実環境においてデータを作成し、次元を設定して検証してみないと、パフォーマンスを 測定できません。
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(参考) M-OLAP と R-OLAP
M-OLAP R-OLAP
エンジン MOLAP RDBMS
アーキテクチャー Cube RDB 代表製品名 ESSBASE
DB2 OLAP Server
DB2 Web Query Business Objects
計算処理 登録時 実行時
登録時間
【データロード+計算)
長時間 短時間
実行時間 高速 低速
Cube RDB
BI Tool BI Tool
ホスト
データロード
ユーザー権限とライセンスについて
5733-QU2 における各種ユーザーの権限とライセンスはどのようになっていますか?
下記の表のとおりです。
管理者 一般(開発)ユーザー ランタイム・ユーザー
ドメインの作成 ○ × ×
サブフォルダの作成 ○ ○ ×
レポートの作成と変更 ○ ○ ×
レポートの閲覧(実行) ○ ○ ○
操作範囲と権限 全てのドメインとユーザー の管理
操作が許可されたドメイン 内のみ
操作が許可されたドメイン 内のみ
必要なライセンスと
オプション・フィーチャー ユーザー
システム毎にランタイム・
ユーザー・フィーチャー
+
ドメイン毎にユーザー
その他注意事項
基本ユーザー数が 5733-QU2 に標準的に含まれてい
る。 オプション
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ユーザー・ライセンスの考え方について( 1 )
ランタイム・ユーザー・ライセンスの考え方を教えてください。
例えば100人のユーザーのうち、30人開発者(管理者or開発者)、70人が一般ユー ザー(レポートを実行するだけのユーザー)、
10
ドメインを利用する場合、必要となるラ イセンス数を教えてください。ランタイム・ユーザー・イネーブルメントは「ドメイン数分」購入するのではなく、「システ ムに対して1つのみ」の購入です。
今回の購入方法は下記のとおりです。
• ユーザー・ライセンス(40名分) + ランタイム・ユーザー・イネーブルメント (1つ)
• ユーザー・ライセンス40名分の内訳は、開発ユーザー30人分 + ドメイン数 10 です。
ユーザー・ライセンスの考え方について( 2 )
DB2 Web Query を、 2 区画(本番区画、検証区画)に導入する場合、区画数は ラインセンス数に関係ありますか?
ライセンスはシリアルナンバー単位で購入します。
複数区画ある際には、区画ごとの総合計の登録ユーザー数をカウントします。
例えば、
3
区画に「ABCDE
」というユーザーを登録する場合、合計で3
ラインセンス必 要になります。• http://www-912.ibm.com/s_dir/slkbase.NSF/8f924fc5d7eb7fd9862573610070873f/aab6f868ca2b0ed48625746a004fa16e?
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ドメイン管理に関するご質問
Web ブラウザー上でドメインを削除しても、下記ディレクトリー内にドメイン情報 が残ってしまいます。同じ名前でドメインを再作成したら、名前が異なるものに なります。ドメインを完全に削除する方法はありますか?
/qibm/UserData/webquery/ibi/webfocus77/basedir/ドメイン名
ドメインを完全に削除する場合は、 5250 エミュレータから「 WRKWEBQRY 」コマ ンドを実行→「 8= ドメインの処理」を選択→削除したいドメインでオプション「 4=
システムからドメインを除去」を選択し、削除します。
DB2 WEB QUERY
ドメインの処理画面(参考)ドメイン管理
DB2 Web Query にログインし、 Web ブラウザーからドメインを削除した場合、
WRKWEBQRY コマンドの「 DB2 WEB QUERY ドメインの処理」画面では、「使 用可能」欄が「 NO 」と表示されます。この状態では、ドメイン、および、ドメイン内 のレポートはシステム上から削除されておらず、 Web ブラウザーからのみ、参 照できない状態になっています。
「 1= ドメインの使用可能化」を選択すると、そのドメイン、および、ドメイン内のレ ポートが再度 Web ブラウザー上から参照できます。
DB2 WEB QUERY
ドメインの処理画面© 2012 IBM Corporation 51
サイジングに関するご質問
サイジングガイドはありますか?既存のシステムに DB2 Web Query を追加導 入する場合、既存のシステムに影響させたくありません。
現在は、1CPU、メモリー3GB以上というガイドがでています。また、最小でも
2300CPW
以上を推奨としています。情報系システムでは、お客様環境での依存が大きいため、おおまかな指標しかなく、
実際のパフォーマンス負荷を測定する場合には、実データを用いてテストを実施する しかありません。
もしくは、パイロット的に一部ユーザーにDB2 Web Queryを開放し、徐々に対象を拡 大する方法を推奨しています。
別システム / 区画のデータ参照について
DRDA 接続(別システムの DB2 for i のデータを参照する手法)の場合、 SQL 処 理をするのは、参照される側のシステムですか?バックアップ機で DB2 Web Query を稼働し、本番機のデータを照会したいと考えていますが、 本番機の CPU に影響を与えたくありません。
データ処理する負荷のかかる(SQL)処理は、参照される側のシステムの資源を使用 します。
そのため、バックアップ機で、
DB2 Web Query
を稼動し、本番機のデータを参照する のであれば、本番機側にデータを処理するCPU
負荷がかかります。© 2012 IBM Corporation 53