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RAIDシステムの動作記録を参照する

ドキュメント内 Universal RAID Utility (ページ 46-51)

RAIDシステムに対する操作、および、RAIDシステムで発生したイベントは、Universal RAID UtilityのRAIDログに記録します。

オペレーティングシステムがWindowsの場合、RAIDログを参照するには、ログビューアを使用します。

ログビューアに表示するRAIDログの内容は、ログビューアを起動したときの内容です。RAIDロ グの内容を更新するには、[ファイル] メニューで [最新の情報に更新] をクリックします。ログビュ ーアはRAIDログを取得しなおし、表示する内容を更新します。

オペレーティングシステムがLinuxの場合、RAIDログを参照するには、テキストエディタなどでRAIDログのファイルを直接参照します。

詳細は「RAIDログへのイベントの記録」を参照してください。

RAID システムのコンフィグレーション

Universal RAID Utilityを使用したRAIDシステムのコンフィグレーション(RAIDシステムを構築すること)について説明します。

Universal RAID Utilityは、目的に応じていろいろな機能を提供しています。

図 8 RAIDシステムのコンフィグレーション機能 RAIDシステムの知識があ

まりないので、難しいことを 気にせずにRAIDシステム を構築したい

「論理ドライブを削除す る」を参照してください

RAIDシステムの知識があまりな くてもRAIDシステムを構築でき る「イージーコンフィグレーション」

機能を提供しています。

「RAID システムを簡単 に構築する」

を参照してください

とにかく簡単に論理ドライブ を追加したい

論理ドライブの構成を細かく 指定したり、複数の論理ドラ イブを一気に作成したい

選択項目を2つ決めるだけで 論理ドライブのできあがり !

「論理ドライブを簡単に 作成する」

を参照してください

「論理ドライブを自由に 作成する」

共用ホットスペアや専用ホット スペアをミスなく簡単に設定で きます。

「ホットスペアを作成する」

を参照してください

ハードディスクドライブの障害 に備えて、ホットスペアを作成 したい

論理ドライブの詳細設定や複 数個の論理ドライブ同時作 成も思いのまま !

パーティションが存在する論理 ドライブなどを誤って削除する ことはありません。

不要な論理ドライブを削除し たいが、間違ってシステムを 壊さないか不安がある

を参照してください

ホットスペアを作成する

Universal RAID Utilityは、障害が発生した物理デバイスを置換するために使用するホットスペアを作成できます。

ホットスペアには、以下の2種類のモードがあります。

モード 説明

共用ホットスペア 同一RAIDコントローラのすべてのディスクアレイのホットスペアとして使用できます。

専用ホットスペア 同一RAIDコントローラの特定のディスクアレイのホットスペアとして使用できます。

いずれのモードにおいても、ホットスペアとして機能するためには以下の点に留意する必要があります。

ホットスペアは、同一のインタフェースタイプ、同一のデバイスタイプの物理デバイスで構成するディスクアレイにのみホットスペア として機能します。

ホットスペアは、障害が発生した物理デバイスとホットスペアの容量が同じか、もしくは、障害が発生した物理デバイスの容量 がホットスペアの容量よりも小さい場合のみ機能します。

S.M.A.R.T.エラーを検出している物理デバイスは、ホットスペアとして使用できません。

共用ホットスペアとは

共用ホットスペアとは、同一RAIDコントローラのすべての論理ドライブのホットスペアとして機能するホットスペアです。

(例1) RAIDコントローラに論理ドライブ#1と#2が存在するRAIDシステムで共用ホットスペアを作成すると、共用ホットス ペアは論理ドライブ#1と#2のホットスペアとして機能します。

図 9 共用ホットスペア1

(例2) 例1のRAIDシステムに論理ドライブ#3を追加した場合、共用ホットスペアは論理ドライブ#3のホットスペアとしても 機能します。

図 10 共用ホットスペア2 共用 ホットスペア 論理ドライブ

#1 論理ドライブ

#2 共用ホットスペアは、RAIDコントローラ

のすべての論理ドライブのホットスペアと して機能します。

共用 ホットスペア 論理ドライブ

#1 論理ドライブ

#2

論理ドライブ

#3 共用ホットスペアは、RAIDコントローラ のすべての論理ドライブのホットスペアと して機能します。

専用ホットスペアとは

専用ホットスペアとは、同一RAIDコントローラの選択した論理ドライブのホットスペアとして機能するホットスペアです。専用 ホットスペアは、以下のような特徴があります。

専用ホットスペアは、選択した論理ドライブのホットスペアとして機能します。

選択していない論理ドライブにはホットスペアとして機能しません。

1台の専用ホットスペアを複数個の論理ドライブの専用ホットスペアとして作成することもできます。

1個の論理ドライブに複数の専用ホットスペアを作成できます。

RAIDレベルがRAID 0 の論理ドライブが存在するディスクアレイには、専用ホットスペアを作成でき ません。

論理ドライブが存在しないディスクアレイには、専用ホットスペアを作成できません。

専用ホットスペアは、ディスクアレイを構成する物理デバイスと、インタフェースタイプ、デバイスタイプ が同じ物理デバイスで作成できます。

(例1) RAIDコントローラに論理ドライブ#1と#2が存在するRAIDシステムで専用ホットスペアを作成します。作成する論理 ドライブに論理ドライブ#1のみを選択すると、専用ホットスペアは論理ドライブ#1のホットスペアとして機能します。論理ドラ イブ#2のホットスペアとしては機能しません。

