7. 補足
7.2. 変動率の計算式【分散共分散】
② レート観測期間
「計算基準年月」の末日から「レート観測期間」ヶ月間遡った期間の日次市場金利を、計 算の母集団とします。
③ 変動計算方式
現在価値計算の方式を選択します。詳細は「7.3 金利変動商品の現在価値計算【各手法共 通】」をご参照下さい。
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5.3. VaR バックテスト帳票出力【分散共分散】
VaRバックテスト(分散共分散)の帳表を出力する画面について説明します。
1. VaRバックテスト帳票出力【分散共分散】を開く
「ALMメニュー」-「VaR計算」-「11)バックテスト【分散共分散】」から画面を開きます。
図 5.3-1 「VaRバックテスト帳票出力【分散共分散】」画面
2. パラメータの選択・入力
計算に必要なパラメータを入力・選択します。「出力指定変更」ボタンをクリックすると、入力した パラメータを出力シート毎にシステムに記憶させることが出来ます。
以下の項目については、設定に注意が必要です。
① 基準日の入力
使用する市場金利の基準日を西暦で指定します。計算には、ここで指定した基準日基準 日から保有期間後の市場金利が必要になります。
② 変動率(1日1σ)
変動率の計算式を選択します。詳細は「7.2 変動率の計算式【分散共分散】」をご参照下 さい。
③ レート観測期間
「計算基準年月」の末日から「レート観測期間」ヶ月間遡った期間の日次市場金利を、計 算の母集団とします。
④ 変動計算方式
現在価値計算の方式を選択します。詳細は「7.3 金利変動商品の現在価値計算【各手法共 通】」をご参照下さい。
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5.4. 期間別 VaR 帳票出力【分散共分散】
期間別VaR(分散共分散)の帳表を出力する画面について説明します。
5.4.1. 期間別VaR帳票出力画面【分散共分散】を開く
「ALMメニュー」-「VaR計算」-「12)期間別VaR帳票【分散共分散】」から画面を開きます。
図 5.4-1 「期間別VaR帳票出力【分散共分散】」画面
5.4.2. パラメータの選択・入力
計算に必要なパラメータを入力・選択します。「出力指定変更」ボタンをクリックすると、入力した パラメータを出力シート毎にシステムに記憶させることが出来ます。
以下の項目については、設定に注意が必要です。
① 変動率(1日1σ)
変動率の計算式を選択します。詳細は「7.2 変動率の計算式【分散共分散】」をご参照下 さい。
② レート観測期間
「計算基準年月」の末日から「レート観測期間」ヶ月間遡った期間の日次市場金利を、計 算の母集団とします。
③ 変動計算方式
現在価値計算の方式を選択します。詳細は「7.3 金利変動商品の現在価値計算【各手法共 通】」をご参照下さい。
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5.5. VaR バックテストバッチ処理【分散共分散】
VaR バックテスト(分散共分散)の帳表を連続して出力する、VaR バックテストバッチ処理(分散共分散) 画面について説明します。
1. VaRバックテスト帳票出力【分散共分散】を開く
「ALMメニュー」-「バッチ処理」-「VaRバックテスト【分散共分散】」から画面を開きます。
図 5.5-1 VaRバックテストバッチ処理【分散共分散】画面 2. パラメータの選択・入力
計算に必要なパラメータを入力・選択します。
① 出力シートの選択
基準日以外の計算パラメータ(通貨, 部店等)は、デフォルトの値(VaR バックテスト帳表出 力【分散共分散】画面でシートを選択したときに、自動的にセットされるパラメータ)が用いられ ます。
② 基準日の入力
ここで指定した基準日を起点に、1営業日ずつ基準日を変えて計算を開始します。使用する ボラティリティと市場金利の基準日を西暦で指定します。計算には、基準日のボラティリティと市 場金利、及び基準日から保有期間後の市場金利の各データが、「連続処理日数」組必要にな ります。
③ 連続処理日数の入力
基準日を起点として、何営業日後まで計算するかを指定します。基準日が異なる帳表が、
「連続処理日数」組出力されることになります。
上記以外のパラメータは、「VaR バックテスト帳票出力【分散共分散】」画面で保存したパラメー タ(出力項目・信頼区間等)が使われます。
5.6. 処理の流れ
図 5.6-1 処理の流れ
外部インタフェース Excelデータ取込
日次市場金利
ALFA
VaR帳表出力(通常) 期間別VaR帳票 出力 計算対象科目選択
VaRバックテスト帳票出力
VaRバックテストバッチ処理 パラメータ
月次 日次
市場金利シナリオ 設定
画面名称又は機能
主要処理(必須)
主要処理(選択)
ファイル・データ
補助処理(任意)
市場金利データ
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2. パラメータの選択・入力
計算に必要なパラメータを入力・選択します。「出力指定変更」ボタンをクリックすると、入力した パラメータを出力シート毎にシステムに記憶させることが出来ます。
以下の項目については、設定に注意が必要です。
① レート観測期間
「計算基準年月」の末日から「レート観測期間」ヶ月間遡った期間の日次市場金利を、計 算の母集団とします。
② 変動計算方式
現在価値計算の方式を選択します。詳細は「7.3 金利変動商品の現在価値計算【各手法共 通】」をご参照下さい。
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6.3. 処理の流れ
図 6.3-1 処理の流れ
外部インタフェース Excelデータ取込
日次市場金利
ALFA
VaR帳表出力(通常)
計算対象科目選択
月次 日次
市場金利シナリオ 設定
画面名称又は機能
主要処理(必須)
主要処理(選択)
ファイル・データ
補助処理(任意)
市場金利データ
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7.2. 変動率の計算式【分散共分散】
分散共分散法によるVaRの計算に必要となる、変動率と相関係数を求める方法を記述します。
7.2.1. 初期データ
市場にて観測されたレートの履歴が、以下のように与えられているとします。ただし、観測レートは百 分率(%)にて与えられているとします。
(1.1)
