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取締役に対する報酬等 については、役 位などによって決定する報酬の支払いに加 え、前年度の会社業績およびMCHCにおけ る業務執行状況、貢献度などを勘案して、ス トックオプションとしての新株予約権の交付 を行います。退任者や執行役員を対象に含 み、株主と株価変動によるメリット、リスクを 共有しています。また、監査役の報酬等 に ついては、常勤または非常勤の区分に従って 決定する報酬を支払うこととしています。

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会計監査人の独立性を確保するため、監 査証明業務に基づく報酬金額と比較して非 監査業務に基づく報酬金額が過大にならな いようにしています。

MCHCは株主、投資家やアナリストの皆さ まに、適切な情報開示を行うことによって、企業 活動の透明性を保つよう努めています。また、M CHCグループの事業についての理解を深めて いただくために対話の機会を設けています。

MCHCは、より多くの株主の皆さまに株 主総会にご出席いただくため、株主総会招 集通知は株主総会の会日より22日前に発送 するとともに、Webサイトで日・英文を掲載 しています。2006年6月開催の第1回定時 株主総会から、集中日以外に株主総会を開 催することにしています。そして、株主の皆さ まに議決権を積極的に活用していただくた めに、インターネット回線を活用した議決権 行使環境を整えています。

決算発表時には、インターネット回線を用 いて機関投資家やアナリストの皆さまからの 質問に答える「ネットカンファレンス」を開催 しています。年に2回程度開催する「事業説明 会」では、経営計画や主要事業に関する具体 的な戦略を説明しています。海外の機関投資 家の皆さまに対しても、2013年度はMCHC のIR担当役員が英国・米国を訪問するなど、

62件の個別取材に対応しました。

個人投資家の皆さまに対して、2008年度 から個人投資家向けの説明会を開催してい ます。2013年度は千葉、東京、仙台、札幌、福 岡、広島、大阪で開催し、661名の方々に現 在の事業概況や今後の事業展開などを説明 しました。参加者からのご質問やご意見には MCHCの広報・IR室が直接回答しています。

将来の社会動向に関する研究・調査を推 進している株式会社地球快適化インスティ テュートは、事業の一環として、年2回、世界 のさまざまな見識を有する方々から活動内 容や方向性について意見や提案を頂戴して います。MCHCは、これらの声を踏まえて、

地球環境問題や社会課題の解決など未来社 会のニーズを満たす新たなビジネスのコン セプトを創造し、MCHCグループを通じて 事業化を推進しています。

※橘川社外取締役については、2013年6月に取締役に就 任した後、当期中に開催された取締役会12回が対象

(注)上記の取締役および監査役の報酬等の支払額のほ か、取締役および監査役が役員を兼任するMCHC の子会社からの報酬等として、取締役の報酬等が 276百万円、監査役の報酬等が13百万円あります。

■ 機関投資家・アナリスト

■ 株主

2013年度の概況

外部有識者の声をグループの経営に反映

株主・投資家との対話を促すために

■ 役員報酬等

■ 監査報酬等

■ 個人投資家

取締役会の開催回数 16回

監査役会の開催回数 14回

取締役の取締役会への出席状況 (うち、社外取締役の出席状況

96%

(91%) 監査役の取締役会への出席状況

(うち、社外監査役の出席状況)

100%

(100%) 監査役の監査役会への出席状況

(うち、社外監査役の出席状況)

97%

(95%)

区分 支払人員 支払額

取締役 10名 216百万円

監査役 5名 114百万円

区分 監査証明業務に 基づく報酬

非監査業務に 基づく報酬

MCHC 41百万円 32百万円

連結子会社 709百万円 44百万円

取締役に対する報酬等 月額 3 0 百 万 円 以 内であ り、またこれとは別枠とし て、ストックオプションとし て新株予約権による報酬 等の額は、年額80百万円 以内です。

監査役の報酬等 月額11百万円以内です。

社外取締役 

Profile

橘川 武郎

1951年生まれ。和歌山県出身の経営学者。

専門は、日本経営史、エネルギー産業論。

1987年 青山学院大学経営学部助教授 1993年 東京大学社会科学研究所助教授 1996年 同大学社会科学研究所教授 2007年 一橋大学大学院商学研究科教授(現)

2013年 6月よりMCHC社外取締役(現)

社外取締役からのメッセージ

三菱ケミカルホールディングスの取締役会は、かね てより異なる社風や文化、事業を有するグループ会 社の出身者で構成されており、そこでは幅広い分野 に精通したメンバーによって多角的な観点に基づ く経営判断が行われています。その中での私の役割 は、専門的知見を踏まえ、可能な限り大局的、歴史 的見地に立って、気づいたことを率直に具申するこ とと考えています。例えば、2013年度の取締役会に は1回を除いて毎回参加し、中国市場の成長見通し

