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Trend Micro Smart Protection

ドキュメント内 Trend Micro Security (for Mac) 管理者ガイド (ページ 43-121)

Trend Micro Smart Protectionは、セキュリティリスクやWeb脅威からお客さま

を保護するよう設計された次世代のクラウドクライアント型コンテンツセ キュリティインフラストラクチャです。Trend Micro Smart Protectionでは、軽 量なクライアントを使用して、メール、Webおよびファイルのレピュテーショ ンを相互に関連付ける独自の「In-the-cloud」テクノロジおよび脅威データベー スにアクセスします。このため、ローカルソリューションとホスト型ソ リューションの両方で、ネットワーク上、自宅、または外出先など、どこか ら接続しているかに関係なくユーザを保護することができます。ネットワー クにアクセスする製品、サービス、およびユーザが増えるにつれて、お客さ まのセキュリティ保護は自動的に更新および強化され、ユーザに対するリア ルタイムのネイバーフッドウォッチ (近隣監視活動) 保護サービスが形成され ます。

Smart Protectionサービス

Smart Protectionサービスには、ファイルレピュテーションサービス、Webレ

ピュテーションサービス、スマートフィードバックなどがあります。

本リリースでは、Trend Micro Security (for Mac) エージェントは106ページの Webレピュテーションサービスを使用して、エンドポイントでアクセスされ るWebサイトの安全性を確認します。

Smart Protectionソース

Webレピュテーションサービスは、Smart Protectionソース、つまりTrend Micro

Smart Protection NetworkとSmart Protection Serverを介して提供されます。

Trend Micro Smart Protection Networkはグローバルに展開されたインターネッ

トベースのインフラストラクチャであり、企業ネットワークにアクセスでき ないユーザを対象としています。

Smart Protection Serverは、ローカルの企業ネットワークにアクセスするユーザ

を対象としています。Smart Protectionサービスをローカルサーバで企業ネッ トワークに対してローカライズし、効率を最適化します。

外部エージェントのSmart Protectionソース

外部エージェント (Trend Micro Security (for Mac) サーバとの接続を維持できな きエージェント) は、Trend Micro Smart Protection NetworkにWebレピュテー ションクエリを送信します。クエリを正常に送信するにはインターネット接 続が必要です。

[Webレピュテーションサービス] 画面に移動して、外部エージェントのWeb レピュテーションポリシーを有効にします。詳細な手順については、「107 ページの「Webレピュテーションの設定」」を参照してください。

内部エージェントのSmart Protectionソース

内部エージェント (Trend Micro Security (for Mac) サーバとの接続を維持してい るエージェント) は、クエリをSmart Protection ServerまたはTrend Micro Smart

Protection Networkのいずれかに送信できます。

ソース 詳細 Smart Protection

Server

プライバシー上の問題があり、Webレピュテーションクエリを企業 ネットワーク内に制限したい場合は、ソースにSmart Protection Serverを設定します。

Trend Micro Smart Protection Network

設定の必要なリソースがなく、Smart Protection Serverを維持するに は、ソースにTrend Micro Smart Protection Networkを設定します。

内部エージェントのソースとしてのSmart Protection Server

このオプションでは、Trend Micro Security (for Mac) エージェントは、ウイルス

バスター Corp.クライアント用に設定されているSmart Protection Serverにクエ

リを送信します。

次のガイドラインに従って、エージェントからSmart Protection Serverに正常に クエリを送信できるようにしてください。

1. まだSmart Protection 環境を設定していない場合は、ここで設定します。

環境の設定手順とガイドラインについては、ウイルスバスター Corp. の管 理者ガイドを参照してください。ドキュメントは最新版ダウンロードか らダウンロードすることも可能です。

http://downloadcenter.trendmicro.com/index.php?

clk=left_nav&clkval=all_download&regs=jp

2. Trend Micro Security (for Mac) サーバのWebコンソールで、[Webレピュ

テーション設定] 画面に移動し、[Smart Protection Serverにクエリを送信す る] オプションを有効にします。詳細な手順については、「107ページの

「Webレピュテーションの設定」」を参照してください。

3. Smart Protection Serverが使用可能であることを確認します。すべての

Smart Protection Serverが使用できない場合、エージェントはTrend Micro

Smart Protection Networkにクエリを送信せず、エンドポイントは攻撃され

やすい状態のままとなります。

4. Smart Protection Serverを定期的に更新して、保護を最新の状態に維持して

ください。

内部エージェントのソースとしてのTrend Micro Smart Protection Network

クエリをTrend Micro Smart Protection Networkに送信するにはインターネット

接続が必要です。

Trend Micro Smart Protection Networkを内部エージェントのソースに設定する

には、[Webレピュテーションサービス] 画面に移動して、内部エージェントの Webレピュテーションポリシーを有効にします。オプション [Smart Protection

