Rescue and Recovery ワークスペースで PC-Doctor ディス クを作成する手順は、次のとおりです。
1. POST 中に Access IBMボタンを押して、Rescue and
Recovery ワークスペースに入ります。
2. Rescue and Recovery ワークスペースのロードが完了し たら、「Diagnostic Diskette」をクリックします。
3. ディジタル署名の認証には約 15 秒かかります。その 後、ThinkPad がリブートして PC-DOSが起動します。
4. ディスケットの作成手順をプロンプトで指示するバッ チ・ファイルが自動的に開始されます。必要なディスケ ットの枚数が通知されます。
a. 各ディスケットを順番に挿入するように指示されま す。
b. 通常、必要な操作はフロッピー・ドライブのために
Enter キーを押すことだけです。その後、ディスケ
ットのフォーマットと作成がシステムによって行わ れます。
c. 各ディスケットは消去され、PC-Doctor for DOS ブ ート・イメージによってフォーマットされます。
5. すべてのディスケットが作成されると、ThinkPadはリ ブートします。 ドライブからすべてのディスケットを 取り出すか、診断を開始したい場合は、最初のディスケ ットを挿入してください。
テストを実行する手順は、次のとおりです。
注: 次の手順では、項目を選択するのに矢印キーだけでな くトラックポイント・ポインターも使用できます。
Enter を押す代わりに、左ボタンをクリックしてくださ
い。
1. ディスケット・ドライブに PC-Doctor ディスクを挿入 し、ThinkPad の電源をオンにする。
ThinkPad の電源をオンにできない場合は、36ページの
『電源システムの検査』に進んで、給電部をチェックし ます。
エラー・コードが表示された場合は、55ページの
『FRU 故障判別リスト』に進みます。
最初の画面で、モデルを選択して Enter を押します。
画面上の指示に従います。
2. PC-Doctor のメイン・パネルが表示される。
3. 矢印キーを使用して「Diagnostics (診断プログラム)」を 選択し、Enter を押す。
プルダウン・メニューが表示されます。 (メニューの正 確な形式は、モデルによって異なります。)
注: PC-Doctor メニューは、正式なサポートされるデバ
イスのリストを意味しません。サポートされないデ バイス名が PC-Doctor メニューに表示されること があります。
テスト・メニューのオプションは、次のとおりです。
Diagnostics (診断プログラム)
Interactive Tests (対話式テスト) v Run Normal Test (通常テ
ストの実行)
v Run Quick Test (簡易テ ストの実行)
v CPU/Coprocessor (CPU/コ プロセッサー)
v Systemboard (システム・
ボード)
v Video Adapter (ビデオ・
アダプター)
v Serial Ports (シリアル・
ポート)
v Parallel Ports (パラレル・
ポート)
v Fixed Disks (ハードディ スク)
v Diskette Drives (ディスケ ット・ドライブ) v Other Devices (その他の
デバイス) v ThinkPad Devices
(ThinkPad デバイス) v Communication (通信) v Wireless LAN (ワイヤレ
ス LAN)
v Memory Test - Full (メモ リー・テスト - 完全版) v Memory Test - Quick (メ
モリー・テスト - 簡易 版)
v Keyboard (キーボード) v Video(ビデオ)
v Internal Speaker (内蔵ス ピーカー)
v Mouse (マウス) v Diskette (ディスケット) v System Load (システム負
荷)
v CD-ROM/DVD Test (CD-ROM/DVD テスト) v Intel Wireless Radio (Intel
ワイヤレス無線)
Diagnostics Run Normal Test Run Quick Test CPU/Coprocessor Systemboard Video Adapter Serial Ports Parallel Ports Fixed Disks Diskette Drives Other Devices Communication Memory Test - Full Memory Test - Quick
Interactive Tests Hardware Info Utility Quit F1=Help
PC-DOCTOR 2.0 Copyright 2002 PC-Doctor, Inc. All Rights Reserved.
Use the cursor keys and ESC to move in menus. Press ENTER to select.
Wireless LAN
注:
v 「Interactive Tests (対話式テスト)」の「Keyboard (キ ーボード)」テストでは、Fnキーは少なくとも 2 秒間 押したままにする必要があります。そうしなければ、
キーは検知されません。
v 「Video Adapter (ビデオ・アダプター)」テストは、
ThinkPad の LCD ディスプレイだけをサポートしま
す。ThinkPad に外付けモニターが接続されている場合 は、PC-Doctor for DOS を実行する前にモニターを切 り離してください。
v BIOS Setup Utility で「Legacy Floppy Drives (既存の フロッピー・ドライブ)」を使用可能にした場合、既存 のディスケット・ドライブが ThinkPadに取り付けられ ていなくても、「Diskette Drives (ディスケット・ドラ イブ)」テストはアクティブになります。
4. 適当な機能テストを実行する。
5. 画面上の指示に従う。問題がある場合、PC-Doctor はそ れを説明するメッセージを表示します。
6. テストを終了するには、「Quit (終了)」→「Exit Diag (ダイアログの終了)」を選択する。
テストを取り消す場合は、Esc を押します。
注: PC-Doctor を実行した後、システムの日時を確認し、
日時が誤っていれば再設定してください。