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前立腺全摘除術の後、多くの人に尿もれ(尿失禁)がみられます 尿もれは、尿道括約筋や骨盤底筋など排尿を調節する筋肉が衰え、

尿道がきちんと閉まらなくなるために、腹圧をかけると起こります

腹圧は咳やくしゃみ、歩く、立ち上がる、座るなど、おなかに力がはいる 多くの動作の時にみられます

手術後の尿もれの治り方には個人差があります

治療として薬を飲む場合もありますが、患者さん自身にできることが あります

それが 尿失禁予防体操(骨盤底筋体操)です

骨盤底筋を鍛えるこの体操をすることで尿もれに悩まされる期間が 随分、短くなります

☆骨盤底筋体操って何?なぜするの?

☆体操の開始時期

・入院した日から始めましょう

( / )~

・手術後、尿の管が入っている間は体操を中止しましょう ( / )~( / )

・手術後、尿の管が抜けた日から体操を再開しましょう ( / )

骨盤底筋体操について

1.肛門の回りの筋肉を縮めてゆっくり1、2、3と数えましょう

(人前でおならが出そうになった時に、キュッと肛門をしめて 我慢する、あの感じを頭に描いてください)

*筋肉がうまく収縮している感覚を

つかむには、なにがどうなればよいのじゃ?

体全体の力を抜いて

尿道や肛門の回りの筋肉の所だけキュッとしめて、

持ち上げる感じでやればうまくできます

☆骨盤底筋体操をしてみましょう

骨盤底筋体操は、

腹筋や太ももの筋肉に力が入ると効果がありません

尿道や肛門の回りの筋肉をうまく収縮させているか、まずは次の 方法で確認してみましょう

2.トイレで排尿する際に、勢いよく出だしたところで 一度中断してみましょう

~骨盤底筋の確認~

①仰向けに寝て、両足を少し開き膝は軽く曲げます

尿道や肛門の回りの筋肉の収縮とリラックスを3~10秒間、

10回程度繰り返します

③足を肩幅に開き、机のそばに立ちます 腕を肩幅に広げ机に手をつきます

体重をすべて腕にかけ、背中を伸ばし、

顔をあげます

肩やお腹に力が入らないようにしましょう 肛門の回りの筋肉の収縮とリラックスを、

3~10秒間、10回程度繰り返します

☆骨盤底筋体操の方法

②椅子に座り、肛門の回りの筋肉の収縮と リラックスを3~10秒間、10回程度 繰り返します

日常生活の中に無理なく取り入れるには、

・朝晩ベッドの中で寝たまま5分、

・テレビを見ながら(座ったまま)5分 といった具合に工夫して行いましょう

自分の練習パターンを作り、

毎日10分~20分根気よく続けることが重要です 入院中は繰り返し、体操を続けてください

時間 尿量 (ml)

小計 尿もれ (g)

小計 尿意

13:20 0 0 130 130 なし 15:05 80 80 100 230 なし 16:30 150 230 50 280 少し

排尿日誌 ○日目 6/10~6/11(10時)までの分

尿取りパッドの 重さを引いた量を 記入しましょう

入院中は午前10時から24時間でチェックします

時間 水分摂取量 (ml) 10:20 200 12:05 300 16:10 150

☆排尿日誌 記入例☆

症状の有無を記入しましょう

排尿日誌 1日目 / ~ / ( 時)までの分

時間 尿量 (ml)

小計 尿もれ (g)

小計 尿意

: : : : : :

時間 水分摂取量 (ml)

: : : : : :

<時間> <予定>

6:00 起床 7:30 朝食

午前中に2回、骨盤底筋体操を行いましょう

9:30 回診

お腹の傷をとめているテープをとります 10:00 検温

12:00 昼食

午後から2回、骨盤底筋体操を行いましょう

シャワ-浴 18:00 夕食

21:30 消灯

就寝前に排尿を済ませましょう

手術後7日目 月 日

MEMO

今日の目標 定期的にパットを交換しましょう 排尿日誌をつけましょう

骨盤底筋体操をしましょう

1日尿量2000mlを目安に水分の取り方を 調整しましょう

午前中から昼すぎまでに しっかり水分をとり、

夜間はひかえるように しましょう

排尿日誌 2日目 / ~ / ( 時)までの分

時間 尿量 (ml)

小計 尿もれ (g)

小計 尿意

: : : : : :

時間 水分摂取量 (ml)

: : : : : :

<時間> <予定>

6:00 起床 7:30 朝食

午前中に2回、骨盤底筋体操を 行いましょう

9:30 回診

10:00 検温 12:00 昼食

午後から2回、骨盤底筋体操を 行いましょう

看護師から退院後の生活についてお話しします

(日常生活・地域医療連携など)

不安なことやわからないことが ありましたら、ご質問下さい

入浴をしましょう 18:00 夕食

21:30 消灯

就寝前に排尿を済ませましょう

手術後8日目 月 日

MEMO

午前中から昼すぎまで しっかり水分をとり、夜間は

ひかえるようにしましょう 今日の目標 定期的にパットを交換しましょう

排尿日誌をつけましょう 骨盤底筋体操をしましょう

1日尿量2000mlを目安に水分の取り方を 調整しましょう

排尿日誌 3日目 / ~ / ( 時)までの分

時間 尿量 (ml)

小計 尿もれ (g)

小計 尿意

: : : : : :

時間 水分摂取量 (ml)

: : : : : :

