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マテリアリティ・アセスメント

MCHCグループは、Management of SustainabilityMOS)という独自の経営手法に基づき、人と社会、

そして地球の持続可能性に貢献する技術開発や製品・サービスの提供、製造技術の改善などの企業活動を推進しています。

Management

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Sustainability

KAITEKI REPORT 2017 Mitsubishi Chemical Holdings Corporation Value Creation Strategy Performance Business Innovation & ESG Financial Information Corporate Information

MCHC

グループの

MOS

指標は、

2011

年度より運用を開始 した“人・社会・地球の持続可能性”への貢献度合いを可視 化するための経営指標であり、将来にかけて顕著化するであろ う環境・社会課題について、課題解決への貢献度が大きく、

数値化できる取り組みを選定し、体系化しています。

APTSIS 20

MOS

指標については、マテリアリティを反映 した指標項目の選定、

KAITEKI

貢献製品に関する指標の拡幅、

モニタリング対象の国内外グループ会社への拡大等の改良を 行っています。初年度となる

2016

年度の実績は、年度目標に 対する達成率

87%

99

点となりました。

S

指標の概要

 高稼働の工場が多い中、安定操業に努め、環境負荷排出 の削減も進んだことにより大気系、土壌系環境負荷削減指標

S-1-1,3

)の進捗が良好な結果となりました。その一方、食料 問題解決への貢献指標(

S-3-3

)の進捗はふるいませんでした。

関連記事

➡省エネルギー活動の推進(S-2-1) 非財務指標 P40

➡再生可能エネルギー利用の推進(S-2-3) MOS指標トピックス P67

H

指標の概要

 医薬品の提供指標、ワクチンの提供指標、健康管理・健康 診断情報の提供指標(

H-1-1,H-2-1,H-2-2

)の進捗が良好 でしたが、健康、衛生、医療の各分野商品の提供指標(

H-3-1,2,3

)はいずれも年度目標に対して未達となりました。

関連記事

➡健康管理・健康診断情報の提供(H-2-2) 非財務指標 P40

➡ワクチンの提供(H-2-1) MOS指標トピックス P67

MOS指標 評価項目

(単位) FY2016

計画数値 FY2016

実績数値 FY2020

目標数値 年度

自己評価 配点 関連する マテリアリティ

S

地球環境負荷削減 への貢献

S-1-1 大気系環境負荷の削減 環境負荷原単位

LIME/億円) 640.1 563.2 591.9 ★★★ 10

S-1-2 水系環境負荷の削減 環境負荷原単位

LIME/億円) 7.1 7.3 6.1 ★★ 8

S-1-3 土壌系環境負荷の削減 環境負荷原単位

LIME/億円) 7.0 5.9 5.1 ★★★ 10

資源・エネルギーの 効率的な利用

S-2-1 省エネルギー活動の推進 省エネ効果

(重油換算トン) 13,969 14,849 66,000 ★★★ 13

S-2-2 省資源、再生可能材料への転換

資源削減量

(重油換算トン) 2,326 1,965 12,000 ★★

資源再生サービス 13

提供増加率(% 9.2 14.2 28 ★★★

S-2-3 再生可能エネルギー利用の推進 再生可能エネルギー

創出・提供貢献量(Mw 36.2 42.0 50 ★★★ 13

環境・資源の 持続可能性に貢献する

製品・サービスの提供

S-3-1 GHG排出削減に貢献する

製品・サービスの提供 GHG削減貢献量

(億トン-CO2e 0.56 0.46 1.5 ★★ 13

S-3-2 水資源問題の解決に貢献する

製品・サービスの提供 再活用水提供量

