DFSG から「 Debian 」と
いう 単 語を消す→ OSD に
「自由ソフトウェア」じゃ 駄目 だったのか ?
I
Foutune 500をターゲットに!
•
Linux
を中核ビジネスに売り込もう• 「自由ソフトウェア」だと「理念/思想」が前面に出すぎ?
I
「OpenSource Software」はマーケティング用語
• 大事な事なので(ry
ここまで : FLOSS とは ?
歴 史 まとめ
I
1983: Stallman, GNU Project を 思 い立つ
I
1984: GNU 宣 言 (GNU Manifesto)
I
1985: Free Software Fundation (FSF) 設立
I
1991: GNU GPL-2成立, Linux 公 開
I
1993: Debian プロジェクト開 始
I
1997: Debian Free Software Guideline (DFSG)
I
1998: OpenSource Definition(DFSG) :
I
2017: 現在
Have any
Questions?
お 品書 き
1 What’s the ”FLOSS” ?
2 FLOSS and Debian
3 FLOSS and ”YOU”
4 Join us! e.g. Debian
そもそも
「ライセンス」
とは 何 か ?
そもそもライセンスとは 何 か ?
I
原 義に戻ればなんらかの「許 可 」である
I
「ソフトウェア」の「ライセンス( 許 可 )」とは?
著 作権 ( 大雑 把に )
I
著 作権 = 著 作 者の著 作 に 対 する 権利
• 国によって解釈
/
法令が異なる事に注意• 大雑把に二つに分ける
I
著 作人格権 : 著 作 物に関する 決定権
• 公表の可否・時期
,
命名法I
著 作 財産 権 : 著 作 物の 使 用許諾の 権利
• 許諾の付与
,
複製,
公衆送信著 作権 ( 大雑 把に )
I
著 作権 (Copyright)は 作品 の「 利 用」( 主 に 複
製 =Copy)をコントロールする 権利 (right)のこと
使 用許諾 : Licensing
I
「 利 用」に関する著 作権 者からの許 可
再掲 : OpenSource Definition
1.
自由な再配布2.
ソースコードの入手3.
派生物の存在,
派生物に同じライセンスを適用できること4.
差分情報の配布を認める場合には,同一性の保持を要求してもかまわない5.
個人や団体を差別しない6.
適用領域に基づく差別をしない7.
再配布に追加のライセンスを必要としない8.
特定製品に依存しない9.
同じ媒体で配布される他のソフトウェアを制限しない10.
特定の技術に依存しないことFLOSS License とは ?
I
幾つかの 条件 の 元 「 改変 、 再 配布」が許 可
代表的 な FLOSS ライセンス
I
代表的 な FLOSS ライセンス
•
MIT/X11, BSD-2-Clause, BSD-3-Clause
•
Apache 2.0
•
LGPL
•
GPL
•
AGPL
などなど. Q. これらの 違 いを簡 単 に 述 べよ
I
DFSG に 合 致していれば, 間 違 いなく FLOSS
• 我々は常に「自由とは何か」を考えている. e.g.) GFDL
開 発 者にとっての
FLOSS ライセンス
I
ライセンスの 新規作 成はかなり面 倒
• 法律の専門家でも難儀
.
他のソフトウェアとの整合性I
ライセンス= プロトコル
• あなたと「世界」のつきあい方についての「宣言」
• 既存のライセンスは十分練られている→問題が少ない
• 説明が楽, 他人の理解が得られやすい
I
どのライセンスを 選 ぶべきか?
• 依存するソフトウェアとの整合性
• 派生物の公開に関する自分のスタンス
利 用者にとっての
FLOSS ライセンス
I
「自由」の 享受
• 自由に入手できる(=最高の教科書
)
• 改変できる
• 必要があれば再配布できる
I
ベンダーロックイン、パクスアメリカーナ 回避
• 神エクセルとかほんと
○
ねば良いのにI
大 いなる誤 解 . . . ?
• 商用ソフトウェアの阻害
• 利用者に優しくない
. . . etc.
FLOSS の社 会的 / 文化的意 義
I
社 会的意 義
• 競争状態の創出、社会福祉、私企業一社依存の回避
− 収奪の回避、選択の自由
• 新たな産業創出のコストを下げられる
−
e.g)
スマートフォン, IoT• 「ビジネスには
FLOSS
を使おう」ではないことに注意− 変化には強くなれる.
I
文化的意 義: 「 巨人 の肩に 乗 る」
• 「科学とは
?
