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IMO の他機関の決定(議題 2 関連)

ドキュメント内 Microsoft Word - 表紙(平成24年度).doc (ページ 72-189)

事務局から、文書DSC 16/2、DSC 16/2/1及びDSC 16/2/2に基づき、他の委員会及び小委員 会の決定のうち、本小委員会に関係するものについて報告があり、小委員会は特段の異議な く、関連する議題において必要な対応をとることとした。

2.3. 国連危険物輸送勧告との整合を含むIMDGコード及び追補の改正(議題3関連)

(2) E&T 16の報告(DSC 17/3)

ア. E&T 16議長より昨年DSC 16に引き続き開催された同グループの審議結果報告が行われ

た。審議結果の殆どがMSC 90にて採択されたIMDGコード第36回改正に採り入れられ た内容であることから、E&T 16議長から特に検討を要請された次の事項を除き、小委員 会は同グループの報告を、求めて承認した。

(ア) IMOポータブルタンクの使用に関するガイドライン(DSC/Circ.12)

a. 小委員会は、IMO タンクが引き続き使用されていることから同ガイドラインのアッ プデートが必要であると合意し、E&T 19(来年春開催予定)に対し見直しを行うよ う要請した。

(イ) 危険物リスト第16欄(積載及び隔離)(DSC 17/3、Annex 7)

a. 第16欄の記述方法については、デンマークが文言による記述方法を支持したものの、

英国、ベルギー、フランス、ドイツ、スウェーデンが記号による方法を支持した。

小委員会は記号による記述方法を指示する国が多数であると判断し、E&T 19に記号 方式に基づいたIMDGコード改正案を準備するよう指示した。

(ウ) 海洋汚染物質(DSC 17、 ANNEX 8)

a. 小委員会は、海洋汚染物質の分類方法に関連する IMDG コード改正案(特別要件、

2.10.2.4及び3.2.1)に原則合意し、コードの次回改正案に含めるようE&T 19に指示 した。

(3) IMDGコード第37回改正案

ア. 海洋汚染物質の船積書類(DSC 17/3/1)

(ア) 船積書類への海洋汚染物質の記載方法に略語「MP/EH」を使用する IPPIC 提案につい ては、海上、航空、陸上輸送間での用語の統一が望ましいとして米国、オーストラリ ア、ドイツが提案を支持したものの、ベルギー、フランスが英語の略語の使用には問

題があるとして反対を表明したことから、小委員会は E&T 19 に詳細な検討を行いそ

の結果をDSC 18に報告するよう指示した。

イ. IMDGコード第4.2章の改正(DSC 17/3/3)

(ア) IMO ポータブルタンクの検査を強化するスペイン提案については、ドイツ、オースト ラリア、オランダ、ベルギー等からIMOポータブルタンクをUNポータブルタンクと 区別して取り扱う必要はないとの意見が示され、小委員会は同提案に合意しなかっ た。

ウ. イラン提案(DSC 17/3/4)

(ア) 過酸化水素の容器等級の改正に関するイラン提案については、小委員会は、これらの 提案は国連危険物輸送専門家小委員会で検討を行うべきであるとして、イランに対し、

国連専門家小委員会に提案を行うよう要請した。

エ. 海洋汚染物質に該当するクラス7物質及び物品危険物(DSC 17/3/7)

(ア) 放射性物質及び物品危険物を海洋汚染物質並びに水生環境有害物質関連規定の適用か ら除外するドイツ提案については、クラス 7 に分類されていることで十分な注意喚起 を行うことが出来るとしてオランダ、ベルギー、スウェーデン、スペイン、アルゼン チン、米国及び英国が放射性物質への適用を除外することを支持した。また、英国が 物品危険物を適用から除外することに支持を表明したが、オランダ及びベルギーは反 対した。小委員会は、放射性物質を海洋汚染物質関連規則の適用から除外する提案の みに合意すると共に、本改正提案がMARPOL条約の改正を必要とする可能性があるこ とから、E&T 19 に対し条約改正の必要性も含め提案の詳細な検討を行うよう指示し た。

オ. 未申告及び誤申告の危険物(DSC 17/3/13)