やシェールガス革命の化学産業への影響、競争力 強化法のコンビナートへの適用などのテーマにつ いて発言しました。また、MCHCグループの事業理 解を深めるために北九州と米国に出張し、MCHC グループ各社の事業所をいくつか見学しました。

今後も、第三者としての視点を堅持しつつ、グ ループ各社の現場で何が起きているかをより深く理 解することで、社外取締役としての役割をまっとう し、会社の発展に貢献していきたいと考えています。

日本の化学業界には、特定の事業分野に強みをも つ中規模企業が数多く存在します。MCHCグルー プは、それらとは異なる総合化学企業グループで す。総合性のメリットをいかに発揮できるかがポ イントとなるわけであり、常に「部分最適」を超えて

「全体最適」を追求しなければなりません。各事業

部門に横串を通してヒトとカネの最適活用を図るこ とが伴をにぎりますが、その際、短期的な成果のみ に目を奪われず、長期的な競争力構築にも注力する ことが大切です。したがって、つきつめて言えば、中 長期の投資戦略をチェックすることがガバナンス機 能を強化するうえでの眼目となると考えます。

イノベーションの創出は一朝一夕でなされるもの ではないため、長期的な視座にたって組織文化を 醸成することが重要ではないかと考えています。そ の観点から、今般のグレン・フレデリクソン博士の

取締役就任は、これまでの組織文化に一石を投じ ることにもなり、イノベーションの加速などに向け た最善の体制を築き上げるうえで大きな一歩にな るものと非常に期待しています。

社外取締役に就任して約1年が経過しました。ご自身の果たすべき役割や 活動についての指針をお聞かせください

数万種類にのぼる多種多様な事業を営む総合化学企業グループにおいて どのようなガバナンスが望ましいと考えますか

イノベーションの創出について、ガバナンスがどう寄与するかという点について 考えをお聞かせください

第三者としての視点を堅持しつつ、現場で起こっていることを 重視しながら気づいたことを率直に具申していきます

全体最適を実現する横串機能をもつと同時に、

中長期の投資戦略をチェックする機能を強化していくことが大切です

長期的な視座にたって組織文化を醸成していくことが重要です

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SustainabilityInnovationTransformationBusiness performanceValueGovernance財務セクション企業情報Governance

   役員紹介   管理/

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役員紹介

代表取締役 取締役社長

小林 喜光

 1974年 12月  三菱化成工業(株)(現 三菱化学(株)入社  2003年 6月  三菱化学(株)執行役員

 2005年 4月  同社常務執行役員  2006年 6月  当社取締役  2007年 2月  三菱化学(株)取締役  2007年 4月  当社取締役社長(現)

三菱化学(株)取締役社長(2012年3月まで)

 2009年 4月 (株)地球快適化インスティテュート取締役 社長(現)

 2012年 4月  三菱化学(株)取締役会長(現)

代表取締役 副社長執行役員 コンプライアンス推進統括執行役員 

津田 登

 1973年 4月  三菱化成工業(株)(現 三菱化学(株)入社  2005年 6月  三菱化学(株)執行役員(2009年3月まで)

 2005年 10月  当社執行役員  2009年 4月  当社常務執行役員  2013年 4月  当社専務執行役員

三菱レイヨン(株)取締役(現)

 2013年 6月  当社取締役(現)

 2014年 4月  当社副社長執行役員(現)

(前列左から) 小林 喜光、津田 登

(後列左から) グレン・フレデリクソン、姥貝 卓美、三津家 正之、石塚 博昭、越智 仁、橘川 武郎

中田 章 山口 和親 西田 孝

渡邉 一弘 伊藤 大義

(2014年6月25日現在)

取締役

石塚 博昭

 1972年 4月  三菱化成工業(株)(現 三菱化学(株)入社  2007年 4月  三菱化学(株)執行役員

 2009年 4月  同社常務執行役員  2009年 6月  同社取締役  2011年 4月  同社専務執行役員  2012年 4月  同社取締役社長(現)

(株)地球快適化インスティテュート取締役(現)

 2012年 6月  当社取締役(現)

取締役

三津家 正之

 1982年 4月  三菱化成工業(株)(現 三菱化学(株)入社  2008年 6月  田辺三菱製薬(株)執行役員

 2009年 6月  同社取締役(現)

 2012年 4月  同社常務執行役員  2014年 4月  同社専務執行役員  2014年 6月  同社取締役社長(現)

当社取締役(現)

(株)地球快適化インスティテュート取締役(現)

取締役

姥貝 卓美

 1971年 4月  三菱レイヨン(株)入社  2001年 6月  同社取締役

同社執行役員  2004年 6月  同社常務取締役

同社上席執行役員

 2007年 6月  同社取締役(2012年3月まで)

