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PALMiCE3 側 ターゲット・インターフェース

第 3 章 ターゲット・インターフェース仕様

3.2 ターゲット・インターフェース

3.2.4 PALMiCE3 側 ターゲット・インターフェース

PALMiCE3 側 ターゲット・インターフェースについて説明します。

PALMiCE3 の端子ナンバーは、 PALMiCE3 独自の割り振りです。

また、ターゲット・ケーブルも PALMiCE3 専用のため、必ず製品付属の専用ケーブル“ターゲット・ケーブル” をご使用くだ さい。

No. 信号名 入出力 備考 No. 信号名 入出力 備考

1 VTref

*1

出力 550K Ω Pull-down 2 TVDD 出力 未使用

3 TRST 入力 100 Ω Series 4 GND

5 TDI(N.C.

*4

) 入力 33 Ω Series 10K Ω Pull-up

*2

6 GND 7 TMS(SWDIO

*4

) 入力

( 入出力

*4

) 33 Ω Series 10K Ω Pull-up

*2

8 GND

9 TCK(SWCLK

*4

) 入力 33 Ω Series 10 GND

11 RTCK(N.C.

*4

) 出力 33 Ω Series 100K Ω Pull-down 12 GND 13 TDO(SWO

*4

) 出力 33 Ω Series 10K Ω Pull-up

*2

14 GND

15 SRST

*3

入力 100 Ω Series オープンコレクタ 16 GND

17 DBGRQ(N.C.

*4

) 入力 33 Ω Series 18 GND

19 DBGACK(N.C.

*4

) 出力 33 Ω Series 100K Ω Pull-down 20 GND

*1 : VTref

端子はターゲット・インターフェースと同じ電位の電源に接続してください。

*2 : VTref

端子より検出された電位でそれぞれプルアップされています。

*3 : PALMiCE3

からのオープンコレクタ仕様の出力信号です。ターゲット側で数

K

Ω

(10K

Ω推奨

)

でプルアップしてください。

*4 : ( )

内の信号はシリアル・ワイヤ・デバッグ時の信号名です。

N.C.

は未使用を示します。

各信号名はご使用の CPU により異なります。

ターゲット接続参考図については、当社ホームページ( http://www.computex.co.jp/ )に掲 載されている”PALMiCE3 技術資料”を参照してください。

NOTE

NOTE

ターゲット・システム側 PALMiCE3

コネクタ拡大図 PALMiCE3本体 側面図

PALMiCE3 に接続

ターゲット・ケーブル

PALMiCE3本体

PALMiCE3 JTAG200 モデル ハードウェア・マニュアル

変更履歴

日付 版 内容

2008-11 1

初版

2009-09 2

・「

2.2 JTAG200

モデル仕様」

ターゲット・インターフェース電圧の内容を変更しました。

【変更前】

1.0V

3.6V

【変更後】1.0V~5.5V

2010-01 3

・「

3.2.4 PALMiCE3

側 ターゲット・インターフェース」

注釈行

*1

の内容を修正しました。

2011-04 4

・奥付

東京営業所移転に伴い住所等が変更になりました。

2012-05 5

・「使用上の注意事項」を更新しました。

・「

1.2

製品構成」

はじめにお読みください(製本マニュアル)が廃止となったため、製品構成より削除しました。

2017-01 6

・「

2.4

エクスターナル・プローブ」を追加しました。

・「3.2.4 PALMiCE3 側 ターゲット・インターフェース」

PALMiCE3

本体の

TARGET

コネクタと、ターゲット・ケーブルのピン配置関係について追加しました。

株式会社コンピューテックス

本社

〒605-0846 京都市東山区五条橋東4-432-13 對嵐坊ビル TEL:075-551-0528(代) FAX:075-551-2585

東京営業所

TEL:03-5753-9911(代) FAX:03-5753-9917 テクニカルセンタ

TEL:075-551-0373 FAX:075-551-2585

PALMiCE3 JTAG200モデル ハードウェア・マニュアル 20171月 第6版 CM876(F)1701

第10章 PALMiCE2H ハードウェア仕様

10.1 ETM383 モデル仕様

項目 仕様

ETM I/F

・コネクタ仕様 :ARM 社仕様に準拠の 38 ピン

・ターゲット・システム側コネクタ仕様 :AMP 製 MICTOR 2-5767004-2 5767054-1

5767061-1 のいずれか ターゲット・システム電源 ・ JTAG I/F 1.2V ~ 3.6V( 自動追従方式 )

