■RV-M101・M201(露出機械的固定)
仕上塗料 又は軽舗装材
加硫ゴム系シート
接着剤 プライマー
テープ状シール材
固定金具 テープ状シール材
不定形シール材 押え金物
不定形シール材
工程 1 2 3
RV-M101 RV-M201
■RV-M401(露出断熱機械的固定)
仕上塗料
プライマー 接着剤
加硫ゴム系シート
テープ状シール材 断熱材
固定金具 テープ状シール材
押え金物
不定形シール材
不定形シール材
工程 1 2 3 4
材料 工法
断熱材 (㎡/㎡)
固定金具 (個/㎡)
シート (㎜)
仕上塗料 (㎏/㎡)
RV-M401 1.0 1.1~2.8 1.5 0.25
参考資料①
公共建築改修工事標準仕様書(平成28年度版)
防水改修工法の種類及び工程(シート防水関連抜粋)
○:必須工程1 2 3 4 5 6 7 8 9
既存保護層
( 立上り部等)撤去 既存保護層
( 平場) 撤去 既存断熱層撤去 既存防水層
( 立上り部等)撤去 既存防水層
( 平場) 撤去 既存下地の補修
及び処置 防水層の新設 断熱材の新設 保護層の新設
P0S 工法
(接着) ○ - - ○ - ○ ○ - -
(機械) ○ - - ○ - ○ ○ - -
P0SI 工法
(接着) ○ - - ○ - ○ ○ ○ -
(機械) ○ - - ○ - ○ ○ ○ -
M4S工法※1 - - - ○ - ○ ○ - -
M4SI工法※1 - - - ○ - ○ ○ ○ -
S3S工法※2 - - - ○ ○ ○ ○ - -
S3SI工法※2 - - - ○ ○ ○ ○ ○ -
S4S 工法
(接着) - - - ○ - ○ ○ - -
(機械) - - - ○ - ○ ○ - -
工程
工法の種類
記号の説明
例)P0S工法:既設防水層が保護アスファルト防水工法であり、保護層を 撤去せずに合成高分子系ルーフィングシート防水工法で改修を行う。
既存防水層 既存下地の処理 改修後の屋根
P;保護アスファルト防水工法 M;露出アスファルト防水工法 S;合成高分子系ルーフィング
シート防水工法
0;保護層非撤去 (立上り部等は撤去)
3;露出防水層撤去 4;露出防水層非撤去
(立上り部等は撤去)
S;合成高分子系ルーフィングシート 防水工法
SI;合成高分子系ルーフィングシート
防水断熱工法
合成高分子ルーフィングシート防水の工法、種別及び工程
(注)1.ALCパネル下地の場合は、工程1を( )内とする。
2.S4SI・S4S、工法で既存防水層の表面に層間接着用プライマーを塗布した場合は、工程1を省略する。
3.ALCパネル下地の場合は、機械的固定工法は適用しない。
4.SI-F1(S-F1)の場合で粘着層付又は接着剤付加硫ゴム系ルーフィングシートを使用する場合は、工程3(工程2)を行わない。
5.工程2の断熱材の張付けは、ルーフィングシート製造所の仕様による。
工法
接着工法 機械的固定工法
種別
S-F1(SI-F1) S-F2(SI-F2) S-M1(SI-M1) S-M2(SI-M2) S-M3
工程
材料・工法 使用量
(㎏/㎡) 材料・工法 使用量
(㎏/㎡) 材料・工法 使用量
(㎏/㎡) 材料・工法 使用量
(㎏/㎡) 材料・工法 使用量
(㎏/㎡) 1 プライマー塗り
0.2 (0.3)
注1
プライマー塗り (0.3) 注1
- - - - - -
2
(接着剤 /断熱材)
注5
- (接着剤
/断熱材) - (防湿用フィルム
/断熱材) - (防湿用フィルム
/断熱材) - (防湿用フィルム
/断熱材) -
3 接着剤塗布 0.4
注4 接着剤塗布 0.4 絶縁用
シート敷設 - 絶縁用
シート敷設 - 絶縁用
シート敷設 -
4
加硫ゴム系 ルーフィング シート(1.2mm)
