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LINK の設定

ドキュメント内 RD-700SX_j (ページ 57-97)

鍵盤を 2 つの音域に分けて別々のトーンで演奏する([SPLIT])

E. ピアノ音色の詳細設定をする( ピアノ・エディット)

V- LINK の設定

を押して保存します。

SETUP < 000 >(ピアノ・セットアップ)

ONE TOUCH[PIANO]または[E.PIANO]ボタンを押してトーン画面を表示さ せてから CURSOR[ ]を押して、セットアップ画面を表示させると、SETUP

< 000 >になります。

fig.LCD

この SETUP < 000 >は、ONE TOUCH[PIANO]または[E.PIANO]の設定を 記憶しているセットアップで、他のセットアップのように[WRITE]で内容を書 き替えることはできません。

ONE TOUCH[PIANO]の設定から変更した内容を保存するときは、SETUP < 001 >以降に書き込みます。

RD-700SX をマスター・キーボードにする

RD-700SX のリア・パネルにある MIDI OUT 端子に外部の MIDI 機器を接続して、

RD-700SX でコントロールすることができます。

通常、RD-700SX は、ノート情報を MIDI OUT 端子から送信していますが、

[EXTERNAL/INTERNAL]をオンにすると、ノート情報だけでなく、外部 MIDI 機器のさまざまな設定をコントロールすることができます。

内部音源と外部音源は独立してコントロールすることができます。

[EXTERNAL/INTERNAL]を押してインジケーターを点灯させると、RD-700SX で外部 MIDI 音源(EXTERNAL ゾーン)をコントロールする状態になります。

[EXTERNAL/INTERNAL]のオン/オフで INTERNAL ゾーンをコントロールす るか、EXTERNAL ゾーンをコントロールするかを切り替えます。

また、外部音源に送信する MIDI 情報の詳細設定をすることができます。

MIDI(ミディ:Musical Instrument Digital Interface)とは、電子楽器やコン ピューターの間で演奏などの情報をやりとりできる統一規格です。MIDI 端子を持 つ機器同士を MIDI ケーブルで接続すると、1 台の MIDI キーボードで複数の楽器 を鳴らす、複数の MIDI 楽器をアンサンブルで演奏する、曲の演奏の進行に合わせ て自動的に設定を変える、などができるようになります。

RD-700SX の MIDI 端子には次の 3 種類があり、それぞれ働きが異なります。

fig.Q3-(MIDI 端子図)

MIDI IN 端子

外部の MIDI 機器から送られてくる MIDI 情報を受信します。MIDI 情報を受信した RD-700SX は、音を出す、音色を切り替えるなどの動作をします。

MIDI OUT 端子

外部の MIDI 機器に対して MIDI 情報を送信します。RD-700SX では、MIDI OUT 端子から鍵盤コントローラー部の演奏情報を送信する、いろいろな設定の内容を 保存するための情報を送信する(バルク・ダンプ→ P.97)ときなどに使います。

MIDI THRU 端子

MIDI IN 端子で受信したメッセージを、そのまま外部 MIDI 機器へ送信します。複 数の MIDI 機器を同時に使用するときなどに使います。

fig.Q3-(fig.R10-05)

MIDI とは

MIDI 端子について

外部 MIDI 音源との接続例

「外部機器と接続する」(P.19)

USB 端子で受信したメッセー ジは、MIDI THRU 端子から送 信されません。

コンピューター 

MIDI IN USB IN

音源  V-LINK対応 

映像機器 

USB ケーブルは 3m 以内のも のをお使いください。

RD-700SX をマスター・キーボードにする

RD-700SX には、2 つの MIDI OUT 端子と USB 端子があります。

ゾーンごとに、出力する MIDI OUT 端子または USB 端子を選ぶことができます。

fig.panel(MIDI ボタン)

1

[EXTERNAL/INTERNAL]を押して、インジケーターを点灯させます。

EXTERNAL 画面が表示されます。

画面に「OUT」が表示されていないときは、CURSOR [ ]を数回押して、次 のような画面を表示させます。

fig.LCD(画面)

