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SNR

BER

NonArray Array

!特性 "

このグラフからわかることは、=が を境にアダプティブアレー適用時のほ うが特性が悪くなっているということである。これは、遅延時間がガードインターバル内 で収まってしまうため、無理にアダプティブアレーを動作させるよりもによる改 善だけで対処したほうが良い特性であることを示している。つまり、アダプティブアレー が必要ないレベルの干渉に対してはによる特性改善で十分であり、改善範囲内の 信号に対してアダプティブアレーを動作させることにより、ダイバーシチ効果や他の相乗 効果が損なわれる可能性があることを否定できない。しかしながら、雑音レベルが高い、

つまり=が低い領域ではアダプティブアレー適用時の特性が非常に良好なことから、

条件を特定し場合によりアダプティブアレーを併用する方法であれば十分有効であること がわかる。

に示すグラフにおいても素子で各到来波の到来角度差がÆと十分な到来 角度をもって到来してきた場合である。しかし、C=は 〜と比較的振幅差が生じ ている状況であるが、遅延時間はのみで改善が難しいガードインターバル以上と なっている。

-10 -5 0 5 10 15 20 25 30

10 -5 10 -4 10 -3 10 -2 10 -1 10 0

SNR - BER

SNR

BER

NonArray Array

!特性 "

このグラフでは、絶えずアダプティブアレー適用時の方が良い特性を示している が、これはガードインターバルを超える遅延を設定したためで、だけでは改善し きれないからである。しかし、=が大きくなると次第にアダプティブアレー適用時と 非適用時との差がなくなっていることから、システムに改善の余地が十分にあると思わ れる。これについて考えられる原因は、C=と遅延長のパラメータは独立で設定してお り、遅延波が必ずガードインターバル以上の遅延で到来しても連携して振幅が小さくなっ ているとは限らないということが挙げられる。つまり、アダプティブアレーは電力 の大きい方を捕捉する傾向であることから、アダプティブアレーが捕捉した信号が必ずし も希望波であるとは限らないことが起こり得るからである。

次に示す図と図においてもその違いは遅延時間となっている。まず、図は、

素子で各到来波の到来角度差がÆと十分な到来角度をもって到来してきた場合で あるが、C=波間に全く振幅差がない状態であるためアダプティブアレー による効果はあまり期待できないと推測できる。また、遅延時間はのみで改善可 能なガードインターバル内となっている。

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SNR - BER

SNR

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NonArray Array

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推測通り、やはりアダプティブアレーの効果はほとんどでていない。しかし、希望波と 遅延波の振幅差がない状態での到来となるため、のみでは=が良好でもほとん ど改善されていないにもかかわらず、アダプティブアレー適用時には少しではあるが改善 がみられる。これは、アダプティブアレーが最大電力の信号を捕捉する傾向があり、

希望波はもちろんであるが、もし遅延波を捕捉したとしても遅延時間がガードインターバ ル内であるため、比較的正しく復調されるからである。

に示すのは、素子で各到来波の到来角度差がÆと十分な到来角度をもっ て到来してきた場合で、図と同じくC=波間に全く振幅差がない状態であ るため、アダプティブアレーによる効果はあまり期待できないと推測できる。しか し図とは遅延時間がガードインターバル以上であるという点で違い、のみに よる改善に比べてアダプティブアレーの効果が期待できることが予測される。

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10 -5 10 -4 10 -3 10 -2 10 -1 10 0

SNR - BER

SNR

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NonArray Array

!特性 "

確かに、図と比べてもアダプティブアレーによる改善がみられる。しかし、

に関しては遅延がガードインターバル以上であるということにも関わらず、図と図の特性がさほど変わっていないのである。つまり、では、遅延時間が ガードインターバル内外という問題よりも振幅差がないためシンボル内干渉が起こるこ とのほうが重要な問題であることもわかる。また、振幅差がないにも関わらずアダプティ ブアレーが動作したことについては、おそらく全試行中、希望波を捕捉した回数が多かっ たためであると推測される。これについては前述したが、アダプティブアレーが最 大電力の信号を捕捉する傾向があるためで、希望波と遅延波の捕捉確率は不明であること に起因する。

