リポジトリに貯えられた様々な設計情報を組み合わせたレポーティングを行います。このレポー
トはOracle Reportsを使って作成されており、その1コンポーネントであるReport Builderを使
ってカスタマイズすることが可能です。このRepository Reportsに含まれるレポートは以下の種 類のものです。
• 設計情報のリスト
リポジトリ上の情報を使ってシステムの設計仕様をレポートします。レポートの元となる
Reportsファイルをカスタマイズすることにより、そのまま仕様書として利用することも可能です。
• 設計情報の品質検査
設計されたパラメータ等に不当な数値が設定されていないかどうか、設定不足のデータがな いか、をチェックしてレポートします。
• 影響分析
設計仕様の変更が一個所であっても、それがもたらす影響は一個所ではありません。このレ ポートでは、どこに影響を及ぼすのかを把握するために、依存する設計情報をリストできます。
選択された2つの オブジェクト・タイプ の相互参照
マトリックス内で 選 択 さ れ た 個 所 の 詳 細 な 定 義 情 報を表示
4.6. 4.6.
4.6. 4.6. Repository Object Browser Repository Object Browser Repository Object Browser Repository Object Browser
NEW!SCM リポジトリへ格納された情報を Web ブラウザから参照するための機能が用意されています。
これを Repository Object Browser と呼びます。
Repository Object Browser には以下のような機能があります。
Navigator NavigatorNavigator Navigator
SCMツールであるRepository Object Navigator と同じようなインターフェースがWebブラウザ 上に表現され、ブラウザの左側に表示されるツリーからオブジェクトを選択すると、その情報が 右側に表示されます。
Search SearchSearch Search
また、詳細検索モードを使用して、自由にWhere句を追加した検索を実行することも可能です。
Report ReportReport Report
選択された設計情報の情報がレポートとして表示されます。この機能により、これまで設計仕様 書を印刷して開発チームに配布していた作業は簡略化され、開発チームに所定の URL を通 知するだけですむようになります。リポジトリに格納され、チェックインされた情報はすぐさまこの レポート機能で参照可能になるため、時間差なしの最新情報を常に提供できます。
レポート内に表示されるほかの関連する設計情報はすべてリンクされており、クリック一つでそ の情報のレポートを即座に表示できます。
ファイルのアップロード ファイルのアップロードファイルのアップロード
ファイルのアップロード////ダウンロードダウンロードダウンロードダウンロード
権限を与えられたユーザーは、リポジトリに対して、Repository Object Browser経由でWebブ ラウザからファイルをアップロード/ダウンロードできます。この機能は、ドキュメントなどのファイ ルをリポジトリで集中管理する場合に有効です。仕様書を担当するユーザーは、特別なツール を用意することなく、リポジトリにファイルをチェックインして公開できます。
4.7. 4.7.
4.7. 4.7. Oracle Oracle Oracle Oracle Software Configura Software Configura Software Configura Software Configuration Manager tion Manager tion Manager tion Manager
Oracle Designerの各コンポーネントは、 Oracle Software Configuration Managerと完全に統合さ れています。常にOracle Software Configuration Managerのリポジトリへアクセスして、そこに設 計情報を格納します。ここでは複数ユーザーが同時にシステム設計できる環境が提供されてい ます。
アプリケーション・システムという単位でプロジェクトのようにシステム情報を管理し、プロジェクト間 での共有の制御や設計情報の再利用を可能にします。また、各リポジトリ・ユーザーに対して、ア プリケーション・システム単位で、選択/挿入/更新/削除/共有/管理 というレベルの権限を付与で き、マルチ・ユーザーでの設計情報の調整や仕事の分割に対する支援を行います。リポジトリに 対して設計情報の入力/修正が行われると、その実行日、ユーザー名が自動的に記録されます。
設計情報のそれぞれに、記述/注記/コメントといった多くのテキスト情報を付加できるため、本質 的な設計情報以外のさまざまな情報を一元管理できます。また、最初に用意されている各オブジ ェクトのプロパティで不足な部分はユーザー拡張性という形で追加できます。すべての設計情報 はリポジトリから自由に引き出すことが可能であり、これは、リポジトリによる設計が、仕様書作成を 兼ねることを意味します。必要なレポート(仕様書)のテンプレートさえ作っておけば、あとは設計 段階で入力されたデータで仕様書が簡単に作成可能になります。
システム開発は様々な立場の人々が携わる作業です。エンド・ユーザーとの会議を元にした不 確定要素の多い仕様書を作成し、それを基に開発チーム内でミーティングを行うといった方法で は、開発チーム間での意思統一に限界がある上、最終的なシステムがエンド・ユーザーの要求 満たしていないということになりかねません。開発チーム全員が共有するリポジトリに仕様を格納 することで、スムーズな情報伝達や意思の統一を計ることができ、その都度、エンド・ユーザーへ の確認を取ることでシステムの完成度は高まります。
Repository Administration Utility
リポジトリのインストール、移行やユーザー管理を行います。
Repository Object Navigator
のすべてのオブジェクトを管理するツールです。
Dependency Manager
オブジェクト間の依存性を抽出して、参照できます。
Command Line Utility
バッチ・インターフェイス用に用意されています。
Oracle Software Configuration Manager およびそのコンポーネントの詳細については、別紙
「Oracle Software Configuration Manager Reviewer’s Guide」を参照ください。