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SAN クライアントファイバートランスポートのリストア

ドキュメント内 Veritas NetBackup™ ログリファレンスガイド (ページ 86-124)

図 5-2 ファイバートランスポートを介した SAN クライアントのリストア

(テープまたは ディスク)

バックアップ イメージ

ファイバーチャネルを介 して送信されるバックアップ

イメージ

バックアップ イメージ

マスター サーバー

メディア サーバー

bprestore

コマンド ライン NetBackup ユーザーイン ターフェース

nbjm bprd

bpcd

クライアント ディスク bpbrm

bptm

bptm の子

共有メモリ 共有メモリ

nbftsrvr ストレージ

デバイス

bpcd

nbftclnt

UNIX: NetBackup nbtar Windows: tar32

クライアント サーバー

SAN クライアントのリストアのプロセスの流れは次のとおりです (示される順序)。

リストアを開始すると、NetBackup によってクライアントの bprestore プログラムが起 動され、そのプログラムによって要求が Request デーモン bprd に送信されます。こ の要求によって、ファイルおよびクライアントが識別されます。その後、NetBackup Request デーモンによって、bpcd (NetBackup Client デーモン) を使用して Backup Restore Manager (bpbrm) が起動されます。

第 5 章 高度なバックアップおよびリストア機能 86 SAN クライアントファイバートランスポートのリストア

メモ: Backup Exec イメージのリストアを行う場合は、クライアント上では、bpbrm に よって tar32.exe ではなく mtfrd.exe が起動されます。サーバープロセスは、

NetBackup のリストアの場合と同じです。

対象のデータが存在するディスクまたはテープがマスターサーバーに接続されてい る場合、マスターサーバーで、bprd によって Backup Restore Manager が起動さ れます。そのディスクユニットまたはテープユニットがメディアサーバーに接続されて いる場合、そのメディアサーバーで、bprd によって Backup Restore Manager が起 動されます。

bpbrm によって bptm が起動され、バックアップ ID と shmfat (共有メモリ) フラグが bptm に渡されます。

bptm によって、次の処理が実行されます。

ジョブマネージャサービスから SAN クライアントの情報を要求します (nbjm)。

FT サーバープロセスにリストア要求を送信します (nbftsrvr)。

リストア要求が、クライアント上の FT クライアントプロセス (nbftclnt) に送信され ます。nbftclnt によって、メディアサーバー上の nbftsrvr へのファイバーチャ ネル接続がオープンされ、共有メモリが割り当てられて、共有メモリ情報がバック アップ ID ファイルに書き込まれます。

bpbrm によって、bpcdを介してtarが起動され、バックアップ ID、ソケット情報、shmfat (共有メモリ) フラグが tar に渡されます。

bptm によって、次の処理が実行されます。

ストレージデバイスからイメージが読み込まれます。

bptmの子プロセスが作成されます。この処理では、バックアップイメージがフィル タリングされて、リストア用に選択されたファイルだけがクライアントに送信されま す。

サーバー上の共有バッファにイメージデータが書き込まれます。

バッファに空きがない場合、またはジョブが完了した場合、バッファにフラグが設 定されます (一部のバッファがクライアントに送信される場合もあります)。

tar によって、次の処理が実行されます。

状態情報と制御情報が bpbrm に送信されます。

ローカルのバックアップ ID ファイルから共有メモリ情報が読み込まれます (ファイ ルが利用可能になるまで待機します)。

データの読み込み準備が完了したことを示すバッファフラグを待機します。

第 5 章 高度なバックアップおよびリストア機能 87 SAN クライアントファイバートランスポートのリストア

バッファからデータが読み込まれ、ファイルが抽出されてリストアされます。shmfat

(共有メモリ) フラグが設定されている場合、tar はデータのフィルタリングが完了

していると判断します。

FT サーバープロセス nbftsrvr は、共有メモリバッファのフラグが設定されるまで待

機します。フラグが設定されると、nbftsrvr はイメージデータを FT クライアント (nbftclnt) の共有メモリバッファに転送し、バッファのフラグをクリアします。

FT クライアント (nbftclnt) が nbftsrvr からのデータを待機し、そのデータをクラ イアントの共有メモリバッファに書き込みます。その後、nbftclnt がバッファのフラグ を設定します。

ジョブの最後に、次の処理が実行されます。

bptm は tar および bpbrm にジョブが完了したことを通知します。

bptm から nbftclnt に対して、ファイバーチャネル接続のクローズが要求されま す。

nbftclntによってファイバーチャネル接続がクローズされ、BID ファイルが削除 されます。

ホットカタログバックアップ

ホットカタログバックアップはポリシー形式のバックアップであり、通常のバックアップポリ シーと同様に柔軟にスケジュールできます。このバックアップ形式は、他のバックアップ処 理が継続的に行われている非常に使用頻度の高い NetBackup 環境で使用することを 目的としています。

NetBackup 管理コンソールのオプションを使用して NetBackup カタログの手動バック アップを開始できます。または、カタログが自動的にバックアップされるように NetBackup ポリシーを構成できます。

