ヘッドライトの光軸をチェックする際には、適正な空気圧 のタイヤを付けたモーターサイクルにライダーが 1 名だけ またがり、車両を垂直にし、縦軸に対して正しい角度を保 持します。モーターサイクルは壁またはスクリーンから 10 m の距離に置きます。 壁にヘッドライトの 中心と同じ高 さで水平に線を引き、また車体の縦軸に呼応する垂直線も 引きます。
この点検は薄暗い場所で行うとよいでしょう。
ロービームライトを点灯します。
光の照射範囲 ( 照射された部分と闇の部分との境界の上側 ) の地上高が、ヘッドライトの実際の高さの 9/10 以下でな ければなりません。
メモ
この方法は、光軸の高さに関するイタリアの規則に準 拠したものです。
イタリア以外の各国のオーナーは、それぞれの国で有効な 方法で実施してください。
ヘッドライトの垂直方向の調整は、サイドマウントに固定 しているネジ (1、図 62) で行います。
1
図 62
10 m
9 10 x x
図 61
62
JP
タイヤ
フロント空気圧:
2,1 bar - 2,3 Kg/cm
2
リア空気圧:2,2 bar - 2,4 Kg/cm
2
タイヤの空気圧は気温と高度の変化によって影響を受けま す。 したがって、走行する場所の気温と高度の条件に合わ せてチェックし調整することをお薦めします。
重要
タイヤの空気圧はタイヤ冷間時に測定および調整しな ければなりません。
フロントホイールリムがダメージを受けないように、悪路 を走行する時はタイヤの空気圧を 0.2 ~ 0.3 bar 上げてく ださい。
タイヤの修理および交換
タイヤに小さな穴が開いた場合でも、チューブレスタイヤ であればエアの減り方が遅いため、気付くまで時間がかか ります。 もしも、タイヤの空気圧が下がってきた場合には、
パンクの可能性をチェックしてください。
警告
タイヤがパンクした場合はタイヤを交換してくださ い。
パンクしたタイヤを交換する際は、モーターサイクルの操 縦性と安定性を確保するために指定標準タイヤと同じメー カー、タイプをご指定ください。
走行中のエア漏れを防ぐため、タイヤのバルブキャップが 確実に閉めてあることを確認してください。 チューブタイ プのタイヤは絶対に使用しないで下さい。 この注意に従わ ない場合、突然タイヤがバーストし、ライダーやパッセン ジャーを重大な事故に巻き込む危険性があります。
タイヤ交換の後には、必ずバランスチェックを受けてくだ さい。
重要
ホイールのバランスウェイトを外したり、移動させた りしないでください。
メモ
タイヤの交換が必要な場合は、ホイールの着脱が正し く行われるように、Ducati 正規ディーラーまたは公認の整 備工場にお任せください。
63
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タイヤ摩耗限界
タイヤのトレッド面が一番摩耗しているところ (S、図 63) で、溝の深さを測定してください。
溝の深さは 2 mm 以下、または道交法の基準値以下であっ てはなりません。
重要
タイヤに傷やヒビがないか、特に側面を注意深く目視 点検し、ひどい損傷がある場合には交換してください。
出っ張りや他と大きく異なる箇所は内部の損傷を表わして いるので、 タイヤを交換しなければなりません。
トレッドに入り込んだ石や異物は取り除いてください。
図 63
64
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エンジンオイルレベルの点検
( 図 64) エンジンオイルのレベルは、エンジンオイルパンの右側に ある点検窓 (1) から見ることができます。オイル量をチェックするには、車両を垂直に保ち、またエ ンジンが冷えていなければなりません。
オイル量は、点検窓の横に指示された目盛りの間になけれ ばなりません。 もしもオイル量が少ない場合には、指定さ れたオイル SHELL Advance Ultra 4 を補充する必要があり ます。注入キャップ (2) を開け、オイルを正しいレベルま で補充します。 注入キャップを閉じてください。
重要
定期点検表に指示されているエンジンオイルとフィル ターの交換は、正規ディーラーまたは公認の整備工場に依 頼して下さい。
粘度 SAE 10W-40
モーターサイクルを使用する地域の平均気温に応じて、表 に示されている粘度のものを使用できます。
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図 64