LN
LL
LS
LB
32
「地域に配慮 した入学料設定」
○公立大学の大学収入(自主財源)額の大 半を占める学費等について、学部学生の 入学料及び年間授業料の状況を示した。
○公立大学の特性として、立地している都道 府県域や市域等からの入学者等と、それら の域外からの入学者との間で、異なる入学 料の設定をしている大学が多いことが挙げ られる。
このことは平均値においても明らかで、平 成
24
年度における入学料(域外者)が390,089
円であるのに対し、入学料(域内 者)は231,098
円と半額近い水準になってい る。(出典)公立大学実態調査
公立大学学部生の入学料及び年間授業料の 平均値(
3
年比較・昼間部のみ)33
(単位:円)
平成22年度 平成23年度 平成24年度 入学金(域内者) 231,286 228,787 231,098 入学金(域外者) 398,410 373,742 390,089
授業料 536,846 549,781 538,478
0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000
○右の表は、各大学の入学料及び授業料の 水準を国立大学標準額(以下標準額とす る)と比較したものである。
○入学料の差異化の方法については、域内 者を標準額より低く抑える、域外者に標準 額より高額を課す、その双方を併せるパ ターンがある。
○授業料については、域内・域外者による差 異を設けている大学はなく、標準額より高 額に設定している大学が4大学ある。
(出典)公立大学実態調査
国立大学標準額との比較
・大学院大学を除く80大学
【入学料】
国立大学標準額
(¥282,000-)との比較 大学数 域内者:同額
域外者:同額
4大学
(5.0%)
域内者:「下回る」
域外者:同額
18大学
(22.5%)
域内者:同額 域外者:「上回る」
35大学
(43.8%)
域内者:「下回る」
域外者:「上回る」
22大学
(27.5%)
域内者:「下回る」
域外者:「下回る」
1大学
(1.3%)
【授業料】(入学料と異なり、域内者・域外者の区分なし)
国立大学標準額
(¥535,800-)との比較 大学数
標準額を上回る 4大学
(5.0%)
標準額と同額 70大学
(87.5%)
標準額を下回る 6大学
(7.5%)
34
「法人化に関連した取組み:
公立大学法人の事務職員の内 47.8%がプロパー職員」
○公立大学法人化により、各大学は、法人独 自に職員を採用できることとなった(いわゆ るプロパー職員)。平成24年度の事務職員 におけるプロパー職員採用状況は右のよう になっている。
※職員数の内、司書系・技術技能系・医療系・教務系・その 他を除いた事務系の職員の数値を使用。本務職員のみを 対象とする。
公立大学法人の事務職員に占めるプロパー職員
35
3 公立大学の組織
○4年制大学を設置する57法人の設置する 61大学について、事務職員に占めるプロ パー職員の比率を右に示した。
○0%の9大学を含め、20%以下の大学が 20大学(32.7%)である一方、既に50%以 上の職員をプロパー化している大学は27大 学(44.3%)見られる。
(出典)公立大学実態調査
事務職員に占めるプロパー職員の割合
5大学 1大学
9大学 2大学
10大学 2大学
9大学 3大学
5大学 6大学
9大学
0 2 4 6 8 10 12
~100%
~90%
~80%
~70%
~60%
~50%
~40%
~30%
~20%
~10%
0%
法人採用職 員 51.7%
設置団体派 遣職員
48.3%
「その他の取組み(男女共同参画):
国立、私立大学に比べ、高い女性比率」
○昨今、大学等の研究・教育機関における男 女共同参画の取組みが進められ、男女共 同参画推進室やセンターを設置する大学も 見られる。
○国公私立それぞれの大学における学長、
教員等の女性比率を比較すると、学長、教 員、教授職の3項目において公立大学が最 も高い割合を示しており、公立大学の教員(※)
全体における女性比率は25%超となっている。
(※)教員とは教授、准教授、講師、助教、助手を指す。
(出典)学校基本調査
学長、教員等における女性の割合(平成
24
年度)36
3.5% 3.3%
14.1%
8.0%
12.2%
8.2%
27.1%
18.2%
9.0% 9.4%
25.2%
15.7%
0.0%
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
25.0%
30.0%
学長 副学長 教員 教授
国立 公立 私立
「地域医療を支える
10
大学12
病院」○公立大学には医科大学及び医学部を有す る大学が
8
大学、歯科大学が1
大学のほ か、附属病院を有する医療系大学も1
