A.5 行列計算制御モジュール
B.1.2 VHDL ファイルの作成
まず、VHDLファイルの作成方法について説明する。
最初にPeakVHDLを起動する。
図2.1: PeakFPGA を開く1
\File"にある\New Project"を選択。
図2.2: \メニュー"の\ファイル"を選択2
下のウインドウが表われたら、右クリックを押して"AddModule"を選択、ダイアログボッ クスが表われたら、"TheProjecthasnotbeensaved. Saveitnow?"と出てくるので、"OK"
を押す、するとダイアログボックスが表われるので、ACC(*.acc)ファイルに名前をつけて 保存する。このACC ファイルはプロジェクトのファイルなので、例えば内積のプログラム を作る時はnaiseki1.acc等、分かりやすい名前を付けることが必要である。
1ファイル名:u00simi/eps/peakfpga.eps 2ファイル名:u00simi/eps/select.eps
図2.3: \開くを選択"3
すると、今度は\開く"というダイアログボックスが表われるが、まだVHDLソースファ イルを作っていないのでキャンセルを押す。そして、再び\File"を選択し、その中の\New
Module" を選ぶ。すると、図2.4が現れ、その中の\Cleate Blank Module"を選択する。
すると名前を求めてくるので、そこにモジュール名を記述する。これによってVHDL が記
述出来るVHD(*.vhd)ファイルが作製される。再び追加したい時も、同じ事を繰り返せば
良い。
図2.4: \NewModule"を選択4
VHDLで記述したVHDLファイルを構文解析するには、上部のメニューにある"COMPILE"
というボタンを押す。するとコンパイルが始まり、中央にウインドウが表われる。構文に 間違いがあったらここにエラーの原因とその行が示されるので、先のVHDLが書かれてい るウインドウから間違いを直す。
3ファイル名:u00simi/eps/open.eps 4ファイル名:u00simi/eps/newmodule.eps
コンパイルが正しければ、次は論理合成を行なう。メニューの"Option"から"Synthesize"
を選ぶ。すると、下のウインドウが表われる。ここで、右側にある"DeviceFamily"から"Altera allDevices(EDIF)"を選択する。そして、左下にある"IncludeSynopsysLibrary"をチェッ クする。
図2.5: デバイスの選択5
そして、上部のデバイスマーク、もしくは\メニュー"の\Synthesize"を選ぶ。すると、別 のウインドウで論理合成が行なわれる。論理合成が正しく行なわれたならば、モジュール 名のついたEDFファイルが作成される。
図2.6: 論理合成6
このプロジェクトファイルの中で、VHDLファイルを2つ以上合成して、ひとつのモジュー ルを作ることができる。このとき、それぞれのファイルは component または function で
5ファイル名:u00simi/eps/syn.eps 6ファイル名:u00simi/eps/ronri.eps
ファイルがリンクできていなければならない。そのリンクができているかを確かめるには、
\Rebuild Hierarchy"というボタンを押して、リンクし直し、\Show Hieralchy"というボ タンを押してcomponentやfunctionができているかを確かめる。VHDL ファイルを手直 しした時は必ず\RebuildHierarchy"を押すことを心掛けた方が良い。
図2.7: リンクの検査7