, 1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 7 , 10 , 20 }) 12
, 6 12 , 3 12 { 1 )(
, , 1 , 0 (
,
*
i
=N T
∈obs
iT Lここで、T は期間を表し、期間が 1 ヶ月, 3 ヶ月, 6 ヶ月, 1 年, 2 年, 3 年, 4 年, 5 年, 7 年, 10 年, 20 年のレートが観測されているとします。
また、観測は(N+1)回行われているとし、それらは昇順に並べられ添え字 i に関連付けされていると します。すなわち、
obs*0,T :期間 T の最も古い観測レート obs*1,T :期間 T の 1 番目に古い観測レート
・・・
T
obs*N, :期間 T の最も新しい観測レート とします。
各観測について、期間を軸にレートを自然 3 次スプライン補間し、1 ヶ月, 3 ヶ月, 6 ヶ月, 1 年, 2 年, 3 年, 4 年, 5 年, 7 年, 9 年, 10 年, 15 年, 20 年, 30 年のレートを取得します。
(1.2)
, 1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 7 , 9 , 10 , 15 , 20 , 30 }) 12
, 6 12 , 3 12 { 1 )(
, , 1 , 0
,
( i
=N T
∈obs
iT L7.2.2. 収益率の算出
収益率の算出方法として、内部収益率を算出する方法と収益率差分法を算出する方法の2つの方 法について記述します。
① 内部収益率
各期間について、隣り合う2つの観測レートの比率の自然対数を算出します。ただし、比率は古い 方の観測レートを分母として算出します。
(1.3)
, 1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 7 , 9 , 10 , 15 , 20 , 30 }) 12
, 6 12 , 3 12 { 1 )(
, , 1 )(
log(
, 1 ,
, = = ∈
−
T N obs i
ratA obs
T i
T i T
i L
② 収益率差分法
各期間について、隣り合う2つの観測レートの差を古い方の観測レートで割った値を算出します。た だし、差は(新しい方のレート-古い方のレート)にて算出します。
(1.4)
, 1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 7 , 9 , 10 , 15 , 20 , 30 }) 12
, 6 12 , 3 12 { 1 )(
, , 1 (
, 1
, 1 ,
, − = ∈
=
−
−
i N T
obs obs ratB obs
T i
T i T i T
i L
- 54 - -
7.2.3. 収益率の平均、標準偏差の算出
算出した収益率の期間別の平均、標準偏差を求めます。
① 内部収益率
各期間 T について(1.3)式の平均を算出します。
(1.5)
, 1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 7 , 9 , 10 , 15 , 20 , 30 }) 12
, 6 12 , 3 12 { 1 ( ) (
1 ,
∈
=
∑
=
T
N ratA avgA
N
i
T i T
各期間 T について(1.3)式の標準偏差を算出します。
(1.6)
, 1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 7 , 9 , 10 , 15 , 20 , 30 }) 12
, 6 12 , 3 12 { 1 ( ) (
) (
2
2 1
, 1
2 ,
∈
−
=
∑ ∑
=
=
T
N
ratA ratA
N stdA
N
i
T i N
i
T i T
② 収益率差分法
各期間 T について(1.4)式の平均を算出します。
(1.7)
, 1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 7 , 9 , 10 , 15 , 20 , 30 }) 12
, 6 12 , 3 12 { 1 ( ) (
1 ,
∈
=
∑
=
T
N ratB avgB
N
i
T i T
各期間 T について(1.4)式の標準偏差を算出します。
(1.8)
, 1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 7 , 9 , 10 , 15 , 20 , 30 }) 12
, 6 12 , 3 12 { 1 ( ) (
) (
2
2 1
, 1
2 ,
∈
−
=
∑ ∑
=
=
T
N
ratB ratB
N stdB
N
i
T i N
i
T i T
7.2.4. 変動率の算出
各期間について、基準日における観測レート及び収益率の標準偏差を利用して、基準日における σ
1 あたりの変動幅を算出します。ここで1σ とは、収益率の標準偏差の 1 倍を意味します。また、変動 幅は百分率(%)からベーシスポイント(bp)へ変換するため、100 倍します。
ALFA では、変動率の計算式を以下の 3 つの方法から選択出来ることとしました。
① 内部収益率を逆算し変動幅を算出 (1.2)式、(1.6)式を使用して算出します。
(1.9)
, 1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 7 , 9 , 10 , 15 , 20 , 30 }) 12
, 6 12 , 3 12 { 1 )(
1 )(
(
100
, − ∈=
obs e T
A
T NT stdATσ
② 内部収益率を使用
(1.2)式、(1.6)式を使用して算出します。
(1.10)
, 1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 7 , 9 , 10 , 15 , 20 , 30 }) 12
, 6 12 , 3 12 { 1 )(
)(
(
100
, ∈=
obs stdA T
B
T NT Tσ
③ 収益率差分を使用
(1.2)式、(1.8)式を使用して算出する。
(1.11)
, 1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 7 , 9 , 10 , 15 , 20 , 30 }) 12
, 6 12 , 3 12 { 1 )(
)(
(
100
, ∈=
obs stdB T
C
T NT Tσ
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