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ドキュメント内 般 講 演 (ページ 100-103)

草地土壌における霜柱の生成状況(Kb草 地 )

‑ 130

図‑1.

表 ‑2.  草地の残存量の有無が土壌凍結様式におよぼす影響 各処理区の凍結深 凍上率、凍土含水比

凍 層

g

 jJ 凍 上 率 結 0 ...  5 ...  10‑‑ 15 ...  0 ...  0 ...  0 ...  深 5  10  15  20  10  15  20 

αn  L cm 

1地上部放

26.0  1.44 1.40 1.20 1.16  1.42 1.35 1.30  置区(勧

2地上部刈

32.0  1.40 1.64 1.64 1.28 1.52 1.56 1.49  取区(肪

3地上部刈

取区(働 3 1.0 1.44 1.42 1.24 1.24 1.43 1.37 1.34 

表 ‑3.  土壌の緊密の程度が土壌凍結様式におよぼす影響 各処理区の凍結深、凍上率、凍土含水比

項目 凍

璽 g

 jJ 凍 上 率

結 0 ...  5 ...  10‑‑ 15‑‑ 0 ...  0‑‑‑ 0‑‑

g

 jJ 深 5  10  15  20  10  15  20  cm  C

構)

1.1.44 1.42  1.34  1.34 1.43 1.40 1.39 

2.密壬嬢支緊

32.0  1.80 1.54 1.12 1.08 1.67 1.49 1.39  0 ... 

5  cm  1.31  1.45  1.29 

0‑‑

2.03  2.95 

層別凍土含水比 5 ...  10 ...  15 ...  20 ... 

10  15  20 

1.22 1.27 1.26 

1.68 1.75 1.42 1.12  1.34 1.41  1.33 1.34 

層別凍土含水比 5 ...  10 ...  15‑‑ 20‑‑

10  15  20 

1.28 1.34 1.40 1.25  1.62. 1.40 1.42 1.34 

⑤  上記、観測結果から、表層土は霜柱の生成に必要な水分供給は行われているにもかかわら ず、霜柱は生成しにくいことが確認された。

試験‑ 2

①  地上部を除去することにより、凍結深は著しく深くなったが、疎、密の差は認められなか っ た 。 ( 表 ‑2 ) 

②  刈取前の残草が疎の場合、層位別の凍上率、凍土含水比とも、密に比べ高い値を示したが、

残草が密の場合、刈取の有無に大きな差は認められなかった。(表‑2 ) 

③  以上、残存草が密の場合、これを刈取っても凍結深が増すだけで、放置区に比べ「柱状氷 層」生成に顕著な差は認められなかった。

試験‑ 3

①  組の状態の土壌は密のものに比べて、特に、表層位での凍上率、凍土含水比が著しく高く、

顕著な

I

柱 状 氷 属jの集積が認められた。凍結深に組、密の差は認め廿1なかった。(表ー3)  上記、一連の観測結果から、根群の集中する表層位の土壌、緊密な土壌では、柱状氷層が 生成しにくいことが 現象的に確認された。

131‑

3 4 . 乳 牛 ス ラ リ ー の 微 生 物 発 酵

平光志伸・美濃羊輔(帯広畜大) 村井信仁(十勝農試)

吉岡真一(北農試)

近年農村においても農業生産の多角化や経営規模の拡大さらに生活の近代化などにより、

家畜フン尿のみならず人間尿尿の処理卦決きな今日的問題となってきた。現在これらの汚物を処 理する方法が種々開発されつつあるが 廃棄を前提としたものが多L、。本研究は人畜の排世物 をばっ気下に発酵させ、その過程における細菌相および種々の成分の変化を追跡し、農耕地導 入への条件の良否を究明することを目的としているo25 

t

の小型スラリーストアに10

t

ずつの 乳牛スラリーと尿尿を入れ 2週間ばっ気下(フローティング式ェアロミキサ )に発酵処理 した穫し 5.  6 tを汲み出し、残りの発酵物に5.8 tの未処理の尿尿を加えて 2週間ばっ気下に 発酵させその過程における細菌相および各種成分の変化を追跡した。

発酵の初期段階で好気性細菌は爆発的に増加し 嫌気性細菌は急速に減少した(図 1 )。こ のことは酸素の供給により発酸物の場が好気性細菌の増殖に有利に働いたことを示唆しているO

発酵物による酸素消費量は 初期段階における好気性細菌の激増にもかかわらず開始時よりも 減少した(図2)。これは菌の増殖に養分が利用され 呼吸基質となりうる物質の欠乏がすで にこの段階で起こっているものと推論される。ばっ気下にあるにもかかわらず2日目以降の好 気性細菌の減少もこのことと関連していると思われるo 又揮発性脂肪酸の初期段階における激 減(図4)は好気性細菌の急増によるものと推定されるo

尿尿投入後 発酵物のP Hは除々に高まることが認められた(図3)。発酵過程においてPH を制御している大きな因子として 有機酸とアンモニアが考えられるが アンモニア態窒素は 減少し続けたので、 PHの上昇は主として有機酸の減少に起因するものと考えられる。一般に 土壌の PHが高くなるにつれて細菌類が増加し 糸状菌が減少するといわれているo発酵過程 でかなり P Hが高くなるが このような発酵物を耕地ヘ還元した場合 土壌中の微生物相がど のように推移するかは今後の研究に待ちたL。、

発酵過程における窒素化合物の動態から、アンモニア態窒素とともに有機態窒素もかなり減 少した。本実験においては成分別に変化を追跡しなかったが タンパク質 ア ミ ノ 玖 尿 素 な どがかなり活発に分解されていることが予想される。すでに発酵物からタンパク質を強力に分 解する好気性細菌が分離されているが その細菌の役割についても今後明らかにしたい。アン モニア態窒素の減少は発酵物の PHが高いために揮発によって空中へ散逸したものが大半を占 めたものと思われるO 硝酸態窒素は最初の2日目まで若干減少したが その後ほとんど変化し なかった。これは硝酸還元に必要な水素供与体の量と密接な関係があるものと推察される。十 分なる酸素が供給されているので硝酸および亜硝酸態窒素からの脱窒素作用はほとんど進行し

なかったものと考えられる。

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