RCP – response control parameter segment 応答コントロールパラメータセグメント

7. 関連セグメント詳細

7.14 RCP – response control parameter segment 応答コントロールパラメータセグメント

7.14 RCP – Response Control Parameter Segment 応答コントロールパラメー

HL7 表 0126 – Quantity Limited Request 数量制限要求

Value Description Message Usage Comment

CH

Characters 文字 RSP/RTB/RDY Used where size of input buffer has limitations

LI

^Lines^行 ^RTB/RDY

PG

^Pages^ページ ^RDY

RD

^Records^レコード RSP/RTB/RDY In RSP record = hit

ZO

Locally defined ローカル定義

RCP-3 Response Modality

応答様式 (CWE) 01440

Components: <Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^ <Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>

定義：このフィールドは、応答メッセージのタイミングとグルーピングを指定する。有効な値については、HL7表 0394－応答様式を参照。

HL7 表 0394 – Response Modality 応答様式

Value Description Comment

R

^{Real Time}^{リアルタイム}

T

Bolus (a series of responses sent at the same time without use of batch formatting)バッチ以外の事前処理

B

^Batch^バッチ

RCP-4 Execution and Delivery Time

実行及び配送時間 (TS) 01441 Components: <Time (DTM)> ^ <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>

返送される応答の時間を指定する。このフィールドは、RCP-1照会優先度がD (遅延)の値の時に限り、評価される（値が入れられる）

RCP-5 Modify Indicator

変更表示子

(ID) 01443

定義：このフィールドは、申し込みが新しいものか、あるいは変更がされつつあるのかを指定する。有効な値については、HL7表0395－変更指示子を参照。

HL7表 0395 – Modify Indicator 変更指示子

Value Description Comment

N

New Subscription 新規

M

Modified Subscription 変更

RCP-6 Sort-by Field

ソートするフィールド (SRT) 01624 Components: <Sort-by Field (ST)> ^ <Sequencing (ID)>

定義: 表になっている返答を求める照会のために、このフィールドは、どちらのフィールドによって、応答がソートされるかということ、そして、区分けをする順序を指定する。QSC別形が用いられていないときに、このフィールドの最初のコンポーネントのために指定された値は、アウトプット仕様および注釈の ColNameフィールドから引き出される。セクション 5.3.3.1 を参照。QSC別形が使われるときには、これらの値はインプット/アウトプット仕様および注釈のColNameフィールドから引き出される。例についてはセクション5.9.4.1を参照。

このフィールドのそれぞれの繰り返しは、１つのソート・フィールドを指定する。このように、このフィールドの最初の繰り返しは、第一次的なソート・フィールドを指定する; 第２の繰り返しは、第二次的なソート・フィールドを指定する; etc。

RCP-7 Segment Group Inclusion

セグメント・グループ包含

(ID) 01594

定義：応答に含まれるオプション・セグメント・グループを指定する。セグメント・グループの値については、HL7

テーブル0391－セグメント・グループを参照。これは、複数のセグメント・グループを含めるための繰り返しフィ

ールドである。このフィールドのデフォルト（表されていない）は、全ての関連するグループが含まれることを意味する。

注：セグメント・グループのためのコードは、HL7表0391から取り出されるが、セグメント・グループ（e.g.

PIDG）の正確なセグメント-レベルの定義は、そのセグメント・グループが現れる、その照会のコンフォーマンス・ステートメントの中だけから与えられる。

例：

HL7 表 0391 – Segment Group セグメント・グループ

Value Description Comment

PIDG PID group OBRG OBR group ORCG ORC group RXAG RXA group RXDG RXD group RXEG RXE group RXOG RXO group

Etc

注： HL７表0391－セグメント・グループは、現在、HL７によって定義されたいかなる値も含まない。値はHL７技術委員会によって投票により同意されたものがコンフォーマンス・ステートメント中にあるので、それらがこのテーブルに含まれるだろう。

