アプリケーション のバージョンと、OCR と投票ディスク用の冗長性のタイプに応じて、次 のいずれかのストレージオプションを使います。
Oracle RAC 10g リリース 2 の場合
■ クラスタファイルシステム
■ CVM RAW ボリューム
Oracle RAC 11g リリース 2 以降のバージョン:
■ クラスタファイルシステム
■ CVM RAW ボリュームを使って作成した ASM ディスクグループ
p.52 の 「 外部冗長性の OCR と投票ディスクストレージの設定」 を参 照してください。
外部冗長性
第 4 章 インストールする準備 51 SF Oracle RAC と SF Sybase CE のシステムのインストール手順の計画
クラスタファイルシステム
p.53 の 「 標準の冗長性の OCR と投票ディスクストレージの設定」 を 参照してください。
メモ: OCR と投票ディスクのリソースの高可用性を実現するために最小 限のリソース依存関係を設定することを推奨します。
通常の冗長性
先に進む前に次の項目を確認します。
■ OCR と投票ディスク用に、ioship を off にしてディスク切断ポリシーの設定を local
に設定します。
■ グローバルクラスタを設定するときにレプリケートていない共有ストレージの OCR と投 票ディスクを設定します。
■ FSS を使う場合は SAN ストレージに OCR と投票ディスクを設定します。
外部冗長性の OCR と投票ディスクストレージの設定
図 4-3 では、外部冗長性の OCR と投票ディスクストレージオプションについて説明しま す。
図 4-3 外部冗長性の OCR と投票ディスクストレージの設定
ディスク 1 ディスク 2
ocrvotevol
(ディスク 1 とディスク 2 で CVM ボリュームをミラー化)
ocrvotedg
/ocrvote/ocr /ocrvote/vote
ディスク 1 ディスク 2 ocrvotedg
ocrvol
(ディスク 1 とディスク 2 で CVM ボリュームをミラー化)
votevol
(ディスク 1 とディスク 2 で CVM ボリュームをミラー化)
オプション 1: CFS 上の OCR と投票 ディスク(2 方向のミラー化)
オプション 2: CVM RAW ボリューム 上の OCR と 投票ディスク(2 方向のミラー化)
■ クラスタファイルシステムに OCR と投票ディスクを格納する場合は(オプション 1)、
OCR と投票の情報用に 2 つの別々のファイルを CVM ミラーボリューム上の CFS マウントに用意する必要があります。
第 4 章 インストールする準備 52 SF Oracle RAC と SF Sybase CE のシステムのインストール手順の計画
■ CVM RAW ボリューム、または CVM RAW ボリュームを使用する ASM ディスクグ ループに OCR と投票ディスクを格納する場合は(オプション 2)、これらのボリューム に OCR と投票ディスクを構成するための CVM ミラーボリュームを 2 つ使用する必 要があります。
オプション 1 とオプション 2 の場合:
■ Oracle Clusterware/Grid Infrastructure のインストール時には、[外部冗長性
(External Redundancy)]オプションを選択する必要があります。
■ インストーラは、OCR と投票ディスクのストレージを作成するために LUN を 2 つ以上 必要とします。
アプリケーション が推奨する OCR と投票ディスクに必要なディスク容量については、
アプリケーション のマニュアルを参照してください。
標準の冗長性の OCR と投票ディスクストレージの設定
図 4-4 では、標準の冗長性の OCR と投票ディスクストレージオプションについて説明し ます。
図 4-4 標準の冗長性の OCR と投票ディスクストレージの設定
/ocr1/ocr /ocr2/ocrmirror
ディスク 2 ディスク
1 D
I S K S V O L U M E S
ディスク 2 ディスク
1 D I S K S V O L U M E S
ディスク 3
/vote1/votedisk1 /vote2/votedisk2 /vote3/votedisk3 CFS の投票ディスク
CFS の OCR
Vol1 Vol2 Vol1 Vol2 Vol3
OCR と投票ディスクファイルは、個別のクラスタファイルシステムに存在します。
次のようにストレージを設定します。
■ OCR と OCR ミラーに個別のファイルシステムを作成します。
■ 冗長性のために最低 3 つの投票ディスクに対して個別のファイルシステムを作成し ます。
■ Oracle Clusterware/Grid Infrastructure のインストール時に[標準の冗長性(Normal Redundancy)オプションを選択する必要があります。
第 4 章 インストールする準備 53 SF Oracle RAC と SF Sybase CE のシステムのインストール手順の計画
メモ: OCR と投票ディスクのリソースの高可用性を実現するために最小限のリソース 依存関係を設定することを推奨します。