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SES とインタラクション図の対応

ドキュメント内 JAIST Repository (ページ 60-72)

SES5

5.1 SES とインタラクション図の対応

抽出したSESとインタラクション図の対応を調べる。まずそのためにSESにおいてプロセスの 表記をprocと改め、インタラクション図におけるプロセスの表記pとの衝突をさける。図5.1

バックライト

IF

接続要求 開始処理 回線閉結処理

接続要求 終了処理

回線解放処理 回線IF

p1 e1 e2

e1

p1 e2

e1 p1 e2

e1

p1 e2

o1.proc1 c1

c2 o1.proc2

si1

si2

si3

1. c1:接続要求に関する条件分岐

回線からの接続要求が届いていればデフォルトの処理。この例ではデフォルトの処理列が実 行される。

2. o1.proc1:バックライトON

電話機に付属するバックライトをONにする。

3. si1:接続要求を知らせ他のSESへ移るためのシグナル

これはインタラクション図において、接続要求開始処理に含まれる処理p1 (バックライトON)と 対応する。

o1.proc1 c1

c2 o1.proc2

si1

si2

si3

バックライト

IF

接続要求 開始処理

回線閉結処理

接続要求 終了処理

回線解放処理 回線IF

p1 e1 e2

e1

p1 e2

e1 p1 e2

e1

p1 e2

5.2: SESとの対応2

5.2におけるSESの処理を示す。

1. c1:接続要求に関する条件分岐

回線からの接続要求が届いていればデフォルトの処理。この例では例外となる処理列が実行 される。

2. c2:オフフックされているかについての条件分岐。

この例ではオフフックされデフォルトの処理が実行される。

3. o1.proc2:バックライトON/OFF。電話利機に付属するバックライトをONにするという 記述が書かれている。

4. si2:オフフックを知らせ他のSESへ移るためのシグナル

これはインタラクション図において接続要求開始処理に含まれる、p1(バックライトON)に対応 する。

c1

c2 o1.proc1

si1

si2

si3

バックライト

IF

接続要求 開始処理

回線閉結処理

接続要求 終了処理

回線解放処理 回線IF

p1 e1 e2

e1

p1 e2

e1 p1 e2

e1

p1 e2

5.3: SESとの対応3

5.3においてSESで行なわれている処理を次に示す。

1. c1:フック状態に関する条件分岐

オンフックしていればデフォルトの処理。この例では例外処理が実行される。

2. si1:オンフックを知らせ他のSESへ移るためのシグナル

3. c2:回線から接続要求終了に関する条件分岐

回線接続要求が終了していればデフォルトの処理。ここではデフォルトの処理が行なわれて いる。

4. o1.proc1:バックライトOFF

電話機に付属するバックライトをOFFにする処理が記述されている。

5. si2:初期状態にあるSESへ移るためのシグナル

これはインタラクション図において接続要求終了処理に含まれる、p1(バックライトOFF)と対応 する。

バックライト

IF

接続要求 開始処理

回線閉結処理

接続要求 終了処理

回線解放処理 回線IF

p1 e1 e2

e1

p1 e2

e1 p1 e2

e1

p1 e2

o1.proc1

c1 si1

si2

o2.proc1

c1 o3.proc2 o4.proc3 o5.proc4 si1 si2

o1.proc5

バックライト

IF

回線閉結処理

回線解放処理 回線

IF

p1 p2 e1

e2 e3

p1 p2 e1

e2 e3

オフフック処理

回線接続処理

オンフック処理

回線切断処理

マイク

IF

スピーカー

IF

アナログ回線

IF

p1 p2

p1

e1 e2 e3

e2

p1 e1 e2

e3

e2 p2

p1

e1

e1

5.5: SESとの対応5

1. c1ではオフフックしているかどうかの条件分岐である。

オフフックしていればデフォルトの処理が実行される。ここで挙げる例の場合、オフフック されていて次にp1に処理が移っている。

2. o2.proc1:マイクをONにするという処理が記述されている。

3. o3.proc2:スピーカーをONにするという処理が記述されている。

4. o4.proc3:回線閉結を行なう処理が記述されている。

5. o5.proc4:回線とマイク、スピーカーの接続処理が記述されている。

6. si1:オフフックを知らせ他のSES移るためのシグナル

これはインタラクション図では、オフフック処理における処理p1p2(マイクON、スピーカー

ON) 回線接続処理における処理p1(アナログ回線接続)と回線閉結処理におけるp2という処理に 対応する。

インタラクション図からSES への変換を考えた場合、設計段階で発見される特性を考慮して

SESへの変換を考える必要がある。この例では、インタラクション図で表現された複数の処理を、

処理列にまとめて逐次に行なうほうが効率が良いと判断して設計したと考えられる。これは処理

o2.proc1

c1 o3.proc2 o4.proc3 o5.proc4 si1

si2 o1.proc5

バックライト

IF

回線閉結処理

回線解放処理 回線

IF

p1

p2 e1

e2 e3

p1

p2 e1

e2 e3

5.6: SESとの対応6

SESの処理を次に示す。

1. c1:フック状態に関する条件分岐

オフフックされていればデフォルトの処理が実行される。この例では例外となる処理が実行 される。

2. o1.proc5:バックライトOFF

電話機に付属するバックライトをOFFにするための処理が記述されている。

3. si2:オンフックを知らせ他のSES移るためのシグナル

これはインタラクション図における、回線開放処理に含まれる処理p2(バックライトOFF)に対応 する。

o2.proc1