」:
観測可能性、定量性、再現性、整合性• 「紙とペン」から「計算機」へ
− 知の共有
:
ソフトウェア自体が「教科書」− 実行
/
改変/
再配布→「再現性」と「改良」が可能にここまでのまとめ
I
FLOSS: 著 作 者によって 特 定 の 条件 の 元 で 「 入 手 、 改変 、 再 配布が」許 可 されているソフトウェア
I
FLOSS とのつきあい 方
• 開発者として
:
「世界」と対話するためのプロトコル• 利用者として
:
享受できる自由について思いを馳せようI
思 考 停 止に堕ちない様に
• 我々にとって, 何が最良なのかを常に考え続けよう
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1 What’s the ”FLOSS” ?
2 FLOSS and Debian
3 FLOSS and ”YOU”
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FLOSS の開 発体制
I
大 抵は「コミュニティ」による「 分散 開 発 」
• ソフトウェアは公開されている、として
• 地理的にも会社的にも業務的にも全然違う人らが弄り回す
• 最近は
Github
が便利ですよねI
良くある 失敗例
• 「ソースの公開したのに. . .」
• 「コミュニティを作ろう. . .」
• 一人でやる症候群
Debian の場 合
Debian とは?
フリー/オープンなユニバーサルオペレーティングシ ステムを 作 成しようとするボランティアベースのプ ロジェクト.
ディストリ 企 業 ボランティア
RHEL RedHat なし
CentOS RedHat あり
Ubuntu Canonical あり
Debian なし あり
Debian とは?
Linux カーネルだけではなく、 FreeBSD や GNU/Hurd
のカーネルを 利 用したOSも 提供 .
Debian とは?
I
厳格 / 厳密 なポリシーとガイドライン
I
Debian フリーソフトウェアガイドライン
• オープンソースの定義の元
I
Debian 社 会契 約
• 「全てを公開して作業する」という宣言
Debian とは?
I
Ubuntu や Raspbian といった ディストリビューションの ベースとなっている
I
Debian Derivatives(Debian 派
生ディストリビューショ
ン)との 協力体制 の 整備
Debian とは?
世 界 規模 で開 発 が 行 われており、 63ヶ 国 、約1000 名
のDebian 公 式開 発 者が開 発 を 行 っている。パッケー
ジメンテナや翻訳などの貢 献 者も 入 れるともっと 多
くの開 発 者が 参加 していることになる。
開 発 への 参加 、 実際 の 作 業 . . .
聞きたい 事 は
ありませんか ?
Debian とは? : まとめ
I
Debian
は自由なOS
を作成しようとするボランティアベースのプロジェクト。
I 自分たちの考える自由という言葉に関する定義、開発目的、 パッケージングポリシーが厳格
I 世界中に
1000
人以上の開発者。他のディストリビューション のベースとして採用されている。I 約2年毎にリリース。多くのパッケージとアーキテクチャを サポートしている。
I 上記のような特徴から様々なところで利用されているLinuxデ ィストリビューション。
最 後に : まとめにかえて
I
FLOSS = Free/Libre OpenSource Software
•
Free Software, Debian, OpenSource
I
FLOSS の 意 義
• 既存ライセンス
:
世界への態度の表明,
プロトコルI
FLOSS Project の 例 : Debian Project の紹 介
• 是非開発へ参加してみて下さい
• 最初は使ってみるところから
,
でしょうか?
Have any
Questions?
References: Documents, Slide
- やまねひでき, 2008: FLOOS, Debian and "YOU" (updated), 関西オープンソース2008 - 佐々木洋平, 2009: ようやくリリースされたDebian GNU/Linux 5.0(lenny) について
語ろうか, 2008年度 ITPASS セミナー, 神戸大学 - 佐々木洋平, 2014: これからの自由の話をしよう
2014年度 ITPASS セミナー, 神戸大学
- Chris DiBona, Sam Ockman, Mark Stone, (訳)倉骨 彰: 1999
オープンソースソフトウェア - 彼らはいかにしてビジネススタンダードになったか (OpenSource: Voice From the Open Source Revolution),
O’REILLY, ISBN:4-900900-95-8,
Web版: http://www.oreilly.co.jp/BOOK/osp/announce.htm - History of OSI, http://www.opensource.org/history - Debian Free Software Guideline(DFSG)
http://www.debian.org/social_contract.ja.html#guideline - (翻訳) GNU宣言 (原文) GNU Manifesto
https://www.gnu.org/gnu/manifesto.ja.html
- (翻訳) なぜ教育機関は自由ソフトウェアを使って教えるべきか
(原文) Why Educational Institutions Should Use and Teach Free Software http://www.gnu.org/education/edu-why.ja.html