(億トン) 2.05 1.56 17 ★★ 10

S-3-3 食料問題の解決に貢献する

製品・サービスの提供 関連製品・サービス

売上増加率(% 7.1 -0.7 30 10

H

疾病治療への貢献

H-1-1 医薬品の提供 医薬品提供貢献指数

(ポイント) 5.25 5.66 15 ★★★ 15

H-1-2 臨床検査サービスの提供 臨床検査提供貢献指数

(ポイント) 2.25 2.06 15 ★★ 15

疾病予防・早期発見 への貢献

H-2-1 ワクチンの提供 ワクチン提供指数

(ポイント) 0.41 0.85 14 ★★★ 14

H-2-2 健康管理・健康診断情報の提供 健康情報提供数増加

(基準年度比% 110 145 325 ★★★ 14

健康で衛生的な生活の 実現に貢献する 製品・サービスの提供

H-3-1 健康分野商品の提供 対象製品売上高増加

(ポイント) 5.43 3.02 14 ★★ 14

H-3-2 衛生分野商品の提供 対象製品売上高

増加率(% 20.9 -0.6 60 14

H-3-3 医療分野商品の提供 対象製品売上高

増加率(% 27.7 20.5 60 ★★ 14

C

社会からより 信頼される企業への

取り組み

C-1-1 コンプライアンス意識の向上 コンプライアンス

意識向上指数(ポイント) 21.0 15.8 21 ★★ 21

C-1-2 事故・災害の防止

保安事故件数

削減率(% 47.3 57.9 60 ★★★

環境事故件数 19

削減率(% 80 60 100 ★★

休業度数率指数

改善率(% 52.4 -30.8 50

C-1-3 社会から信頼される

製品・サービスを 提供するための取り組み

顧客満足度指数

(ポイント) 47 25 47

クレーム指数 17

改善率(% 18.3 24.2 50 ★★★

ステークホルダーとの コミュニケーション、

協奏の推進

C-2-1 ビジネスパートナーとの

コミュニケーション推進 コミュニケーション

向上指数(ポイント) 30.4 36.9 83 ★★★ 7

C-2-2 ステークホルダーからの評価向上 社外評価指数

(ポイント) 11.0 9.3 11 ★★ 11

C-2-3 働きがいがあり、

活力と協奏のある組織の構築 従業員ウェルネス指数

(ポイント) 3.53 6.57 16 ★★★ 16 より心地よい社会、

より快適な

生活づくりへの貢献 C-3-1 より心地よい社会、より快適な生活に

貢献する製品・サービスの提供 Comfort価値提供指数

増加率(% 8.8 4.4 40 9

C

指標の概要

 野心的な目標を掲げた事故・災害の防止指標(

C-1-2

)で は、保安事故が目標達成となる一方、休業度数率は、大きく未 達となりました。また、従業員ウェルネス指標(

C-2-3

)では、

長時間労働、疾病休業率、女性係長級以上比率、女性管理 職比率の改善・向上が進み、年度目標を達成しています。

Comfort

価値提供指標(

C-3-1

)では、モニタリング製品群の うち年度目標を達成した割合は

25%

にとどまり、指標全体とし ては未達となりました。

関連記事

➡事故・災害の防止:休業度数率(C-1-2) 非財務指標 P40

➡ステークホルダーからの評価向上(C-2-2) MOS指標トピックス P67

2017

年度はこれまで取り組んできた

MOS

推進活動の深化・

拡幅を継続するとともに、三菱ケミカル発足と健康経営の本 格始動を契機として、成長戦略と連携した

KAITEKI

貢献製品 の拡幅、健康経営と協奏した働きがいがあり、活力と協奏のあ る組織の構築の推進、海外グループ会社での

MOS

連携強化 等の取り組みをすすめ、年度計画の達成をめざします。

必 達 重大事故・重大コンプライアンス違反は発生ゼロにする

MOS

指標年度推移図

MCHCグループでは、2011年度より経営指標とし MOS指標を導入しています。APTSIS 20の策定 に合わせ、MOS指標についての見直し、目標の再 設定を行いました。APTSIS 15最終年度の実績は、