(ア) 危険物を収納したコンテナの未申告及び誤申告対策として IMDG コード等を改正する

ICS 及び BIMCO 共同提案について、小委員会は、荷受人への教育訓練の義務化及び

GISIS の利用法について懸念があるものの、検討の必要性に合意し、E&T 19 に提案の

検討を行いその結果をDSC 18に報告するよう指示した。

カ. その他の提案

(ア) 小 委 員 会 は そ の 他 の 提 案 (DSC 17/3/2、DSC 17/3/5、DSC 17/3/6、DSC 17/3/8、 DSC 17/3/9、DSC 17/3/10、DSC 17/3/11、DSC 17/3/12及びDSC/INF.17/Rev.1)について 特段の検討を行わず、E&T 19にそれら提案文書の検討を行いその結果を DSC 18に報 告するよう指示した。

キ. IAEAコード(DSC 17/INF.16)

(ア) 小委員会は、事務局から提出された金属スクラップや金属リサイクル産業半製品に偶 然に混入した放射性物質の越境移動に関する IAEA 実施コード案に関する情報をノー トした。

2.4. 貨物の性状評価を含むIMSBCコードの改正(議題4関連)

(1) WGにおける審議(プレナリーにおける審議前)

ア. WGの設置に関するプレナリーにおける審議

(ア) 小委員会は、本議題に関するプレナリーにおける審議に先立って、WG を設置して予 備的な検討を開始することについて審議した。

(イ) WG議長(Dr. Phillip Belcher:バハマ)は、プレナリーの審議前にWGで予備的な検討 を行うことができる事項として以下を挙げた。

a. DSC 17/4/2(E&T 17報告)、Annex 4:MSC Circular案:IMSBCコード第1.3.3節に 従ってコードに記載されていない貨物の情報を提出するための指針

b. DSC 17/4/2(E&T 17 報告)、Annex 2 にある IMSBC コード改正案のうち、第 9 章

(MHB基準の取り入れに係る改正)

c. DSC 17/4/2(E&T 17報告)、Annex 3:MSC.1/Circ.1395表1(固定式ガス消火設備を 要しない貨物のリスト)の改正

d. DSC 17/4/1/Rev.1(国際船級協会連合):貨物の自己発熱防止のための不活性ガスと

して固定式ガス消火設備を用いることに係る統一解釈案

e. DSC 17/4/39(国際船級協会連合):硝酸アンモニウム及び同肥料の個別スケジュー

ルに係る「着火源(potential sources of ignition)」及び「熱源(sources of heat)」の明 確化に係る提案

(ウ) 小委員会は、ニッケル鉱及び鉄鉱粉については、先にプレナリーで審議することに合 意しつつ、Dr. Phillip Belcher(バハマ)を議長とする議題4関係のWGを設置して、予 備的な検討を開始することに合意した。

イ. DSC 17/4/2(E&T 17報告)、Annex 4

(ア) WGは、IMSBCコード第1.3.3節に従ってコードに記載されていない貨物の情報を提出 するための指針(MSC Circular)案について検討した。

(イ) 日本は、CHARACTERISTICSのうちCLASSに係る部分はDSC 17/4/28(米国、BIMCO

& INTERCARGO:MHB の詳細分類に係る提案)に関する審議結果によっては修正を

要する可能性がある旨を指摘した。

(ウ) 各種審議の後、WG議長は、CHARACTERISTICSのうちCLASSに係る部分については

DSC 17/4/28の審議結果の影響を受けない簡潔な書きぶりとすることを提案し、WGは

これに合意した。WGは、DSC 17/4/2(E&T 17報告)、Annex 4の記述に若干の修正を 加えた上で、指針案に合意した。

ウ. MHB基準の取り入れに係るIMSBCコード改正

(ア) WG は、DSC 17/4/2、Annex 2 にあるIMSBC コード改正案のうち、第9.2.3 節(MHB 基準)に係る部分について検討した。

(イ) MHB基準に「酸欠」を含めないことにE&T 17が合意したことに対し、オーストラリ アは、酸欠も MHB 基準に含めるべきとの意見を述べた。これに対してイタリアは、

