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PARA

ドキュメント内 著者 綾目 久雄 (ページ 68-71)

EA

パージ 領域

TX④ F

F

F F TX③

TX① TX② TX⑤

SA ゾーン

PA ゾーン

RA ゾーン

温度 湿度(露点)

TX① Pt100 静電容量式/ HYGRO CLIP (rotoronic)

TX② Pt100 鏡面冷却式/ CR-1A (Buck Research Instruments) TX③ K型熱電対 静電容量式/ DY55 (General Eastern)

TX④ K型熱電対

-TX⑤ Pt100 静電容量式/ HYGRO CLIP (rotoronic) 流量計

F 複合型ピトー管風量センサ / ニューエアロアイ (Wetmaster)

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け,パージゾーン通過後の空気をヒータで加熱し,再生空気として用いた.

  デシカントロータには,低露点用途において良好な吸着特性を示すゼオライト13X24) が担持されている.ロータの仕様を表3.1に示す.なお,本ロータの平衡吸着量と吸着 熱については,3.2.2項にて示す.

表3.1  試験ロータの特性値

  除湿装置としての効率を測定し,物質収支を確認するため,ロータカセットの各ゾー ンに接続するダクトそれぞれに対し,温湿度及び風量センサを設けた.センサ位置と使 用した種類を図3.1に併記する.

  また,デシカントロータ出口空気の温度および湿度分布を得るため,各ゾーンの出口 には,ロータ回転方向に温度センサ(熱電対)及び湿度測定用配管を設けた.サンプリ ングの箇所および方法の概略を図3.2に示す.ロータを通過直後の局所空気を採取する よう,湿度測定管の吸込口はロータ面に対し平行に設置し,かつ表面からの距離は1cm 以内とした.測定管の設置間隔は概ね,再生ゾーンが17.5°毎で計5点,供給ゾーンが

30°毎で計7点,パージゾーンが7.5°毎で計5点である.サンプリング位置に温度セ

ンサも合わせて設置した.他のゾーンと比較して,再生ゾーンは湿度測定管の多点設置 が構造上困難であったため,これを補うべく再生ゾーンには10°毎に計 9 点の温度セ ンサを追加設置した.

  露点-30℃以下の低露点を測定する場合,空気中に含まれる水分量が非常に少ないた め,測定には様々な注意が必要であることが報告されている.その1つとして,露点計 につなぐ配管内部で起こる水分吸着・脱離による影響が挙げられる25).本実験ではこれ を考慮して,測定管材質には水分吸着が少ないとされるステンレスEP管を使用した.

吸着剤種類 材量密度

比熱 空隙率 ロータ直径 ロータ厚み

ゾーン比率 再生 : 供給 : パージ 2 : 5 : 1 ゼオライト 13X 24)

1046 kg/m3

1030 J/(kg・K) 0.74

770 mm

400 mm

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  また,再生ゾーンの出口局所露点は 25℃以上となることがあり,装置流路内外の測 定配管内,容易に結露しうる.これを防ぐため,配管経路全域に保温処理を施し,実験 を行った.

図3.2  出口空気ロータ回転方向と湿度分布測定装置概略図

3.2.2  吸着材の 水蒸気吸着量と吸着熱

  吸着等温線は吸脱着現象を表現する上で,最も重要な特性値の一つである.熱物質移

動解析6-12)を行う上でも必要となり計算精度に関わるので,吸着材の実性能を再現する

データであることが必須である.今回実験で使用したゼオライト 13X 担持ロータは,

米国のデシカントロータメーカーであるNovel Aire社26)が製作した汎用品であり,同ロ ータの吸着等温線データは,メーカーから入手することも可能である.しかし,同デー

タは1〜100%の相対湿度範囲で平衡吸着量を測定したもので,本研究が対象とする相対

湿度が1%をはるかに下回る極低相対湿度域での吸脱着計算に用いるには,不十分なデ

ータであることが分かった.そこで,実験に使用するロータと同じ小型サンプルロータ を入手し,そこからハニカムを構成するろ材の一部を削って,極低相対湿度域を含めた 範囲における吸着等温線を,測定することにした.

  測定には,平衡吸着量の測定装置として実績の多い高精度ガス/蒸気吸着量測定装置

(日本ベル株式会社製 BELSORP-max)を使用した.横軸相対湿度のスケールを0〜100%

の通常スケールとした測定結果を図3.3に,同データの低湿度域に着目するため,横軸 相対湿度と縦軸平衡吸着量を対数表示としたグラフを図3.4に示す.

RA PA

ロータ回転方向 ゾーンSA

ゾーン ゾーン 測定管

コードヒータ

チューブヒータ サンプリング

空気

変圧器

変圧器

保冷温庫

エアポンプ 露点計

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図3.3  試験ロータの平衡吸着量測定結果(高湿度域に着目)

図3.4  試験ロータの平衡吸着量測定結果(低湿度域に着目)

  図3.3より,検討対象としたデシカントロータの水蒸気吸着等温線は,10%以下の低 湿度で吸着量が急激に変化していることが分かる.この特徴が意味するところは,除湿

0 0.05 0.1 0.15 0.2 0.25

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

平衡吸着量, q*[kg/kg']

ドキュメント内 著者 綾目 久雄 (ページ 68-71)

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