春の星座
からす座
からす座
この台形がどうしてからす座なのか
?これがからすに見えるのか? 実際、これは
カラスそのものの姿ではないんで す。この四つの星は、実はカラス を空に打ちつけた、釘。からす座 のカラスは、とある事情で空に釘 で貼り付けられてしまったんです
!
からす座と南十字星
からす座の神話
カラスはその昔、太陽のアポ ロンにつかえた鳥で、美しい 銀色の翼をもち、人間の言葉 を話す事も出来ました。
ある時アポロンは、美しい娘 コロニスと恋をしましたが、 神の国に住むアポロンと人間 であるコロニスは一緒に住む 事が出来ません。そこでアポ ロンはコロニスに、二人の間 の遣いとして、そのカラスを 与えたのです。
カラスは来る日も来る日も二人の間を往復し、 アポロンにはコロニスの様子を、
コロニスにはアポロンの様子を伝えました。 しかしそんなある日のこと。
カラスは、アポロンの下へ行く途中に道草をくい、 天の国へ行くのがすっかり遅くなってしまいました。 遅れた理由をアポロンに問いただされ、カラスはつい コロニスが他の男と浮気をしているなどと、、
口からでまかせを言ってしまったのです。
それを聞いたアポロンは、すぐさま地上に降り、コ ロニスの屋敷から出てきた人影に向かって矢を放ちま ところが、アポロンが射抜いたのは、愛するコロニした。
スその人だったのです。コロニスは苦しい息の中、ア ポロンの子どもを宿していると告げ、そのまま息絶え てしまいました。
このカラスの嘘に怒り狂ったアポロンは、カラスか ら人間の言葉を取り上げ、さらに銀色に輝く美しい羽 根を真っ黒に変えて、空に貼り付けにしてしまったの でした。