見直し後のMOS指標では82点となります。APTSIS 20においても、最終年度の目標として設定した300 点の達成をめざして取り組んでいきます。

S指標

H指標

C指標

APTSIS 20 MOS

指標の進捗

APTSIS 20 MOS

指標の実績評価一覧

2020計画 2017計画

2016実績 2015実績 2016計画

97 70

77

100

100

100 31

80 30 31

50 18

57 8 17 APTSIS 15 APTSIS 20

22

68 23

(年度)

(年度)

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Sustainability

KAITEKI REPORT 2017 Mitsubishi Chemical Holdings Corporation Value Creation Strategy Performance Business Innovation & ESG Financial Information Corporate Information

SDGs

SDGs

SDGs

MOS 指標

 資源の枯渇を心配する必要がなく、加えて温暖化防止にも期待される再 生可能エネルギーの利用推進への貢献を対象とした指標を新たに設定しま した。

2016

年度は、風力発電用途向けラージトウ炭素繊維の供給が好調 に推移したこと等により、年度計画比

16%

増、

42MW

相当の再生可能エネ ルギー利用の推進となりました。海上および低風速地域向けの風力発電に おいては、近年、発電翼の大型化に伴い、軽量化や剛性確保に対する要請 が高まっており、ガラス繊維に替わり、高機能ラージトウ炭素繊維が採用され る事例が増えています。

MCHC

グループでは

2016

年度には炭素繊維の供 給体制の強化に加え、ブレード向け炭素繊維複合材料の製造・販売を行う 合弁会社を欧州に設立するなど、再生可能エネルギーのさらなる利用拡大 に向けた取り組みを進めています。

指標

S

C

指標

H

指標

 ワクチンの提供指標は、感染症の発症、重症化と集団における流行抑止 への貢献を接種人数、薬効の有効期間等から定量評価しています。

2016

年度は麻しん風しん混合ワクチン「ミールビック」の出荷が好調で年度計画 比

13.9%

増、対中計目標進捗

18.9%

という実績となりました。

2017

5

月 には阪大微生物病研究会と、ワクチン製造の合弁会社

BIKEN

の設立につい て最終合意し、

9

月に操業を開始する予定です。これにより生産基盤を強化し、

ワクチンの安定供給に貢献するとともに、より有用性の高いワクチンの開発 を通じて、

2020

年度の目標達成と、健康な生活、社会の実現をめざします。

H-2-1 ワクチンの提供

 ステークホルダーからの評価向上指標の

2016

年度実績は、APTSIS 20 最終年度目標に対して

84.4%

の進捗となりました。これまでのサステナビリティ 向上に関する取り組みが評価され、「

RobecoSAM Sustainability Award 2017

」の化学セクターにおいて、日本企業として唯一

Bronze Class

を受賞 しました。日本政策投資銀行の環境格付けでは、

2013

年に続き、最高ランク の格付けを取得、併せて特別表彰を受賞しました。この環境格付けのアセス メントでは、

MOS

指標において、財務情報である

MOE

との結びつきを強化 しながら

SDGs

等の国際的な潮流を踏まえた製品・サービス提供に関する

定量目標を設定した点についても高く評価されました。

C-2-2 ステークホルダーからの評価向上

MCHC

グループでは、誰もがスポーツを楽しめる未来に向けた 取り組みを数多く行っています。株式会社地球快適化インスティ テュートでは、障がいが個性となり、それぞれがやりたいことを実 現できる世界をめざして、スポーツ用義足の開発を行っています。