張付け
-
塩化ビニル樹 脂系ルーフィン グシート(
2.0mm)張付け
-
加硫ゴム系ル ーフィングシート
(1..5mm)の固 定 金具による 固 定
-
塩化ビニル樹脂 系ルーフィングシ ート (1.5mm)の 固定金具による 固定
-
熱可塑性エラスト マー系ルーフィン グシート(1.2mm)
の固定金具によ る固定
-
5 仕上塗料塗り
注7 - - - 仕上塗料塗り
注7 - - - - -
「公共建築改修工事標準仕様書」(平成28年度版)
工法
断熱部(平場)接着工法の工程 非断熱部(平場)接着工法の工程
工程
材料 使用量/㎡ 工法 材料 使用量/㎡ 工法
1 プライマー(注)1 0.2kg はけ塗り又はローラー 塗り
プライマー(注)1 0.2kg はけ塗り又はローラー 塗り
2 接着剤(注)2 0.4kg以上 ゴムベラ塗り又はクシ
目バケ 接着剤 0.4kg以上(注)2 ゴムベラ塗り又はクシ目
バケ 3 硬質ウレタンフォーム(注)2,3 - 接着剤による接着又は
圧着 加硫ゴム系ルーフィングシート - 接着剤による接着
4 接着剤 0.4kg以上 はけ塗り又はローラー
塗り 仕上塗料 0.25kg以上 はけ塗り又はローラー
塗り 5 加硫ゴム系ルーフィングシート(注)4 - 接着剤による接着
6 仕上塗料 0.25kg以上 はけ塗り又はローラー
塗り
「保全工事共通仕様書」(平成29年版)UR都市機構
(注)
1 工程1のプライマーは、下地処理材を全面塗布した場合は、省くこと ができる。なお、下地処理材の種別と使用量は、製造所の仕様による。
2 工程2の工法及び工程3の断熱材を積層する場合の工法は、部分接着
(点張り)又全面接着により、種別と使用量は製造所の仕様による。
3 工程3の硬質ウレタンフォームの厚さは特記による。
4 工程4の接着剤の使用量は、粘着層付又は接着剤付き加硫ゴム系ルー フィングシートを使用する場合、0.2kg/㎡(断熱材面のみ)とす る。
5 工程3で押出法ポリスチレンフォームを使用する断熱工法の場合は、
各工程の種別と使用量は、製造所の仕様による。
(注)
1 工程1のプライマーは、下地処理材を全面塗布した場合は、省くこと ができる。なお、下地処理材の種別と使用量は、製造所の仕様による。
2 工程2の接着剤の使用量は、粘着層付又は接着剤付き加硫ゴム系ルー フィングシートを使用する場合、0.2kg/㎡(下地面のみ)とする。
屋外外断熱露出防水工事
工法
通気緩衝部(平場)の工程
工程
材料 使用量/㎡ 工法
1 プライマー(注)1 0.2kg はけ塗り又はローラー塗り
2 接着剤 0.4kg はけ塗り又はクシ目バケ
3 通気緩衝積層ゴム系ルーフィングシ
ート - 接着剤による接着
4 仕上塗料(注)2 0.8kg以上 はけ塗り又はローラー塗り
「保全工事共通仕様書」(平成29年版)UR都市機構
(注)
1 工程1のプライマーは、下地処理材を全面塗布した場合は、省くことができる。なお、下地処理 材の種別と使用量は、製造所の仕様による。
2 工程4の仕上げ塗料は、骨材入りの軽歩行用とし、数回に分けて塗布する。
脱気絶縁複合防水工事(歩行用・軽歩行用)
参考資料②
シート防水の断熱材について
シート表面は、夏場には、太陽の輻射熱で、70℃以上、逆に冬場には0℃以下に下がります。又、一日の中でも日中と 夜間では数十℃の温度差があり、躯体は常に熱による伸縮が生じます。断熱工法の採用は、この伸縮を緩和し、かつ躯 体の長寿命化をはかることができます。躯体の保護の他にも、冷暖房負荷の低減や結露防止に効果があります。
シート防水に使用する断熱材は、ポリエチレンフォーム・ポリスチレンフォーム・硬質ウレタンフォームを工法、材料 に合わせて選択します。
☆断熱材の断熱性能とは?
