• 検索結果がありません。

ServerProtect ドメイン名の変更 ( リネーム )

ドキュメント内 Trend Micro ServerProtect クイックスタートガイド (ページ 77-123)

サーバ名と同じドメイン名は、ServerProtect のインストール時に作成された初期設定のドメイン名 です。ドメインの名前は、必要に応じて管理コンソールで変更することができます。

ドメインの名前を変更するには、次の手順に従ってください。

1. ドメインブラウザツリーで名前を変更するドメインを選択します。

2. 次のいずれかの操作を実行してください。

・ ドメインアイコンを右クリックし、ポップアップメニューで [ドメインのリネーム] を選 択します。

・ メインメニューから [ドメイン] → [ドメインのリネーム] の順に選択します。

・ キーボード上の <F2> キーを押します。

3-5. ドメイン名の変更

3. [ドメイン名の変更] 画面が表示されます。新しいドメイン名を [新しいドメイン名] テキスト ボックスに入力し、[OK] ボタンをクリックします。

ServerProtect ドメインの削除

不要になった空のドメイン  (一般サーバを含まないドメイン) を削除することができます。一般サー バが含まれているドメインを削除することはできません。

ドメインを削除するには、次の手順に従ってください。

1. ドメインブラウザツリーから削除するドメインのアイコンを選択します。

2. 次のいずれかの操作を実行してください。

・ ドメインアイコンを右クリックし、ポップアップメニューから [ドメインの削除] を選択 します。

・ メインメニューから [ドメイン] → [ドメインの削除] の順に選択します。

・ キーボード上の <Delete> キーを押します。

注意: 削除するドメインは空でなければなりません。サーバが含まれているドメインを削除する ことはできません。

ドメイン間での一般サーバの移動

管理上の都合で、一般サーバをあるドメインから別のドメインに移動  (あるドメインから削除して 別のドメインに追加) することが必要になる場合があります。ドメインブラウザツリー上の一般 サーバアイコンをドメイン間でドラッグ & ドロップすれば、一般サーバを移動できます。

ServerProtect ドメインを作成して、一般サーバを移動することもできます。詳細については、76 ページの「ServerProtect ドメインの新規作成」を参照してください。

インフォメーションサーバの管理

注意: WAN 環境のような大規模ネットワーク環境では、ネットワークセグメントごとにインフォ メーションサーバをインストールすることをお勧めします。セグメントごとにインストー ルすることで、トラフィックへの影響を最小限に抑えることが可能です。

インフォメーションサーバの選択

管理コンソールでは、複数のインフォメーションサーバを管理し、サーバを切り替えて表示 / 設定 することができますが、1 つのインフォメーションサーバに複数の管理コンソールからログオンす ることはできません。管理コンソールからインフォメーションサーバにログオンできない場合は、

他の管理コンソールからログオンされていないかどうかを確認してください。

インフォメーションサーバを選択するには

1. プログラムのメインメニューから [インフォメーションサーバ] → [インフォメーションサーバ の選択] の順に選択します。インフォメーションサーバを選択するための ダイアログボックス が表示されます。

2. 次のいずれかの操作を実行してください。

・ インフォメーションサーバとして使用するサーバの名前または IP アドレスを入力します。

・ リストからインフォメーションサーバを選択します。

コンピュータに複数のネットワークインタフェースカード  (NIC) がインストールされている場 合、プライマリ NIC に接続されているインフォメーションサーバのみがリストボックスウィン ドウに表示されます。リストのサーバ表示を更新するには、[最新の情報に更新] ボタンをク リックします。

3-6. インフォメーションサーバの選択 3. [OK] をクリックして変更を保存します。

一般サーバの管理

ServerProtect のアーキテクチャでは、一般サーバはウイルスを最前線で防御する存在で、インフォ メーションサーバによって管理されます。ServerProtect の 3 層アーキテクチャでは、最下層に位置 付けられます。ここでは一般サーバの管理について説明します。

ドメイン間での一般サーバの移動

ServerProtect ドメイン間で一般サーバを移動する場合は、ドメインブラウザツリーで一般サーバを 選択して、ドメイン間でドラッグ & ドロップします。

インフォメーションサーバを移動するには、次の手順に従ってください。

注意: [一般サーバを他のインフォメーションサーバに移動] 機能を使用して、古い一般サーバを ServerProtect 5.8 のインフォメーションサーバに移動することはできません。

1. 次のいずれかの操作を実行してください。

・ 対象サーバのアイコンを右クリックし、ポップアップメニューから [一般サーバを他のイ ンフォメーションサーバに移動] を選択します。

・ 移動する一般サーバを選択して、メインメニューから  [ドメイン] → [一般サーバを他のイ ンフォメーションサーバに移動] の順に選択します。[実行先インフォメーションサーバの 選択] ダイアログボックスが表示されます。

・ 移動先のインフォメーションサーバを選択し、[OK] をクリックして送信します。[一般 サーバを他のインフォメーションサーバに移動] ダイアログボックスが表示されます。