c1 o3.proc2 o4.proc3 o5.proc4 si1

si2

o1.proc5

バックライト

IF

回線閉結処理

回線解放処理 回線

IF

p1 p2 e1

e2 e3

p1

p2 e1

e2 e3

オフフック処理

回線接続処理

オンフック処理

回線切断処理

マイク

IF

スピーカー

IF

アナログ回線

IF

p1 p2

p1

e1 e2

e3

e2

p1 e1 e2

e3

e2 p2

p1

e1

e1

5.7: SESとの対応7

5.7におけるSESの処理を次に示す。

1. c1:フック状態に関する条件分岐

オンフックされていればデフォルトの処理が実行される。この例ではデフォルトの処理が実 行される。

2. o2.proc1:マイクOFF

受話器に付属するマイクをOFFにする処理が記述されている。

3. o3.proc2:スピーカーOFF

受話器に付属するスピーカーをOFFにするための処理が記述されている。

4. o4.proc3:回線開放

回線を外部に開放するための処理が記述されている。

5. o5.proc4:内部回線切断

内部回線とマイク、スピーカーを切断するための処理が記述されている。

これはインタラクション図ではオフフック処理に含まれるp1,p2(マイクOFF、スピーカーOFF)、 回線切断処理p1(アナログ回線切断)と、回線開放処理に含まれるp2(バックライトOFF)に対応 する。

これらの複数の処理がSESにおいて一つの処理列にまとめられているのは、処理の間隔や処理 時間が非常に短いためであったことが、実装段階において明らかになったためだと推測される。

o1.proc1

c1 c2

o1.proc2 si1

si2 si3

バックライト

IF

接続要求 開始処理

回線閉結処理

接続要求 終了処理

回線解放処理 回線IF

p1 e1 e2

e1

p1 e2

e1 p1 e2

e1

p1 e2

5.8: SESとの対応8

5.8におけるSESの処理を次に示す。

1. c1:回線接続要求に関する条件分岐

外部から回線接続要求が来ていればデフォルトの処理が実行される。この例ではデフォルト の処理が実行される。

2. o1.proc1:バックライトON

電話機に付属するバックライトをONにするための処理が記述されている。

3. c2:フック状態に関する条件分岐

オフフックされていればデフォルトの処理が実行される。この例はオフフックされてデフォ ルトの処理が実行されている。

4. si1:オフフックを知らせ他のSESへ移るためのシグナル

これはインタラクション図において接続要求開始処理に含まれる処理p1(バックライトON)に対 応する。

o1.proc1

c1 c2

o1.proc2 si1

si2 si3

バックライト

IF

接続要求 開始処理

回線閉結処理

接続要求 終了処理

回線解放処理 回線IF

p1 e1 e2

e1

p1 e2

e1 p1 e2

e1

p1 e2

5.9: SESとの対応9

5.9におけるSESの処理を次に示す。

1. c1:回線接続要求に関する条件分岐

外部から回線接続要求が来ていればデフォルトの処理が実行される。この例では例外となる 処理が実行される。

2. o1.proc1:バックライトON

電話機に付属するバックライトをONにするための処理が記述されている。

3. c2:フック状態に関する条件分岐

オフフックされていればデフォルトの処理が実行される。この例では例外処理が実行される。

4. o1.proc2:バックライトOFF

電話機に付属するバックライトをOFFにするための処理が記述されている。

これはインタラクション図において、接続要求開始処理の処理p1(バックライトON)と接続要求 終了処理の処理p1(バックライトOFF)に対応する。

o1.proc1

c1 si1

si2

バックライト

IF

回線閉結処理

回線解放処理

回線

IF

p1

p2 e1

e2 e3

p1

p2 e1

e2 e3

5.10: SESとの対応10

5.10におけるSESの処理を次に示す。

1. c1:フック状態についての条件分岐

オフフックされていればデフォルトの処理が実行される。この例ではデフォルトの処理が実 行される。

2. o1.proc1:バックライトOFF

電話機に付属するバックライトをOFFにするための処理が記述されている。

3. si1:初期状態に移るためのシグナル

これはインタラクション図において回線開放処理に含まれる処理p2(バックライト OFF)に対応 する。

5.11においてSESで行なわれる処理を次に示す。

1. o5.proc1:外部回線接続要求

外部回線へのマイク、スピーカーの接続要求処理が記述されている。

2. si1:回線接続を知らせ他のSESに移るためのシグナル

o5.proc1

c1 si1

オフフック処理

回線接続処理

オンフック処理

回線切断処理

マイク

IF

スピーカー

IF

アナログ回線

IF

p1 p2

p1

e1 e2

e3

e2

p1 e1 e2

e3

e2 p2

p1

e1

e1

5.11: SESとの対応11

この処理は インタラクション図において回線接続処理に含まれる処理p1(回線接続処理)に対応 する。

o5.proc1

c1 si1

オフフック処理 回線接続処理

オンフック処理

回線切断処理

マイク

IF

スピーカー

IF

アナログ回線

IF

p1 p2

p1

e1 e2

e3

e2

p1 e1 e2

e3

e2 p2

p1

e1

e1

5.12: SESとの対応12

5.12におけるSESで行なわれる処理を次に示す。

1. o5.proc1:外部回線切断

外部回線とマイク、スピーカーを切断する処理が記述されている。

2. si:回線切断を知らせ他のSESに移るためのシグナル

この処理はインタラクション図において回線切断処理に含まれる処理p1(回線切断)に対応する。

ドキュメント内 JAIST Repository (ページ 60-72)

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