断熱材の断熱性能は、断熱材の厚さ、熱伝導率、熱伝導抵抗によって算出することが可能です。
物体内での熱移動で、高温側の分子運動が直接低温側の分子運動に伝えられ、そのとき物質の移動 がないものを「熱伝導」といいます。
熱伝導率とは、物体内で熱伝導が定常状態で行われるとき流れる熱量の大小を表す比例定数で、物 体の種類と状態によって決まる物性値です。
熱伝導抵抗は、材料の厚さを熱伝導率で割ることによって算出するもので、熱の伝わりにくさを表 し、断熱材の性能評価を行なうときによく使用されます。これは数値が大きいほど熱を伝えにくい と言えます(熱伝導率の逆数)。
加硫ゴム系シート防水工法に使用される主な断熱材の特徴
ポリエチレンフォーム ポリスチレンフォーム 硬質ウレタンフォーム
特長
*半硬質の独立気泡構造を有する。
*熱伝導率が小さく断熱性に 優れている。
*耐水性がきわめて優れている。
*可とう性がある。
*硬質で独立気泡構造を有する。
*熱伝導率が小さく断熱性に 優れている。
*耐水性が優れている。
*耐圧縮性に優れている。
*硬質で独立気泡構造を有する。
*熱伝導率が小さく断熱性に 優れている。
*耐熱性が優れている。
施工法 接着工法のみ 接着工法・機械的固定工法 接着工法・機械的固定工法 有機溶剤系
接着剤使用 可 不可 可
各断熱材の熱伝導率 JIS A 9521
種類 密度 Kg/㎥ 熱伝導率 W/(m・K)
ポリエチレンフォーム 断熱材
1種1号 10以上 0.042以下
1種2号
2種 20以上 0.038以下
3種 10以上 0.034以下
押出法ポリスチレンフォーム 断熱材
1種b A
20以上
0.040以下
1種b B 0.038以下
1種b C 0.036以下
2種b A
25以上
0.034以下
2種b B 0.032以下
2種b C 0.030以下
3種b A
25以上
0.028以下
3種b B 0.026以下
3種b C 0.024以下
3種b D 0.022以下
各断熱材の熱伝導率 JIS A 9521
種類 密度 Kg/㎥ 熱伝導率 W/(m・K)
硬質ウレタンフォーム 断熱材
1種1号 35以上 0.029以下
1種2号 0.024以下
1種3号 25以上 0.025以下
2種1号 A
35以上
0.023以下
2種1号 B 0.022以下
2種1号 C 0.021以下
2種1号 D 0.020以下
2種1号 E 0.019以下
2種2号 A
25以上
0.024以下
2種2号 B 0.023以下
2種2号 C 0.022以下
2種2号 D 0.021以下
2種2号 E 0.020以下
2種2号 F 0.019以下
2種3号 35以上 0.027以下
2種4号 25以上 0.028以下
3種1号 A
35以上
0.026以下
3種1号 B 0.025以下
3種1号 C 0.024以下
3種1号 D 0.023以下
3種2号 A
25以上
0.026以下
3種2号 B 0.025以下
3種2号 C 0.024以下
加硫ゴムシート
20 30 40 50 60 70 80
9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00
表 面温 度 (℃ )
外気温
高日射反射率塗料 汎用塗料
最大 22℃
参考資料③
高反射塗料について
加硫ゴム系シート防水の場合には、一般的に、表面に、美観を向上させる目的で、仕上げ塗料を塗布しますが、
仕上げ塗料のうち、特殊な顔料を用いて日射反射率を高くした塗料のことを、高日射反射率塗料と称しています。
高日射反射率塗料は、塗布することでシートの表面温度を抑えることが可能であり、建物の省エネルギ-と防水 層の長寿命化に効果があります。
仕上げ塗料に高日射反射率塗料と汎用塗料を用いた場合のシート表面の温度変化の実験データ(色;N-5(グレ ー色))では、高日射反射率塗料を塗布することでシート表面温度の上昇を抑えることが確認されています。