Jordan Valve
To Trig
A B AB AB C D CD CD
delay generator1
Lamp Qswitch VAPYAG LASER
Analog switch To Trig
A B AB AB C D CD CD
delay generator2
Deceleration tube
Fig.3-8 ディレイパルスジェネレーターと各種機器の接続
レーザにはフラッシュランプとQスイッチの2つにパルスを出す必要がある.フラッ シュランプでYAGの結晶にエネルギーをためて,Qスイッチでレーザーが発振する.
この際,フラッシュランプのディレイ時間により,レーザーパワーが決定される.
減速管は通常 0V であるが,クラスターイオンが減速管を通過している間にパルス的 に-3V に電圧が下がるように,ディレイジェネレーター2からパルスを送っている.ま た,ディレイジェネレーター1 とディレイジェネレーター2 とのタイミングを合わせる ために,1から2にパルスを送っている.
さらに,スクリーンドアには通常,10V の電圧がかかっていてアナログスイッチにパ ルス信号が入った時のみスクリーンドアが0Vになるようになっている.
以上のことをふまえて,図3-9にディレイパルスジェネレーターによる制御のタイミ ングチャートを示す.また,調整可能な時間に関するパラメータを以下に示す.
Nozzle
VapYAG Front door
Open Close
Vap Yag Flash → Vap Yag Q
Vap Yag Q → Deceleration Tube
Deceleration Tube → Screen Door Open
Screen Door Open → Screen Door close
以下に実験手順を示す.
(1) サンプルをサンプルホルダーの先に真空用接着剤(トールシート)で接着し,
クラスタ―ソースの所定の位置に取り付け,ソースのフランジを閉める.
(2) 真空系を作動させクラスターソース内を真空にする.
(3) レーザーを立ち上げ,フラッシュランプのみ焚き続けてレーザーの結晶が熱平 行に達するまで待つ.
(4) パソコン,オシロスコープ,ディレイジェネレーター,作動アンプ,任意波形 発生装置の電源をいれる.
(5) ヘリウムガスボンベを開放し,レギュレータによりジョルダンバルブにかかる 背圧を10気圧に調整する.
(6) 反応ガスボンベと緩衝ガスボンベを開放し,レギュレーターによりゼネラルバ ルブにかかる背圧を調整する.
(7) パワーメーターを用いてレーザーのパワーを調整する.
(8) 測定を開始する.
Table.3-1 反応実験のフローチャート
Heガスの流入
レーザーの照射
反応ガス(ethylene)の流入
Excite
Detect イオントラップ
thermalize (保持のための冷却)
SWIFT(質量選別)
(クラスターの生成) (反応) (測定・解析)
thermalize(温度幅の縮小)
ワー,ゼネラルバルブの開閉周期や反応ガスの流入時間などのパラメーターを変化 させ,質量スペクトルをとり,データを保存する.
(10) 実験が終わったら,各機器のスイッチをoffにして電源を切る.また,反応 ガスのガスラインを真空にする.