第 22 回オリンピック冬季競技大会
(ロシア / ソチ:2/7 〜 23)
第 2 回ユースオリンピック競技大会
(開催地未定 / 開催期間未定)
第 17 回アジア競技大会
(大韓民国 / インチョン:9/18 〜 10/4)
http://www.joc.or.jp/int̲games/winter̲univ/2009/
第24回ユニバーシアード冬季競技大会(2009/ハルピン)
AFLO SPORTPHOTO KISHIMOTOPHOTO KISHIMOTO
http://www.joc.or.jp/int̲games/univ/2009/
第25回ユニバーシアード競技大会(2009/ベオグラード)
http://www.joc.or.jp/int̲games/
今後の主な国際総合競技大会への選手派遣
フィギュアスケート 女子シングルで、中野友加里選手が金メダル、
武田奈也選手が銀メダルを獲得
スピードスケート女子1500mで、金メダルを獲得した小平奈緒選 手
結団式で挨拶する竹田恆和JOC会長
60
OLYMPIAN 2009
orympian2009̲60-61.indd 60
orympian2009̲60-61.indd 60 09.7.10 11:41:24 AM09.7.10 11:41:24 AM
J O C A C T I V I T Y R E P O R T
選手強化事業
http://www.joc.or.jp/ntc/
味の素ナショナルトレーニングセンター
JOC では、オリンピック競技大会で実 施される正式競技の日本代表として参加 可能な者をオリンピック強化指定選手と して認定し、その自覚を促すとともに、
効果的な強化活動の展開を図ることを目 的にオリンピック強化指定選手制度(ア スリートプログラム)を制定している。
実施している事業内容は下記の通り。
1)定期的な健康診断や体力測定
2)当該競技団体への強化スタッフの配置 3)上記強化スタッフ連絡会議の開催 4)国内外の強化合宿、海外遠征 5)その他、強化に必要な諸事業
強化指定選手は、当該競技団体から推 薦された者の中から、次の 3 つの条件の ひとつ以上を満たした選手が認定される。
1) 当該競技団体がオリンピック競技大会 の候補選手として決定した者
2) オリンピック競技大会参加標準記録の 突破、及び地域予選会、世界ランキン グ等により参加資格を獲得した者 3) 当該競技団体が将来特に有望であると
認定した者
なお各競技・種目ごとの人数は、原則 としてオリンピック競技大会参加可能数 の2倍以内とする。
また強化指定選手のうちオリンピック 競技大会でメダルの獲得など入賞が期待 される者は、 エリート、ユースエリート として認定され、エリートに対しては専 任の強化スタッフが配置される。
強化指定選手、強化スタッフは、とも に本会会長名により認定、委嘱を行い、
その期間は原則としていずれも当該年の 4月1日から翌年3月31日までの1年間と する。但し、この期間中であっても、事 情に応じて 4 半期毎に新たに追加、あるい は解除することができる。
http://www.joc.or.jp/goldplan/
オリンピック強化指定選手制度(アスリートプログラム)
日本初のトップレベル競技者用トレーニ ング施設として東京都北区に2008年1月 21日より供用を開始した味の素ナショナ ルトレーニングセンター(味の素トレセン)
は、JOC及びJOC加盟競技団体に所属する 選 手・ス タ ッ フ が 専 用 で 利 用 し て い る。
JOC及び各競技団体が味の素トレセンに専 門スタッフを配置し、円滑に運用。また隣 接した国立スポーツ科学センター(JISS)
と「スポーツ情報・医・科学」で連携を図り ながら、国際競技力の向上に「チームジャ パン」として一丸となり取り組んでいる。
味の素トレセンには、陸上トレーニン グ場ならびに室内10競技の練習場と屋内 テニスコートが整備されている。国際基 準で作られた各練習場には、複数の動作 解析カメラなど、最新鋭の設備を整え、練 習場のほか、施設内にはアスリートヴィレッ ジと呼ばれる宿泊施設も併設している。
