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Eleotronio Library管理会 計 学 第16 巻 第 1号
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種 類区分 内点 数 差 ならび に例 外 的 な
最
大最
小病院
デー
タ を考慮
してもな お原価水準差
が大きす
ぎる種
類 区分 に 関して は, 単に病 院 間の診 療実務
の効率性
の違
いや
平均給
与水準 ( 年齢構成
など)
の違
いだ けでな く,点
数 差に よる細 分化べ一
ス の同じ種類 区分であっ ても資 源 消費
量・
額の観
点から異 質 な検
査サー
ビスが 混 在してい る 可能 [生が極めて高い ばらつ い て い る原 価 水 準が複 数に収 束し て いる場合
IEにぽ 各 収 束 グノレー
プの資 源 消費 量
・
額の違いを生み出してい る 要素(
病院群
に よ る人数
時間の違
い17を生み 出 してい る 要素)
を 探 索し,
その要 素による診 療 報 酬区分の細 分化をする こ とが, 適正な診療報
酬へ の是
正 はもちろ ん の こ と, 政 策 立案
評 価,
ベ ン チマー
ク,
アカウンタ ビリテ ィ, 経 営 管 理の各目的のため にも不 可欠である.
また原
価 水 準 が 複 数にも収束
せず 病院
に よっ て まったくバラバラな種 類 区分にっ い てぽ 各 病院の同一
区分 サー
ビス の人 数 時 間その ものが まっ た くバ ラバ ラ である(
っ ま り入数噂
間その ものが最 も主要 なコ ス ト ドライバー
)と
考
え られ るため,
人数 時間そのものに よ る細区分
が必要で あ る.
っ ま り適
正 な サー
ビス単
位の設 計とい う観
点か ら,検
査給与原 価の最 大の発生要 因である検
査人数
時間
そのも
の に よ る種類
区分
の細分
化が重 要である.
6 . 結論
既
存
の診療
報 酬 制 度止の検 査 種類 区 分 ぽ 給与費の観 点から も林料費
の観
点からも
,資源
消費額
の 同質性
が 確 保 されて おらず, 各種目的に とっ て適
切 陸を欠い て い る.
こ のままでは病 院 間で公平 な償 還がな されず ま た患者
間の自
己負 担の公 平性にも問題 が ある.
ま た この検
査種類
区分 別の原 価 を基に病 院 間でベ ンチマー
クを
す
る こ と は極
め て危険
であ るし,
適 切 な政策 立案・
評価 及び ア カウン タビリティにも
利
用 で きない さら に各病院
内での原価管
理や業績
評価,
採算
管理 な ど各 種の院 内経 営 管理 目的にも十分
な有効
性が ないし か し
既存検
査 種類
区分
コー 一
ド( D
コー
ド) 内の点 数 差 をっ け る際の場 合分 け基 準 を基 に,既
存のD
コー
ド 区分 を細 分 化す れば
診 療 報 酬の原価償
還 目的
だけでなく,経営管
理 や医療 政 策立案
評価
, ベ ンチマー
ク, ア
カウンタビリティ目的 に も よ り
有効
な種類
区分
設定
とな
る.
ま た,
そ れでも考慮
され ない要素
を探索
した り,
入 数 時 間要 素 を利 用したり して,
さらなる糸吩
化をすれば 多
様 な 目的に とっ てさ らに有 効 な種 類 区分設 定と
な
る.
た だ し種 類 区分 数が多 くなりす ぎ,管
理 上の煩雑
性 もや や増す
こと に な るこ と に は注意
が必 要であ る.
もっ とも診 療 報酬 制度
上の検査種 類 区分は167
種類
Bにと どまっ てお り, ま た数
ヶ月の期
間 内に おいて で は あ る もの の最 も多様
な種類
の検
査を提供して いた病
院でも101
種 類であ るため (表 10
参 照 ),
少 な くと も 各 病 院 に とっ ては, ある程 度のさ らなる細分
化は問 題とならない と考
えられ る.
The Japanese Association of Management Accounting
NII-Electronic Library Service
The Japanese Assoolatlon of Management Aooountlng
現行 診療 報酬 制度に おける検査 種類区分の妥当 性の検証
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10
病 院 別検 査 種 類数 孅A
病 院 47B病 院
C
病院D
病院 91E病院
即
F
病院 47G病 院 101H
病院
J
病院弱
K
病院そ こで, 主要
検
査 以外の検査種 類につ いて は頻 度が低い ので極め て原 価 水 準差が大 きいもの以外 はコー
ドレベ ル に と どめ, 主 要
検
査にっ い ても例 外的
デー
タ
除
去後の修
正倍率
べ一
ス で2 倍
未満
とな
っ ていてD
コー
ド 以下の場 合分 けが必ず しも必 要の ない3
種 類 ((M
+2:表8
参照 )にっ いて は細分 化 しない一
方,
点数 差 を考 慮す
れば 妥当な範囲の倍 率に収 ま る主 要 検 査12
種類 (&1
,9t2
:表8
参 照 )につ いて }弍
点数 差のための場 合 分 け を利
用して細
分化す る.