同社専務執行役員(2012年3月まで)

 2012年 4月  三菱樹脂(株)取締役社長(現)

(株)地球快適化インスティテュート取締役(現)

 2012年 6月  当社取締役(現)

取締役

越智 仁

 1977年 4月  三菱化成工業(株)(現 三菱化学(株)入社  2007年 6月  当社執行役員

三菱化学(株)執行役員(2010年3月まで)

 2009年 4月  三菱樹脂(株)取締役(2011年3月まで)

 2009年 6月  当社取締役(2011年6月まで)

 2010年 6月  当社常務執行役員(2011年3月まで)

三菱レイヨン(株)取締役(2011年6月まで)

 2011年 4月  三菱化学(株)取締役(2012年3月まで)

同社常務執行役員(2012年3月まで)

 2012年 4月  三菱レイヨン(株)取締役社長(現)

(株)地球快適化インスティテュート取締役(現)

 2012年 6月  当社取締役(現)

取締役 常務執行役員

グレン・フレデリクソン

 1990年 1月  カリフォルニア大学サンタバーバラ校  化学工学・材料部准教授

 1991年 7月  カリフォルニア大学サンタバーバラ校  化学工学・材料部教授(現)

 1998年 5月  カリフォルニア大学サンタバーバラ校  化学工学部長(2001年7月まで)

 2001年 3月  三菱化学先端材料研究センター

(カリフォルニア大学サンタバーバラ校内)センター長(現)

 2009年 4月 (株)地球快適化インスティテュート取締役所長(2014年3月まで)

 2014年 4月  当社常務執行役員(現)

 2014年 6月  当社取締役(現)

社外取締役

橘川 武郎

 1987年 4月  青山学院大学経営学部助教授  1993年 10月  東京大学社会科学研究所助教授  1996年 4月  東京大学社会科学研究所教授  2007年 4月  一橋大学大学院商学研究科教授(現)

 2013年 6月  当社社外取締役(現)

監査役(常勤)

中田 章

 1981年 4月  三菱レイヨン(株)入社

 2008年 6月  同社取締役(2012年3月まで)/同社執行役員(2012年3月まで)

 2011年 1月  当社執行役員(2012年3月まで)

 2012年 6月  当社監査役(現)/三菱樹脂(株)社外監査役(現)

監査役(常勤)

山口 和親

 1975年 4月  三菱化成工業(株)(現 三菱化学(株)入社  2007年 6月  当社執行役員(2010年3月まで)

三菱化学(株)執行役員(2010年3月まで)

 2010年 6月  当社監査役(現)/三菱化学(株)監査役(現)

(株)地球快適化インスティテュート監査役(現)

 2012年 6月  三菱レイヨン(株)社外監査役(現)

社外監査役(常勤)

西田 孝

 1976年 4月 (株)三菱銀行(現(株)三菱東京UFJ銀行)入行  2002年 9月  三菱証券(株)

(現 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株))執行役員  2003年 6月  同社常務執行役員

 2004年 6月 (株)東京三菱銀行(現(株)三菱東京UFJ銀行)執行役員  2007年 6月  当社社外監査役(現)/三菱化学(株)社外監査役(現)

三菱ウェルファーマ(株)(現 田辺三菱製薬(株)社外監査役  2007年 10月 田辺三菱製薬(株)社外監査役(現)

社外監査役

渡邉 一弘

 1974年 4月  検事任官

 1998年 7月  法務省大臣官房審議官  2001年 4月  最高検察庁検事  2002年 1月  奈良地方検察庁検事正  2004年 9月  前橋地方検察庁検事正  2005年 9月  名古屋地方検察庁検事正  2007年 6月  横浜地方検察庁検事正

 2008年 7月  札幌高等検察庁検事長(2009年7月退官)

 2009年 9月  弁護士登録/東海大学法科大学院教授(現)

 2010年 6月  三菱樹脂(株)社外監査役(現)

 2011年 1月  弁護士法人東町法律事務所弁護士(顧問)(現)

 2014年 6月  当社社外監査役(現)

社外監査役

伊藤 大義

 1970年 1月  監査法人辻監査事務所入所  1973年 5月  公認会計士登録

 1989年 2月  みすず監査法人代表社員

 2004年 7月 日本公認会計士協会副会長(2007年6月まで)

 2006年 5月  みすず監査法人理事  2007年 7月  同法人退職

 2009年 4月  早稲田大学大学院会計研究科教授(2013年3月まで)

 2012年 1月  日本公認会計士協会綱紀審査会会長(現)

 2014年 6月 当社社外監査役(現)/三菱化学(株)社外監査役(現)

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   役員紹介   管理/

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