義足で競技を行う前川楓選手(世界パラ陸上競技選手権大会 ロンドン

2017

女子

T42

走り幅跳び

2

位/女子

T42 100m

5

位)とスポンサーシップ契約をむすび、前川選手の競技活動を 支援するとともに、義足の使用結果のフィードバックや製品開発 でのアドバイスを受けながら、

2020

年開催の東京世界大会に向

PT. Mitsubishi Chemical Indonesia

では、「地域の環境、

経済発展、労働者とその家族および社会の生活の質の向上 に貢献することに倫理的に行動し続けていく」というコンセプ トを掲げ、

2007

年から工場のあるバンテン州メラクのグレム 村の生活基盤・教育環境・保健衛生の向上に貢献する活 動に体系的に取り組んでいます。

2023

年までのロードマップ を見据え、着実に地域社会をエンパワーメントしていくこの活 動は、現地政府からも高く評価されています。

2012

年には、

厳しい地形の人々に水を供給する「

Deep Well

プロジェクト」

でインドネシア共和国政府から「プラチナ賞」を受賞し、インド ネシアの

MDGs

目標の達成を後押ししました。また、

2014

年 にはグレム村での

CSR

プログラム「

SAUNG AKSARA

」で、

同政府によるインドネシア

CSR

賞の「金賞」を受賞しました。

けた開発を進めています。

また、株式会社

LSI

メディ エンスアンチドーピング ラボラトリーは、世界ドー ピング機構からアジアで 初めて、そして日本で唯一 のドーピング検査におけ 製品・サービスを通じた環境・社会課題へのソリューション提供

誰もがスポーツを楽しめる未来の実現に向けての取り組み

地域社会をエンパワーメントしていく取り組み

MCCI have Road Map of External CSR program for 2007-2023:

2 years 0 Level of Project Pilot Project 1. Goat Project 2. Deep Well 3. Zero Waste

5 years 1st Level of Project (Awareness)

5 years 2nd Level of Project (Involving)

5 years 3rd Level of Project (Model)

Initial Program to Enhance community’s economic potentials (parallel with education

& health program)

2009-2013 2014-2018 2019-2023

2007-2008

Achieving high community participation &

begin to establish micro-economic organization

Establishment of Economic Organization In Community

Community Empowerment

PILLAR PROGRAMS EDUCATION

HEALTH ECONOMIC

DEVELOPMENT

Sustainable Program

We Are Here

事例 

1

事例 

2

事例 

3

これらの活動は国内外から関心を寄せられ、毎年多くの視察団 にお越しいただいています。

MCCI s CSR Roadmap

S-2-3 再生可能エネルギー利用の推進

資源・エネルギーの効率的利用

マテリアリティ

健康維持への貢献 マテリアリティ

ステークホルダーとのコミュニケーション・協奏 マテリアリティ

MCHC

グループには、

20,000

を超える製品、サービスがあり、

環境課題、社会課題に対してさまざまなソリューションを提供し ています。

SDGs

への貢献事例をまとめた「

SDG INDUSTRY MATRIX

」では、鋼・コンクリート強化用炭素繊維シート「リペ ラーク」、生分解性ポリマー「

BioPBS

」、パッケージ型水素ス テーション「ハイドロシャトル」が掲載されています。また、

2016

年度はヘルスケア、生物多様性、防災・減災といった課題に対 するソリューションとして利用されている事例を取りまとめ、ウェ ブサイト等を通じて公開しました。生物多様性貢献製品では、

生態系への直接的な貢献やライフサイクルでの環境負荷など 科学的、包括的な視点で有識者の方に評価いただき、貢献度 の高い製品を選定しました。このうち、「地下水膜ろ過システム」

(ウェルシィ)は第

4

回プラチナ大賞優秀賞を、「

X

シート型枠」

(クオドラント・プラスチック・コンポジット・ジャパン株式会社)

は生物多様性アクション大賞

2016

えらぼう部門優秀賞を受賞 しました。また防災・減災では、選定製品を産官学民の専門家 からいただいた意見とともに冊子にまとめ、社内外のコミュニケー ションツールとして活用しています。これからも「

KAITEKI

貢献 製品」を深く、そして広く

展開し続けることにより、

SDGs

をはじめとする グローバルアジェンダの 解決と

KAITEKI

実現を めざします。

る検体分析機関の認定を取得しており、アンチ・ドーピング活動 の推進と研究に取り組み、スポーツの健全な発展に貢献しています。

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