2

CURSOR [ ]/[ ]/[ ]/[ ]でカーソルを動かし、

[INC]/[DEC]で各ゾーンの MIDI 情報を出力する端子を設定します。

出力する MIDI 端子を選ぶ(MIDI OUT Port)

ゾーン パラメータ名 設定値 解説

UP1(UPPER1) OUT

(MIDI OUT Port)

ALL、

1(MIDI OUT1) 2(MIDI OUT2) USB

選んだ端子から RD-700SX の演奏情報が送 信されます。

UP2(UPPER2)

LW1(LOWER1)

LW2(LOWER2)

1 2

エディットの Utility 内、Rec Setting の設定で、Rec Mode が「ON」になっていると、左 図のような EXTERNAL 画面 は表示されません。MIDI 送信 チャンネルを設定するときは、

Rec Mode を「OFF」にして ください(P.101)

RD-700SX をマスター・キーボードにする

外部 MIDI 音源との接続が終わったら、鍵盤の送信チャンネルと外部 MIDI 音源の 各パートの受信チャンネルを合わせます。送信側(RD-700SX)と受信側(外部 MIDI 音源)の MIDI チャンネルを同じチャンネルに合わせると音が鳴ります。

fig.panel(MIDI ボタン)

1

[EXTERNAL/INTERNAL]を押して、インジケーターを点灯させます。

EXTERNAL 画面が表示されます。

画面に「Ch」が表示されていないときは、CURSOR [ ]を数回押して、次の ような画面を表示させます。

fig.LCD(画面)

2

CURSOR [ ]/[ ]/[ ]/[ ]でカーソルを動かし、

[INC]/[DEC]で各パートの送信チャンネル(Ch)を設定します。

MIDI 送信チャンネルを設定する

ゾーン パラメーター名 設定値 解説

UP1(UPPER1) Ch

(MIDI OUT Channel)

1 〜 16 選んだチャンネルで RD-700SX の演奏情報 が送信されます。

UP2(UPPER2)

LW1(LOWER1)

LW2(LOWER2)

1 2

外部 MIDI 機器の各パートの受 信チャンネルの設定のしかた は、それぞれの取扱説明書を参 照してください。

ZONE SWITCH(P.39)がオ フになっているパートは、画面 のパート名が、「up1」「up2」

「lw1」「lw2」と小文字で表示さ れます。

ZONE SWITCH がオフになっ ているパートの MIDI 情報は送 信されません。

エディットの Utility 内、Rec Setting の設定で、Rec Mode が「ON」になっていると、左 図のような EXTERNAL 画面は 表示されません。MIDI 送信 チャンネルを設定するときは、

Rec Mode を「OFF」にしてく ださい(P.101)

RD-700SX をマスター・キーボードにする

外部 MIDI 機器のトーンの切り替えは、RD-700SX でプログラム・ナンバーやバ ンク・セレクト MSB / LSB を数値で入力します。

fig.panel

1

[EXTERNAL/INTERNAL]を押して、インジケーターを点灯させます。

EXTERNAL 画面が表示されます。

画面に「MSB」が表示されていないときは、CURSOR [ ]を数回押して、次 のような画面を表示させます。

fig.LCD(画面)

2

CURSOR [ ]/[ ]/[ ]/[ ]でカーソルを動かし、

[INC]/[DEC]で各パートの PC、MSB、LSB を設定してください。

[INC]/[DEC]を同時に押すと、設定値は「---(オフ)」になります。

「---(オフ)」にすると、プログラム・チェンジやバンク・セレクトは送信されま せん。

外部 MIDI 音源の音色を切り替える

パラメーター Tx 設定値

OUT(MIDI OUT Port) --- ALL、1、2、USB Ch(MIDI Channel) --- 1 〜 16

MSB(Bank Select MSB) CC 00 0 〜 127、---(オフ)

LSB(Bank Select LSB) CC 32 0 〜 127、---(オフ)