図 5-3では、ホットカタログバックアップ処理が表示されます。

第 5 章 高度なバックアップおよびリストア機能 88 ホットカタログバックアップ

図 5-3 ホットカタログバックアップ処理

マスターサーバー 3a

3b 3 2

1

5 4 リレーショナルデータベースファイル

のバックアップ

NetBackup データベー スファイルの バックアップ リレーショナル

データベースフ ァイル

コマンド ライン

bprd bpbackupdb

nbpem

nbjm

bpdbm bprd

Sybase SQLAnywhere

/usr/openv/db/

ステージング

bprd

注意:

マスターサーバーは EMM サーバーを バックアップします

注意:

マスターサーバーは 自分自身をバック

アップします バックアップポ

リシー管理

NetBackup は次のホットカタログバックアップジョブを開始します。

管理者によって手動で開始されるか、またはカタログバックアップポリシーのスケジュー ルによって開始される親ジョブ。

マスターサーバーの ID のリカバリ時に使用する .drpkg ファイルを作成する子ジョ ブ。.drpkg ファイルを正常に作成した後、ステージングの前に、同じ子ジョブは、次 の場所にあるステージングディレクトリに、SQL Anywhere データベースファイルのオ ンラインバックアップを実行します。

UNIX の場合: /usr/openv/db/staging

Windows の場合: install_path¥Veritas¥NetBackupDB¥staging

NBDB データベースファイルのバックアップを行う子ジョブ。

第 5 章 高度なバックアップおよびリストア機能 89 ホットカタログバックアップ

ファイルが準備領域に格納されると、通常のバックアップと同様の方法で、SQL

Anywhere データベースエージェントによってこれらのファイルのバックアップが行わ

れます。

NetBackup データベースファイル (/usr/openv/netbackup/db 内のすべてのファ イル) のバックアップを行う子ジョブ。

NetBackup によってディザスタリカバリファイルが作成されます。ポリシーで電子メー ルオプションが選択されている場合は、このファイルが管理者に電子メールで送信さ れます。

ホットカタログバックアップに関するメッセージについては、次のログを参照してください。

bpdbm、bpbkar、bpbrm、bpcd、bpbackup、bprd

リレーショナルデータベースファイルにのみ関するメッセージについては、EMM の

server.log ファイルと次のディレクトリにあるbpdbm ログファイルを参照してください。

UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/logs/bpdbm /usr/openv/db/log/server.log

Windows の場合:install_path¥NetBackup¥logs¥bpdbm install_path¥NetBackupDB¥log¥server.log

ホットカタログのリストア

NetBackup 管理コンソールの NetBackup カタログリカバリウィザード、または bprecover コマンドを使用して、カタログのリストアを開始できます。詳しくは、『NetBackup トラブル シューティングガイド』の「ディザスタリカバリ」の章を参照してください。

http://www.veritas.com/docs/DOC5332

メモ: ディザスタリカバリのような状況でホットカタログのリストアを実行する前に、マスター サーバーの ID が、ディザスタリカバリのインストールまたは nbhostidentity -import -infile drpkg.path コマンドによってリカバリされている必要があります。ID がリカバ リされると、ホットカタログのリカバリは通常どおりに完了できます。

図 5-4 にカタログのリストアおよびリカバリのプロセスを説明します。

第 5 章 高度なバックアップおよびリストア機能 90 ホットカタログのリストア

図 5-4 カタログのリストアおよびリカバリ

マスター サーバー 3

2 1

4 NetBackup

データベース ファイルのリストア

リレーショナル データベースファ

イルのリストア

コマンド ライン NetBackup

リカバリウィザード

bprecover bprd

リレーショナル データベース

ファイル Sybase

SQLAnywhere

/usr/openv/db/

ステージング bprd

「テープ(UNIX)か らのリストア」また は「ディスクからの リストア」を、カタ ログバックアップポ リシーに応じて参照

「テープ(UNIX)か らのリストア」また は「ディスクからの リストア」を、

カタログバックアッ プポリシーに応じて

参照

ホットカタログバックアップからの NetBackup データベースとリレーショナルデータベー ス (NBDB) ファイルのリストアは、次のステップで構成されます (示される順序)。

NetBackup カタログのイメージと設定ファイルがリストアされます。

NBDB ファイルがリストアされます。データベースファイル

は、/usr/openv/db/staging (UNIX の場合)、または

install_path¥NetBackupDB¥staging (Windows の場合) にリストアされます。

このステージングディレクトリへのファイルのリストアが行われた後、NBDB がリカバリ されます。

NBDB ファイルは、ステージングディレクトリから bp.confファイルの VXDBMS_NB_DATA 設定 (UNIX の場合)、または対応するレジストリキー (Windows の場合) で指定され た場所に移動されます。デフォルトの場所は、/usr/openv/db/data (UNIX の場 合)、install_path¥NetBackupDB¥data (Windows の場合) です。

リレーショナルデータベースファイルが再配置される場合、これらのファイルは、ステー ジングディレクトリから /usr/openv/db/data/vxdbms.conf ファイル (UNIX の場 合) または install_path¥NetBackupDB¥data¥vxdbms.conf ファイル (Windows

第 5 章 高度なバックアップおよびリストア機能 91 ホットカタログのリストア

ドキュメント内 Veritas NetBackup™ ログリファレンスガイド (ページ 86-124)