図 11 専用ホットスペア1

(例2) 例1とは異なり、専用ホットスペアを作成する論理ドライブに論理ドライブ#1と論理ドライブ#2の両方を選択すると、

専用ホットスペアは論理ドライブ#1と論理ドライブ#2の両方のホットスペアとして機能します。

図 12 専用ホットスペア2 専用 ホットスペア 論理ドライブ

#1 論理ドライブ

#2 1)とは異なり論理ドライブ#2も選択

したため、論理ドライブ#1と#2の両方 のホットスペアとして機能します。

専用 ホットスペア 論理ドライブ

#1 論理ドライブ

#2 専用ホットスペアは、選択した論理ドラ

イブ#1のホットスペアとしてのみ機能し ます。

(例3) 例1のRAIDシステムで、物理デバイスの障害発生に対する備えをさらに強化するため、論理ドライブ#1の専用ホッ トスペアをもう1台追加することもできます。この場合、専用ホットスペア#1と#2は2台とも論理ドライブ#1のホットスペア として機能します。論理ドライブ#2のホットスペアとしては機能しません。

図 13 専用ホットスペア3

(例4) 例2のRAIDシステムも、例3のように論理ドライブ#1、#2の専用ホットスペアをもう1台追加することもできます。

この場合、専用ホットスペア#1と#2は論理ドライブ#1と#2の両方のホットスペアとして機能します。

図 14 専用ホットスペア4 専用 ホットスペア#1 論理ドライブ

#1 論理ドライブ

#2

専用ホットスペア#1と#2は、論理ドライブ#1 と#2の両方のホットスペアとして機能します。

専用 専用

ホットスペア#1 論理ドライブ

#1 論理ドライブ

#2 専用

ホットスペア#2

専用ホットスペア#1と#2は、2台とも論理ド ライブ#1のホットスペアとして機能します。

ホットスペア#2

共用ホットスペアの作成

共用ホットスペアを作成する手順を説明します。

RAID ビューア

[操作] メニューの [共用ホットスペア作成] を使用します。

手順 1 RAIDビューアを起動します。ツリービューで [ステータス] が[レディ] の物理デバイスをクリックしま す。[操作] メニューで [ホットスペア] をポイントし、

[共用ホットスペア作成] をクリックします。

手順 2 共用ホットスペアを作成後、物理デバイスの プロパティを参照すると、[ステータス] の値が[ホット スペア] になり、新たに[ホットスペア情報] という項 目を表示し、値が[共用] となります。

raidcmd

"hotspare" コマンドを使用します。

2 1

Firmware Version : BK09 Serial Number : 1111 Capacity : 146GB Status : Hot Spare Hot Spare Information : Global S.M.A.R.T. : Normal

>

Interface : SAS

Vendor/Model : Seagate ST12345678 Slot : 6

Device Type : HDD ID : 5 Enclosure : 1

> raidcmd hotspare -c=1 -p=6 -mr=make Make Global Hot Spare.

Do you continue ? [yes(y) or no(n)] : yes

>

> raidcmd property -tg=pd -c=1 -p=6 RAID Controller #1 Physical Device #6

手順 1 以下のパラメータを指定して、"hotspare"

コマンドを実行します。

ホットスペアを作成する物理デバイスが存在するRAIDコント ローラの番号

共用ホットスペアを作成する物理デバイスの番号

手順 2 共用ホットスペアを作成後、物理デバイスの プロパティを参照すると、[Status]の値が[Hot Spare]になり、新たに[Hot Spare Information]とい う項目を表示し、値が[Global]となります。

専用ホットスペアの作成

専用ホットスペアを作成する手順を説明します。

RAID ビューア

[操作] メニューの[専用ホットスペア作成] を使用します。

手順 1 RAIDビューアを起動します。ツリービューで[ステータス] が[レディ] の物理デバイスをクリックします。

手順 2 [操作] メニューで [ホットスペア] をポイント し、[専用ホットスペア作成] をクリックします。

手順 3 [専用ホットスペアの作成] ダイアログボックス を表示します。専用ホットスペアを作成するディスクア レイのチェックボックスをオンにします。複数のディスク アレイの専用ホットスペアとすることもできます。なお、

[選択した物理デバイスの容量] よりも必要容量が

大きいディスクアレイの専用ホットスペアにはできませ ん。

[OK] をクリックすると、専用ホットスペアを作成しま す。

を表示し、値が[専用(ディスクアレイ #X)] となり ます。

ra

手順 4 専用ホットスペアを作成後、物理デバイスの プロパティを参照すると、[ステータス] の値が[ホット スペア] になり、新たに[ホットスペア情報] という項 目

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