9.2 欠測の前提の診断方法に関する指針
9.3.1 MCAR、EDINET 産業 E、欠測率 50%、自然対数の診断
図
9.17
では、2 つの密度は合理的に酷似している。つまり、欠測のメカニズムはMCAR
ではないかと推測できる。図9.18
では、売上高の欠測にはパターンが認められない。したが って、図9.17
と図9.18
の情報に基づいて、真の欠測メカニズムはMCAR
であると推定でき る。実際には、これらの欠測値を作り出したメカニズムが分かっているので、上述の診断は 正しいことが分かっている。9.3.2 MAR(事業従事者数小)、EDINET産業E、欠測率50%、自然対数の診断
図
9.19
では、2 つの密度は完全に分離しており、欠測の発生メカニズムはMCAR
ではな いと推定される。図9.20
では、事業従事者数を昇順で並べており、売上高の欠測に明らかな パターンが認められ、真の欠測メカニズムはMAR
と推定できる。したがって、欠測値の密 度と観測値の密度は異なっているべきだと推定でき、図9.19
には問題がないと判断できる。実際には、これらの欠測値を作り出したメカニズムが分かっているので、上述の診断は正し いことが分かっている。
観測値の密度 補定値の密度
図
9.17:密度(MCAR)
図9.18:欠測地図(MCAR)
72
9.3.3 MAR(事業従事者数中)、EDINET産業E、欠測率50%、自然対数の診断
図
9.21
では、2 つの密度は完全に分離しており、欠測の発生メカニズムはMCAR
ではな いと推定される。図9.22
では、事業従事者数を昇順で並べており、売上高の欠測に明らかな パターンが認められ、真の欠測メカニズムはMAR
と推定できる。したがって、欠測値の密 度と観測値の密度は異なっているべきだと推定でき、図9.21
には問題がないと判断できる。実際には、これらの欠測値を作り出したメカニズムが分かっているので、上述の診断は正し いことが分かっている。
観測値の密度 補定値の密度
図
9.19:密度(MAR)
図9.20:欠測地図(MAR)
観測値の密度 補定値の密度
図
9.21:密度(MAR)
図9.22:欠測地図(MAR)
73
9.3.4 MAR(事業従事者数大)、EDINET産業E、欠測率50%、自然対数の診断
図
9.23
では、2 つの密度は完全に分離しており、欠測の発生メカニズムはMCAR
ではな いと推定される。図9.24
では、事業従事者数を昇順で並べており、売上高の欠測に明らかな パターンが認められ、真の欠測メカニズムはMAR
と推定できる。したがって、欠測値の密 度と観測値の密度は異なっているべきだと推定でき、図9.23
には問題がないと判断できる。実際には、これらの欠測値を作り出したメカニズムが分かっているので、上述の診断は正し いことが分かっている。
9.3.5 MAR(事業従事者数大小)、EDINET産業E、欠測率50%、自然対数の診断
図
9.25
では、2 つの密度は完全に分離しており、欠測の発生メカニズムはMCAR
ではな いと推定される。図9.26
では、事業従事者数を昇順で並べており、売上高の欠測に明らかな パターンが認められ、真の欠測メカニズムはMAR
と推定できる。したがって、欠測値の密 度と観測値の密度は異なっているべきだと推定でき、図9.25
には問題がないと判断できる。実際には、これらの欠測値を作り出したメカニズムが分かっているので、上述の診断は正し いことが分かっている。
観測値の密度 補定値の密度
図
9.23:密度(MAR)
図9.24:欠測地図(MAR)
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