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SS-MIX の応用例

ドキュメント内 PowerPoint プレゼンテーション (ページ 33-52)

 標準化ストレージの可用性

 地域医療連携における診療情報レポジトリ

 医療情報の継続性の担保

• 異なるベンダ間のシステム更新時の継続的なデータ蓄積

 マルチベンダシステム間の情報共有

• 統一的な手法で患者基本情報他を共有可能

 システム障害時のバックアップ(BCP対策)

• 過去の診療情報参照手段

 データ二次利用

• 複数施設において統一的手法で解析、比較が可能

(事例) PMDA(医薬品医療機器総合機構)による発売後

薬品副作用調査

 地域医療連携における診療情報レポジトリ

標準化ストレージ

HL7メッセージ など標準化され た情報を格納

拡張ストレージ

XMLやDOC、

PDF、画像、音 声などを格納

・患者基本(病名含 む)・入退院・食事

・処方・注射

・検体検査・放射線 検査・内視鏡検査

・生理検査

退院時サマリ、

看護記録、

読影レポート、

紹介状、

麻酔記録 等

情報提供医療機関

患者 レジストリ 地域医療連携

センター

情報参照医療機関

ID Linkは標準化ストレージ、

拡張ストレージに対応しています

地域医療連携に関わるITI統合プロファイル全体像

(ご参考)地域医療連携に用いるIHE 統合プロファイル

PIX(Patient Identifier Cross-reference)

• PIXは患者IDの提供、及び、患者IDの問合せ/更新通知を実現するための統合プロファイルである

地域医療連携システムに患者を登録したり、患者が連携システムに参加しているかを確認する際に使用 する

PDQ(Patient Demographics Query)

• PDQは患者情報サーバに対して、ユーザが指定する検索基準に基づく患者リストを照会し、患者基本情 報を取得するための統合プロファイルである

地域連携システムから患者情報を取得するために使用する。患者の検索も可能である

XDS.b(Cross Enterprise Document Sharing)

• XDSは地域連携システムに参加する複数の医療機関の間で、患者の診療記録を文書として共有する 仕組みを提供する

各医療機関に存在する診療情報を取得するために使用する

XDS-i.b(Cross Enterprise Document Sharing for Imaging)

• XDSの画像版

XCA、XCA-i(Cross-Community Access)

• XCAは他のコミュニティ(地域医療連携システム)で管理されている患者の診療情報を問い合わせ、取 得するための手段を提供している

• 地域医療連携システム内でPIX、PDQ、XDSが採用されていなくても利用可能

 マルチベンダシステム間の情報共有

標準化ストレージ、拡張ストレージに格納されている情報は、

新たなインターフェイスを開発しなくても受け渡しが可能

部門システムを追加導入する際に、導入費用を抑えることができる 電子カルテサーバ

標準化ストレージ

(既設)

部門システム (新規購入)

アクセス権限を付与す れば、参照が可能

 FileMakerからのデータ利用も可能

 FileMakerのマクロでフォルダ構造にアクセスが可能

画面例

患者基本情報を取得するためのマクロ例

cmd.exe /c copy ¥

ストレージのパス

¥

ストレージ名

¥¥” & Left(ID ; 3 )& “¥¥” &

Middle( ID ; 4 ; 3 ) & ” ¥¥“ & ID & “¥-¥ADT-00¥*_1 D:patient_data.txt

 システム障害時のバックアップ(BCP対策)

 標準化ストレージとビューアがあれば、災害発生で基幹システムが 使用できなくなった場合でも、基本的な診療情報を参照可能

 事例① The Geminiプロジェクト

• 全国42国立大学・46大学病院で遠隔バックアップシステムを構築

発災時は自施設のバック アップデータをマウントして、

ネットワーク経由で参照す ることが可能

スマートフォンでも参照が できる

 事例② 浜松医大様 災害時バックアップシステム(TB5)

 全患者のSS-MIX2標準化ストレージと、過去1カ月分の画像データを 可搬型ディスクに格納する。(可搬型ディスクは30台)

 発災時や、ウィルス事故やネットワーク障害で基幹サーバにアクセスができ ない際に、ノートPCと可搬型ディスクをセットで診療現場に搬送し、

診療を継続可能とする。

 電源さえ生きていれば 利用可能。

災害対策訓練時の様子

(丸枠内が可搬型ディスク)

 データ二次利用

 事例 PMDA 医療情報データベース基盤整備事業

厚生労働省が選定した、10グループの協力医療機関に保有される電子的な医療情報を 網羅的に収集する「医療情報データベース」を構築し、医薬品等の安全性情報を把握する ために利活用する。(日本版センチネル事業)

医療情報は「SS-MIX2標準化ストレージとして各医療機関内に保有」されている。各医療 機関にて定められたプロトコルに基づいた検索・分析を行い、その結果を収集する。