Group C にも、酸欠を引き起こす貨物がある旨を指摘した。BIMCO は、MHB 基準に

「酸欠」を含めることに反対しないとの考えを述べた。日本は、MHB基準に「酸欠」

を含めることに反対はしないが、MHB基準は、具体的な数値基準とすることが合意さ れているのに対して、酸欠の基準値案が無い旨を指摘した。

(ウ) WGは、酸欠に係る基準は含めず、第9.2.3節の改正案に仮に合意した。

エ. DSC 17/4/28(米国、BIMCO & INTERCARGO)MHBの詳細分類

(ア) 日本は、提案に反対するものでは無いとしつつ、Group BからGroup Cへの種別の変更 は固定式ガス消火設備の免除証書にも関係することに留意すべき旨を指摘した。また 日本は、E&T 17において、IMSBCコードに記載されている貨物のMHB基準を用いた 再分類は各国の提案に基づいて検討することが合意されており(DSC 17/4/2第4.2節)、

そうした再分類の際には貨物の化学的性状に関するデータが必要と考えている旨を述 べた。その上で、DSC 17/4/28 は、IMSBC コードの個別スケジュールの記載のみに基 づいてMHBの詳細分類を提案しており、上述のE&T 17の合意とは異なるのでは無い かと質問した。これに対して米国は、MHB かどうかの判定では無く、MHB の詳細分 類であるため、貨物の化学的性状に関するデータを要するものでは無いと説明した。

さらに日本は、IMSBCコードの記載されている貨物の詳細分類については、以下の例 を挙げて、慎重な検討が必要である旨を指摘した。

a. 提案では、石炭は「可燃性、自己発熱性、腐食性」に分類されている

b. この案に基づけば、石炭は腐食性に関する MHB 基準(55˚C において鋼またはアル

ミを4 mm/年から6.25 mm/年腐食させる)に該当することになるが、本当か

オーストラリアは、IMSBCコードに記載されているMHB 貨物について、主たる危険 性に係る MHB 詳細分類を記載することは可能かもしれないが、副次的危険性に係る MHB詳細分類は、記載しない方が良いであろうとの意見を述べた。

(イ) WGは、DSC 17/4/28については、プレナリーにおける審議の後に検討することに合意 した。

オ. 固定式ガス消火設備を要しない貨物のリスト(MSC.1/Circ.1395表1)の改正

(ア) WG は、DSC 17/4/2、Annex 3に基づきMSC.1/Circ.1395表1の改正案について検討し た。

(イ) WGは、「硫化金属精鉱のうち着火性、自己発熱性、可燃性ガス発生に係るMHB基準 に該当しない貨物」との文言を入れることについて検討した。オーストラリアは、こ うした記述の取り入れに反対した。日本は、DSC 17/4/2、Annex 3はE&T 17で合意さ れた案では無い旨(DSC 17/4/2第6.59節)を指摘した。

(ウ) WGは、本件については、プレナリーにおける審議の後に検討することに合意した。

カ. DSC 17/4/1/Rev.1(国際船級協会連合):貨物の自己発熱防止のための不活性ガスとして

固定式ガス消火設備を用いることに係る統一解釈案

(ア) 英国は、提案を支持した。オーストラリアは、フィッシュミール(UN 2216)及びシー ドケーキ(UN 1386 & UN 2217)の個別スケジュールの非常時措置における固定式消火 設備に関する記載に「もし、設置されていれば(if fitted)」との文言があることに関連 して、固定式ガス消火設備が設置されていない場合の措置が曖昧である旨を指摘した。

スペインは、これらの貨物を積載する船倉には、固定式ガス消火設備を要求すべきと の意見を述べた。英国は、SOLAS条約第II-2章で、固定式ガス消火設備は要求されて いると述べた。

(イ) WGは、本件については、プレナリーにおける審議の後に検討することに合意した。

キ. DSC 17/4/39(国際船級協会連合):硝酸アンモニウム及び同肥料の個別スケジュールの

明確化

ドキュメント内 Microsoft Word - 表紙(平成24年度).doc (ページ 72-189)

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