Serverにクエリを送信する] が選択されていないことを確認してください。詳

細な手順については、「107ページの「Webレピュテーションの設定」」を参 照してください。

エージェントのインストール

この章では、Trend Micro Security (for Mac) (以下、TMSM) エージェントのイン ストール要件と手順について説明します。

エージェントをアップグレードする方法の詳細については、114ページの

「サーバおよびエージェントのアップグレード」を参照してください。

エージェントのインストール要件

エージェントのインストール要件のリストについては、次のWeb サイトを参 照してください。

http://www.go-tm.jp/corp-tmsm/req

注意

システム要件に記載されているOSの種類やハードディスク容量などは、OS サポート終了、弊社製品の改良などの理由により、予告なく変更される場合があ ります。

エージェントのインストール方法と設定ファイル

Trend Micro Security (for Mac) エージェントをインストールする方法には次の2

つがあります。

エンドポイントでインストールパッケージ (tmsminstall.zip) を起動し て1台のエンドポイントにインストールする方法

Apple Remote Desktopからインストールパッケージ

(tmsminstall.mpkg.zip) を起動して複数のエンドポイントにインス トールする方法

注意

エージェントをアップグレードするには、114ページの「サーバおよびエージェ ントのアップグレード」を参照してください。

Trend Micro Security (for Mac) サーバから必要なエージェントインストール

パッケージを取得して、エンドポイントにコピーします。

パッケージを取得する方法には次の2つがあります。

Trend Micro Security (for Mac) Webコンソールで、[管理] > [エージェント

セットアップファイル] に進み、[エージェントインストールファイル] の 下にあるリンクをクリックします。

注意

この画面には、エージェントのアンインストールパッケージへのリンクも 表示されています。これらのパッケージを使用してエンドポイントから エージェントプログラムを削除します。削除するエージェントプログラム のバージョンに応じてパッケージを選択します。Trend Micro Security (for

Mac) エージェントのアンインストールについては、60ページの「エージェ

ントのアンインストール」を参照してください。

<サーバのインストールフォルダ>¥TMSM_HTML¥ClientInstallに移動 します。

1 つのエンドポイントへのインストール

1つのエンドポイントにTrend Micro Security (for Mac) エージェントをインス トールするプロセスは、その他の一般的なMacソフトウェアのインストール プロセスとほぼ同様です。

インストール中に、iCoreServiceへの接続の許可を求めるメッセージがユーザ に表示される場合があります。これは、サーバへのエージェントの登録に使 用されます。このメッセージが表示された場合は接続を許可するようにユー ザに指示してください。

手順

1. 対象のエンドポイントにセキュリティソフトウェアがインストールされ ているかどうかを確認して、インストールされている場合はアンインス トールします。

2. エージェントインストールパッケージ (tmsminstall.zip) を取得しま す。

パッケージを取得する方法については、48ページの「エージェントのイ ンストール方法と設定ファイル」を参照してください。

3. エンドポイントにtmsminstall.zipをコピーし、アーカイブユーティリ ティなどのMac標準のアーカイブツールを使用して起動します。

警告!

Mac標準以外のアーカイブツールで起動すると、tmsminstall.zip内の ファイルが破損する場合があります。

ターミナルからtmsminstall.zipを起動するには、次のコマンドを使用し ます。

ditto xk <tmsminstall.zipファイルのパス> <インストール先フォルダ>

:

ditto xk users/mac/Desktop/tmsminstall.zip users/mac/Desktop

tmsminstall.zipを起動すると、新規フォルダtmsminstallが作成され ます。

4. tmsminstallフォルダを開き、tmsminstall.pkgを起動します。

5. インストールの続行を求めるメッセージが表示されたら、[続ける] をク リックします。

6. [はじめに] 画面で、[続ける] をクリックして次に進みます。

7. 留意事項を読み、[続ける] をクリックします。

8. [インストールの種類] 画面で、[インストール] をクリックします。

9. [名前] と [パスワード] を入力して、インストールプロセスを開始します。

注意

対象のエンドポイントに対する管理者権限があるアカウントの名前とパス ワードを指定します。

10. インストールが正常に実行されたら、[閉じる] をクリックしてインストー ルプロセスを完了します。

エージェントは、エージェントインストールパッケージを取得したサー バに自動的に登録されます。また、エージェントは初めてアップデート されます。

次に進む前に

エージェントのインストール後のタスクを実行します。詳細については、58 ページの「エージェントのインストール後のタスク」を参照してください。

複数のエンドポイントへのインストール

複数のエンドポイントにTrend Micro Security (for Mac) エージェントをインス トールするプロセスは、Apple Remote Desktopを使用することで簡単に実行で きます。

注意

エンドポイントにIPv6アドレスのみが割り当てられている場合は、Apple Remote

Desktopエージェントの配信におけるIPv6の制限事項について、141ページの

IPv6シングルスタックエージェントの制限事項」を参照してください。

手順

1. 対象のエンドポイントにセキュリティソフトウェアがインストールされ ているかどうかを確認して、インストールされている場合はアンインス トールします。

2. エージェントインストールパッケージ (tmsminstall.mpkg.zip) を取得 します。パッケージを取得する方法については、48ページの「エージェ ントのインストール方法と設定ファイル」を参照してください。

3. Apple Remote Desktopを使用して、エンドポイントに

tmsminstall.mpkg.zipをコピーし、アーカイブユーティリティなどの Mac標準のアーカイブツールを使用して起動します。

ドキュメント内 Trend Micro Security (for Mac) 管理者ガイド (ページ 43-121)

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