機能概要
本バージョンアップにて、従来のQRコードを用いたDevice Ownerモード有効化の方法に 加え、NFCを用いたDevice Ownerモード有効化の方法にも対応致します。
NFCを用いた場合、Android 6.x以降の端末に対応致します。
また、親機をかざすだけでDevice Ownerモード有効化だけでなく、SMSMの認証情報の 入力までを行います。
親機
キッティング 対象端末
= 子機
親機をキッティング対象にかざしていくだけで、
初期キッティングを簡単におこなうことができます。
・・・
本機能で子機へ キッティングできる内容
・Device Ownerモード有効化
・強制暗号化
・
Wi-Fi
設定・企業コード
・認証コード
Copyright © 2017 KDDI Corporation. All Rights Reserved 36
NFCによるDevice Ownerモードキッティング - 1/7
まずは、親機の準備をしましょう。
1. 管理サイトトップより、メニュー→NFCキッティング設定を押下し、下図の通り親機用の 設定セットを作成します。
2. 管理サイト内に親機用の端末を認証します。
※ 親機、キッティング対象端末ともにNFCに対応している必要があります。
※ 認証は通常通り企業コード/認証コード等を用いて行って下さい。
3. 1.で作成した設定セットを親機へ適用します。
NFCによるDevice Ownerモードキッティング - 2/7
4. 親機に前述の設定セットが適用されると、
エージェントに、下記のメニューが表示 されますので、「NFCキッティング」
ボタンを押下します。
5. キッティング手順を案内するメッセージが 表示されます。
Copyright © 2017 KDDI Corporation. All Rights Reserved 38
NFCによるDevice Ownerモードキッティング - 3/7
6. Wi-Fiの設定画面が表示されます。
子機に対して設定したいWi-Fi情報が あれば、ここで入力してください。
7. これから子機へ設定する企業コードと
SSIDが表示されます。特に、キッティングを 行う管理者様は誤りがないか(別の企業の情報 ではないかなど)をご確認ください。
:bizbiz
Wi-Fi
設定にはパスワードを含めることができます。
画面上は表示されませんが、
認証コード及び
Wi-Fi
の パスワードも内部的に 保持・キッティング時に 子機へ送信します。:
test
NFCによるDevice Ownerモードキッティング - 4/7
ここで、子機を用意しましょう。
8. 画面のアニメーションに従って、
子機を裏向きにします。
9. 親機を子機へかざします。親機の画面が変化したら、
親機の画面をタップしてください。この画面のまま、
複数の端末を連続してキッティングすることも 可能です。
<注意>
このタイミングで、子機では 端末の暗号化が強制的に始ま ります。
十分に電池残量がない場合、
Device Ownerモード有効化に 失敗することがありますので、
ご注意ください。
Copyright © 2017 KDDI Corporation. All Rights Reserved 40
NFCによるDevice Ownerモードキッティング - 5/7
10. これでキッティング情報の送信完了です。
以降、子機の画面の指示に従って 初期設定をすすめてください。
次ページより、
子機の操作です。
※子機側の設定で、あらかじめ
「提供元不明のアプリ」を 許可する必要があります。
NFCによるDevice Ownerモードキッティング - 6/7
11. 子機ではホーム画面が表示されています。
エージェントを起動し、さらに
「ライセンス認証」ボタンを押下し、
利用規約に同意してください。
12. 利用権限の要求画面が表示されますので、
それぞれ設定を行って下さい。
※ Android 6.x以降表示される画面です。
Device Ownerモード 有効化が完了している 端末は
「デバイスオーナー」
と表示されます。
Copyright © 2017 KDDI Corporation. All Rights Reserved 42
NFCによるDevice Ownerモードキッティング - 7/7
13. 親機が認証されている利用企業の情報
(企業コード・認証コード)が入力された状態で 表示されます。
表示内容を確認し、送信ボタンを押下してください。
キッティング完了です。
M1234567
https://ausl.smartmanager.jp/rpc/
注意事項
○
Android7.0
へアップデートする前にエージェントをバージョンアップする必要があります。管理中のAndroid機器に対して、エージェントを最新版にバージョンアップせずに、
先にOSをAndroid 7.0にアップデートしてしまうと、以下の画面が表示され正常な利用ができません。
エージェントのバージョンアップは端末側の通知エリアに表示されるエージェントのバージョンアップ通知を タップし、行ってください。
通知が表示されない場合は、同期をして再度お試しください。
万が一、先にOSをAndroid 7.0にアップデートしてしまった場合、
Device Ownerモードを利用せず管理する場合は、初回にエージェントを入れた際と同じ URLにアクセスしエージェントのAPKをダウンロードし直して頂く必要があります。
Device Ownerモードを利用し管理される場合は、端末初期化後にDevice Ownerモードを 設定し、エージェントを入れ直して頂く必要があります。
Copyright © 2017 KDDI Corporation. All Rights Reserved 44