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NetBackup コンソールでの OST ディスクプールと STU の作成

NetBackup コンソールで OpenStorage Technology (OST) ディスクプールとストレー ジユニット (STU) を作成するには

1 Java コンソールから NetBackup マスターサーバーにログオンします。

2 [Configure Disk Storage Servers]を選択します。

3 ダイアログの[Select the type of disk storage that you want to configure]セクショ ンから[OpenStorage]オプションを選択します。

4 [Storage Server Details]に次のオプションを追加します。

[Storage server type]: OpenDedupe

メモ: [Storage server type]フィールドは大文字と小文字を区別します。

OpenDedupe は、スクリーンショットの表示のとおりに入力する必要があります。

[Storage Server name]: /etc/sdfs/ostconfig.xml ファイルの

<NAME></NAME> タグ内の名前です。デフォルトは local です。

[Username]: このフィールドの内容は使用されないため、何を入力してもかま いません。

[Password]と[Confirm Password]: このフィールドも何を入力してもかまいま せん。

5 ストレージ設定ウィザードの入力を完了して、[Create a disk pool using the storage server that you just created]が選択されていることを確認します。

6 作成されたストレージプールを選択します。

7 ディスクプール名を追加します。

8 ウィザードの入力を完了し、[Create a storage unit using the disk pool that you just created]を選択します。

9 [Storage Unit Creation]ページで[Only use the selected media servers]を選択 して、ストレージが作成されたメディアサーバーを選択します。[Maximum concurrent jobs]には 8 を選択します。

メモ: この STU で並列ジョブを実行する場合、必要な値まで[Maximum concurrent jobs]の数を増やします。

10 ストレージユニットが追加されていることを確認します。

11 ディスクプールが追加されていることを確認します。

同じドメイン内での複数の NetBackup メディアサーバー の設定

同じドメイン内の複数の NetBackup メディアサーバーで OST コネクタを設定するには、

NetBackup でストレージプールを追加する前に、各 NetBackup メディアサーバーで追 加の手順を実行する必要があります。

同じドメイン内で複数の NetBackup メディアサーバー設定するには

1 OST コネクタを使用する各メディアサーバーで OST コネクタを設定する指示に従

います。

p.15 の 「使用例 1: S3 プロトコルを使用した Veritas Access への重複排除デー タ (OpenDedup と NetBackup) のバックアップの作成」 を参照してください。

2 /etc/sdfs/ostconfig.xml を編集して、以下のようにホスト名で数字を増加させ るなど、<name> タグを NetBackup ドメインで一意の名前に変更します。

<NAME>hostname-0</NAME>

3 「NetBackup コンソールでの OST ディスクプールと STU の作成」セクションの指示 に従って、ストレージサーバー名として <NAME> タグの名前を使用します。

p.30 の 「NetBackup コンソールでの OST ディスクプールと STU の作成」 を参照 してください。

p.15 の 「使用例 1: S3 プロトコルを使用した Veritas Access への重複排除デー タ (OpenDedup と NetBackup) のバックアップの作成」 を参照してください。

NetBackup メディアサーバーでの複数の SDFS ボ リュームの設定

OST コネクタは、同じメディアサーバーで複数の SDFS ボリュームをサポートしますが、

この設定をサポートするには追加の手順が必要です。

NetBackup メディアサーバーで複数の SDFS ボリュームを設定するには

1 OST コネクタを使用する各 NetBackup メディアサーバーで、OST コネクタを設定

する指示に従います。

p.15 の 「使用例 1: S3 プロトコルを使用した Veritas Access への重複排除デー タ (OpenDedup と NetBackup) のバックアップの作成」 を参照してください。

2 /etc/sdfs/ostconfig.xmlを編集して、新しいボリューム用に <CONNECTIONS>

タグの中に新しい <CONNECTION> タグを追加します。

<NAME> タグに一意の名前を追加して、<LSU_NAME> タグの中で新しいボリュー ム名を指定します (pool1)。

新しい <CONNECTION> タグの中で、出力例に示されるように mount コマンドを 実行して特定したポート番号 (http://localhost:6443/) を <URL> タグに追加します。

[root@host1 ~]# mount | grep opendedupe

sdfs:/etc/sdfs/S3fs1497346133-volume-cfg.xml:6443 on /opendedupe/volumes/S3fs1497346133 type fuse

(rw,nosuid,nodev,allow_other,allow_other)

sdfs:/etc/sdfs/S3fs1497258807-volume-cfg.xml:6442 on /opendedupe/volumes/pool1 type fuse

(rw,nosuid,nodev,allow_other,allow_other)

2 つのボリュームを設定した ostconfig.xml ファイル全体の例を次に示します。

<!-- This is the config file for the OST connector for opendedup and Netbackup -->

<CONNECTIONS>

<CONNECTION>

<!--NAME is the local server name that you will reference within Netbackup -->

<NAME>

local

</NAME>

<LSU_NAME>

svol4

</LSU_NAME>

<URL>

http://localhost:6442/

</URL>

<!--PASSWD - The password of the volume if one is required for this sdfs volume -->

<PASSWD>admin</PASSWD>

<!-<SERVER_SHARE_PATH>

A_SUBDIRECTORY_UNDER_THE_MOUNT_PATH

</SERVER_SHARE_PATH>

-->

</CONNECTION>

<!-- Below is the new volume-->

<CONNECTION>

<!--NAME is the local server name that you will reference within Netbackup -->

<NAME>

hostname0

</NAME>

<LSU_NAME>

svol10

</LSU_NAME>

<URL>

http://localhost:6443/

</URL>

<!--PASSWD - The password of the volume if one is required for this sdfs volume -->