・ ETM I/F 1.0V ~ 3.6V( 自動追従方式 )

JTAG クロック

1KHz ~ 60MHz までの任意の選択可能。

1 ~ 99KHz : 1KHz 単位 100 ~ 995KHz : 5KHz 単位 1 ~ 60MHz : 0.5MHz 単位

JTAG クロックは、ターゲット・システムの CPU クロック周波数の 1/2 以下 (ARM11 では 1/8 以 下 ) のものを選択してください。

対応 CPU 「 1.2 対応 CPU 」の項を参照してください。

LED ・ POWER ・ T-PWR ・ RUN ・ JBSY ・ HBSY ETM クロック 200MHz( シングルエッジ , デュアルエッジ )

ETM 用メモリ 256M フレーム

タイム・スタンプ 40 ビット、クロック 1uS もしくは 50nS を選択 外形寸法 106mm(W) × 78mm(D) × 42mm(H)

ただし、コネクタ部は除く。

使用環境 ・動作温度 : 5 ℃~ 40 ℃

・動作湿度 : 35% ~ 85%RH 結露なし ホスト・インターフェース USB(Ver2.0)

AC アダプタ 5V 3.5A

本体消費電流 DC5V 最大約 3A

重量 250g

10.2 ETM383 モデル外観図

以下に PALMiCE2H ETM383 モデルの外観図を示します。

PALMiCE2H ETM383 モデル [1] JBSY

JTAG 通信中に点灯します。

[2] T-PWR

接続しているターゲット・システムに電源が供給されている時、点灯します。

[3] POWER

PALMiCE2H に電源が供給されている時、点灯します。 電源は、専用の AC アダプタより供給されます。

[4] RUN

ユーザ・プログラム実行時に点灯します。

[5] HBSY

ホスト・パソコンと PALMiCE2H の通信中に点灯します。

[6] ETM コネクタ

ターゲット・システムの ETM コネクタと PALMiCE2H を接続する 38 ピンコネクタです。

[7] JTAG コネクタ

ETM コネクタプローブと接続して使用するか、 ADP ETM-JTAG14 又は ADP ETM-JTAG20 と接続してターゲット・システ ムの JTAG コネクタに接続します。出荷時は“ [6] ETM コネクタ”とネジ留めされています。