大学 あり、 それら10
大学に合計12
の附属病院(分院を含む)が存在している。
(出典)公立大学実態調査
公立大学附属病院の規模(許可病床数)
37
(単位:床)
(平成
24
年度)938 778
120 634
726 808 1,065
982 978 800
104 60 0
200 400 600 800 1,000 1,200
札 幌 医 科 大 学
福 島 県 立 医 科 大 学
茨 城 県 立 医 療 大 学
横 浜 市 立 大 学
〃( 市 民 総 合 医 療 セ ン ター)
名 古 屋 市 立 大 学
京 都 府 立 医 科 大 学
大 阪 市 立 大 学
奈 良 県 立 医 科 大 学
和 歌 山 県 立 医 科 大 学
〃︵ 紀 北 分 院︶
九 州 歯 科 大 学
4 公立大学の学生
「約
16.6
万人が公立大学を志願」○学部、大学院を合わせた公立大学の志願 者数、入学者数等の状況は右のようになっ ている。
平成
24
年の志願者数は、166,053
人で前 年度から3,736
人の減(‐2.2
%)。入学者数 は36,770
人で、前年度から595
人の増(+1.6
%)となっている。志願者、入学者等の状況(
3
年比較)志願倍率等の状況(
3
年比較)38
(単位:人)
(単位:人)
(出典)公立大学実態調査
平成22年度 平成23年度 平成24年度 志願者数B 164,121 169,789 166,053 受験者数C 130,179 132,381 128,326
0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000
平成22年度 平成23年度 平成24年度
募集人員A 33,956 35,049 35,731
合格者数D 42,977 44,216 45,417
入学者数E 34,728 36,175 36,770
0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000
平成22年度 平成23年度 平成24年度
志願者倍率
B/A 4.8倍 4.8倍 4.6倍
受験者 C/B 79.30% 78.00% 77.28%
競争率 C/D 3倍 3倍 2.8倍
入学率 E/D 80.80% 81.80% 80.96%
設置者別 志願者における域内者の状況(
3
年比較)設置者別 入学者における域内者の状況(
3
年比較)39
「入学者の約
3
割が域内者」○公立大学の志願者及び入学者に占める 域内者の割合は、
4
割程度を推移してい たが、 平成23
年度、平成24
年度は3
割程 度に減少している。○都道府県立、市立・組合立・県市共同立 の設置者別で見る志願者および入学者 における域内者 の状況は右のとおり。
※大学院大学の志願者,入学者は除く
(出典)公立大学実態調査
42.0%
30.0% 29.8%
31.6%
39.7% 40.8%
13.3%
11.6% 12.7%
0.0%
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
25.0%
30.0%
35.0%
40.0%
45.0%
平成22年度 平成23年度 平成24年度
全体 都道府県立 市立・組合立・
県市共同立
50.7%
37.5% 37.2%
38.5%
49.0% 50.2%
18.2% 16.8% 18.2%
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
平成22年度 平成23年度 平成24年度
全体 都道府県立 市立・組合立・
県市共同立
学生年間生活費(大学昼間部)
設置形態別の学生年間生活費を見ると、国 立と公立の学生の生活費にはほぼ差がな い。いずれも私立大学の6~7割の金額と なっている。
公立大学平均額では、私立大学のいずれの 平均額も下回っている。
40
(円)
(出典)(独)日本学生支援機構「平成
22
年度学生生活調査」1,406,100
1,479,000
1,936,100 1,641,000
1,709,800
2,363,200 1,083,500
1,085,600
1,692,700
0 500,000 1,000,000 1,500,000 2,000,000 2,500,000
公立
国立
私立
平均 下宿、アパート、その他 自宅生
家庭の年間収入別学生数の割合をみる と、公立大学は3割近い学生が
600
~800
万円の区分に集中しており、勉学意欲を もつ若者の学びの場として、公立大学は その役割を果たしている。41
家庭の年間収入別学生数の割合(大学昼間部)
(独)日本学生支援機構「平成22年度学生生活調査」より作成 0.0
