第 3 章 LU 分解 9
A.5 メインプログラム (2ndFPGA)
B.1.2 VHDL ファイルの作製
まず,VHDLファイルの作製方法について説明する.
•
最初にPeakFPGA
を起動する.図
B.1: PeakFPGA
を開く21• “File”
にある“New Project”
を選択.図
B.2: “メニュー”
の“ファイル”
を選択22•
下のウインドウが表われたら,右クリックを押して”Add Module”を選択,ダイアログ ボックスが表われたら,”The Project has not been saved. Save it now?”と出てくるの で,”OK”を押す,するとダイアログボックスが表われるので,ACC(*.acc)ファイルに名 前をつけて保存する.このACC
ファイルはプロジェクトのファイルなので,例えば内積 のプログラムを作る時はnaiseki1.acc
等,分かりやすい名前を付けることが必要である.21u02koba/eps/peakfpga.eps
22u02koba/eps/select.eps
図
B.3: “開くを選択”
23•
すると,今度は“開く”
というダイアログボックスが表われるが,まだVHDL
ソースファ イルを作っていないのでキャンセルを押す.そして,再び“File”
を選択し,その中の“New Module”
を選ぶ.すると,図B.4
が現れ,その中の“Cleate Blank Module”
を選択する.すると名前を求めてくるので,そこにモジュール名を記述する.これによって
VHDL
が 記述出来るVHD(*.vhd)
ファイルが作製される.再び追加したい時も,同じ事を繰り返 せば良い.図
B.4: “NewModule”
を選択24• VHDL
で記述したVHDLファイルを構文解析するには,上部のメニューにある”COMPILE”
というボタンを押す.するとコンパイルが始まり,中央にウインドウが表われる.構文に 間違いがあったらここにエラーの原因とその行が示されるので,先の
VHDL
が書かれて いるウインドウから間違いを直す.23u02koba/eps/open.eps
24u02koba/eps/newmodule.eps
•
コンパイルが正しければ,次は論理合成を行なう.メニューの”Option”
から”Synthesize”
を選ぶ.すると,下のウインドウが表われる.ここで,右側にある”Device Family”か ら”Altera all Devices (EDIF)”を選択する.そして,左下にある”Include Synopsys
Li-brary”
をチェックする.図
B.5:
デバイスの選択25•
そして,上部のデバイスマーク,もしくは“メニュー”
の“Synthesize”
を選ぶ.すると,別のウインドウで論理合成が行なわれる.論理合成が正しく行なわれたならば,モジュー ル名のついた
EDF
ファイルが作成される.図
B.6:
論理合成26•
このプロジェクトファイルの中で,VHDL
ファイルを2
つ以上合成して,ひとつのモジュー ルを作ることができる.このとき,それぞれのファイルはcomponent
またはfunction
で25u02koba/eps/syn.eps
26u02koba/eps/ronri.eps
ファイルがリンクできていなければならない.そのリンクができているかを確かめるに は,“Rebuild Hierarchy”というボタンを押して,リンクし直し,“Show Hieralchy”とい うボタンを押して
component
やfunction
ができているかを確かめる.VHDLファイルを 手直しした時は必ず“Rebuild Hierarchy”
を押すことを心掛けた方が良い.図
B.7:
リンクの検査27
ドキュメント内
ハードウェア記述言語を用いた行列演算専用回路設計
(ページ 51-54)