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Windows 98で仮想コンピュータ名を使用する場合

ドキュメント内 CLUSTERPRO/システム構築ガイド (ページ 57-60)

7 リソース

7.3 仮想コンピュータ名

7.3.8 Windows 98で仮想コンピュータ名を使用する場合

また、Windows 3.1クライアントから仮想コンピュータ名を使用してネットワークドライブに

接続する場合は、以下の設定を行ってください。

ただし、ルータ越えのアクセスはできません。

* CLUSTERPROサ ー バ に 、NetBEUIプ ロ ト コ ル を イ ン ス ト ー ル し て く だ さ い 。 (NETBEUIプロトコルを使用する場合、注意事項があります。「7.3.6 仮想コンピュータ 名の使用に関する注意事項」を参照してください。)

* クライアントのLanManagerの設定で、NetBEUIプロトコルを有効にしてください。

(TCP/IPプロトコルと共存させても構いません。) (3) WINSクライアントプロトコル

各CLUSTERPROサーバでは、1つのネットワークアダプタにのみ、WINSクライアントプロ トコルがバインドされている必要があります。(通常はパブリックLANにバインドします。)

7.3.4 仮想コンピュータ名により使用可能なサービス

以下の5つのサービスを使用することが可能です。

* TCP/IPの名前解決(コンピュータ名→IPアドレス)

* ネットワークドライブ接続

* ネットワークプリンタ接続(制限あり)

* 名前付きパイプ

* RPC(名前つきパイプ、TCP/IP)

7.3.5 仮想コンピュータ名により使用できないサービス

以下の2つのサービスを使用することができません。

* メールスロット

* RPC(NetBIOS)

7.3.6 仮想コンピュータ名の使用に関する注意事項

* コントロールパネルからのネットワークプリンタ接続は行なうことができません。net use コマンドを使用してください。

net use コマンド: コンピュータを共有資源に接続、コンピュータを共有資源から切断、

またはコンピュータの接続に関する情報を表示します。このコマンド は、次回ログオン時のネットワーク再接続も制御します。

コマンドの詳細は、OSのHELPを参照してください。

仮想コンピュータ名にFIPアドレスが対応付けられていない場合には、以下の注意事項があり ます。

* サーバダウンによるフェイルオーバ後は、再接続が可能になるまでに、数分程度必要な場 合があります。CLUSTERPROクライアントをインストールすることにより、この現象回 避することができます。

* クラスタが起動してからネットワークコンピュータで仮想コンピュータ名が表示されるま で数分程度必要なことがあります。

* LMHOSTSに仮想コンピュータ名は記述できません。

仮想コンピュータ名にFIPアドレスが対応付けられている場合には、以下の注意事項がありま す。

* NetBEUIプロトコルは使用できません。NetBEUIプロトコルを使用する場合には、

「7.3.1.4 フローティングIPアドレスとの対応付けの解除/再設定」を参照してフローティ ングIPアドレスとの対応付けの解除を行ってください。

クラスタサーバがWindows 2000の場合には、以下の注意事項があります。

* リモートネットワーク上のWINSサーバに仮想コンピュータ名を登録する場合、下記の確 認・設定を行ってください。

インタコネクト兼ミラーコネクトのバインドに関して以下の操作を行ってください。

+ [コントロールパネル] [ネットワークとダイヤルアップ接続] を起動。

+ [ファイルメニュー] [詳細設定] [詳細設定]を選択し、[アダプタとバインド]タブを選択す

る。

+ バインドパス順序をパブリックLAN(WINSサーバのアドレスが登録されているネット ワークアダプタ)が先頭になるように変更する。

[アダプタとバインド]のイメージは、以下のようになります。

7.3.7 Windows2000,WindowsXP で仮想コンピュータ名を使用する場合

Windows 2000、Windows XPでは、クラスタサーバ上から、以下の条件に適合する仮想コン ピュータ名は使用できません。

* 自サーバが含まれるクラスタに登録されている仮想コンピュータ名で、かつ、他サーバで 活性状態にある仮想コンピュータ名。

Windows 2000、Windows XPから仮想コンピュータ名を使用する場合には、以下の設定が必 要になります。

なお、仮想コンピュータ名にFIPアドレスが対応付けられている場合には、以下の注意事項は 解除となります。下記設定の必要はありません。

* CLUSTERPROクライアントをインストールして、クライアント設定を実施してください。

* DNSサーバを使用する設定を行っていて、かつDNSサーバがWINS連携をしている場合は、

DNSサーバ上に仮想コンピュータ名のキャッシュ情報が残っている間、フェイルオーバに よる切替えが動作しません。DNSサーバ上でWINSレコードに対するキャッシュ保持期間 を1秒程度に短くしてください。

7.3.8 Windows 98で仮想コンピュータ名を使用する場合

仮想コンピュータ名にFIPアドレスが対応付けられている場合には、この注意事項は解除とな ります。

Windows 98クライアントで仮想コンピュータ名を使用するときには、CLUSTERRPOクライ

アントのインストールが必要となる場合があります。

現在のところ、[コントロールパネル]-[システム]で表示されるバージョンが、

"Windows 98 Second Edition 4.10.2222 A"

であるときには、CLUSTERRPOクライアントのインストールが必要であることが判明してい ます。

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