次に示すのは図と図のグラフでこれらの違いは各到来波の到来角度差の大小で ある。まず、図のグラフであるが、このグラフでは素子において各到来波の到 来角度差がÆと十分な到来角度をもって到来してきた場合である。また、C=は 〜

と比較的振幅差が生じている状況であるが、遅延時間は一般性を持たせるため、ガー ドインターバルの 〜の設定となっている。

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10 -5 10 -4 10 -3 10 -2 10 -1 10 0

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NonArray Array

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このグラフでは、遅延時間をランダムにガードインターバル内外にしているため、当然 結果としても特性の良し悪しがでている。図と比較すると、の特性も少し悪 くなっている。しかし、アダプティブアレーの特性も悪くなっており、これはやはり遅延 時間パラメータにより、ガードインターバル内外となる確率の問題が考えられる。この問 題に対しては、試行回数を多くしばらつきをなくすことによりある程度の改善が見込める はずである。

それに対して、図のグラフでは、素子において各到来波の到来角度差がÆと 十分な到来角度がない場合を想定している。また、C=は 〜と比較的振幅差が生 じている状況であるが、遅延時間は一般性を持たせるため、ガードインターバルの 〜

の設定となっている点では図と同じである。

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10 -5 10 -4 10 -3 10 -2 10 -1 10 0

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このグラフでは、設定パラメータから予測される通りの結果となっていることが顕著で ある。希望波と遅延波の到来角度差がÆしかないため、の特性に対してさほど改 善が見られない。このことからも、アダプティブアレーの動作には各到来波の到来角度差 がある程度存在しないと十分な除去が行われないことがわかる。なお、このグラフから図

よりもアダプティブアレーの動作に関しては堅実な特性を示していることもわかる。

つまり、シミュレーションの試行回数に関わらず、それほど偶然によるばらつきが見られ ないということである。これは、前述の到来角度差のパラメータによるシミュレーション からも明らかである。

と図に示すのは、アダプティブアレーに対して劣悪な環境を 設定したグラフである。まず、図についてであるが、素子において各到来波の 到来角度差がÆと十分な到来角度がない場合を想定している。また、C=と希望波 と遅延波に振幅差が全くなく区別ができない状況である。遅延時間はガードインターバル 内とによる改善の可能性があるパラメータ設定である。

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10 -5 10 -4 10 -3 10 -2 10 -1 10 0

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これをみてもわかる通り、全くといっていいほど特性は改善されていない。に ついては、図でも述べたように、ガードインターバル内の遅延であってもC= であることによるシンボル内干渉による影響が大きいと思われる。アダプティブアレーに とっては、それ以上に厳しい結果となっている。到来角度差がÆと小さく、さらにC=

であることから希望波の捕捉も難しいパラメータ設定の通り、全くといってもいいほ ど改善は見られない。このことから、このシミュレーションではやアダプティブ アレーの弱点を露呈するパラメータ設定であるということがわかる。

次に示すのは、図についてであるが、素子において各到来波の到来角度差が

Æと十分な到来角度がない場合を想定している。また、C=と希望波と遅延波に振 幅差が全くなく区別ができない状況である。さらに、遅延時間はガードインターバル以上 と全体的に最も劣悪なパラメータ設定である。

-10 -5 0 5 10 15 20 25 30

10 -5 10 -4 10 -3 10 -2 10 -1 10 0

SNR - BER

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予想通り、のみ、アダプティブアレー適用時のどちらも全く改善が見られ ない。本来、遅延がガードインターバル以上ででの改善が見込めない場合に、そ の特性からの改善がアダプティブアレーには求められている。しかし、それ以上に到来角 度差や振幅差などの影響が大きく、もアダプティブアレーも全く機能していない。

つまり、到来角度差と振幅差などの影響が遅延時間の影響よりも大きく、さらに到来角度 差と振幅差のつのパラメータについてもお互いのバランスがとれていないと、効率よく

アダプティブアレーを機能させることができないことがわかる。

ドキュメント内 Japan Advanced Institute of Science and Technology (ページ 56-84)

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