PC(Program Change) Program Change 1 〜 128、---(オフ)

1 2

エディットの Utility 内、Rec Setting の設定で、Rec Mode が「ON」になっていると、左 図のような EXTERNAL 画面 は表示されません。MIDI 送信 チャンネルを設定するときは、

Rec Mode を「OFF」にして ください(P.101)

外部 MIDI 音源に、音色が配置 されていないプログラム・ナ ンバーやバンク・ナンバーを 送信すると、代わりの音色が 選ばれたり、場合によっては 音が鳴らないこともあります。

プログラム・チェンジやバン ク・セレクトを送信したくな いときは、左記の操作 2 で MSB / LSB

の設定を「---(オフ)」にしてください。

「---」に設定されているとき

RD-700SX をマスター・キーボードにする

fig.panel

[EXTERNAL/INTERNAL]のインジケーターが点灯しているときは、INTERNAL ゾーン(P.26)と同じように ZONE SWITCH や ZONE LEVEL スライダーで EXTERNAL ゾーンをコントロールすることができます。

ZONE SWITCH

[EXTERNAL/INTERNAL]のインジケーターが点灯しているときは、EXTERNAL ゾーンの押鍵情報を含む MIDI 情報を MIDI OUT から送信する、送信しないを設定 します。

ZONE SWITCH のインジケーターが点灯(オン)しているパートは、鍵盤を弾く と、その MIDI 情報が MIDI OUT から送信されます。

ZONE SWITCH のインジケーターが消灯(オフ)しているパートは、鍵盤を弾い ても MIDI 情報は送信されません。

ZONE SWITCH のオン/オフは、ボタンを押すごとに切り替わります。

ZONE LEVEL スライダー

[EXTERNAL/INTERNAL]のインジケーターが点灯しているときは、EXTERNAL ゾーンの各パートの音量を調節します。

ゾーンごとに音量を調節する(EXTERNAL ゾーン)

ZONE LEVELスライダー 

ZONE SWITCH [EXTERNAL/INTENAL]点灯 

「ゾーンごとの音量を調節する

(ZONE SWITCH/ZONE LEVEL スライダー)(P.39)

RD-700SX をマスター・キーボードにする

[EXTERNAL/INTERNAL]を押すと、EXTERNAL ゾーンの以 下の項目を設定することができます。

fig.LCD(画面図× 7)

1.

[EXTERNAL/INTERNAL]を押して、インジケー ターを点灯させます。

RD-700SX で外部 MIDI 機器をコントロールする設定にな ります。

エディットの Utility 内、Rec Setting の設定で、Rec Mode が「ON」になっていると、左図のような EXTERNAL 画面 は表示されません。MIDI 送信チャンネルを設定するとき は、Rec Mode を「OFF」にしてください(P.101)

2.

CURSOR [ ]/[ ]/[ ]/[ を押して、設定する項目にカーソルを移動させま す。

動かしたい方向の CURSOR ボタンを押しながら、逆方向 の CURSOR ボタンを押すと、カーソルを速く移動するこ とができます。

3.

[INC]/[DEC]を押して値を設定します。

[INC]と[DEC]を同時に押すと、設定値は「---(オフ)」

または基準値になります。

各パートの音量と定位(パン)を設定します。

音量の設定は、主に複数のトーンを鳴らしているときに、パー ト間の音量バランスをとるために使います。

パンの設定は、ステレオ出力するときの、各ゾーンの音像の定 位です。L の数字が大きくなるほど左から音が聞こえます。R の数字が大きくなるほど、右から音が聞こえます。0 にすると、

中央から音が聞こえます。

リバーブ効果、コーラス効果の深さを設定します。

MIDI 送信パートの詳細設定をす る(EXTERNAL)

設定のしかた

音量/パンを設定する(Volume/Pan)

パラメーター TX CC# 設定値

VOL(Volume) CC07 ---(オフ)、0 〜 127 PAN(Pan) CC10 L64 〜 0 〜 R63、---(オフ)

