第3節 インタヴューにみる地域民主主義の実態
80 AMIENS 131.000 2300+500 8000 14 P.R. 51/60 恕tg占n占rdd■assurances
92 VANVES 26.000 450 26000 mOyenne P,S, 41/50 Administrateurcivi1
92 FONTENAY auXrOSeS 23.000 350+250 mOyenne P.S, 31/40 M占decinhospitalier ●Conseillergen(;ral
92 VILLENEUVE 23,800 380 19一→16 U.D.F, >81 Ancieningenieur 1a−garenne (95)(96) ●Conseiuerg占n占ral 77 SAINTFARGEAU 12.000 250 4754 10−11 S.E. 31/40 Instituteur ●Conseillerだ n(くral 94 IVRYsurSeine 弘000 1150 Fort 12 P.C. 61/70 M占tallurglSteretrait6 SuDDIE:antdedt;Dut(;
94 LAQUEUEenbrie 11,500 242 3649 &7 U.D.F. 41/50 Chefd entreprlSe 92 GARCHES 18.100 283 3700 5.5 R.P.R 41/50 Conseillerd entTeprise ●Co】1Seillerg占nera】
92 ANTONY 57,000 650+450 6200 9 R.P.R. 41/50 Avocat ●D占put占 93 CLICHYsousbois 28.000 450total 5000 18(3040) nuartiers P.S. 41/50 M decinp占diatre 93 ⅤILLEPINTE 34,000 800total 14000 mOyenne P.S. 51/60 M占decingen占raliste 59 SA工NTPOLsurmer 24,000 380+120 5627 19 R.P.R. 31/40 M占decin
面接市概要
書面回答で面接に応じると答えた市長は118人(46.2%)で、地域 的にもフランス全域に亙ったが、今回の実際の面接はパリ近郊10市と、
北部の2市となった。人口規模ではアミアンが最大で13万人台である。
フランスにおける地域民主主義の一美相(鈴木)
また5万人台2市、3万人台1市、2万人台5市、1万人台3市で、
大規模市3、中規模市6、小規模市3である。市長の所属政党では、
共産党(PCF)1人、社会党(PS)4人、無所属(SE)1人、共和 国連合(RPR)3人、民主連合(UDF)3人で、国民戦線はいない。
市長の年齢構成では、31歳から40歳が3人、41歳から50歳が5人、
51歳から60歳が2人、61歳から70歳が1人、81歳以上が1人で、ほ ぼ全年齢層をカヴァーしているが、すべて男性であった。職業別では、
医師が4人で最も多く、会社幹部2人、保険代理業、上級行政事務官、
元技師、高校教師、元金属労働者、弁護士がそれぞれ1人づつであり、
9名が職業活動を続けている。議員兼職では、代議士2名、県議会 議員4名、代議士補欠1名で、議員職兼任が50%となっている。な お市長との面接は8市で、4市(社会党3市、民主連合1市)では、
助役や広報室長などとの面接であった。
3−2 質問部門別概要
ここでは、幾つかの質問事項について、政党や年齢あるいは、市 規模や議員兼職状況などを考慮に入れながら考察することとする。
*選挙について
選挙に関する質問、補足質問は以下のとうりである。
A一遇挙について
1、あなたの選挙公約と、対抗候補のそれとの違いは何でしたか。
2、対抗候補の政治的立場は何でしたか。
3、選挙キャンペーンの間、貴方が直面した主な困難は何でしたか(例、
資金、選挙民の動員など)
4、貴方の立候補を支援したグループや協会はどのようなものでし たか。
5、貴方の立候補に貢献する為の特別な組織を形成しましたか。
補足質問
1、求職者や父母会など協会会員等の名簿の利用を禁じることに賛 成ですか。
2、選挙会計報告がすべての志願者リストに義務付けられるのが良 いとお考えですか。
3、選挙により多くの女性の登場を促す事が出来るようにするために、
どうお考えですか。
共和国連合から始めよう。
ガルシュ(共和国連合)のゴーティエ市長は、国民戦線、キリス ト教色の強い別の右派、右派環境派、社会党を退けた。日常活動を 重視し、「住民との60回の会合」を持った。政治資金規制法が現実
とかけ離れており、活動しにくかったとしている。補足質問1に対 して賛成、間2に対しては「あるがまま」として受け入れ、市諌会 議貞の3分の1が女性であるとしている。アントニー(共和国連合)
のドゥヴエディアン市長は、私的性格の建設を批判し、83年での共 産党への勝利以後、大統領選挙と連動して市長選挙を展開した。社 会党、共産党、国民戦線に対抗し、「安全と移民受入れ」を主張した。
約10%の国民戦線を除き60%が右派の市であるが、バラデュールに 近づいた為、シラク派から離れたリストとなり苦戦を強いられた。
補足質問1については賛成、2については「単純化される」のが良い、