付録―１．メッセージ使用例

この節では、実際の処方例に基づき、処方メッセージがどの様に構築されるかを示すことで、規約の解釈の相違により、メッセージの使用法に相違が出ない様にすることにある。

次の処方例について、メッセージの例を示す。また、図１に処方せんイメージと HL7 メッセージの対応関係を示す。

（１）内服薬

（２）外用薬

（３）座薬

（４）麻薬

（５）頓服薬

（６）漸増（漸減）投与

（７）隔日投与

（８）不均等投与

（９）交互投与

（A-1）患者情報照会メッセージ

（A-2）患者情報応答メッセージ

（B-1）処方依頼情報照会メッセージ

（B-2）処方依頼情報応答メッセージ

図１処方せんイメージとHL7メッセージとのマッピング図

（１）内服薬

項目名項目値備考

オーダ番号 12345678

依頼日 2012/08/25

依頼医山田太郎(123456)

依頼科内科(01)

入外区分外来(O)

処方区分外来院内処方

Rp1

Rp番号 01

薬剤-1 ダーゼン錠（５mg)(108665201)

１日用量-1 ３錠

薬剤-2 パンスポリンＴ錠（１００mg)(110626901)

１日用量-2 6錠

用法１日３回毎食後

開始日 2012/08/25

投与期間３日分

Rp2

Rp番号 02

薬剤-1 アレピアチン１０倍散(100607002)

１日用量-1 100mg

薬剤-2 フェノバルビタール１０倍散(100565305)