協力医療機関一覧

東北大学病院

千葉大学医学部附属病院

東京大学医学部附属病院

浜松医科大学医学部附属病院

香川大学医学部附属病院

九州大学病院

佐賀大学医学部附属病院

北里大学・北里研究所附属病院(グループ)

NTT病院(グループ)

徳洲会病院(グループ)

4.課題と展望

 SS-MIX、SS-MIX2標準化ストレージを利用するに当たって 留意しておきたいこと

 SS-MIX標準化ストレージとSS-MIX2標準化ストレージの混在

 同一施設で複数のシステムから標準化ストレージを生成する場合 の問題

 利用目的と相互運用性レベル

 何が入っているの?

 SS-MIX標準化ストレージとSS-MIX2標準化ストレージの混在

標準化ストレージを実装している施設は 2016年3月末で996施設

内、630施設では患者基本情報のみでは なく処方歴、検査結果歴も出力している

地域連携で標準化ストレージを診療情報レポジトリとして利用する場合、地域 内でHL7 Ver.2.4準拠のSS-MIX標準化ストレージと、Ver.2.5準拠のSS-MIX2標 準化ストレージが混在している可能性が高い

連携アプリケーション側で両仕様に対応するか、地域内でどちらかに統一する か、事前の協議が必要になる

 同一施設で複数のシステムから標準化ストレージを生成する場合の問題

*1 患者基本情報等の 日付管理できない情報は 診療日に「-(ハイフン)」を

設定したフォルダーに 格納する

 データ種別(一部抜粋)

処方(OMP-01)や検体検査 結果(OML-01)などは日付毎 にフォルダが分かれるが、患者基本 情報は1フォルダしか存在できない

 1施設内の複数システムからHL7メッセージを送る場合の問題

ADT-01レコード

標準化ストレージ

医科システム 患者登録、医科病名登録 歯科システム

歯科病名登録

上書き

ADT-01を更新する可

能性があるシステムが複

数存在する場合は標準

化ストレージを分ける必

要がある

 利用目的と相互運用性レベル

相互運用性(Interoperability)を担保するために何が必要か 1.交換規約の標準化

•交換するデータ項目と属性、記述ルール 例) 氏名 姓名:鈴木 太郎 姓:鈴木 , 名:太郎

生年月日 19600223 S350225 23/02/1960 •交換するためのプロトコル

2.フォーマットの標準化

•画像フォーマット(DICOMフォーマット、JPEG、BMP)

•波形フォーマット(心電図、脳波計)

3.用語・コードの標準化

•コード 例) ALT と GPT この2つは名称は違うが、同じ検査項目

•用語 共通コードが付与されていれば名称が違っても同一と解釈可能

4.データ正規化

例) (+-) と ±、 5100(単位:

μ

g/ml)と 5.1(単位:mg/ml)

 相互運用性レベル

レベル 形態 説明 事例

非電子化 人手で運搬が必要。簡便。人が目で見て解釈で きる。

紙カルテ、紹介状 X線フィルム

電子化 電子的な伝達が可能。意味理解は人が見て判 断しなければならない。

PDF

テキストメール スキャンデータ

構造化 構造化データで、標準に準拠しないコンテンツを 含むもの。項目に分離ができるので異なるシステ ム間で再構成が可能となる。

XML

HL7メッセージ

電子的解釈可能 構造化データで、標準準拠コンテンツであるもの。

異なるシステム間で項目の意味まで解釈が可能

上記+標準コンテン ツ(コード等)

電子的比較可能 構造化データで、標準準拠コンテンツであり、正 規化されたもの。異なる施設やシステム間で項目 の比較や計算が可能

上記+標準コンテン ツ+正規化

推奨 あってもよい

↑経済産業省 H16~H19 医療情報システムにおける相互運用性実証事業成果より抜粋

地域医療連携に必須

今後要求が高まる相互運用性レベル

 標準化ストレージがあれば、何にでも利用可能! ではない。

 利用目的を定めて、求められる相互運用性レベルを満たすことが重要 です

地域連携 レベル3 (レベル4が望ましい)

永続的な保管 レベル4

有害事象調査 レベル4

施設間比較 レベル5

 施設間データ比較などを目的とした、高い相互運用性レベルを要求す る場合は、導入コストも大きくなる。(データの正規化が必要)

利用目的を明確にして導入することが望ましい。

 何が入っているの?

標準化ストレージはデータ種別で「何が入っているか」が判別できる。

では、拡張ストレージは?

地域連携や医療介護連携では 種々の情報が拡張ストレージに 格納されることが予想される

拡張ストレージにも データ種別はある データ種別には各施設で

決めた文書コードを格納する

ドキュメント内 PowerPoint プレゼンテーション (ページ 33-52)

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