3.2 移行手順
3.2.4 Windows 2000 Server DCの降格
Windows 2000 Server DC の降格
本手順は、2000DC-1、2000DC-2 で行います。
1 2000DC-1 で、「スタート」→「ファイル名 を指定して実行」を選択します。
「dcpromo」と入力します。「OK」をクリッ クします。
2 「Active Directory のインストール ウィ ザードの開始」が表示されます。「次へ」
をクリックします。
3 右のメッセージが表示されます。「OK」
をクリックします。
4 「Active Directory の削除」が表示され ます。「このサーバーはドメインの最後 のドメイン コントローラです」のチェック がオフになっていることを確認します。
「次へ」をクリックします。
5 「Administrator のパスワード」が表示さ れます。パスワードを入力します。「次 へ」をクリックします。
Windows Server 2008/2008 R2 Active Directory 移行の手引き 6 「概要」が表示されます。「次へ」をクリッ
クします。
7 AD のアンインストールが実行されま す。
8 「Active Directory のインストール ウィ ザードの完了」が表示されます。「完了」
をクリックします。
9 右のメッセージが表示されます。「再起 動する」をクリックし、再起動します。
10 再起動後、2000DC-1 をドメインメンバーから外し、ネットワーク上から撤去します。
11 手順 1~手順 10 と同様の手順で、2000DC-2 を降格します。
Windows Server 2008/2008 R2 Active Directory 移行の手引き
IP アドレスの変更
本手順は、2008R2DC-1、2008R2DC-2 で行います。
DC サーバでは、ほとんどの場合 DNS サーバの役割を兼務します。DC 兼 DNS サーバをドメ インメンバサーバに降格した場合、ドメインメンバコンピュータの TCP/IP 設定によっては参照す る DNS が存在しない状況になります。このような場合、ドメインメンバコンピュータは Active Directory での認証要求が行えなくなります。
本手順では、移行前の DC で使用していた IP アドレスを、Windows Server 2008 R2 DC の IP アドレスとすることで、これらの問題を解決します。以下のサーバで IP アドレスの変更を行いま す。
サーバ 変更前の IP アドレス 変更後の IP アドレス
2008R2DC-1 192.168.1.21 192.168.1.11(2000DC-1 で使用していた IP アドレス) 2008R2DC-2 192.168.1.22 192.168.1.12(2000DC-2 で使用していた IP アドレス)
Windows 2000 Server DC の降格と IP アドレスの変更作業は、ドメインメンバコンピュータへの 影響が少ない業務時間外に実施することを推奨します。
Windows 2000 Server DC 降格後に IP アドレスを変更する方法は、次の方法が考えられます。
お客様の環境や要件に合わせて変更方法を選択してください。
IP アドレス変更方法 説明
①新規 DC の IP アドレスを変更 新規 DC の IP アドレスを、移行前の DC で使用していた IP アドレスに変更します。ドメインメンバコンピュータの TCP/IP 設定を変更する必要がないため、大規模な環境 に最適な方法です。
②ドメインメンバコンピュータの TCP/IP 設定を変更
ドメインメンバコンピュータの TCP/IP の設定で、DNS サーバの IP アドレスを新規 DC のアドレスに変更します。
全ドメインメンバコンピュータの設定変更が必要になりま す。
静的に DNS の IP アドレスを設 定している場合
ドメイン内の全ドメインメンバコンピュータの TCP/IP 設定 を手動で変更する必要があります。
DHCP サーバで DNS サーバの IP アドレスを配布している場合
DHCP サーバのネットワークオプションで、DNS サーバの IP アドレス情報を変更します。ドメインメンバコンピュータ では、DHCP サーバから DNS サーバの IP アドレス情報を 再取得する必要があります。
POINT!
Windows Server 2008/2008 R2 Active Directory 移行の手引き