<時間> <予定>

6:00 起床 7:30 朝食

午前中に2回、骨盤底筋体操を 行いましょう

9:30 回診

10:00 検温 12:00 昼食

看護師から、

退院後の受診(地域医療連携)と

リンパマッサージについてお話しします 午後から2回、骨盤底筋体操を

行いましょう

入浴をしましょう

18:00 夕食 21:30 消灯

就寝前に排尿を済ませましょう

術後9日目 月 日

MEMO

午前中から昼すぎまでに しっかり水分をとり、夜間は

ひかえるようにしましょう 今日の目標 定期的にパットを交換しましょう

排尿日誌をつけましょう 骨盤底筋体操をしましょう

1日尿量2000mlを目安に水分の取り方を 調整しましょう

リンパマッサージの説明を受けましょう

排尿日誌 4日目 / ~ / ( 時)までの分

時間 尿量 (ml)

小計 尿もれ (g)

小計 尿意

時間 水分摂取量 (ml)

<時間> <予定>

6:00 起床 7:30 朝食

午前中に骨盤底筋体操を 2回行いましょう

9:30 回診

10:00 検温 12:00 昼食

午後から骨盤底筋体操を 2回行いましょう

退院後の生活について不安なことや わからないことがありましたら、

いつでもご質問下さい 入浴

18:00 夕食 21:30 消灯

手術後10 日目~11日目(退院日) 月 日~ 月 日

MEMO

尿意が出てきたら 1回尿量200 mlを 目標にしましょう

1回尿量が 300 ml以上に ならないよう

心がけましょう

今日の目標 退院後の生活に向け散歩をしましょう 定期的にパットを交換しましょう

排尿日誌をつけましょう 骨盤底筋体操をしましょう

1日尿量2000mlを目安に水分の取り方を 調整しましょう

排尿日誌 5日目 / ~ / ( 時)までの分

時間 尿量 (ml)

小計 尿もれ (g)

小計 尿意

時間 水分摂取量 (ml)

排尿日誌 6日目 / ~ / ( 時)までの分

時間 尿量 (ml)

小計 尿もれ (g)

小計 尿意

時間 水分摂取量 (ml)

排尿日誌 7日目 / ~ / ( 時)までの分

時間 尿量 (ml)

小計 尿もれ (g)

小計 尿意

時間 水分摂取量 (ml)

排尿日誌 8日目 / ~ / ( 時)までの分

時間 尿量 (ml)

小計 尿もれ (g)

小計 尿意

時間 水分摂取量 (ml)

MEMO

疑問に思ったこと、質問したいことなど・・・

メモ用紙としてご利用下さい

退院後の生活が安心して送れるよう、そして一日も早く体 調を回復していただけるように注意点をご説明します

<尿もれについて>

●尿もれ改善のため、骨盤底筋体操を継続しましょう

●退院後1ヶ月程度は尿に細菌がつきやすくなっています

●尿もれを気にして水分を控えないようにしましょう

●夜間排尿の多い方は朝から昼にかけてしっかり水分を取り、

夜は控えるようにしましょう

<清潔について>

●からだを清潔に保つことが大切です

●尿とりパッドによるかぶれがないよう、定期的にパッドを交換 しましょう

また、毎日入浴またはシャワー浴をするようこころがけましょう

●お腹の傷のところも、やさしく石けんで洗って下さい

☆日常生活について

<食事>

退院後の生活について

<

社会復帰

>

仕事の開始時期等については医師と相談しましょう

<

内服

>

薬のある方は、薬袋に書いてある指示どおりに 服用してください

ほかの病院の薬を内服する場合は、

主治医に相談しましょう

<

その他

>

定期受診は必ず受けるようにしましょう

主治医よりひとこと 主治医サイン

( )

<

活動

>

活動に制限はありません

規則正しい生活をして、適度な運動をしましょう

まずは軽い散歩や買い物から始めてみましょう

徐々に活動量を増やしていき、疲れないように 調節しましょう

自転車やバイク・自動車の運転もできます

四国がんセンターの泌尿器科では

“地域医療連携”をすすめています

①地域医療連携とは?

地域医療連携とは病院と診療所がお互いに連携して医療を提供する

ことです診療所の医師(かかりつけ医)が患者さんの日常的な健康管理、

治療(内服薬の処方)を担当し、精密検査や治療(手術、放射線治療など)

は四国がんセンターが担当します

②地域医療連携には次のような良い点があります

診療所で診てもらっている人も最先端の医療が受けられます

病院・診療所での待ち時間が短くなります

重複した検査・投薬が避けられます

遠い人は通院の費用も軽減されます

ゆとりのある診察で医師が優しくなります

③四国がんセンターとの関係は?

四国がんセンターと縁が切れるわけではありませんかかりつけ医に紹介した 患者さんは四国がんセンターでも定期的に経過観察していきますし、必要な ときはいつでも対応いたしますCTなどの検査が必要な場合はかかりつけ医 から予約(FAX予約)が可能です(予約は紹介医優先なので早いです)

④急なとき診てもらえないのではないかという不安を抱かれる方へ

四国がんセンターは救急病院ではないため、緊急の場合の対応に不安を抱いて いる患者さんもいらっしゃると思いますしかし、かかりつけ医からの連絡に

前立腺がんの手術を受けられた後は、

血液(前立腺特異抗原=PSA)検査の値を調べることによって 再発を発見できますご自宅近くの泌尿器科診療所の先生に かかりつけ医になっていただき、日常的な健康管理とともに、

今後の経過観察をお願いしましょう

ドキュメント内 Microsoft PowerPoint - pzennteki_kan ppt [互換モード] (ページ 30-60)

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