第1章 トラブル発生時の参照資料
1.2 Solaris 版
1.2.1 ログファイル
以下の資料を採取し、エラーメッセージが出力されていないかを確認してください。確認する場合は必ず、作業フォルダに該当ファイ ルを複写したものを参照してください。
エラーメッセージが出力されている場合は、前後のメッセージも確認してください。
1. システムログ
サーバ(OS)のログです。Syslogを採取し、参照してください。
2.
実行履歴ファイル
List Worksにおける処理(登録、サーバ接続/切断、帳票参照、印刷など)が出力するログファイルです。
List Worksシステムディレクトリ配下の、以下の実行履歴ファイルを採取し、参照してください。
・ 6.0の場合
・ListLog.csv、ListLog.csv.old (CSV形式)
・loglvrcvlst、loglvrcvlst.old (Text形式)
・loglistview、loglistview.old (Text形式)
・loglvserver、loglvserver.old (Text形式)
・ V8.0.0以降の場合
・ListLog.csv、ListLog.csv.old (CSV形式)
3. オープン帳票登録時のログ(lwapilog.csv、lwapilog_xxx.csv)
オープン帳票(NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票)の登録処理が出力するログファイルです。
<ログファイルの格納場所>
/$DIR/FJSVlw-sv/tmp ディレクトリ
($DIR はList Worksのインストール先ディレクトリでデフォルトはopt)
4. Web連携のアクセスログ(acsYYYY-MM-DD.csv)
Webゲートウェイサーバにアクセスした状況が記録されたログファイルです。Webゲートウェイサーバを再起動するたびに作成されるた め、定期的に退避してください。
<ログファイルの格納場所>
/$DIR/FJSVlw-gw/logディレクトリ
($DIR はWeb連携のインストール先ディレクトリでデフォルトはopt)
5. 仕分けログ
List Worksの仕分け機能が出力するログファイルです。
1. 帳票仕分け管理のログファイル
/$DIR/FJSVpast/log ディレクトリ配下の、以下のログファイル
($DIR はList Worksのインストール先ディレクトリでデフォルトはopt)
・Prtastlog.csv、Prtastlog_xxx.csv
2. 配信先リスト管理サーバの実行履歴ファイル/ログファイル List Worksシステムディレクトリ配下の、以下の実行履歴ファイル
- 6.0の場合
・ListLog.csv、ListLog.csv.old
・loglvrcvlst、loglvrcvlst.old
- V8.0.0以降の場合
・ListLog.csv、ListLog.csv.old
6. 移行ツールのログ(LwTransitionLog.csv)
List Worksの移行ツールが出力するログファイルです。
<ログファイルの格納場所>
V8.0.0以降の場合
サーバ動作環境ファイルの「TRNLOGF」(実行履歴ファイル格納ディレクトリ名)で指定した場所に格納されています。
7. Symfowareデータベース構築スクリプトのログ(dbsetuplog.txt)
Symfowareデータベース構築スクリプトが出力するログファイルです。
<ログファイルの格納場所>
データベース構築スクリプトの実行カレントディレクトリ 例)/work/createディレクトリ
8. Oracleデータベース構築スクリプトのログ(dbsetuplog.txt)
Oracleデータベース構築スクリプトが出力するログファイルです。(V8.0.0~V8.0.1の場合のみ)
<ログファイルの格納場所>
/$ORACLE_HOME/admin/LWDB/create/logディレクトリ
1.2.2 参考資料
本資料とあわせ、以下の資料も参照ください。
1. List Worksのマニュアル
List Worksクライアントで参照できます。
【スタート】メニューの【プログラム】-【List Works】-【オンラインマニュアル】から起動してください。
異常が発生した場合の対処については、以下のマニュアルを参照してください。
6.0の場合:運用手引書 V8.0.0以降の場合:保守手引書
ログ情報の形式や内容については、以下のマニュアルを参照してください。
6.0の場合:運用手引書、帳票仕分け管理解説書 V8.0.0以降の場合:メッセージ集、帳票仕分け手引書
2. List Worksのヘルプ(List Worksクライアント)
List Worksクライアントで参照できます。なお、V8.0.0以降では、ヘルプの内容はマニュアルに統合されています。
ヘルプ(V8.0.0以降はマニュアル)では、以下のとおり、エラーの詳細を調べることができます。
・ リスト管理サーバのメッセージ
・ クライアントに出力されたエラーの詳細コードの意味
・ ログ情報に出力されたエラーの内部コードの意味
表示する方法は以下のとおりです。
・ 6.0の場合
- 【スタート】メニューの【プログラム】-【List Works】-【ヘルプ】で起動します。
- リストナビおよびリストビューアでは、【ヘルプ】メニュー-【トピックの検索】または、標準ツールバーの【ヘルプ】ボタンをクリック します。
・ V8.0.0以降の場合
- リストナビでは、【ヘルプ】メニューより【マニュアル-管理者編】または【マニュアル-利用者編】を選択します。または、標準 ツールバーの【マニュアル-管理者編】ボタンまたは【マニュアル-利用者編】ボタンをクリックします。
- リストビューアでは、【ヘルプ】メニュー-【マニュアル】を選択します。または、標準ツールバーの【マニュアル】ボタンをクリック します。
3. ヘルプ(Web連携)
Webクライアントで参照できます。なお、V8.0.0以降では、ヘルプの内容はマニュアルに統合されています。
Webブラウザを起動し、Web連携機能に割り当てられたURLを指定して、6.0の場合は【ヘルプ】ボタン、V8.0.0以降の場合は【マニュア ル】ボタンをクリックしてください。
4. ご使用になる前に(Web連携)
Web連携機能を使用する前に必ずご一読ください。
Webブラウザを起動し、Web連携機能に割り当てられたURLを指定して、【ご使用になる前に】ボタンをクリックしてください。
5. Interstage Application Serverのマニュアル
Interstage Application Serverのマニュアルは下記URLから参照することができます。
http://software.fujitsu.com/jp/manual/