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PBX のログ

ドキュメント内 Veritas NetBackup™ ログリファレンスガイド (ページ 132-136)

PBX (Private Branch Exchange) のログは、すべてのマスター、メディア、またはクライ アントサーバーの次の場所にあります。

UNIX の場合: /opt/VRTSpbx/log

Windows の場合: C:¥Program Files (x86)¥VERITAS¥VxPBX¥log

PBX のログファイルは、安全な通信の問題のトラブルシューティングを行うときに重要な 役割を果たすことがあります。このようなときに、ログファイルのサイズと数を、ログファイル

第 10 章 NetBackup の安全な通信のログ記録 132 NetBackup プロキシトンネルのログ記録

5 つとそれぞれ 1 MB というデフォルト設定よりも増やすことが必要になる場合がありま す。ログファイルのサイズを 50,000 KB にし、ログファイル数を 20 に増やすには、

vxlogcfg コマンドを次のように使用します。

Windows

(HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥Veritas¥VxICS¥logcfg¥103):

C:¥Program Files (x86)¥VERITAS¥VxPBX¥bin¥vxlogcfg –a –p 50936 –s “MaxLogFileSizeKB=50000”

–o 103

C:¥Program Files (x86)¥VERITAS¥VxPBX¥bin¥vxlogcfg –a –p 50936 –s “NumberOfLogFiles=20”

–o 103

これにより、それぞれ 50 MB のログファイルを 20 個までキャプチャできます。

UNIX の場合:

1. 次のように vxlogcfgコマンドを使用して、ログファイルのサイズを 51,200 KB にし、

ログファイルの数を 10 個に増やします:

UNIX の場合 (/etc/vx/VxICS/icsul.conf 内):

/opt/VRTSpbx/bin/vxlogcfg –a –p 50936 –s “MaxLogFileSizeKB=51200” –o 103 /opt/VRTSpbx/bin/vxlogcfg –a –p 50936 –s “NumberOfLogFiles=10” –o 103

2. Cd/opt/VRTSpbx/log コマンドを使用してディレクトリを変更します。ログファイルの サイズが 1 MB より大きくなっていることを確認します (1 分以内にこの変化を確認 できるはずです)。

3. PBX のログ設定を確認するには、構成ファイルを次のように表示できます。

/etc/vx/VxICS にディレクトリを変更します。

cat icsul.conf コマンドを使用して、変更が加えられたことを確認します。

次の例を参照してください。

cat icsul.conf

###############################################

# Caution! Do not update/modify file by hand.

# Use vxlogcfg tool to update/modify this file

###############################################

103.DebugLevel=6 103.AppMsgLogging=ON 103.LogToOslog=false

103.LogDirectory=/var/log/VRTSpbx/

103.L10nResourceDir=/opt/VRTSpbx/resources 103.L10nLib=/optVRTSpbx/lib/libvxexticu.so.3 103.L10nResource=VxPBX

第 10 章 NetBackup の安全な通信のログ記録 133 PBX のログ

103.MaxLogFileSizeKB=51200 103.RolloverMode=FileSize 103.NumberOfLogFiles=10 103.LogRecycle=true

Veritas テクニカルサポートへの安全な通信のログの送 信

証明書の配備または安全な通信が原因で問題が発生した場合は、問題のレポートと関 連するログを Veritas テクニカルサポートに送信して支援を依頼できます。表 10-2は、

Veritas テクニカルサポートが安全な通信の問題を診断するのに必要になるログのリスト および推奨ログレベルを示します。

表 10-2 安全な通信の問題のために収集するログ 収集するログ

問題の種類

マスターサーバーから:

詳細 5 の bpjava-msvc ログ

詳細 5 の bpjava-susvc ログ

デバッグレベル 6 の nbsl ログ

デバッグレベル 6 で OID 156 (ACE¥TAO) と 137 (NB ライブラリ) を有効にします。これらは、呼び出しプロセス に書き込みます。

埋め込み認証クライアント (EAT) のログ記録を有効にし ます。

nbatd ログ (AT ログセクションから)

vssat.log(vssat ログを参照)

PBX のログファイル

NetBackup サポートユーティリティ nbsu コンソールが起動されたエンティティから:

nbj または jbp ログファイル Java コンソールのログインエ

ラー

すべてのログがマスターサーバーに存在します。

nbwebservice ログ (Web サービスのログを参照)

nbwmc ログ、webserver ログ、問題のデータからのすべて のファイル (hs_err.*、*.hprof ファイルを含む)

インストールログファイル

nbsu を収集 (インストールログを自動収集するため)

nbcert ログ

PBX のログファイル

nbwmc のマスターサーバーで の開始または予期しない終了

第 10 章 NetBackup の安全な通信のログ記録 134 Veritas テクニカルサポートへの安全な通信のログの送信

収集するログ 問題の種類

証明書を配備できないサーバーから:

nbcert ログ

インストールログ

nbsu を収集 (インストールログを自動収集するため)

デバッグレベル 4 以上の nbpxyhelper ログファイル マスターサーバーから:

nbcert ログ

デバッグレベル 4 以上の nbpxyhelper ログファイル インストール中の証明書の配備

問題のクライアントまたはメディアサーバーから:

nbcert ログ

デバッグレベル 4 以上の nbpxyhelper ログファイル 接続を拒否しているマスターまたはメディアサーバーから:

デバッグレベル 4 以上の nbpxyhelper ログファイル

bprd、bptm、bpbrm など、通信に関係するすべてのプロセ スログ

マスターから:

ジョブの詳細

メモ: cURL ログが有効になっていることを確認します。

安全な接続の確立エラーを原 因とするバックアップの失敗

マスターサーバーから:

詳細 5 の bpdbm ログ カタログバックアップ中のディザ

スタリカバリ (DR) パッケージの 作成

トンネルとして機能するメディアサーバーから:

デバッグレベル 6 の nbpxytnl ログファイル

デバッグレベル 4 以上の nbpxyhelper ログファイル クライアント/ルーターから:

nbcert ログファイル

bpcd ログファイル

デバッグレベル 4 以上の nbproxyhelper ログファイル マスターサーバーから:

デバッグレベル 4 以上の nbproxyhelper ログファイル

メモ: cURL ログが有効になっていることを確認します。

Web サーバートンネル (メディ ア) または Web サーバーの ルーター (クライアント)

第 10 章 NetBackup の安全な通信のログ記録 135 Veritas テクニカルサポートへの安全な通信のログの送信

スナップショット技術

この章では以下の項目について説明しています。

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