リバーブ/コーラスのレベルを設定する

(Reverb/Chorus)

パラメーター TX CC# 設定値

REV(Reverb) CC91 ---(オフ)、0 〜 127 CHO(Chorus) CC93

RD-700SX をマスター・キーボードにする

トーンの鳴らしかたをポリフォニック(Poly)にするか、モノ フォニック(Mono)にするかを設定します。

単音楽器(サックスやフルートなど)のトーンを使うときは、

MONO にすると効果的です。

各ゾーンを、それぞれ異なる音の高さに移調させて演奏するこ とができます。

複数のゾーンがオンのときに、ひとつのトーンをオクターブ違 いに設定すると、厚みのあるトーンを作ることができます。ま た、スプリットにして、ロワーでベースのトーンを鳴らすよう な場合に、より低い音で鳴らすことができます。

各ゾーンの鍵域(キー・レンジ)を設定します。

鍵域によってトーンを弾きわけるときなどに設定します。

設定する鍵域の下限(LWR)と、上限(UPR)を指定します。

指定する鍵を押し、[ENTER]を押して設定することもできま す。

キー・レンジの設定は、[SPLIT]がオン(P.36)のときだ け有効です。

[SPLIT]がオフのときは、「FUL」と表示されます。この とき、[INC]/[DEC]で「FUL」以外に値を変えると、

自動的に[SPLIT]がオンになります。

鍵域の下限を上限より上げたり、上限を下限より下げるこ とはできません。

MIDI のノート情報を送信する/しないは、ZONE SWITCH

鍵盤を弾く強さによってトーンの鳴る範囲の下限(LWR)と、

上限(UPR)を指定します。キーを弾く強さでトーンを鳴らし 分けたいときに設定します。

キーを弾く強さの下限を上限より上げようとしたり、上限 を下限より下げようとすると、もう一方の設定が同じ値で 変化します。

トーンの次の 4 つの要素を設定することで、音色に変化を与え ることができます。

ATK(Attack Time Offset:アタック・タイム・オフセット):

キーを押さえてから、音が立ち上がるまでの時間です。

DCY(Decay Time Offset:ディケイ・タイム・オフセット):

音が立ち上がってから、音量が下がっていくまでの時間です。

REL(Release Time Offset:リリース・タイム・オフセット):

キーを離してから、音が消えるまでの時間です。

COF(Cutoff Offset:カットオフ・オフセット) フィルターの開き具合を調節します。

RES(Resonance Offset:レゾナンス・オフセット) カットオフ周波数付近の音の成分を強調し、音にクセをつけま す。設定値を上げすぎると発振して音が歪むことがあります。

単音で発音させる(Mono/Poly)

パラメーター 設定値

M/P(Mono/Poly) ---(オフ)、

M(Mono、CC126)、

P(Poly、CC127)

ゾーンごとに移調の設定をする

(Transpose)

パラメーター 設定値

TRA(Transpose) -48 〜 0 〜 +48

鍵域を設定する(Key Range)

パラメーター 設定値

LWR(Key Range Lower) A0 〜 C8 UPR(Key Range Upper)

鍵盤を弾く強さによって鳴る鍵域を変え る(Velocity Range)

パラメーター 設定値

VRL(Velocity Range Lower) 1 〜 127 VRU(Velocity Range Upper)

トーンの要素を変化させる

(ATK / DCY / REL / COF / RES)

パラメーター TX CC# 設定値 解説 ATK CC73 ---(オフ)、

-64 〜 +63

値を大きくすると立ち 上がりがゆるやかに、

小さくすると立ち上が りが鋭くなります。

DCY CC75 値を大きくすると音量

が下がるまでの時間が 長くなり、小さくする と短くなります。

REL CC72 値を大きくすると余韻

の長い音になり、小さ くすると歯切れの良い 音になります。

COF CC74 値を大きくすると音が

明るくなり、小さくす ると暗くなります。

RES CC71 値が大きくなるとクセ

ドキュメント内 RD-700SX_j (ページ 57-97)

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