目次 1 本テクニカルニュースで使用する総称
5 機能
5.8 MELSECNET/H ネットワークの簡易二重化の代替方法
置換え前のプログラム
ネットワークごとのリフレッシュ設定デバイス(SM)を下記に示します。
詳細については,下記の7.7節を参照してください。
Q対応MELSECNET/Hネットワークシステムリファレンスマニュアル(PC間ネット編)
(1) 正規ネットワーク正常時のサイクリック伝送状態をチェックします。
(2) 待機ネットワーク正常時のサイクリック伝送状態をチェックします。
(3) 待機ネットワーク異常時に正規ネットワークに切り換えます。(RUN後1スキャン目は,強制的に正規ネットワークを使用します。) (4) 正規ネットワーク異常時に待機ネットワークに切り換えます。
項目 1枚目 2枚目 3枚目 4枚目
正規/待機の区別
(OFF: 正規,ON: 待機) SM255 SM260 SM265 SM270
CPUネットワークユニットのリフレッシュ
(OFF: リフレッシュする,ON: リフレッシュしない) SM256 SM261 SM266 SM271 CPUネットワークユニットのリフレッシュ
(OFF: リフレッシュする,ON: リフレッシュしない) SM257 SM262 SM267 SM272 (1)
(2)
(3)
(4)
置換え後のプログラム
MELSECNET/Hネットワークの簡易二重化の特殊リレーの代わりに,各ネットワークの異常をプログラムで検知し,ネット ワークのリフレッシュパラメータを使用せず,リンクダイレクトデバイス(J ¥B ,J ¥W )を使用した命令によるリフ レッシュで代替してください。
なお,サイクリックデータの局単位ブロック保証には対応していないため,置換え前のシステムでサイクリックデータの局 単位ブロック保証を実施していた場合は,リンクデータごとにインタロックのプログラムが必要となります。インタロック のプログラムの詳細については,下記の6.2.3項「インタロックプログラム例」を参照してください。
Q対応MELSECNET/Hネットワークシステムリファレンスマニュアル(PC間ネット編)
■リフレッシュパラメータ
リンク特殊リレー (SB)/リンク特殊レジスタ(SW)に関するリフレッシュパラメータ以外は削除します。
•SB0~SB1F,SW0~SW1F(CPUネットワークの範囲)のみリフレッシュパラメータの設定を行います。
•SB/SW以外のリフレッシュパラメータは削除します。
■プログラム
局番ごとのプログラムを示します。
• 局番1のプログラム
(1) 正規ネットワークが異常,待機ネットワークが正常時にCPUネットワークのリフレッシュ対象を待機ネットワーク(M0: ON)とします。それ以外は,
CPUネットワークのリフレッシュ対象を正規ネットワーク(M0: OFF)とします。
(2) 正規ネットワークの局番2の送信領域から局番1のCPUユニットのデバイスメモリに取り込みます。
(3) 正規ネットワークの局番3の送信領域から局番1のCPUユニットのデバイスメモリに取り込みます。
(4) 正規ネットワークのSB20~SB1FF,SW20~SW1FFから局番1のSB20~SB1FF,SW20~SW1FFに取り込みます。
(5) 待機ネットワークの局番2の送信領域から局番1のCPUユニットのデバイスメモリに取り込みます。
(6) 待機ネットワークの局番3の送信領域から局番1のCPUユニットのデバイスメモリに取り込みます。
(7) 待機ネットワークのSB20~SB1FF,SW20~SW1FFから局番1のSB20~SB1FF,SW20~SW1FFに取り込みます。
(8) 制御ネットワーク/待機ネットワークの局番1の送信領域に送信データを書き込みます。
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
• 局番2のプログラム
(1) 正規ネットワークが異常,待機ネットワークが正常時にCPUネットワークのリフレッシュ対象を待機ネットワーク(M0: ON)とします。それ以外は,
CPUネットワークのリフレッシュ対象を正規ネットワーク(M0: OFF)とします。
(2) 正規ネットワークの局番1の送信領域から局番2のCPUユニットのデバイスメモリに取り込みます。
(3) 正規ネットワークの局番3の送信領域から局番2のCPUユニットのデバイスメモリに取り込みます。
(4) 正規ネットワークのSB20~SB1FF,SW20~SW1FFから局番2のSB20~SB1FF,SW20~SW1FFに取り込みます。
(5) 待機ネットワークの局番1の送信領域から局番2のCPUユニットのデバイスメモリに取り込みます。
(6) 待機ネットワークの局番3の送信領域から局番2のCPUユニットのデバイスメモリに取り込みます。
(7) 待機ネットワークのSB20~SB1FF,SW20~SW1FFから局番2のSB20~SB1FF,SW20~SW1FFに取り込みます。
(8) 制御ネットワーク/待機ネットワークの局番2の送信領域に送信データを書き込みます。
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
• 局番3のプログラム
(1) 正規ネットワークが異常,待機ネットワークが正常時にCPUネットワークのリフレッシュ対象を待機ネットワーク(M0: ON)とします。それ以外は,
CPUネットワークのリフレッシュ対象を正規ネットワーク(M0: OFF)とします。
(2) 正規ネットワークの局番1の送信領域から局番3のCPUユニットのデバイスメモリに取り込みます。
(3) 正規ネットワークの局番2の送信領域から局番3のCPUユニットのデバイスメモリに取り込みます。
(4) 正規ネットワークのSB20~SB1FF,SW20~SW1FFから局番3のSB20~SB1FF,SW20~SW1FFに取り込みます。
(5) 待機ネットワークの局番1の送信領域から局番3のCPUユニットのデバイスメモリに取り込みます。
(6) 待機ネットワークの局番2の送信領域から局番3のCPUユニットのデバイスメモリに取り込みます。
(7) 待機ネットワークのSB20~SB1FF,SW20~SW1FFから局番3のSB20~SB1FF,SW20~SW1FFに取り込みます。
(8) 制御ネットワーク/待機ネットワークの局番3の送信領域に送信データを書き込みます。
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)