• 検索結果がありません。

ADD OSPF INTERFACE

ドキュメント内 IP... 9 IP... 9 IP IP IP Unnumbered IP PPP IPCP IP DHCP IP IP (ページ 194-197)

カテゴリー:IP /経路制御(OSPF)

ADD OSPF INTERFACE=interface AREA={BACKBONE|area-number}

[DEADINTERVAL=2..2147483647] [DEMAND={ON|OFF|YES|NO|TRUE|FALSE}] [HELLOINTERVAL=1..65535] [PASSWORD=password]

[POLLINTERVAL=1..2147483647] [PRIORITY=0..255] [RXMTINTERVAL=1..3600] [TRANSITDELAY=1..3600] [VIRTUALLINK=area-number]

interface: IPインターフェース名(eth0、ppp0など)または仮想インターフェース名(VIRTn) area-number: OSPFエリアID(a.b.c.dの形式)

password:パスワード(1〜8文字)

解説

OSPFインターフェースを追加する。仮想リンクの作成も本コマンドで行う。

インターフェースを追加するには、あらかじめエリアの作成とアドレスレンジの指定が必要。

パラメーター

INTERFACE IPインターフェース名または仮想インターフェース名(VIRTn)を指定する。該当インター フェースは、AREAで指定したエリアの範囲内になくてはならない。

AREA エリアID。仮想インターフェースの場合は通過エリアのエリアIDを指定する。

DEADINTERVAL HelloパケットのRouter Dead Intervalタイマー(秒)。隣接ルーターからHelloパ ケットを受信できなくなったときに、隣接ルーターがダウンしたと判断するまでの時間を示す。同一 ネットワーク上のすべてのルーターに同じ値を設定する必要がある。最小値はHELLOINTERVAL

×2、推奨値はHELLOINTERVAL×4。デフォルト値はHELLOINTERVAL×4(秒)。

DEMAND OSPFオンデマンド(RFC1793)を使用するかどうか。デフォルトはOFF

HELLOINTERVAL Helloパケットの送信間隔(Hello Interval)(秒)。同一ネットワーク上のすべての ルーターに同じ値を設定する必要がある。HELLOINTERVALの値は、POLLINTERVALよりも小 さくなくてはならない。デフォルトは10秒。

PASSWORD 認証用パスワード。エリア内での認証方法がパスワード認証の場合(ADD OSPF AREAコ マンド/SET OSPF AREAコマンドのAUTHENTICATIONパラメーターにPASSWORDを指定し た場合)にのみ必要。デフォルトはパスワードなし(null)。

POLLINTERVAL 非ブロードキャスト型のマルチアクセスネットワーク(フレームリレーなど)におけ る、非アクティブな隣接ルーターへのHelloパケット送信間隔(秒)。HELLOINTERVALよりも大 きな値でなくてはならない。デフォルトはHELLOINTERVAL×4(秒)。

PRIORITY ルーター優先度(0〜255)。大きいほど優先度が高く、指名ルーター(DR)に選出される可 能性が高くなる。優先度が同じときはルーターIDの大きいほうがDRとなる。0はDRになる資格 がないことを示す。デフォルトは1。

RXMTINTERVAL データベース記述パケット(タイプ2)、リンク状態要求パケット(タイプ3)、リンク

状態更新パケット(タイプ4)の送信間隔(秒)。隣接ルーター間のパケット往復時間よりも十分に大 きな値でなくてはならない。LANでは5秒が標準的。低速回線やバーチャルリンクではより大きな 値にする。デフォルトは5秒。

TRANSITDELAY リンク状態更新パケットの送信遅延時間(秒)。同パケットに含まれるLSAのエイジ フィールドはこの値だけ増分される。LANでは通常1に設定される。デフォルトは1

VIRTUALLINK 仮想リンクの対向に位置するバックボーンルーター(ABR)のルーターID。仮想イン ターフェース追加時(INTERFACE=VIRTn)の必須パラメーター。このとき、AREAには通過エリ アのIDを指定する。

■vlan1をバックボーンエリアに追加する。

ADD OSPF INT=vlan1 AREA=BACKBONE

■ルーター192.168.10.1と192.168.10.254の間に仮想リンクを作成する。通過エリアは1.1.1.1。通過エリ

ア1.1.1.1を作成するときはSTUBAREA=OFFを指定して、スタブエリアでないように設定しなくてはな

らない。

[ルーター192.168.10.254側]

ADD OSPF INT=virt0 AREA=1.1.1.1 VIRTUALLINK=192.168.10.1 [ルーター192.168.10.1側]

ADD OSPF INT=virt0 AREA=1.1.1.1 VIRTUALLINK=192.168.10.254

備考・注意事項

・仮想リンクは両エンドで設定する必要がある。

・仮想リンクを作成するときは、SET OSPFコマンドのROUTERIDパラメーターでルーターIDを明示的 に指定しておくと設定がやりやすい。

関連コマンド

ADD OSPF AREA(191ページ)

ADD OSPF RANGE(198ページ)

DELETE OSPF INTERFACE(228ページ)

DISABLE OSPF INTERFACE(256ページ)

ENABLE OSPF INTERFACE(282ページ)

RESET OSPF INTERFACE(300ページ)

SET OSPF AREA(334ページ)

SET OSPF INTERFACE(336ページ)

SET OSPF RANGE(339ページ)

SHOW OSPF AREA(415ページ)

SHOW OSPF INTERFACE(421ページ)

SHOW OSPF RANGE(431ページ)

ドキュメント内 IP... 9 IP... 9 IP IP IP Unnumbered IP PPP IPCP IP DHCP IP IP (ページ 194-197)