SCSISelect
環境設定ユーティリティを使えば、コンピュータのカバーをとらずにホストア ダプタの設定変更ができます。SCSISelect
にはまた、SCSI
ハードディスクドライブの低 レベルフォーマットやベリファイができるSCSI
ディスクユーティリティも含まれています。SCSI Select の起動
AHA-2910C
に付属しているSCSISelect
ユーティリティのブータブルディスケットを使 用します。コンピュータを起動して、ディスケットを挿入すると、SCSI Configuration
設定とSCSI Disk Utility
のオプションが表示されます。ここでF5
を押すと、カラー かモノクロ表示かを選択できます(この機能はモニタによっては動作しないことがあ ります)。SCSI Select メニュー
SCSISelect
はメニュー形式でオプションをリストアップします。オプションの選択は、[
タ ブ]
か上下の方向キーでカーソルを移動し、Enter
を押します。Enter
を押してオプションを選択すると、さらに別のオプションメニューが表示される場 合があります。Esc
を押すと一つ前のメニューに戻ります。SCSISelect
のデフォルト値 に戻すには、F6
を押してください。AHA-2910C
ユーザーズ・ガイド3-4
AHA-2910Cユーザーズ・ガイド
Stock Number: 511948-00JA, Rev. B Page: 3-4 Print Spec Number: 498704-00JA
SCSI Select の終了
SCSISelect
を終了するには、終了メッセージが表示されるまでEsc
を押し続けます(ホ ストアダプタの設定変更をした場合は、終了の前にその変更を保存するかどうか尋ね られます)。Yes
を選択して終了してから、任意のキーを押してコンピュータを再起動し てください。SCSISelect
で実行した変更はコンピュータの再起動後に有効になります。デフォルト値
AHA-2910C
のデフォルト値は、ほとんどのPCI
システムに適応しています(デフォル ト値は下の表を参照してください)。デフォルト値を変更しない場合は、SCSISelect
を実行する必要はありません。
SCSIバスインタフェース デフォルト値
Host Adapter SCSI ID 7
SCSI Parity Checking Enabled Host Adapter SCSI Termination Automatic SCSIデバイス設定 デフォルト値 Initiate Sync Negotiation Yes(有効)
Maximum Sync Transfer Rate 10 MBytes/sec Enable Disconnection Yes(有効)
高度な設定 デフォルト値
Plug and Play SCAM Support Disabled
SCSI Select での設定項目
ここでは、ホストアダプタと
SCSI
バスに接続するデバイスの、SCSI
デバイス設定内容 を説明します。SCSI
バスインタフェース以下の設定項目は指定頻度の高いものです。
■
Host Adapter SCSI ID —
ホストアダプタのSCSI ID
を設定します。ホストアダプタに
SCSI
バス上で最高の優先順位を与えるために、ホストアダプ タは、デフォルト設定のSCSI ID 7
のままにしておくことをお薦めします。■
SCSI Parity Checking — SCSI
バス上のデータ転送の正確性を、ホスト アダプタが検証するかどうかを決定します。デフォルト設定はEnabled(有効)です。
ホストアダプタの設定
3-5
AHA-2910Cユーザーズ・ガイド
Stock Number: 511948-00JA, Rev. B Page: 3-5 Print Spec Number: 498704-00JA
ホストアダプタに、
SCSI
パリティをサポートしていないSCSI
デバイスが接続され ている場合は、ホストアダプタとすべてのSCSI
デバイス間のSCSI
パリティ チェックを無効にしてください。デバイスがSCSI
パリティをサポートしているかど うかは、そのデバイスのマニュアルを参照してください。■
Host Adapter SCSI Termination —
ホストアダプタのターミネーションを設 定します。ターミネーションはAutomatic(自動)、Enabled(有効)、Disabled(無 効)のどれかに設定できます。一般的には、ここはデフォルト設定のAutomaticのままにしておいてくださ い。Automaticに設定されていると、ホストアダプタは次のように動作します。
− ホストアダプタが、自分の内部または外部
SCSI
コネクタのどちらかにケーブ ルが接続されていることを検出した場合、ホストアダプタ自身のターミネータ を有効にします(ホストアダプタはSCSI
バスの終端にあります)。− ホストアダプタが、自分の内部および外部
SCSI
コネクタの両方にケーブルが 接続されていることを検出した場合、ホストアダプタ自身のターミネータを無効 にします(ホストアダプタはSCSI
バスの中間に位置します)。ご注意:ホストアダプタは
DB-25
コネクタでは外部SCSI
デバイスの 存在を感知しないことがあるので、内部と外部の両方のケーブルを 使用している場合は、ターミネータを無効にする必要がある場合があ ります。SCSI
デバイス設定SCSI Device Configuration Settings
を使うと、SCSI
バスに接続されているデバ イスのパラメータを設定できます。特定のデバイスについて設定するときは、そのデバ イスに割り当てられたSCSI ID
を確認する必要があります。デバイスのSCSI ID
を確認するには、
4
章の「SCSI Disk Utilitiesの使いかた」を参照してください。■
Initiate Sync Negotiation —
ホストアダプタとデバイスの間で、同期データ 転送ネゴシエーションをホストアダプタがサポートするかどうかを決定します。デフォルトの設定は「Yes(有効)」です。同期ネゴシエーションをサポートしてい ないデバイスは「
No
」に設定してください。■
Maximum Sync Transfer Rate —
ホストアダプタがサポートする、最大同 期データ転送レートを設定します。AHA-2910C
は最大10 MB/
秒の転送 レートをサポートしています。AHA-2910C
ユーザーズ・ガイド3-6
AHA-2910Cユーザーズ・ガイド
Stock Number: 511948-00JA, Rev. B Page: 3-6 Print Spec Number: 498704-00JA
Initiate Sync Transfer Rate
が「No
」に設定されている場合は、最大同期 転送レートはネゴシエーション中にホストアダプタがデバイスから受け取る最大転 送レートです。■
Enable Disconnection — SCSI
デバイスをSCSI
バスから一時的に切り 離します。これによってホストアダプタはSCSI
デバイスが切り離されている間 に、他のジョブを実行できます。デフォルト設定は「Yes」です。ホストアダプタに2
台以上のSCSI
デバイスを接続している場合は、Enable Disconnection
を「Yes
」に設定してください。高度な設定