ま た最大 最 小デー
タを除 去し点数 差を考
慮しても妥 当 な倍 率差 に収 ま らな
い原価
水準
差 を有 する如種
類
の検
査種
類につ い ては 人数時
間 やその 他何
らかの適
切 な細 分 化基
準を探索
して細分
化 す る.資
源 消 費 量・
額の類 似性 が ありかつ膨 大な数
にな らない管
理適
合性の ある類
型化
のた め に 更なる検
査サ
ー
ビス種 類 区分の研 究が必要であ る
.
鋤
荒
井耕.am7a
「医療から考 察したサー
ビス業の原 価 計 算:目的別 有 用 性に関す る新 見解1
…衾詳171
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荒井耕. 2
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’纐 鰍 医 鰥 か ら嫐
中央経 済社 (日本 会 計研 究学
会太田黒澤賞
受賞
).
荒
井耕,am
α 「現行 診療 報 酬 制 度 にお け る手 術種 類 区分の妥 当性の検 証 :手 術 サー
ビス 単位の同質性 確 保の 必 要 性」 丿一
鞴 クー
キング爬 ヲ “一
シグー
ズ 鳩. 2907
(胤荒
井
耕.
ZX)7f.
「検
査領域
に お け る 外部
値を活用 した原価
計算
の適
切性の検
証 :等価
係数
体系の低い病 院 間相 似 性3
塵糶67
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医
療経
済 研究機 構.2005.臟
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年3
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医療
経済
研究機
構(
厚生労働 省保険
局 医療 課 委 託事業
}.
1
本論
文に おい て,
同一 種類
区分 内の資源
消費
額の同質
性とは 同一 種類
のサー
ビス に は基本 的に 同額
の糸倉与
費
及び棒料費
がか かっ てい る( 発
生し ている)
という状
況を意
味してい る.逆
に資源
消費額
が同質
でないと
1
よ 同一
種 類 サー
ビス であっ ても,
病院
に よっ て, あるい は 同一 病
院に おいてもサー
ビス を提 供 する こ とに,
発 生 す る給 与 費 や 紘料 費の水 準 (発 嬾 が 異 なる状 況 を意 味し ている.
2
一 部
の病院
で適
用 されるようにな
っ た1
脚 償 還 制度
の下でぽ 急 性期 入院患者
に対 す る検
査は包括的支払
の対象
とされて いる た め,
これ らの患者
に対してぽ 既存
の検 査種
類 区分は診療報酬償
還 目的では使
われない しか し
1
〕 対 象 病院
はま だ わずかである上 H
℃対象病院
でも対象外の急性期
入院
患 者は 必ずい る ほか
非
急性期
患者
や非
入院
患者
もい るため,本検
査種類
区分はす
べ ての病院
に おい てなお幅
広く用い られ て いる.
3本 研 究 は 筆 者が委 員 を務める 医療 経済 研 究 機 構の部 門別 収 支 調 査 研 究 班におい て明 らか に され公表され た
病
院
別種類
区分
別給
与・ 材料費 SVWW 数
デー
タ等
(医療経済
研 究機溝 2005
ほ羽
を基に, 筆者個
入 が実 施した ものであり, 研 究 班 としてのもので はない
4今 回の調 査対 象病 院 間におい ては最 大でも
1.
5
倍 未満の給 与 水 準 差であっk
5 ち
な
みにベ ンチマー
クの観 点か らい う と,
及びの
違
いは明 らか にされ るべ き病
院間の原価
水準
の違
い を生み 出
す
要 因であり,の要 因は
種類
区分
設定
の問
題 点から生じ る原価水準差
であり明 らか にされるべ き病
院
間 の原価 水準の違い を歪 め る要因 である.
6平 均時 給
・
平 均E
給 を計 算する際の給 与 費 は賞
与 お よび 法 定 藩 1贋 を含 む.
丁手術 台帳に より手 術刊繝 が実 測記 録 される手術 領 域 とは異 なり
,
検 査領 域で は検 査の実 際 時 間 を実 測記録 するシステムが ほ と ん どの病 院に おい て整 備 されて いない ため
,
本 研 究では各 病 院の臨 床検 査技師
に よ り各病
院の実態
に即し た平 均的
な検
査時
間 を調 査した.
そのた め本研 究に おけ る原価k 厳密
に は実際数
量に基づく原
価
で はない た め,実際率
あるいは予定率
に実際
数 量 を乗じて算定
される一 般
的 な原価
計算
理論に69
N工 工