１日用量-2 100mg

用法１日２回朝夕食後

開始日 2012/08/25

投与期間１４日分

【処方せん表記の参考例】

Rp1 ダーゼン錠５ｍｇ１錠（１日３錠）

パンスポリンＴ錠１００ｍｇ２錠（１日６錠）

１日３回朝昼夕食後３日分

Pp2 アレピアチン１０倍散５０ｍｇ（１日１００ｍｇ）

フェノバルビタール１０倍散５０ｍｇ（１日１００ｍｇ）

１日２回朝夕食後１４日分

MSH|^~\&|SEND||RECEIVE||20120821161523||RDE^O11^RDE_O11|201208211615230143|P|2.5||||||~ISO IR87||ISO 2022-1994<CR>

PID|||1000000001^^^^PI||患者^太郎^^^^^L^I~カンジャ^タロウ^^^^^L^P||19601224|M<CR>

IN1|1|06^組合管掌健康保険^JHSD0001|""<CR>

ORC|NW|12345678||12345678_01|||||20120825|||123456^山田^太郎^^^^^^^L^^^^^I~^ヤマダ^タロウ

^^^^^^^L^^^^^P|||||01^内科^99Z01||||||||||||O^外来患者オーダ^HL70482<CR>

RXE||108665201^ダーゼン錠(5mg)^HOT|1||TAB^錠^MR9P|||||9|TAB^錠^MR9P||||||||3^TAB&錠

&MR9P||OHP^外来処方^MR9P~OHI^院内処方^MR9P

||||||21^内服薬^JHSP0003

<CR>

TQ1|||1013044400000000&内服・経口・１日３回朝昼夕食後&JAMISDP01|||3^D&日&ISO+|20120825<CR>

⑩

⑪

⑫

⑬

⑭

⑩

⑪ ⑫

⑬ ⑭

⑥ ⑦

⑮

①

②

③

④

⑤

⑥

⑦

⑧

⑨

③

④ ⑤

⑦

⑧

③

⑥

⑨

⑮

⑯

⑰

⑱

① ②

①

②

RXR|PO^口^HL70162<CR>

ORC|NW|12345678||12345678_01|||||20120825|||123456^山田^太郎^^^^^^^L^^^^^I~^ヤマダ^タロウ

^^^^^^^L^^^^^P|||||01^内科^99Z01||||||||||||O^外来患者オーダ^HL70482<CR>

RXE||110626901^バンスポリン(100mg)^HOT|2||TAB^錠^MR9P|||||18|TAB^錠^MR9P||||||||6^TAB&錠

&MR9P||OHP^外来処方^MR9P~OHI^院内処方^MR9P

||||||21^内服薬^JHSP0003

<CR>

TQ1|||1013044400000000&内服・経口・１日３回朝昼夕食後&JAMISDP01|||3^D&日&ISO+|20120825<CR>

RXR|PO^口^HL70162<CR>

ORC|NW|12345678||12345678_02|||||20120825|||123456^山田^太郎^^^^^^^L^^^^^I~^ヤマダ^タロウ

^^^^^^^L^^^^^P|||||01^内科^99Z01||||||||||||O^外来患者オーダ^HL70482<CR>

RXE||100607002^アレビアチン10倍散^HOT|50||MG^ミリグラム^MR9P|PWD^散剤^MR9P||||1.4|G^グラム

^MR9P||||||||100^MG&ミリグラム&MR9P||OHP^外来処方^MR9P~OHI^院内処方^MR9P||||100|MG^ミリグラム

^MR9P

|21^内服薬^JHSP0003

<CR>

TQ1|||1012040400000000&内服・経口・１日２回朝夕食後&JAMISDP01|||14^D&日&ISO+|20120825<CR>

RXR|PO^口^HL70162<CR>

ORC|NW|12345678||12345678_02|||||20120825|||123456^山田^太郎^^^^^^^L^^^^^I~^ヤマダ^タロウ

^^^^^^^L^^^^^P|||||01^内科^99Z01||||||||||||O^外来患者オーダ^HL70482<CR>

RXE||100565305^フェノバルビタール10倍散^HOT|50||MG^ミリグラム^MR9P|PWD^散剤^MR9P||||1.4|G^グラム^MR9P||||||||100^MG&ミリグラム&MR9P||OHP^外来処方^MR9P~OHI^院内処方^MR9P||||100|MG^ミリグラム^MR9P

|21^内服薬^JHSP0003

<CR>

TQ1|||1012040400000000&内服・経口・１日２回朝夕食後&JAMISDP01|||14^D&日&ISO+|20120825<CR>

RXR|PO^口^HL70162<CR>

<EOM>

■ MSHセグメント

SEQ ELEMENT NAME 値備考

2 符号化文字 ^~\&

3 送信アプリケーション SEND 5 受信アプリケーション RECEIVE 7 メッセージ日時 20120821161523 9 メッセージ型 RDE^O11^RDE_O11 10 メッセージ制御ID 201208211615230143 11 処理ID P

12 バージョンID 2.5 18 文字セット ~ISO IR87 20 代替文字セット操作法 ISO 2022-1994

■ PIDセグメント

SEQ ELEMENT NAME 値備考

3 患者IDリスト 1000000001^^^^PI

5 患者氏名患者^太郎^^^^^L^I~カンジャ^タロウ^^^^^L^P

7 生年月日 19601224

8 性別 M

■ IN1セグメント

SEQ ELEMENT NAME 値備考

1 セットID 1

2 保険プランID 06^組合管掌健康保険^JHSD0001 3 保険会社ID ""