<PASSWD>admin</PASSWD>

<!--<SERVER_SHARE_PATH>

A_SUBDIRECTORY_UNDER_THE_MOUNT_PATH

</SERVER_SHARE_PATH>

-->

</CONNECTION>

</CONNECTIONS>

NetBackup CloudCatalyst によるクラウドストレージ

サーバーとしての Veritas Access の設定

この章では以下の項目について説明しています。

Veritas Access を NetBackup や CloudCatalyst と共に使用するメリット

NetBackup で重複排除されたバックアップデータを格納する S3 バケットの Veritas Access での作成

NetBackup Server でのクラウドストレージサーバーとしての Veritas Access の設定

NetBackup を使用する Veritas Access SSL の設定

Veritas Access NetBackup CloudCatalyst と 共に使用するメリット

長期データ保持用の低コストで柔軟な代替製品

扱いにくく時間のかかるテープを管理する必要がない

スケールアウトできて (線形的なパフォーマンス) 弾力性があり (必要に応じて拡大/縮 小可能)、費用対効果が高く耐障害性のあるソリューション

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NetBackup で重複排除されたバックアップデータを格 納する S3 バケットの Veritas Access での作成

NetBackup で重複排除されたバックアップデータを格納する S3 バケットを Veritas Access で作成するには

1 次の URL を使用して、マスターユーザーとして Veritas Access の GUI にログオン します。

https://Veritas Access Management console IP:14161/

Veritas Access クラスタで su - master コマンドを使用して CLISH にログオンし て、Veritas Access 管理コンソールの IPを取得できます。

2 S3 バケットのストレージプールを作成します。

左側の GUI ナビゲーションで[NAS Infrastructure]をクリックします。

S3 バケットに使用するディスクを選択して[Add to Storage Pool]ボタンをクリック し、ストレージプール作成のウィザードを呼び出します。

ウィザードの手順に従って、新しいストレージプールを作成するか、既存のプールに ディスクを追加します。

3 [Settings]、[User Management]、[Configure Active Directory]の順にクリックし て、AD を設定します。

DNS ドメイン、DNS ネームサーバー、AD ドメイン、AD ドメインコントローラ、AD 管 理者、パスワードなどの必要な情報を入力します。

4 [Settings]、[S3 Management]の順にクリックして、S3 サーバーを設定して有効 にします。

ストレージプール名、基礎となる S3 バケットレイアウト、バケットのデフォルトサイズ など、S3 サーバーに必要なデフォルトパラメータを編集します。

5 [S3 Server Status]の前にあるボタンをクリックして S3 サーバーを起動します。

6 GUI からログアウトして、AD ユーザーとして改めてログインします。

[Create keys]ボタンをクリックして、Veritas Access の S3 バケット用のアクセス キーとシークレットキーを生成します。

初期作成後は Veritas Access がキーの取得を許可しないため、アクセスキーとシー クレットキーを安全な場所に保存します。

メモ: ログインには Domainname¥¥username の形式を使用します。

7 GUI からログアウトして、マスターユーザーとして改めてログインします。

8 サポートされるパブリッククラウドサービスの登録は任意ですが、ストレージ層として AWS クラウドを追加する必要がある場合のみ必須です。追加しない場合、バックアッ プは Veritas Access のローカルの S3 バケットに格納されます。

[Settings]、[Cloud Storage Registration]、[Add Cloud Subscription]の順にク リックして、サポートされるパブリッククラウドサービスを登録します。

クラウドサービスプロバイダ、サブスクリプション名、アクセスキー、シークレットキーの 情報を入力します。

9 長期データ保持 (LTR) ポリシーをアクティブ化します。

[Policies]、[LTR Policy]の順にクリックします。

[LTR On-Premises + Cloud]ポリシーまたは[LTR On-Premises]ポリシーのいず れかで[Activate]をクリックして、確認されたらストレージプールを指定します。

10 ポリシーを使用して、NetBackup バケットをプロビジョニングします。

[Quick Actions]で、[Provision Storage]をクリックします。[S3 Storage for NetBackup]を選択し、[Next]クリックします。

手順 6 で AD ユーザーとして生成した Veritas Access S3 サーバーのバケットサ イズ、基礎となるバケットレイアウト、アクセスキー、シークレットキーを入力します。

[LTR On-Premises + Cloud]ポリシーを選択した場合、AWS クラウド階層に移動 するデータ、AWS のリージョン、クラウド階層タイプ (S3 または Glacier)、クラウドへ のデータ移動が発生するタイミングなどの情報を追加します。

11 [Recent Activity]でタスクの進行状況を監視します。

バケット作成に使用されたスケールアウトファイルシステム名を書き留めます。

12 [File Systems]をクリックします。

作成されたスケールアウトファイルシステムについて、[S3 Bucket]列に、S3 バケッ トが有効であることを示す[Yes]が表示されていることを確認します。

この変更が GUI に反映されるまでしばらく待機する必要がある場合があります。

NetBackup を使用したプライマリバックアップのメディアサーバー 重複排除プールの作成

NetBackup を使用したプライマリバックアップの MSDP (Media Server Deduplication Pool の略でメディアサーバー重複排除プールの意味) を作成するには、p.22 の

「NetBackup を使用したプライマリバックアップのメディアサーバー重複排除プールの作 成」 を参照してください。 を参照してください。

NetBackup Server でのクラウドストレージサーバーと しての Veritas Access の設定

Veritas Access クラスタをクラウドストレージサーバーとして設定し、NetBackup コン ソールから OST (OpenStorage Technology) ディスクプールと STU (Storage Unit の略でストレージユニット) を作成するには

1 Java コンソールから NetBackup マスターサーバーにログオンします。

2 [Configure Cloud Storage Servers]を選択します。

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