3については、「現在は不十分であるが、職貞の40%が女性」である。
サン・ポル・スユル・メール(共和国連合)のユタン市長は、「貴 方の自由を獲得しなさい」という標語を掲げ、「誠実さと経済発展」
を訴えた。前市長は36年間務めたが、共産党、社会党、無所属にく ら替えした。共産党と社会党が候補を出し、ヨーロッパ議会選挙で は27%を得た国民戦線は候補者を出さなかった。選挙運動の為の時 間作りが難しかったが、「開かれた議員リスト」により成功した。
補足質問1および2については賛成、婦人議員はお人中8人であるが、
女性の意識は遅れている、」と言うことであった。
共和国連合の三人の内、ドゥヴュデイアン市長は3期日、ゴーテ ィエ市長は2期日で、充分な選挙活動を展開したと思われるのに対し、
30歳代のエタン市長は、前市長の高齢化と変節が対立候補を凌ぐ要 因となり、医師という職業上の多忙を、「開かれた議員リスト」と、
フランスにおける地域民主主義の一実相(鈴木)
筆者への面会に当たっての「如才なさ」(氏の言う「誠実さ」の現 われか)が補ったのであろう。ドゥヴュデイアン市長は党の人権問 題責任者として、市内の3居住地域の調和を主張したこと、また、
ゴーティエ市長は、富裕なフランス人の地域に特徴的な、「奇麗で 落着いた市街地」造りの為に、木目細かな活動をしたことが評価さ れたのであろう。サン・ポル・スユル・メールでのF.Nの投票状況
も気掛かりなところである。
アミアン(フランス民主連合)のロビアン氏の下には、プラグマ ティズムの観点から共和国連合、民主連合、元社会党グループ、エ コロジストが合流し、共産党と国民戦線が対抗勢力であった。18年 間の共産党市長の下にあったが、対抗勢力が分散していた為、特別 の困難がなく、第一回投票で56%の得票を得た。選挙以前からの ロ ビアンの友 をはじめ多くの様々なグループの支援に支えられ、少 資金で当選できた。補足質問1については判断を控え、2について は賛成で、3については三分の一が女性であると言う。ヴイル・ヌ ーヴ・ラ・ガレンヌ(フランス民主連合)のプレヴオ市長はリアリ ズムを、国民戦線、社会党、共産党など他のリストはいずれも選挙 向けの公約を掲げていたが、1100人以上の後援団体の支援により、
特別の困難はなかった。補足質問については1および2にたいして 賛成で、3については、18年に亙り議員の3分の1が若者、3分の
1が女性であり、現在は27人中11人が女性で、内4人が助役である。
ラ・クー・アン・ブリ(フラ■ンス民主連合)のオープリ市長は、同
じ政党の前市長と異なり、「現実に根差した経営」方針、「誠実さ と実行力」を掲げ、社会党、共産党、国民戦線に対抗した。支援者 の動員、集会場の確保に苦労したが、一年半前からの後援会の働き により勝利した。補足質問の1と2についてはどちらも賛成、3に ついては女性の比率を高めるのには賛成だが、均等的にすることに は反対である。民主連合の3市長に共通するのは、プラグマティズム、レアリズ ムである。書面回答でも、民主連合の現実主義は随所に見られたが、
インタヴューでそれが裏付けられたかのようである。民主連合自体 多くの分派を含んでいることの現われでもあろうか。また彼らは、
左派に対抗するだけでなく、いずれも国民戟線に強い警戒心を抱い ているように思われる。オーブリ市長は、市議会議員を1期経験し ただけの初めての市長候補として多くの苦労をしたようである。ロ ビアン市長は、代議士3期を含め、豊富な議員経験、地道な日常活 動に加えて、長期に亙る左派政権の無能力への批判の受け皿になっ た模様である。プレヴオー市長は、左派の強い地域で30年以上に亙 り市長職にありながら、県議会議員(30年以上)を努めるだけの典 型的な地域民主主義者であり(県議会副議長ではあり、議長はバス クア)、1100人というフランスでは驚くべき後援者を受けて、今後 も健康と意欲が続けば有力な市長候補となるであろう。
ヴアンプ(社会党)のジャンヴイエ市長は、住民参加、社会正義、
透明性を訴えて、共和国連合に対抗し、第二回投票で左翼連合を形 成し、父母団体や、地域団体の支持を得て勝利した。補足質問1に 対しては、「とても正しいとは言えない(場合による?)」、2に は賛成、3については、「女性を探さなければならないが、これま でどおりの方法ではうまく行かない」としている。フォントネー・
オー・ローズ(社会党)のビュシュ市長は、連帯と庶民の住宅政策 を柱に、地域の調和(地域民主主義)や生活の質の向上(環境保全)
を掲げ、緑のグループや父母団体の支援を得て共和国連合と民主連 合に対抗して勝利したが、社会党と関係をもたない組合にも依存した。
補足質問の1と2については賛成である。3については、賛成だが、
女性を半分となると、政治に関わる女性を探すのが時間や能力の点 で問題がある。クリシー・スー・ボア(社会党)のディラン市長は、
外国人を排斥する国民戦線と、このテーマに暖味な右派に対して、
融合を訴えた。三陣営がほぼ3剖づつで、選挙民の動員が難しかっ たが、地域利益を守る為の地域団体の支援で勝利した。補足質問の1、
2には賛成。3について、現在女性は1人であり、市議会で話題に しているが、政治状況全体の改革が必要である。ヴイル・パント(社