味の素トレセンに含まれない屋外系、
水辺系、冬季系の合計17 競技19 種目及 び高地トレーニングについては、国内各 地に既存する合計20施設(平成 21年6月 現在)を競技別強化拠点として国が指定 している。各競技別強化拠点では、中核
拠点である味の素トレセンと連携し日本 のナショナルトレーニングセンターを形 成するため、味の素トレセンと同等のサ ポートができるよう、施設を高機能化さ せる事業が国により進められている。
また、味の素トレセンの供用開始にと もなって、JOCが 2008年から取り組みを 開始したのが、JOCスポーツアカデミー 事業である。本事業には、オリンピック をはじめとする国際総合競技大会に派遣 するコーチ、スタッフやその候補者の研
修と育成を行う「JOC ナショナルコーチ アカデミー事業」、ジュニア選手が寄宿し ながら将来オリンピックをはじめとする 国際総合競技大会で活躍できるよう育成 する「JOC エリートアカデミー事業」、トッ プ選手の将来の生活設計をサポートする とともに、そのキャリアの社会還元を進 める「JOC キャリアアカデミー事業」の 3 事業があり、選手強化ならびに国際競技 力向上を図っている。
味の素ナショナルトレーニングセンター
国立スポーツ科学センター
(情報・医・科学サポート/連携)
味の素 ナショナル トレーニング
センター
競技別 強化拠点
【新規設置】
国が設置㱺NAASHに出資 NAASHが施設管理 JOCが運用/
各NFのディレクター設置
○陸上競技 ほか各競技
○ボクシング
○ウエイト リフティング
○レスリング
○柔道
○卓球
○ハンドボール
○バスケットボール
○体操
○バレーボール
○バドミントン
○サッカー
○ホッケー
○自転車
○馬術
○ソフトボール
○ライフル射撃
○近代五種
○アーチェリー
○クレー射撃
○野球
○トライアスロン
○ボート
○セーリング
○カヌー
(全競技共通)
○テニス ○水泳
○フェンシング
○新体操
○トランポリン
※平成21年度 工事
【国内既存施設】
国が指定㱺施設の高機能化 施設所有者(自治体等)が管理 NFが優先利用・
運用ディレクター設置
○スキー
○スケート
○アイスホッケー
○バイアスロン
○ボブスレー/リュージュ
○カーリング
宿泊施設 屋外 屋内 インドアコート 既存JISS内 屋外系 水辺系 冬季系 高地施設
エリートアカデミー事業:本誌 23 ページを参照
61
OLYMPIAN 2009orympian2009̲60-61.indd 61
orympian2009̲60-61.indd 61 09.7.10 11:41:33 AM09.7.10 11:41:33 AM
JOC
活 動 報 告選手強化事業
コーチ会議
コーチ会議では、オリンピックに向けての強 化策や取り組みについて、JOC 加盟競技団 体強化担当者、JOC 強化スタッフらが参加し て情報交換を行っている。
今年度は、
①選手強化本部基本方針を周知徹底し、第 21回オリンピック冬季競技大会(2010/バ ンクーバー)ならびに第30回オリンピック競技 大会(2012/ロンドン)に向けて「チームジャ パン」として一丸となって戦う体制の構築、
②スポーツ立国化に向けた現在の情勢を把握 し、スポーツ界が一体となってトップアスリート
の育成強化を推進、
の2つについて、6月15日、235名が参加し て開催された。
最初に、上村春樹選手強化本部長が平成 21・22年度選手強化本部基本方針「現場 主義」を示し、生きた情報の収集とその分析・
評価に基づき、現場に役立つ支援策の実行 が確認された。
そのほか、ロンドン大会、バンクーバー冬季 大会の対策プロジェクト内容の発表、JOC ス ポーツアカデミー事業の現状報告、情報・医・
科学、NTC、JOC ゴールドプラン、アンチ・ドー ピング等について、最新情報を共有。スポー ツ立国に向けた文部科学省(国)の動向、
2016年オリンピック・パラリンピック招致等に ついて現状報告が行われた。
http://www.joc.or.jp/foreign̲trainee/
スポーツ指導者海外研修
【長期派遣(2年)】