④

⑤

⑥ ⑦

⑧

①

⑨

⑩

⑪

⑫

⑬ ⑭

⑯

⑰

⑱

⑧

■ ORCセグメント

SEQ ELEMENT NAME 値備考

1 オーダ制御 NW

2 依頼者オーダ番号 12345678 4 依頼者グループ番号 12345678_01 9 トランザクション日時 20120825

12 オーダ発行者 123456^山田^太郎^^^^^^^L^^^^^I~^ヤマダ^タロウ

^^^^^^^L^^^^^P

17 入力組織 01^内科^99Z01

29 オーダタイプ O^外来患者オーダ^HL70482

■ RXE セグメント

SEQ ELEMENT NAME 値備考

2 与薬コード 108665201^ダーゼン錠(5mg)^HOT 3 与薬量-最小 1

5 与薬単位 TAB^錠^MR9P

10 調剤量 9

11 調剤単位 TAB^錠^MR9P

19 1日あたりの総投与量 3^TAB&錠&MR9P

21 薬剤部門/治療部門によ

る特別な調剤指示 OHP^外来処方^MR9P~OHI^院内処方^MR9P

27 与薬指示 21^内服薬^JHSP0003

■ TQ1 セグメント

SEQ ELEMENT NAME 値備考

3 繰返しパターン 1013044400000000&内服・経口・１日３回朝昼夕食後

&JAMISDP01 6 サービス期間 3^D&日&ISO+

7 開始日時 20120825

■ RXR セグメント

SEQ ELEMENT NAME 値備考

1 経路 PO^口^HL70162

■ ORCセグメント

SEQ ELEMENT NAME 値備考

1 オーダ制御 NW

2 依頼者オーダ番号 12345678 4 依頼者グループ番号 12345678_01 9 トランザクション日時 20120825

12 オーダ発行者 123456^山田^太郎^^^^^^^L^^^^^I~^ヤマダ^タロウ

^^^^^^^L^^^^^P

17 入力組織 01^内科^99Z01

29 オーダタイプ O^外来患者オーダ^HL70482

■ RXE セグメント

SEQ ELEMENT NAME 値備考

2 与薬コード 110626901^バンスポリン(100mg)^HOT 3 与薬量-最小 2

5 与薬単位 TAB^錠^MR9P 10 調剤量 18

11 調剤単位 TAB^錠^MR9P 19 1日あたりの総投与量 6^TAB&錠&MR9P 21 薬剤部門/治療部門によ

る特別な調剤指示 OHP^外来処方^MR9P~OHI^院内処方^MR9P 27 与薬指示 21^内服薬^JHSP0003

■ TQ1 セグメント

SEQ ELEMENT NAME 値備考

3 繰返しパターン 1013044400000000&内服・経口・１日３回朝昼夕食後

&JAMISDP01 6 サービス期間 3^D&日&ISO+

7 開始日時 20120825

■ RXR セグメント

SEQ ELEMENT NAME 値備考

1 経路 PO^口^HL70162

■ ORCセグメント

SEQ ELEMENT NAME 値備考

1 オーダ制御 NW 2 依頼者オーダ番号 12345678 4 依頼者グループ番号 12345678_02 9 トランザクション日時 20120825

12 オーダ発行者 123456^山田^太郎^^^^^^^L^^^^^I~^ヤマダ^タロウ

^^^^^^^L^^^^^P

17 入力組織 01^内科^99Z01

29 オーダタイプ O^外来患者オーダ^HL70482

■ RXE セグメント

SEQ ELEMENT NAME 値備考

2 与薬コード 100607002^アレビアチン10倍散^HOT 3 与薬量-最小 50

5 与薬単位 MG^ミリグラム^MR9P 6 与薬剤形 PWD^散剤^MR9P 10 調剤量 1.4

11 調剤単位 G^グラム^MR9P

19 1日あたりの総投与量 100^MG&ミリグラム&MR9P 21 薬剤部門/治療部門によ

る特別な調剤指示 OHP^外来処方^MR9P~OHI^院内処方^MR9P 25 与薬力価 100

26 与薬力価単位 MG^ミリグラム^MR9P

SEQ ELEMENT NAME 値備考 27 与薬指示 21^内服薬^JHSP0003

■ TQ1 セグメント

SEQ ELEMENT NAME 値備考

3 繰返しパターン 1012040400000000&内服・経口・１日２回朝夕食後

&JAMISDP01 6 サービス期間 14^D&日&ISO+

7 開始日時 20120825

■ RXR セグメント

SEQ ELEMENT NAME 値備考

1 経路 PO^口^HL70162

■ ORCセグメント

SEQ ELEMENT NAME 値備考

1 オーダ制御 NW 2 依頼者オーダ番号 12345678 4 依頼者グループ番号 12345678_02 9 トランザクション日時 20120825

12 オーダ発行者 123456^山田^太郎^^^^^^^L^^^^^I~^ヤマダ^タロウ

^^^^^^^L^^^^^P

17 入力組織 01^内科^99Z01

29 オーダタイプ O^外来患者オーダ^HL70482

■ RXE セグメント

SEQ ELEMENT NAME 値備考

2 与薬コード 100565305^フェノバルビタール10倍散^HOT 3 与薬量-最小 50

5 与薬単位 MG^ミリグラム^MR9P 6 与薬剤形 PWD^散剤 ^MR9P 10 調剤量 1.4

11 調剤単位 G^グラム^MR9P

19 1日あたりの総投与量 100^ミリグラム&MG&MR9P 21 薬剤部門/治療部門によ

る特別な調剤指示 OHP^外来処方^MR9P~OHI^院内処方^MR9P 25 与薬力価 100

26 与薬力価単位 MG^ミリグラム^MR9P 27 与薬指示 21^内服薬^JHSP0003

■ TQ1 セグメント

SEQ ELEMENT NAME 値備考

3 繰返しパターン 1012040400000000&内服・経口・１日２回朝夕食後

&JAMISDP01 6 サービス期間 14^D&日&ISO+

7 開始日時 20120825

ドキュメント内 JAHIS 処方データ交換規約 Ver. 2.1 まえがき従来より HIS( 病院情報システム ) と病院内部門システム間のデータ交換においてメーカ間での統一はもとより同一メーカにおいても導入ユーザによってその仕様が異なり接続する際には多くの手間と時間を要していたまた地域連携や病診連携等 (ページ 152-200)