・ [ユーザ名] および  [パスワード] フィールドに値を入力します。[OK] ボタンをクリックしま す。

[実行先インフォメーションサーバの選択] ダイアログボックスが表示されます。

2. 移動先のインフォメーションサーバを選択し、[OK] をクリックします。

3. 移動の確認を求めるダイアログボックスが表示されます。選択したインフォメーションサーバ に一般サーバを移動するには  [OK] をクリックします。

アップデートの設定

トレンドマイクロのアップデートサーバから、ServerProtect コンポーネントをアップデートするこ とができます。ServerProtect のアップデートは、ダウンロードと配信という 2 段階のプロセスで構 成されます。

コンポーネントのアップデート

ServerProtect では、次のコンポーネントのアップデートが可能です。

・ ServerProtectプログラム: ServerProtect 5.8 のアプリケーションプログラムを配信できます。

ユーザは、ServerProtect アプリケーションをアップグレードする新しいオプションを選択でき るようになりました。

・ ActiveUpdate サーバからのダウンロードは 2009 年現在予定されていません。インストー ルした ServerProtect 5.8 インフォメーションサーバから配信のみ可能です。

・ ウイルスパターンファイル:   トレンドマイクロのウイルス対策ソフトウェアでは、パターン マッチングによるウイルス検出方式を採用しています。コンピュータ上のファイルが調査さ れ、数千もの既知のコンピュータウイルスの「シグネチャ」を含むウイルスパターンファイル と比較されます。コンピュータ上のファイルがパターンファイルに一致すると、ウイルス対策 ソフトウェアによって感染ファイルとして検出されます。

・ スパイウェアパターンファイル:   スパイウェアパターンファイルは、ファイル、メモリ内のプ ログラムとモジュール、Windows レジストリ、および URL ショートカット内のスパイウェア / グレーウェアを識別します。

・ 検索エンジン (32および64ビットのWindowsプラットフォーム):  検索エンジンは、実際に 個々のファイルのウイルスを検索するソフトウェアのコンポーネントです。

・ ダメージクリーンナップエンジン (32ビットおよび64ビットのWindows):  トロイの木馬およ びトロイの木馬プロセスを検索して削除するエンジンです。32 ビットおよび 64 ビットのプ ラットフォームがサポートされます。

ダウンロードと配信の流れ

ServerProtect ネットワークでのアップデートファイルのダウンロードと配信の要求に対する ServerProtect の処理の流れについて次の図で説明します。

3-7. ダウンロードと配信の流れ

アップデートファイルの現行バージョンの表示

ServerProtect では、インフォメーションサーバで現在使用されているウイルスパターンファイル バージョンなど確認できます。

インフォメーションサーバに保存されているパターンファイル、検索エンジン、プログラムの現行 バージョンを表示させるには、次の手順に従ってください。

1. 次のいずれかの操作を実行してください。

・ サイドバーから [アップデート] → [アップデート] の順に選択します。

・ メインメニューから [実行] → [アップデート] の順に選択します。

2. [アップデート] メイン画面が表示されます。

3-8. [アップデート]メイン画面

・ ダメージクリンナップエンジンのバージョン  (32 ビットおよび 64 ビット)

・ ルートキット対策ドライバのバージョン  (32 ビットのみ)

アップデートファイルのダウンロード

日々増え続ける新種ウイルスに対応し、効果的なウイルス対策を実施するため、トレンドマイクロ のアップデートサーバから定期的にアップデートファイルをダウンロードしてください。トレンド マイクロでは、通常、ウイルスパターンファイルをほぼ毎日、スパイウェアパターンは毎週リ リースしています  (ウイルスの動向により、リリースの頻度は異なります)。検索エンジンの更 新はパターンファイルの更新ほど頻繁ではありません。

トレンドマイクロのアップデートサーバからアップデートファイルをダウンロードしたら、指定し たネットワークドライブをネットワーク上の他のインフォメーションサーバのダウンロード元   (ミ ラー) として機能させることで、ダウンロードにかかる負荷を軽減することができます。

アップデートファイルをネットワーク上のドライブからダウンロードする方法は、複数のインフォ メーションサーバを必要とするイントラネットなどの大規模ネットワーク環境で理想的な方法と考 えられます。他のサーバからアップデートファイルをダウンロードする前に、ダウンロード元サー バにアップデートファイルがあることを確認する必要があります。

ダウンロード元の指定

アップデートファイルはトレンドマイクロのアップデートサーバからダウンロードするか、または ネットワーク上に指定したドライブからコピーすることができます。ネットワーク上のドライブか らファイルをコピーする場合は、ダウンロード元フォルダを事前に作成しておく必要があります。

インターネット経由でトレンドマイクロのアップデートサーバからアップデートファイルを ダウンロードするには

1. 次のいずれかの操作を実行してください。

・ サイドバーから  [アップデート] →  [アップデート] の順に選択します。

・ メインメニューから  [実行] →  [アップデート] の順に選択します。

2. [ダウンロード] グループの  [設定] ボタンをクリックします。[ダウンロードオプション] ダイア ログボックスが表示されます。

ドキュメント内 Trend Micro ServerProtect クイックスタートガイド (ページ 77-123)

関連したドキュメント