5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0
公立 国立 私立
(%)
(出典)(独)日本学生支援機構「平成22年度学生生活調査」
計 26,090 26,908 27,678
「平成
23
年度の卒業者数は27,678
人」○平成
23
年度の公立大学の卒業者数(学 部のみ)は27,678
人となっており、前年の26,908
人から770
人の増(+2.8%
)となっ ている。○その進路を見ると、就職者が
19,140
人(
69.2
%)、進学者が4,015
人(14.5
%)、臨床研修医(予定者含む)が
693
人(
2.5
%)、一時的な職に就いた者が294
人(1.1
%)、上記以外が3,536
人(12.8
%)となっている。
卒業生の進路状況(
3
年比較)42
(単位:人)
(出典)公立大学実態調査
平成21年度 平成22年度 平成23年度
上記以外 3,220 3,641 3,536
一時的な仕事に就いた者 223 282 294 臨床研修医(予定者含む) 685 695 693
進学者 4,313 4,116 4,015
就職者 17,649 18,174 19,140
0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000
「大学所在地と同一の都道府県内への就職 率は概ね40%前後で推移」
○就職者のうち、就職先の地域が把握できて いるものについて、大学所在の都道府県域 内への就職率を示した。
○域内に就職する者の割合は、概ね40%前 後で推移しており、39ページの入学者にお ける域内者率とほぼ同様の割合となってい る。
※就職者における地域別の内訳が集計でき ない大学が存在するため、事務局側で把 握できる大学の数値のみ集計した。
同一都道府県内への就職率
43
(出典)公立大学実態調査
40.7%
38.9%
51.7%
46.4%
43.5%
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
平 成 9 年 度
平 成 1 0 年 度
平 成 1 1 年 度
平 成 1 2 年 度
平 成 1 3 年 度
平 成 1 4 年 度
平 成 1 5 年 度
平 成 1 6 年 度
平 成 1 7 年 度
平 成 1 8 年 度
平 成 1 9 年 度
平 成 2 0 年 度
平 成 2 1 年 度
平 成 2 2 年 度
平 成 2 3 年 度
5 公立大学の研究
「競争的資金(科学研究費補助金):
応募、採択ともに増加傾向」
○文部科学省科学研究費補助金における公 立大学の応募及び採択件数は、いずれも 増加が続いており、公立大学においても競 争的資金の獲得に向けた取り組みが進ん でいることが窺える。
○平成
18
年度と24
年度を比較すると、応募件 数が8,631
件から10,099
件へと17.0
%の増、採択件数が
3,194
件から5,051
件へ58.1
% の増となっている。また、採択率も増加傾向にある。
(出典)平成20年度までは科学研究費補助金の「配分状 況表(大学種別)」を、平成21年度以降は「配分状況 表(研究機関種別)」をもとに、事務局にて作成
科研費の応募件数及び採択件数の推移
44
(単位:件)
※ いずれも新規採択+継続分の件数である。
37.0% 39.7% 37.7% 41.5% 43.5% 47.3%
50.0%
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
0 2000 4000 6000 8000 10000 12000
応募件数 採択件数 採択率
○採択件数を教員一人当たりに換算し、国公 私立大学で比較を行った。 件数自体では 国立大学には及ばないものの、平成
18
年 度には教員一人当たり0.27
件だったもの が、平成24
年度には0.39
件へ、着実に件数 を伸ばしている。(出典)平成
20
年度までは科学研究費補助金の「配分状況 表(大学種別)」を、平成21
年度以降は「配分状況表(研 究機関種別)」をもとに、事務局にて作成科研費の教員一人当たり採択件数
45
(単位:件)
0.48 0.49 0.47 0.48 0.52
0.58 0.62
0.27 0.29 0.29 0.29 0.32 0.36 0.39
0.11 0.11 0.12 0.12 0.13 0.15 0.17 0.00
0.10 0.20 0.30 0.40 0.50 0.60 0.70
平 成 1 8 年 度
平 成 1 9 年 度
平 成 2 0 年 度
平 成 2 1 年 度
平 成 2 2 年 度
平 成 2 3 年 度
平 成 2 4 年 度
国立大学 公立大学 私立大学