中垣内 祐一(なかがいち ゆういち)/
バレーボール(男子)
世界トップレベルの指導法習得。 研修地:アメリカ(アナ ハイム)
佐原 礼香(さはら あやか)/体操(女子)
アメリカ体操界のジュニア選手育成システム及びその指導 方法を学ぶ。研修地:アメリカ(サクラメント)
沖 美穂(おき みほ)/自転車(ロード)
自転車コーチング技術・語学研修及びイタリアサイクリング コーチングライセンスの習得。研修地:イタリア(ベルガモ)
【短期派遣(1年)】
中村 さなえ(なかむら さなえ)/ボート
ナショナルチームのマネジメント・コーチング ・ 選手育成シス テム・コーチ育成プログラムを学ぶ。研修地:ドイツ(ハノー バー)
小林 敦(こばやし あつし)/バレーボール(男子)
アメリカにおけるバレーボールの指導法、強化システムを学 ぶ。研修地:アメリカ(アナハイム)
上村 美揮(うえむら みき)/体操(女子)
アメリカ体操界のジュニア育成システム及びその指導方法 について。研修地:アメリカ(テキサス)
神野 由佳(かみの ゆか)/
スケート(ショートトラック)
カナダにおけるショートトラックの指導方法及び選手強化、
選手育成システムについて。 研修地:カナダ(カルガリー)
中村 健一(なかむら けんいち)/セーリング イギリスにおけるセーリングユース世代の育成・強化を学ぶ。
研修地:イギリス(サザンプトン)
上原 茉莉(うえはら まり)/カヌー
オンシーズン・オフシーズンのトレーニング方法及び練習内 容、技術を学ぶ。 研修地:ドイツ(デュースブルク)
JOC は、日本アンチ・ドーピング機構
(JADA)とともに、世界ドーピング防止 規定(WADA 規定)の署名当事者として、
積極的にアンチ・ドーピングの普及・啓 発活動に取り組んできた。
ドーピングは、選手の健康を害するば かりか、スポーツの理念や価値を損ない、
青少年に悪影響を与える行為であり、国
際的にも、2005年10月、第33回国際連 合教育科学文化機構(ユネスコ)総会に おいて採択された「スポーツにおけるドー ピング防止に関する国際規約(規約)」が 世界190カ国以上で締結され、ドーピン グ防止活動に取り組まれている。
JOC では、2007年5月、国内ドーピング 防止機関として国の指定を受けた JADA
と協力し以下の活動を実施している。
○ 競技団体及び選手への居場所情報に関 する啓発活動
○ 国際総合競技大会への選手派遣にあわ せたドーピング検査の実施
○ WADA 関連会議への出席及び情報収集
○その他、JADA の諸活動に関わる協力
http://www.joc.or.jp/anti̲doping/
アンチ・ ドーピング
JOC は、加盟競技団体に所属の若手指 導者をスポーツ指導者海外研修員として 海外に派遣し、その専門とする競技水準の 向上に関する具体的な方法等について研 修させるとともに、海外の選手強化対策、
指導者養成の実態等について調査・研究 に当たらせ、将来我が国のスポーツ界を 担う指導者として育成する事業を行なっ ている。
海外研修員は、次の条件すべてを満た す者の中から選考される。
1) 帰国後すぐに、本会の強化スタッフとして推薦 でき、競技団体における指導者として活躍でき ること
2)渡航先の研修施設の受け入れの保証があること 3) 勤務先等の所属長より渡航の承諾を受けている
こと
4)外国での研修に堪えうる語学力を有すること 5) 当該年度の8月末日までには渡航先に出発でき
る見込みがあること
海外研修員には長期派遣者(研修期間 2 年以内)と短期派遣者(同 1 年以内)があり、
原則として1カ所において集中的に研修 する。
平成20年には、長期派遣者2名と短期 派遣者3名の合わせて5名を派遣し、国際 舞 台 で 活 躍 で き る 人 材 の 育 成 を 図 っ て いる。
平成 21年度 スポーツ指導者海外研修員
62
OLYMPIAN 2009
orympian2009̲62-63.indd 62
orympian2009̲62-63.indd 62 09.7.10 11:41:58 AM09.7.10 11:41:58 AM