[8] 電源スイッチ

PALMiCE2H の電源の入切を行います。電源入力状態は、“ [3] POWER LED ”で確認できます。

[9] USB コネクタ

USB ケーブルを接続します (mini-B 仕様 ) 。

[10] 電源

専用の AC アダプタを接続します。

[11] EXTCN コネクタ

エクスターナル・プローブを接続します。

[12] HSSCN コネクタ

デバッガ機能向上用のオプションと接続する専用コネクタです。

10.3 ハードウェア・レビジョン

PALMiCE2H の裏面に、 PALMiCE2H の情報を記したシールが貼付されています。

レビジョン・シールの読み方

上側の数字と黒く塗りつぶしたアルファベットの一番最後のものを読み取ります。

例 1) : ハードウェア・レビジョン 1-B

1

A B

C D E F G H I J K L M N O P

例 1) の場合、 PALMiCE2H のハードウェア・レビジョンは 1-B となります。

例 2) : ハードウェア・レビジョン 2-0

2

A B

C D E F G H I J K L M N O P

アルファベットが塗りつぶされていない例 2) の場合、 PALMiCE2H のハードウェ ア・レビジョンは 2-0 となります。

数字は PALMiCE2H の基板を改版したときに更新されます。同じ基板でバージョン・アップしたときにアルファベットが進んで

いきます。 0 、 A 、 B 、 C ~と更新されます。

レビジョンが、 1-D までバージョン・アップされて、次のレビジョンから基板を改版したとき、レビジョンは 2-0 となります。この場

合もバージョン・アップが繰り返されれば、 2-A,2-B とレビジョンは上がっていきます。

10.4 エクスターナル・プローブ

エクスターナル・プローブはターゲット・システムと同期をとる時に使用します。

TRGOUT 出力は、 CPU トレースの「トレース・メモリが一杯になるとブレーク」

条件

が成立したとき、 PALMiCE2H から 1 パルス ( 負論理 ) のトリガを出力するためのケーブルです。使用しない時は接続する必要はありません。

BRKIN 入力は、任意の外部信号によりユーザ・プログラムをブレークさせたい時に使用します。使用しない時は接続する必

要はありません。

PALMiCE2H の EXTCN に接続します。

TRGOUT の出力信号は、下記タイミングで出力されます。

ターゲット・インターフェース部は、以下の回路となっています。

入力は LVTTL レベルです。 IC の絶対最大定格 -0.5V ~ 3.6V を超える電圧は印加しないでください。故障の原因となります。

第11章 ターゲット・インターフェース仕様

11.1 はじめに

この章では、 PALMiCE2H とターゲット・システムを接続するためのターゲット・インターフェース仕様について説明します。

ターゲット・インターフェースには、 CPU の制御のみ行う JTAG インターフェースと、実行履歴などが取得できる ETM インターフ ェースがあります。 また、シリアル・ワイヤ・デバッグ (SWD) にも対応しています。

PALMiCE2H に対応している標準のコネクタは“ 38 ピン Mictor コネクタ”です。

また、標準品の変換アダプタ“ ADP-P2H-MIC38-HP20 ” ( 「付録 変換アダプタ“ ADP-P2H-MIC38-HP20 ”参照」 ) を使用すれ ば 20 ピン ハーフピッチコネクタにも対応できます。その他のコネクタにつきましては別途、変換アダプタ ( オプション製品 ) が必 要です。変換アダプタとの接続例については「 2.4 ターゲット・システムとの接続」を参照してください。

詳細につきましては当社ホーム・ページ ( http://www.computex.co.jp/ ) に掲載されている “ ARM 関連 ターゲット・インターフ

ェース 技術資料”を参照してください。

11.2 ターゲット・インターフェース

PALMiCE2H ETM383 とターゲット・システムを接続するためのインターフェースについて説明します。

11.2.1 PALMiCE2H 用コネクタの形状

ターゲット・システム側に実装する PALMiCE2H 用コネクタ (38 ピン Mictor コネクタ ) の形状は、以下のとおりです。

(ターゲット・システム上面図)

推奨コネクタ メーカ : AMP

型式 : Mictor connector

2-5767004-2 / 5767054-1 / 5767061-1

(コネクタの詳細寸法はメーカの資料を参照してください。)

ETM コネクタの実装は、配線パターン長が短くなるように極力 CPU に近い位置に配置してください。また、 JTAG インターフェ ース用のコネクタも実装する場合、 ETM コネクタの近くに配置してください。

また、 ETM コネクタの Grand Bus Leads を GND に接続する必要があります。

11.2.2 PALMiCE2H ETM コネクタ

ETM コネクタの寸法

PALMiCE2H ETM383 とターゲット・システムを接続する ETM コネクタの寸法は、以下のとおりです。

 ETM コネクタ  ETM コネクタ+JTAG

インターフェース信号仕様

 入力電圧レベル

ターゲット電圧 (V)

VIH(min) ターゲット電圧÷ 2

VIL(max) ターゲット電圧÷ 2-0.1

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