このとき、4次元時空は非コンパクトである。
一方、 6次元時空はトーラスコンパクト化されている。
次元降下によって低エネルギーの物理を記述する4次元有効作用 を導く。
T双対不変な有効作用
T
双対変換
行列記法
yy12jd0identify
1
変形モジュライ
両側を同一視する。
コンパクト化のモデル
各々のトーラスを別々に解析できる。
体積モジュライ
フラックスモジュライ
変形モジュライ
固定するべきモジュライ
ディラトン
アインシュタインフレイムでの4-d有効作用
体積 フラックス
変形 シフト ディラトン
ストリングの質量 有効ポテンシャル
ストリングの質量
体積、 変形、フラックスモジュライは自己双対点で安定化
安定なコンパクト化
両方の寄与を同時に考える。
自己双対点で下に凸
有効ポテンシャル
ハッブル減衰 モジュライの振動による変調
ディラトンはマージナルに安定
ディラトンに対する方程式
: モジュライ
ハゲドーン相
S = 1
2
∫
d4x −ge−2φ ⎡⎣⎢R + 4( )
∂φ 2⎤⎦⎥ −∫
d4x F( )
λ,βds2 = −dt2 + e2λ(t)δij dxidxj
β = 1 T
−3λ2 +ϕ2 = 2eϕ F + β ∂F
∂β
⎡
⎣⎢ ⎤
⎦⎥ = 2eϕE
λ − ϕλ = eϕ −∂F
∂β
⎡
⎣⎢ ⎤
⎦⎥ = eϕP
E + 3λP = 0
E = const. λ = 0
P = 0 ϕ = −2
t
内部空間は固定されていることが分かったので4次元のみを考える
ハゲドーン相
ϕ = 2φ − 3λ
自由エネルギー
ストリング・ガス宇宙論における構造形成
42
長さ
t k
H−1
H −1 ≈ ∞
ハゲドーン相
熱揺らぎ
放射優勢
ストリングガスの熱力学
Z(β) = dEΩ(E)
0
∫
∞ e−βE分配関数は状態密度のラプラス変換として与えられる
Ω(E) = dβ
2πi Z(β)
L−i∞ L+i∞
∫
eβE逆ラプラス変換は
C
L
β
Z(β) = βH β − βH
βH β − β1
⎛
⎝⎜
⎞
⎠⎟
6
Ω(E, R) = βHeβHE
[
1+δ Ω(E,R)]
δ Ω = −(
βH5!E)
5 e−(βH −β1)EHeterotic ストリングガスの分配関数は
β1 = 1− 1
R2 + 2− 1 R2
βH = 2 +1
ストリングガスの状態密度は
ストリングガスの熱揺らぎ
δρ2 = ρ2 − ρ 2 = − 1 R6
∂
∂β F + β ∂F
∂β
⎡
⎣⎢ ⎤
⎦⎥ = T2 R6 CV
S = logΩ T = ∂∂S
E
⎛⎝⎜ ⎞
⎠⎟
−1
T = TH 1+ βH − β1
βH δ Ω
⎡
⎣⎢ ⎤
⎦⎥
E = R2
3s log 3sTH R2 1− T
TH
⎛
⎝⎜
⎞
⎠⎟
⎡
⎣
⎢⎢
⎢⎢
⎤
⎦
⎥⎥
⎥⎥
CV = ∂E
∂T = R2
3sT 1− T TH
⎛
⎝⎜
⎞
⎠⎟
−1
δρ2 = 1 R4
T
3s 1− T TH
⎛
⎝⎜
⎞
⎠⎟
−1
熱力学の関係式より
逆に解いて
ただし
βH − β1 ≈ 3s R2 結局
ストリングガスの揺らぎがつくる重力波
TijTij − Tij Tij = 1 βR3
∂
∂logR − 1 R3
∂F
∂logR
⎡
⎣⎢ ⎤
⎦⎥ = 1 βR3
∂p
∂R Tνµ = Gµα 2
G
∂logZ
∂Gαν なので
p = T ∂S
∂V = −T ∂(βH − β1)
∂V Eδ Ω
ここで
を使うと
1 βR3
∂p
∂R = 4 3
T2
R43sTH 1− T TH
⎛
⎝⎜
⎞
⎠⎟ log R2
2s 1− T TH
⎛
⎝⎜
⎞
⎠⎟
⎛
⎝⎜
⎞
⎠⎟
⎡
⎣⎢
⎢
⎤
⎦⎥
⎥
2
k2hij(k) ≈ 8πGδTij(k) より重力波がつくられる
熱揺らぎのパワースペクトル
Ph(k) = p
s
⎛
⎝⎜
⎞
⎠⎟
4
1− T TH
⎛
⎝⎜
⎞
⎠⎟ log 1
2sk2 1− T TH
⎛
⎝⎜
⎞
⎠⎟
⎛
⎝⎜
⎞
⎠⎟
⎡
⎣⎢
⎢
⎤
⎦⎥
⎥
2
PΦ(k) = p
s
⎛
⎝⎜
⎞
⎠⎟
4
1− T TH
⎡
⎣⎢ ⎤
⎦⎥
−1
∇2Φ = 4πGδρ
PΦ(k) = k3 Φ(k)2 = 16π2G2k−4 δρ2 = 16π2G2 T
3s 1− T TH
⎛
⎝⎜
⎞
⎠⎟
−1
k−1 = R
ポアッソン方程式 と を使うと
となり、スケール不変なスペクトル
が得られる。同様に、重力波についても
まとめ
ストリング・ガス宇宙論は色々と面白い特徴を持ったストリング宇宙論 の1つである。
もちろん、たくさんの問題が未解決のまま残されている。特に、構造形 成の問題はこのシナリオの成否を握っている。
最大の問題はハゲドーン相から膨張宇宙への接続の機構が分かっていな いことである。
インフラトンの正体が分かっていない以上、alternativeを考える価値は
ある。
内部空間の安定性:backup
背景場中のストリング
背景場は定数と仮定する
正準運動量は と定義できる
運動方程式に2形式場からの寄与は無く
なのでモード展開は前と同じ。重心の運動量は
であり、巻き付きのある場合
が得られる
質量公式
従って、ゼロモードは
と表すことができて、質量公式は
で与えられる
ストリング・ガスの作用
ストリングの質量スペクトルを定数背景場 の場合に計算する。この計算の後 に背景場を時空の関数 とみなす。 をストリング・ガスの共動個数 密度とする。
T双対不変性 4次元運動量
ストリング・ガスの共動個数密度 ストリングのエネルギーは
と与えられるので
T双対性と自己双対点
自己双対点
T双対変換1
1
モジュライの安定化 I
平坦方向
自己双対点で質量がゼロとなるストリングモードからなる